長く着ているニットやスーツなどの洋服には、どうしても毛玉がついてしまいますよね。
毛玉は見た目が悪いだけでなく、洋服の生地が傷ついているサインでもあります。
洋服に毛玉ができているのはわかっていても、放置してしまっている方も多いのではないでしょうか?
毛玉取りは自分ですることもできますが、衣類を傷つけてしまう可能性があるので、なるべくクリーニング店に毛玉取りをしてもらった方がよいでしょう。

この記事では、クリーニング店で毛玉取りをしてもらうのがおすすめな理由と、サービス内容と料金、予防法などをご紹介します。お気に入りの洋服は、毛玉がない状態で長く着られるようにしましょう。

1. クリーニング店の毛玉取りの内容や料金相場

セーター

まずは、クリーニング店の毛玉取りサービスの内容や料金相場をご紹介します。
毛玉取りサービスを無料で行ってくれるクリーニング店の場合は、こちらから依頼しなければ毛玉取りサービスを行ってくれません。また、無料でも有料の場合でも、どこの毛玉取りをしてほしいかは事前にきちんと伝えるようにしましょう。

ニットの毛玉取り

ニットには、ウールやカシミヤなどの動物性素材やアクリルなど化学繊維のものがあります。こうした素材は毛玉ができやすい特徴があります。なかでも、ウールなどの動物性素材の繊維は凹凸や縮れが多いため、繊維が絡みやすく特に毛玉ができやすいです。また、化学繊維も静電気によって繊維が絡み、毛玉ができやすい素材です。

多くのクリーニング店では、こうしたニットの毛玉を取り除いてくれるサービスがあります。依頼するクリーニング店によって無料、または有料かなど事前に確認しておきましょう。
有料対応の場合は、200~300円(税込)程度で対応してくれる店舗が多いです。依頼するときは、どのあたりの毛玉が気になっているのかを必ず伝えるようにしましょう。

スーツの毛玉取り

スーツも毛玉ができやすい洋服です。
スーツには、ウールやポリエステルなどの繊維が使用されており、これらの繊維が擦れることで、表面の繊維が毛羽立ちます。毛羽だった繊維が絡まり合い、生地から抜け落ちずに残ることで毛玉が発生してしまうのです。特に、「脇(わき)」「肩」「背中」「股」「お尻」の5箇所に毛玉ができやすいです。

スーツは仕事などフォーマルな場面で使うことがほとんどなので、毛玉が目立つと清潔感が失われ相手の印象を悪くしてしまいます。

仕事でスーツを常に着用して、定期的にクリーニングに出している方であれば、クリーニングのタイミングで毛玉取りをお願いするのがおすすめです。

コートの毛玉取り

衣類のなかでも特に毛玉ができやすいのが、コートです。その理由は、バッグなどの荷物が腰や背中など一定の場所に触れていることが多かったり、満員電車などで他人の衣類と擦れ合うことが多かったりと、摩擦によって繊維が毛羽立つ機会が多いからです。

素材にもよりますが、インナーと擦れる内側や袖口、荷物が触れる腰まわりなどが毛玉のできやすい箇所です。

2. クリーニング店での毛玉取りがおすすめな理由

毛玉取りは自分で行うことができますが、クリーニング店で対応してもらう方がおすすめです。
理由を1つずつ見ていきましょう。

自分で毛玉取りをするより仕上がりがキレイ

毛玉取りは、衣類を傷めてしまうリスクもあるためコツが必要です。しかし、クリーニング店は洋服のプロ。洋服の種類や状態を考慮し、これ以上やると衣類を傷めてしまうなど判断しながら、毛玉取りを行ってくれます。すべての毛玉が取れない場合もありますが、自宅でするよりしっかり取ってくれるでしょう。

自分で毛玉取りをすると手間や時間がかかる

自分で毛玉取りをすると、手間や時間がかかるものです。また、無理に毛玉を引っ張ったり、鋭利な刃物で手入れをしたりすることで、生地を傷めてしまうことも。費用対効果を考えれば、無理に自分で毛玉取りをせず、クリーニング店に毛玉取りを依頼する方がおすすめです。

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3. 自分で毛玉取りをする方法と注意点

毛玉取りは自分でもできますが、それはあくまでも応急処置のようなもの。
本来は、衣類のプロであるクリーニング店にお任せした方が安心で確実です。
どうしても自分で毛玉取りをしないといけない場合、その方法や注意点についてご紹介しますね。

関連記事:毛玉はなぜできる?毛玉の取り方や防止する方法をご紹介!

