クリーニングを依頼するときに「お気に入りの服は丁寧にクリーニングして欲しい」という方や、通常のクリーニングの仕上がりに不安を持っている方も多いのではないでしょうか。
せっかくお金をかけてクリーニングするなら、仕上がりがきれいで、信頼のできるところへ依頼したいですよね。
そんな方におすすめするのがリクリのクリーニングです。特にオプションメニューである「プレミアム仕上げ」は、より丁寧に、上質な仕上がりにしてくれます。
この記事では、リクリのプレミアム仕上げと他店のクリーニングの違いや効果、メリットまで詳しく解説します。丁寧にきれいな仕上がりを求めている方は、ぜひ参考にしてみてください。
1.リクリのクリーニングのプレミアム仕上げとは?

そもそも「宅配クリーニングリクリ」についてご存じでしょうか?
リクリの運営会社は、繊維の町、岡山・倉敷を中心に創業50年以上、約200店舗のクリーニング店を運営しているクリーニング会社です。
リクリという店名は「Re:Cleaning(その服はまた蘇る)」という言葉が由来で、衣類をより長く着られるよう、丁寧かつ高品質なクリーニングをコンセプトにしています。
中でも、品質がワンランク上のクリーニングオプションである「プレミアム仕上げ」は、機械に加えて、1点1点手作業で仕上げるメニューです。
機械だからこそできる均一な洗浄力やプレスだけではなく、シルエットが繊細な袖や襟・裏地など機械では行き届かない細かい部分は手作業で仕上げてくれます。
プレミアム仕上げは、礼服・ブランド品・毛皮のコート・シワの付きやすいワンピースなど、特に大切な衣類のクリーニングに適しています。
クリーニング後は、服に余計なゴミが付いたり、ダメージを受けたりするのを防ぐために、不織布カバーに掛けられた状態で返送されるので、届いた後も安心して収納できるのも特徴です。
2. 通常仕上げとリクリのプレミアム仕上げの違い
それでは、リクリの通常仕上げとプレミアム仕上げにはどのような違いがあるのでしょうか?
ここでは、通常仕上げとプレミアム仕上げの具体的な違いについて詳しく解説していきます。
通常仕上げのクリーニング
リクリは通常のクリーニングであっても、1点1点衣類に合わせた方法で、丁寧にクリーニングしてくれます。
まず、クリーニング前の検品段階で、衣類の状態や素材を見極め、クリーニング方法を選定します。
そして、クリーニング工程では、1回の洗濯終了ごとに溶剤をろ過することで不純物を除去しているので、クリーニング特有の石油系のニオイがしない「無臭」の仕上がりを実現。
さらに往復送料(北海道、沖縄、離島地域を除く)や再仕上げ、簡易シミ抜き、ボタン付けもすべて無料で行ってくれる細かなサービスも魅力です。
申し込みはインターネットから、ご自分の希望に合わせた洋服パックメニューを選びます。
申し込み後3営業日以内に宅配キットが届くので、その中に衣類を入れて宅配業者(クリーニング品はヤマト運輸、リフォーム品は佐川急便)へ渡します。
衣類は集荷日から数えて7~14営業日ほどで戻ってきます。
衣類の状態や繁忙期などには前後する可能性もあるため、余裕を持って出しましょう。
リクリのプレミアム仕上げのクリーニング
リクリのプレミアム仕上げでは、衣類の状態に合わせて、機械でのクリーニングだけでなく1点1点手作業で仕上げるのが特徴。衣類の素材や風合いはそのままにハリや艶をもたせる高級仕上げです。
着用時にシルエットがキレイに見えるように立体感を重視した丁寧なアイロン掛けを裏地までしっかり行います。仕上がった衣類は、不織布のカバーと型崩れしにくいハンガーにかけて戻ってくるのも嬉しいポイント。
リクリのプレミアム仕上げは、高級な衣類やお気に入りの衣類などを、より長く高品質を保ったまま着用したい方にオススメです。
申し込みの流れは通常クリーニングと同じですが、オプションメニューのプレミアム仕上げを選択し、枚数を決めます。
プレミアム仕上げのオプション料金は1枚あたり+770円(税込)で、仕上がり日数は7~14日前後が目安です。
