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プロに聞く洋服のお手入法

前回、グースとダックではグースから採取できるダウンのほうが品質が良いということをお伝えしました。

 

⇒ ダウンの種類|グースダウンとダックダウンの違い

 

今日はマザーグース、マザーダックについてお伝えします。

 

グースやダックは食用目的で飼育される以外にも、タマゴを産ませることを目的に飼育されることもあります。

 

タマゴ目的で飼育されるグースやダックのことをマザーグース、マザーダックといいます。

 

普通は食用グースやダックの飼育期間は2か月から3か月と非常に短くなっています。

 

一方、マザーグースやマザーダックの飼育期間は半年から5年程度と長くなります。

 

つまり、マザーグースやマザーダックは成長した状態のダウンを採取できるようになります。

 

結果として通常のグースやダックより大きなダウンボールを採取できるので、良質なダウンを採取することができます。

 

最高品質のダウンは?

 

ダウンの中でも最高品質とされるのはアイダーダウンです。

 

アイダーダウンとはアイスランド産アイダーダック・ホンケワダガモから採取したダウンです。

 

アイスランドを中心とした北極圏に生息する野生のカモです。

ダウンジャケットの選び方

 

極寒の地に生息しているホンケワダガモのダウンは保温性に非常に優れています。

 

しかし、この鳥は保護鳥であるため直接ダウンを採取することができません。

 

どうやってダウンを採取するかというと、ホンケワダガモ巣を作るときに、自らの羽毛を取って巣をつくるという習性を利用します。

 

ただ、巣から採取するので、取れる量は限られます。

 

そのため希少価値の高いダウンとなり、価格とともに最高級の評価を得ています。

 

 

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自宅でダウンジャケットは洗えないと思っていらっしゃる方が多いようです。

 

しかし、実は家庭で洗えるダウンジャケットもあります。

 

今日は、ダウンジャケットを自宅で洗濯するときの注意点についてお伝えします。

 

まず、自宅で洗わないほうがいいダウンジャケットについて

 

ダウンジャケットの襟、袖、ベルト部分などにレザーやフェイクレザーが使われているダウンジャケットは洗濯できません。

 

皮革素材で作られたダウンジャケットは、色落ちや型くずれだけでなく、革自体が硬化しヒビ割れすることが多いです。

 

一部ウールを使っているダウンジャケットがありますが、ウールは水に濡らすと縮みますので、家庭での洗濯はおすすめしません。

 

ダウンジャケットを家庭で洗うときの注意点

■中性洗剤を使う

羽毛はアルカリに弱く、一般的な洗濯用洗剤では羽毛の脂を溶かしてしまいます。劣化につながりますので、洗剤は中性洗剤を使いましょう。

 

■洗う前にファスナー、ボタンをとめておく

ダウンジャケットについているファスナー、ボタンは外したまま洗ってしまうとダウンジャケットの生地を傷つけてしまうことがあります。

 

洗う前にしっかりとめておきましょう。

 

■やさしく洗う

ダウンジャケットは強い力でもみ洗いをしたり、こすったりすると、羽毛や表目の生地を傷めてしまいます。基本洗濯機を使わず手洗いし、やさしく押し洗いするようにしましょう。

 

ダウンジャケットの洗濯はなかなか大変です。

 

大切にされているダウンジャケットはクリーニング店に出したほうが無難です。

 

⇒ ダウンジャケットを家庭で洗濯するコツ

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昨日はダウンジャケットを家庭で洗濯するときの注意点をお伝えしました。

 

今日は、実際にどのように洗濯するのがいいのかについてお伝えします。

 

洗濯絵表示にこのマークがついていれば、洗濯機でも洗うことはできますが、やはりダウンジャケットは手洗いをオススメします。

 

もちろん手洗い表示も×になっているものはクリーニングに出してくださいね。

 

ダウンジャケットを家庭で洗濯するコツ

(1)バケツに洗浄液を作る

 

ダウンジャケットがつかるくらいの大きさのバケツまたはタライを用意します。

 

ダウンジャケットがつかる程度に30℃前後のぬるま湯を入れ、中性洗剤を適量入れて溶かします。

 

(2)ダウンジャケットを押し洗いします

 

洗浄液にダウンジャケットを浸します。

 

このとき軽くたたんで入れるようにします。

 

ゆっくりと洗浄液があふれないように押し洗いします。

 

30~40回が目安です。

 
(3)すすぎます

 

綺麗な水に変えてすすぎます。

 

水が濁らなくなるまで、十分にすすぎを繰り返します。

 
(4)脱水する

 

洗い終えたダウンジャケットを脱水する時は、しぼってはいけません。

 

バスタオルではさむようにして水分を吸い取るようにします。

 

 
手間はかかりますが、ダウンジャケットを長く着るためには洗い方、脱水の仕方も丁寧に行なうことが大切です。

 

 

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ダウンジャケットなど、冬物衣料はボリュームのあるものが多く、収納も大変ですよね。

 

広いクローゼットのあるお宅であれば、ハンガーにかけておけばいいでしょうが、収納スペースがそんなに取れない!というお宅のほうが多いのでは?

 

今日はシーズン終了後にダウンジャケットを収納するとき、コンパクトに収納するたたみ方をお伝えします。

 

言葉で説明するより見たほうが早いですね。

 

参考になる動画を紹介します。

 

 

こんなふうにたたんでおけば収納はラクですね。

 

この動画ではポーチを使っていますが、適当なポーチがないときの裏技をお伝えします。

 

それは、ポーチの代わりに、ストッキングを使います。

 

ストッキングでダウンジャケットを収納すれば、適度に空気にも触れるので、いい状態を保つことができます。

 

ちなみに女性はご存知でしょうが、夏用のストッキングの方が収縮性が高いので、夏用のストッキングでの収納をオススメします。

 

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衣類は着ていると襟もとが汚れやすいですよね。

 

それはダウンジャケットも同じです。

 

皮脂汚れで黄ばんだり、黒くなったりしたりします。

 

今日はダウンジャケットの襟もとの汚れの落とし方をお伝えします。
襟元の皮脂汚れを落とすには、軽く湿らせたスポンジに中性洗剤を原液のままつけて、叩くように汚れを落とします。

 

アクロンなど衣料用の中性洗剤がない場合は、食器用の洗剤でもOKです。

 

ダウンジャケットの襟を中性洗剤で洗ったら、タオルをぬるま湯で湿らせて、洗剤を拭き取っていきます。

 

これで落ちない場合は、クレンジングオイルを使ってみますしょう。

 

中性洗剤で落ちなかった皮脂汚れがびっくりするくらい落ちますよ。

 

襟もとの汚れを落としたら、同じようにぬるま湯で湿らせたタオルでクレンジングオイルをふき取ります。

 

そのまま洗濯してもよいでしょう。

 

黄ばみ落としの定番といえば塩素系漂白剤ですが、ダウンジャケットに塩素系漂白剤を使うのは厳禁です。

 

ダウンジャケットの表面の生地は多くがナイロンやポリエステルです。

 

塩素系漂白剤を使うと変色してしまいますので注意してください。

 

汚れを落としたら、市販の撥水スプレーをしておくと、次に洗うとき汚れが落としやすくなりますよ。

 

一度ついた汚れは放っておくと、どんどん落ちにくくなります。

 

大切なダウンジャンバーはクリーニングにお持ちくださいね。

 

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