毛玉取りブラシを使う

洋服ブラシ

毛玉取りブラシは、洋服の生地をブラッシングすることで毛玉が取れるアイテムです。
洋服を広げて、繊維に沿ってブラッシングすることで毛玉を取ることができます。
ただ、使いすぎるとかえって洋服の生地を傷つける原因にもなるので注意しましょう。
毛玉取りブラシの価格は、数百円で買えるものから1万円近くするものまでさまざまです。
化学繊維でできているものよりも、天然の植物の毛でできている毛玉取りブラシの方が洋服の生地を傷つけにくいでしょう。

毛玉取り器を使う

毛玉取り器は、内蔵されている刃で毛玉を取ることができるアイテムです。
洋服を広げて、毛玉を取りたい部分に毛玉取り器の刃をあてることで簡単に毛玉が取れます。
電動式と手動式のものがありますが、毛玉を取る力が強い分、使うときには洋服の生地を傷つけないよう気をつけましょう。
また、毛足が長い洋服など、一部の洋服には使えない毛玉取り器もあるので、注意してください。

おすすめできない毛玉取りの方法2選

毛玉取りを正しく行わないと、洋服の生地をすり減らして傷つけることにもなりかねません。
ここでは、やってはいけない毛玉取りの方法を2つご紹介します。
これらの方法は洋服の生地へのダメージが大きいので避けましょう。

コロコロで
毛玉取り
コロコロは静電気を帯びています。
摩擦を起こして毛玉を発生させる原因になります。
毛玉をむしる 毛玉の根元の繊維を引きずり出すことになるので、毛玉がある周囲の繊維が毛羽立ち、新たな毛玉が発生する原因になります。

4. 毛玉をできにくくするお手入れや予防方法

ここからは、毛玉をできにくくする日々のお手入れや予防方法について、ご紹介します。

洋服ブラシをかける

洋服に毛玉ができる要因

毛玉は、洋服の表面にある繊維同士がからまってできます。また、繊維同士が絡まるのは、洋服を着用して摩擦が発生するからです。特に毛玉が発生しやすいシチュエーションは下記の4つです。

  • 歩いていて脇や腕などに摩擦が発生
  • 座っている椅子や背もたれと、洋服の間に摩擦が発生
  • 洗濯機に洋服を入れて洗濯することで、洋服同士がからまり合う
  • ニットとアウターの間で摩擦が発生

着た後は洋服ブラシでブラッシングする

先にご紹介したとおり、洋服を着た後は、洋服ブラシでブラッシングしましょう。
洋服を着ると、繊維同士がからまって毛玉の原因になります。
でも、洋服ブラシでブラッシングすると、繊維同士の絡まりをほぐして毛並みを整えることができます。

1日着たら洋服を休ませる

1日着た洋服は連続して着ないで、休ませるようにしましょう。
洋服を連続して着ると、摩擦や繊維同士の絡まりが発生しやすくなります。
その結果、毛玉が発生するのですが、洋服を休ませると繊維の毛羽立ちがおさまります。
そのため、摩擦や繊維同士の絡まりが発生しにくくなり、毛玉の発生を防止できるというわけです。

洗濯する際は裏返しにしたり洗濯ネットを使う

洋服を洗濯するときには、裏返しにしたり洗濯ネットを使うようにしましょう。
洋服を洗濯する際に裏返しにすることで、摩擦を抑えられます。また、洋服を洗濯ネットに入れることで、摩擦だけでなく洋服同士の絡み合いも防げます。
こういった方法も、毛玉をできなくするのに非常に効果的です。

静電気防止スプレーを使う

毛玉をできにくくするには、静電気防止スプレーを使うことも効果的です。
静電気が発生すると、洋服の繊維同士がくっつきやすくなり、毛玉が発生しやすいのです。
そこで、静電気防止スプレーで静電気を防止して繊維同士をくっつきにくくすることで、毛玉の発生が予防できます。

5. 毛玉取りはプロのクリーニング店に任せると安心!

今回は、毛玉取りはクリーニング店でしてもらう方がおすすめな理由や、クリーニング店に依頼する際の料金、自分でできる予防方法などをご紹介しました。

毛玉は洋服の生地が傷ついているサインでもあります。
そのため、洋服を適切にお手入れして毛玉を防止することは、お気に入りの洋服を長持ちさせることにもつながります。

自分で毛玉取りを行うこともできますが、どの毛玉取りアイテムも使い方にコツが必要で、手間や時間がかかります。また、洋服の生地を傷つけてしまう可能性も。
クリーニング店での毛玉取りは、生地の耐久性とのバランスを考えながら行われているのです。
そのため、すべての毛玉が取れない場合もありますが、自宅でするよりキレイに毛玉取りを行ってくれるでしょう。
日頃から毛玉ができないようお手入れをし、毛玉ができてしまったら迷わずクリーニング店に毛玉取りを依頼しましょう!