丁寧な手作業仕上げのため、通常仕上がりより日数を要する可能性があるため、余裕を持って依頼しましょう。
通常仕上げとリクリのプレミアム仕上げの比較まとめ
リクリの通常仕上げとプレミアム仕上げの違いを表にまとめました。
通常仕上げ | プレミアム仕上げ | |
---|---|---|
利用方法 | インターネットからの申し込み | インターネットからの申し込み オプション入力欄でプレミアム仕上げを選択 |
クリーニング内容 | 衣類に合わせて機械を使ったクリーニングがメイン | 通常のクリーニングに加え、衣類の状態に合わせて1点1点手仕上げを行う |
仕上がり日数 | 集荷日から7~14日 | 集荷日から7~14日 |
料金 | 5,280~15,400円(税込) (枚数によって変化) |
基本料金に+770円(税込) (1枚あたり) |
プレミアム仕上げを希望する場合は、必ずオプション欄で選択するのを忘れないようにしましょう。
宅配クリーニングだと顔が見えないことから不安になるかもしれませんが、衣類に合わせて1つ1つ丁寧に手仕上げで仕上げてくれるので品質には安心感がありますね。
3. リクリは細かい箇所まで丁寧に仕上げ!オプション一覧
リクリにはプレミアム仕上げだけでなく、さまざまなオプションメニューがあります。
ここでは、その他のオプションメニューについてご紹介します。
気になるお悩みがある方は、ぜひ参考にしてみてください。
有料シミ抜き
リクリでは通常のクリーニングメニューに「無料の簡易シミ抜き」が付属していますが、それでは落としきれない大きい、または濃いシミについては、有料のシミ抜きオプションが付けられます。
申し込み時は、有料シミ抜きのオプションメニューを選択するだけでOK。
宅配キットの中にある「オーダーシート」に有料シミ抜きをしたい衣類について、いつ・どこで・どんなシミがついたか、出来るだけ詳しく記入しましょう。
そのオーダーシートを基に、クリーニングスタッフが検品し、シミ抜きの見積もりを行います。その後、費用の連絡がお客様に入り、この時点で「思ったより高いな…」と感じたら、シミ抜きをキャンセルすることも可能。
さらに、落ちなかったシミについては、シミ抜き料金がかからないんです。シミ抜きをお願いしたのに、汚れが落ちず料金だけかかった…という悲しい思いをしなくて良いので、安心してオプションが付けられますね。
汗抜き加工
汗抜き加工は、通常水洗いできない衣類の汗ジミやニオイを専用の洗剤と機械で落とすオプションメニューです。
汗の汚れは一見分かりにくいですが、衣類に残ったままだと酸化して黄ばみや変色の原因にも。そのため、季節の変わり目には、収納前にしっかりとお手入れすることが重要です。
自宅での洗濯では落としきれない染み込んだ汗汚れにオススメのメニューです。
スーツやスカート、コートなどドライマーク表示のものが対象です。
関連記事:汗抜き加工で衣類が長持ち?クリーニング店の汗抜き加工とは
撥水(ガード)加工
撥水(ガード)加工は、生地表面にコーティングを施すことで、雨や食べこぼしなどの汚れから衣類を守ってくれるオプションメニューです。
最近では、市販の撥水加工スプレーなどもあり自宅でも気軽にケアできますが、やはりクリーニング店で施した方が、効果や持ちは断然違います。
ネクタイや学生服、白い洋服、コートやジャケットなど、汚れやすい衣類や、汚れをつけたくない洋服に撥水加工をつけておくと、安心して着用できます。
また、元々撥水加工してあるようなスキーウェアやマウンテンパーカーなどのコーティングが取れてしまった場合にもおすすめです。
関連記事:クリーニングの撥水加工って?防水加工との違いやその効果について
防虫加工
防虫加工は、衣類を食べる害虫を寄せ付けないように衣類を加工するオプションメニューです。
防虫剤をしっかり入れたのに、衣装ケースやクローゼットを開けたら大切な衣類が虫食いだらけに!なんて経験はありませんか?
市販の防虫剤は、防虫作用のあるガスが衣装ケースやクローゼットの隙間から漏れて効果が薄くなる場合があります。一方、クリーニング店の「防虫加工」は衣類にしっかり塗布するので、その効果も長持ちしやすいのが特徴。
ウール・カシミヤ・その他の獣毛・シルクなど、虫が好む素材に加工すると効果的です。
シーズンオフになり、クローゼットや押し入れに入れる前にひと手間かけておくことで、来シーズンもきれいな状態で着用できますよ。
折り目加工
折り目加工とは、取れやすいズボンやスカートなどの折り目を長持ちさせるオプションメニューです。
既に折り目がなくなってしまっている衣類でも、折り目のラインをきれいに蘇らせ、長持ちさせてくれます。
特に雨に濡れると折り目は落ちやすくなりますが、折り目加工をすると、雨などによる濡れにも強く安心です。
関連記事:【人気】折り目加工でスーツがシャキッ!その差は一目瞭然
保管サービス
保管サービスは、クリーニングしたものをキレイな状態のまま次の着用シーズンまで保管してくれるオプションメニューです。
コート・ダウンジャケット・羽毛布団などかさばる冬物はクローゼットのスペースを圧迫してしまう上に、環境によってはカビや害虫により衣類が傷むことも。
しかし、このサービスを利用すると、徹底した温度・湿度管理、空調設備の整った場所で保管してくれるため、質を落とさずに来シーズンまで安心して預けられます。
ただし、保管受付を行っていない期間もありますので、事前に受付期間を確認しておきましょう。
関連記事:宅配クリーニングの保管サービスとは?メリットや利用方法を解説
4. リクリのプレミアム仕上げの注意点
高品質な仕上がりでおすすめのリクリのプレミアム仕上げですが、依頼する前にいくつか注意点を確認しておきましょう。
シミ抜きや撥水加工などは含まれていない
プレミアム仕上げは、1点1点手作業で丁寧に仕上げてくれますが、シミ抜きや汗抜き加工、折り目加工などは別のオプションサービスとなります。
そのため、シミ抜きや汗抜きなどをして欲しい場合は、別の有料オプションサービスを一緒に申し込む必要があります。
衣類の状態にあわせて、希望するオプションサービスを忘れないように選択して申し込みをしましょう。
衣類の状態や素材を事前に確認しておく
クリーニングを出すときには、どの衣類にも当てはまりますが、衣類の状態や素材を事前に確認しておくことが重要です。
衣類の素材によっては、水洗いが出来なかったり、熱に弱くアイロンがあてられなかったりすることもあります。
クリーニング店でも汚れや傷みなどの確認はしっかり行いますが、事前に申告があると見落としなども防げ、よりスムーズに対応できます。
クリーニングに出す前には、衣類についている洗濯表示をしっかり確認し、汚れがある場合は、いつ・どんな汚れが付いたのかが分かるようにしておきましょう。
要望や注文はオーダーシートで具体的に伝えておく
リクリでは宅配キットの中にオーダーシートが入っており、要望を記入することができます。
顔が見えない宅配クリーニングでは、店頭とは違い、細かな要望やニュアンスを直接スタッフに伝えられないのが気がかりですよね。「思った仕上がりと違った」といったトラブルを生じさせないためにも、伝えておきたいことはオーダーシートに記入し、クリーニングスタッフへ伝えるようにしましょう。
オーダーシートには、洋服の状態・着用頻度・汚れの場所や付いた時期・何の汚れなのか・どんな仕上がりを希望しているか・気になっているところなどを書くと、分かりやすいです。
オーダーシートに記入できるように、あらかじめ衣類の状態や素材を確認しておくことが大切になってきますね。
5. リクリのプレミアム仕上げでワンランク上のクリーニングを

今回はリクリのオプションメニューの一つである「プレミアム仕上げ」についてご紹介しました。
プレミアム仕上げは通常仕上げよりも、さらに丁寧に、衣類の品質を保ったままクリーニングしてくれます。
実際、プレミアム仕上げを利用した方からは、以下のような声が寄せられており、安心して利用できる宅配クリーニング店と言えるでしょう。
-
30代 / 女性
ご感想
これまで他社で宅配クリーニングを利用していましたが、仕上がりに不満(匂いや風合い等)があり、はじめてリクリさんを利用しました。利用してみて、他社との仕上がりの違いに驚きました。独特な匂いはなく、毛玉もキレイに取ってもらい、ふっくら仕上がって戻ってきたのが嬉しかったです。また、ニットは伸びないようにハンガーに吊るさずに返却してもらい、細かい点まで気にかけていただき、安心しました。次は布団類も出したいです。
-
50代 / 男性
ご感想
いつも地元のクリーニング店でお願いしていた際の不満がすっかり解消できました。
スーツもキレイだけではなく、買った時のようにピカピカになって返ってきました。
これからも大事な洋服はリクリさんにお願いしたいです。
※引用元:お客様の声
高級品やお気に入りの衣類をクリーニングに出す時には、リクリのプレミアム仕上げに依頼してみてはいかがでしょうか?
長く着ているニットやスーツなどの洋服には、どうしても毛玉がついてしまいますよね。
毛玉は見た目が悪いだけでなく、洋服の生地が傷ついているサインでもあります。
洋服に毛玉ができているのはわかっていても、放置してしまっている方も多いのではないでしょうか?
毛玉取りは自分ですることもできますが、衣類を傷つけてしまう可能性があるので、なるべくクリーニング店に毛玉取りをしてもらった方がよいでしょう。
この記事では、クリーニング店で毛玉取りをしてもらうのがおすすめな理由と、サービス内容と料金、予防法などをご紹介します。お気に入りの洋服は、毛玉がない状態で長く着られるようにしましょう。
1. クリーニング店の毛玉取りの内容や料金相場

まずは、クリーニング店の毛玉取りサービスの内容や料金相場をご紹介します。
毛玉取りサービスを無料で行ってくれるクリーニング店の場合は、こちらから依頼しなければ毛玉取りサービスを行ってくれません。また、無料でも有料の場合でも、どこの毛玉取りをしてほしいかは事前にきちんと伝えるようにしましょう。
ニットの毛玉取り
ニットには、ウールやカシミヤなどの動物性素材やアクリルなど化学繊維のものがあります。こうした素材は毛玉ができやすい特徴があります。なかでも、ウールなどの動物性素材の繊維は凹凸や縮れが多いため、繊維が絡みやすく特に毛玉ができやすいです。また、化学繊維も静電気によって繊維が絡み、毛玉ができやすい素材です。
多くのクリーニング店では、こうしたニットの毛玉を取り除いてくれるサービスがあります。依頼するクリーニング店によって無料、または有料かなど事前に確認しておきましょう。
有料対応の場合は、200~300円(税込)程度で対応してくれる店舗が多いです。依頼するときは、どのあたりの毛玉が気になっているのかを必ず伝えるようにしましょう。
スーツの毛玉取り
スーツも毛玉ができやすい洋服です。
スーツには、ウールやポリエステルなどの繊維が使用されており、これらの繊維が擦れることで、表面の繊維が毛羽立ちます。毛羽だった繊維が絡まり合い、生地から抜け落ちずに残ることで毛玉が発生してしまうのです。特に、「脇(わき)」「肩」「背中」「股」「お尻」の5箇所に毛玉ができやすいです。
スーツは仕事などフォーマルな場面で使うことがほとんどなので、毛玉が目立つと清潔感が失われ相手の印象を悪くしてしまいます。
仕事でスーツを常に着用して、定期的にクリーニングに出している方であれば、クリーニングのタイミングで毛玉取りをお願いするのがおすすめです。
コートの毛玉取り
衣類のなかでも特に毛玉ができやすいのが、コートです。その理由は、バッグなどの荷物が腰や背中など一定の場所に触れていることが多かったり、満員電車などで他人の衣類と擦れ合うことが多かったりと、摩擦によって繊維が毛羽立つ機会が多いからです。
素材にもよりますが、インナーと擦れる内側や袖口、荷物が触れる腰まわりなどが毛玉のできやすい箇所です。
2. クリーニング店での毛玉取りがおすすめな理由
毛玉取りは自分で行うことができますが、クリーニング店で対応してもらう方がおすすめです。
理由を1つずつ見ていきましょう。
自分で毛玉取りをするより仕上がりがキレイ
毛玉取りは、衣類を傷めてしまうリスクもあるためコツが必要です。しかし、クリーニング店は洋服のプロ。洋服の種類や状態を考慮し、これ以上やると衣類を傷めてしまうなど判断しながら、毛玉取りを行ってくれます。すべての毛玉が取れない場合もありますが、自宅でするよりしっかり取ってくれるでしょう。
自分で毛玉取りをすると手間や時間がかかる
自分で毛玉取りをすると、手間や時間がかかるものです。また、無理に毛玉を引っ張ったり、鋭利な刃物で手入れをしたりすることで、生地を傷めてしまうことも。費用対効果を考えれば、無理に自分で毛玉取りをせず、クリーニング店に毛玉取りを依頼する方がおすすめです。
3. 自分で毛玉取りをする方法と注意点
毛玉取りは自分でもできますが、それはあくまでも応急処置のようなもの。
本来は、衣類のプロであるクリーニング店にお任せした方が安心で確実です。
どうしても自分で毛玉取りをしないといけない場合、その方法や注意点についてご紹介しますね。
関連記事:毛玉はなぜできる?毛玉の取り方や防止する方法をご紹介!
毛玉取りブラシを使う

毛玉取りブラシは、洋服の生地をブラッシングすることで毛玉が取れるアイテムです。
洋服を広げて、繊維に沿ってブラッシングすることで毛玉を取ることができます。
ただ、使いすぎるとかえって洋服の生地を傷つける原因にもなるので注意しましょう。
毛玉取りブラシの価格は、数百円で買えるものから1万円近くするものまでさまざまです。
化学繊維でできているものよりも、天然の植物の毛でできている毛玉取りブラシの方が洋服の生地を傷つけにくいでしょう。
毛玉取り器を使う
毛玉取り器は、内蔵されている刃で毛玉を取ることができるアイテムです。
洋服を広げて、毛玉を取りたい部分に毛玉取り器の刃をあてることで簡単に毛玉が取れます。
電動式と手動式のものがありますが、毛玉を取る力が強い分、使うときには洋服の生地を傷つけないよう気をつけましょう。
また、毛足が長い洋服など、一部の洋服には使えない毛玉取り器もあるので、注意してください。
おすすめできない毛玉取りの方法2選
毛玉取りを正しく行わないと、洋服の生地をすり減らして傷つけることにもなりかねません。
ここでは、やってはいけない毛玉取りの方法を2つご紹介します。
これらの方法は洋服の生地へのダメージが大きいので避けましょう。
コロコロで 毛玉取り |
コロコロは静電気を帯びています。 摩擦を起こして毛玉を発生させる原因になります。 |
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毛玉をむしる | 毛玉の根元の繊維を引きずり出すことになるので、毛玉がある周囲の繊維が毛羽立ち、新たな毛玉が発生する原因になります。 |
4. 毛玉をできにくくするお手入れや予防方法
ここからは、毛玉をできにくくする日々のお手入れや予防方法について、ご紹介します。

洋服に毛玉ができる要因
毛玉は、洋服の表面にある繊維同士がからまってできます。また、繊維同士が絡まるのは、洋服を着用して摩擦が発生するからです。特に毛玉が発生しやすいシチュエーションは下記の4つです。
- 歩いていて脇や腕などに摩擦が発生
- 座っている椅子や背もたれと、洋服の間に摩擦が発生
- 洗濯機に洋服を入れて洗濯することで、洋服同士がからまり合う
- ニットとアウターの間で摩擦が発生
着た後は洋服ブラシでブラッシングする
先にご紹介したとおり、洋服を着た後は、洋服ブラシでブラッシングしましょう。
洋服を着ると、繊維同士がからまって毛玉の原因になります。
でも、洋服ブラシでブラッシングすると、繊維同士の絡まりをほぐして毛並みを整えることができます。
1日着たら洋服を休ませる
1日着た洋服は連続して着ないで、休ませるようにしましょう。
洋服を連続して着ると、摩擦や繊維同士の絡まりが発生しやすくなります。
その結果、毛玉が発生するのですが、洋服を休ませると繊維の毛羽立ちがおさまります。
そのため、摩擦や繊維同士の絡まりが発生しにくくなり、毛玉の発生を防止できるというわけです。
洗濯する際は裏返しにしたり洗濯ネットを使う
洋服を洗濯するときには、裏返しにしたり洗濯ネットを使うようにしましょう。
洋服を洗濯する際に裏返しにすることで、摩擦を抑えられます。また、洋服を洗濯ネットに入れることで、摩擦だけでなく洋服同士の絡み合いも防げます。
こういった方法も、毛玉をできなくするのに非常に効果的です。
静電気防止スプレーを使う
毛玉をできにくくするには、静電気防止スプレーを使うことも効果的です。
静電気が発生すると、洋服の繊維同士がくっつきやすくなり、毛玉が発生しやすいのです。
そこで、静電気防止スプレーで静電気を防止して繊維同士をくっつきにくくすることで、毛玉の発生が予防できます。
5. 毛玉取りはプロのクリーニング店に任せると安心!
今回は、毛玉取りはクリーニング店でしてもらう方がおすすめな理由や、クリーニング店に依頼する際の料金、自分でできる予防方法などをご紹介しました。
毛玉は洋服の生地が傷ついているサインでもあります。
そのため、洋服を適切にお手入れして毛玉を防止することは、お気に入りの洋服を長持ちさせることにもつながります。
自分で毛玉取りを行うこともできますが、どの毛玉取りアイテムも使い方にコツが必要で、手間や時間がかかります。また、洋服の生地を傷つけてしまう可能性も。
クリーニング店での毛玉取りは、生地の耐久性とのバランスを考えながら行われているのです。
そのため、すべての毛玉が取れない場合もありますが、自宅でするよりキレイに毛玉取りを行ってくれるでしょう。
日頃から毛玉ができないようお手入れをし、毛玉ができてしまったら迷わずクリーニング店に毛玉取りを依頼しましょう!
冬物のニットやセーターは、気がついたら毛玉でいっぱい!ということも多いですよね。
お気に入りの冬服をクリーニングに出すとき、「毛玉取りをお願いしよう!」と考える方もいるかもしれません。
実は、毛玉取りは生地を傷めてしまう可能性があり技術が必要なので、中には毛玉取りを対応していないというクリーニング店もめずらしくありません。
この記事では、宅配クリーニングは「毛玉取りに対応しているのか」をはじめ、料金や仕上がり日数について詳しく解説します。また、毛玉ができる原因や予防策も併せてご紹介します。
1. 宅配クリーニングで毛玉取りは対応してもらえる

結論から言うと、宅配クリーニングでは洗濯だけでなく、毛玉取りにも対応しています。
まずは、宅配クリーニングの毛玉取りについて特徴やメリットを詳しく見ていきましょう。
宅配クリーニングの特徴やメリット
宅配クリーニングは、自宅にいながらクリーニングが完結できるサービスです。衣類などの受け渡しのために店舗へ行く必要がなく、申し込みもインターネットから簡単に行えます。
重い洗濯物を運ぶ必要がなく、スマホでも手続きが簡単にできるので、近年、利用者が増加しているといわれているサービスです。
また、宅配クリーニング会社によっては、衣類の長期保管サービスを提供しているところも。シーズンオフの衣類や布団をクリーニングした後、そのまま次のシーズンまで保管してくれるため、自宅の収納スペースをすっきりさせたい方におすすめです。
宅配クリーニングでは毛玉取り無料の場合が多い
通常のクリーニングの場合は、毛玉取りに追加料金がかかることも珍しくありません。アイテムのサイズや素材によっても料金が変動するため、毛玉のできやすい衣類は料金が高くなります。
その点、宅配クリーニングでは「無料オプションサービス」として対応してくれるところが多いでしょう。毛玉のサイズや数に関係なく対応してくれるため「毛玉取りに費用をかけるのがもったいない!」という方におすすめです。
毛玉取りにかかる日数
毛玉取りクリーニングは、通常のクリーニングには含まれていないオプション作業です。そのため、受け渡しにはある程度の追加日数がかかるケースも。
毛玉取りをした衣類の仕上がり日数は、多めに見積もって7~10日程度。毛玉取りをお願いしたい場合は、シーズンオフに依頼するか、少し余裕をもって依頼すれば安心です。
毛玉取りに対応していない店もあるので注意
宅配クリーニングの中には、毛玉取りに対応していないお店も。毛玉取りを目的で宅配クリーニングを利用する際には、依頼するお店が対応しているか事前に確認しておくと安心です。
また、中には、毛玉取りが無料なのは「上位プランのみ」という場合もあります。レギュラープランでは有料の場合、無料になる条件について確認するようにしましょう。
2. 衣類に毛玉ができる原因は?
そもそも、なぜ衣類に毛玉ができるのでしょうか。ここからは、衣類に毛玉ができる理由、できやすい場所や素材について見ていきましょう。
毛玉ができやすい場所
服の中でも摩擦が生じやすい場所は、毛玉ができやすい傾向にあります。特に毛玉ができやすいのは以下の通りです。
- 腕部分
- 脚部分
- 脇回り
- 袖の内側
- 背中
毛玉ができやすい素材
毛玉ができやすい衣類といえば、ニットのセーターなどを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
ニットの中でも特に毛玉が発生しやすいのは、主に次のような素材です。
- ポリエステル
- アクリル
- ウール
- カシミヤ
- アンゴラ
中でも、ポリエステルやアクリルのように化学繊維でできている素材は、繊維の強度が高く、毛玉ができると取れにくく、お手入れしないまま放置していると「気づけば毛玉だらけ!」なんてことも。
一方で、ウールやカシミヤといった天然素材は毛玉になりやすい素材ですが、繊維の強度が低く、自然と取れてくれる場合も多いので、マメにお手入れすればキレイに着続けられるでしょう。
3. 毛玉を予防するポイント
お気に入りの衣類に毛玉ができにくくするには、どうすればよいのでしょうか?
ここでは、毛玉を予防するポイントについてご紹介します。事前に予防策を知っておけば、大切な衣類を長く着続けることができますよ。
家庭で洗濯する場合はネットを使う

毛玉ができる原因は、主に衣類同士のこすれ合いによるもの。洗濯の際にも衣類同士の摩擦は起こるため、毛玉のできやすい衣類をそのまま洗うと毛玉ができやすくなるので危険です。
そのため、毛玉ができやすい衣類を家庭で洗うのは、あまりおすすめできません。
どうしても家庭で洗濯したいときには、衣類同士が触れ合わないよう洗濯ネットに入れ、短時間のコースやドライコースで洗いましょう。洗濯ネットのサイズを極力ぴったりにすれば、衣類が動かず摩擦をさらに抑えられます。
衣類を毎日続けて着ない
お気に入りの衣類は毎日着ていたいものですが、毛玉ができやすい素材の場合、それはNG。
頻繁に着用すると摩擦を生み毛玉ができやすくなってしまいます。どれだけお気に入りの衣類であっても、毛玉を防止するためにも休ませてあげることが大切です。
一度着用してから2、3日あけると、生地への負担が減り、摩擦が起きにくく毛玉の発生を予防できます。
着用後にはブラッシングをする
着用後にブラッシングを行い、生地の毛並みを整えることも毛玉防止には有効です。
衣類のブラッシングを行う際には、以下のような点に気をつけて丁寧にブラシをかけましょう。
- 衣類専用のブラシを使う
- 着用後はすぐにブラッシングを行う
- 優しく一定方向にブラシをかける
- 力を入れ過ぎないで優しく毛並みを整える
すでに毛玉ができてしまった衣類をケアする場合は、「毛玉取りブラシ」を使用しましょう。
主にコートやニットの毛玉が除去できますが、強くブラッシングし過ぎると生地を傷めるため気をつけて使用してください。
クリーニングに出す
1シーズン着倒す衣類であれば、家庭用洗濯機での洗濯でも構いませんが、高価なお気に入りの衣類はクリーニングに出すのがおすすめ。
毛玉ができやすい衣類を家庭の洗濯機で洗うと、衣類同士の摩擦により毛玉が発生しやすくなってしまいます。
毛玉ケアをいくら徹底していても、日々の洗濯で摩擦を増やせば本末転倒です。大切なお気に入りの衣類を守るためにも、服に負担をかけないクリーニングを極力利用しましょう。
4. 毛玉取りには宅配クリーニングがおすすめ
衣類の毛玉取りをしたいなら、宅配クリーニングがおすすめです。
ここでは、毛玉取りに宅配クリーニングを利用する際のお店選びのポイントや便利なサービスをご紹介します。
毛玉取り対応の宅配クリーニング店を選ぶポイント
宅配クリーニングといっても、さまざまな会社があります。その中で毛玉取りの対応をしてくれるお店を選ぶ際は、以下のポイントで選びましょう。
- そもそも毛玉取りサービスに対応しているか
- 毛玉取りの料金が無料か
- 標準プランでも毛玉取りが無料でできるか
宅配クリーニングの中には、そもそも毛玉取りに対応していない場合や、毛玉取りの無料対応には上位プランの利用が必須の場合も。クリーニングと同時に毛玉取りを行いたい方は、サービス内容を事前に確認するのを忘れないようにしましょう。
冬物は保管サービスを使うのも便利

シーズンオフに入る冬物衣類に毛玉取りを行って保管する場合には、便利な「保管サービス」をぜひ利用してみてください。
クリーニング後の衣類をそのまま保管してくれる「保管サービス」は、衣類の収納に占有されていたクローゼットの収納スペースを、一気に空けることができます。
また、虫食い対策など面倒な衣類のお手入れからも解放されるため、持っている衣類が多い方ほど利用価値の高いサービスといえるでしょう。
5. 衣類の毛玉が気になったら宅配クリーニングの毛玉取りサービスを利用しよう!
冬物の衣類につきやすい毛玉ですが、自分で取ると衣類が傷んでしまうこともあるため、できればプロに任せましょう。
宅配クリーニング「RE:KURI(リクリ)」は、自宅にいながらクリーニングが頼めるのはもちろん、創業50年以上のクリーニング店が運営しているので、クリーニングの経験値が高いのも安心できるポイント。
リクリでは、オーダーシートが同封されているので、衣類を送る際に毛玉取りの要望を記載しておくと、衣類の状態を見ながら対応してくれます。
また、オプション加工メニューの「プレミアム仕上げ」は、一点一点手作業で仕上げてくれるので、衣類の素材や風合いはそのままに、ハリや艶をもたせる仕上げによって毛玉もできにくくなります。
この機会に、大事な衣類のクリーニングをリクリに相談してみてはいかがでしょうか?