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洗濯ネットを持っているものの、使い方や注意点、どのような衣類に使うべきか分からない方は多いのではないでしょうか。
洗濯ネットは、衣類を保護したりトラブルを未然に防いだりできる優れものです。

今回は、洗濯ネットが必要な理由と利用方法、使用するメリットやデメリットについてご紹介します。正しい洗濯ネットの使い方を知ることで、シワになりにくく、服を傷めない洗い方ができるようになるので、ぜひ最後までご覧ください。

1. 洗濯ネットって必要?その理由や主な種類

洗濯ネット

洗濯ネットとは、洗濯の過程で衣類が引っ張られたり、絡まったりすることを防ぐ袋状のネットのことです。衣服に傷が付くのを避けることができ、毛玉やほこりが衣類に付着するのを防ぐ役割も果たしています。
洗濯ネットはあってもなくても変わらないのでは?と思いつつも、なんとなく使っているという方へ、まずは洗濯ネットが必要な理由や、洗濯ネットの種類について具体的にご紹介します。

洗濯ネットが必要な理由

洗濯ネットを正しく使うことで衣類の傷みやほこりの付着を防ぐことができます。洗濯中に衣類が擦れることによってできる毛玉は、衣類につきやすいのです。
洗濯ネットはこの毛玉の発生を防ぐ効果があるため、衣類をキレイな状態に保つのに欠かせないアイテムです。
また、装飾の多い衣類を洗濯すると、衣服同士が絡まったりぶつかったりして、装飾品が取れてしまうこともあります。このような場合にも、洗濯ネットを使うことで衣類がある程度固定され、外的な刺激によって装飾が取れることを防ぐことができます。

洗濯ネットの主な種類

洗濯ネットは、大きく分けて3種類あります。一般的によく使われるのは「角形タイプ」です。他に円筒タイプやフットボール型などのタイプがあります。洗う衣類や汚れ具合によって使い分けるのがおすすめです。

例えば、平たい角形は中で衣類が動かないので、繊細な素材や型崩れしやすい衣類を洗うのに適しています。しっかりと汚れを落としたいときは、円筒タイプやフットボール型を使いましょう。どちらも立体的な構造になっているため、ネットの中で衣類が動くので汚れが落ちやすいのが特徴です。

また、最近では毛布を洗うために使う大型の円筒タイプや女性用下着専用の洗濯ネットなど、洗濯する衣類の形にあわせた専用タイプも登場しています。洗濯ネットを選ぶときは、サイズや形などを確認して、最適なものを選ぶようにしましょう。

2. 洗濯ネットの基本的な使い方

洗濯ネットの基本的な使い方と注意点は下記です。

  • 1つのネットにつき、1着の衣類を入れる
  • ズボンのチャックやホック、シャツのボタンなどはすべて留めた状態でネットに入れる
  • 外側に飾りがついている衣類は、裏返しにしてネットに入れる
  • ネットに入れたまま、衣類を乾燥機にかけない
  • 強い汚れや泥などは事前に落としてから入れ、汚れに洗剤の原液をかけておく

洗濯ネットを正しく利用するためには、洗濯ネットを使った方がよい衣類や、その衣類に適した洗濯ネットの種類を知っておくことが大切です。
ここからは、洗濯ネットを使った方がよい衣類や洗濯ネットの選び方についてご紹介します。

洗濯ネットを使った方がよい衣類とは?

洗濯ネットと衣類

洗濯ネットを使った方がよい衣類は、下記です。

  • ニットなどの形崩れが起きやすい素材の衣類
  • デニムなどの色移りのリスクが高い衣類
  • スパンコールなどの装飾がついている衣類
  • 型崩れやひっかかりが起きやすい女性用下着

また、装飾が多い衣類や、長袖シャツなどの絡まりやすい衣類も洗濯ネットに入れることをおすすめします。

衣類にあった洗濯ネットを選びましょう

洗濯ネットを選ぶときは形だけではなく、大きさや網目もポイントです。

網目の粗いネットほど、ネットによる衣類の保護効果は弱まりますが、衣類の汚れは取れやすくなります。衣類同士で絡まったり、装飾が剥がれ落ちたりするのを防ぎたい場合は、網目の細かいネットがおすすめです。

また、洗濯ネットのサイズは基本的に衣類がピッタリ入る大きさを選びましょう。
それぞれのネットサイズに適した衣類の目安は下記です。

  • 50cm×35cm程度:セーターやトレーナーなど
  • 33cm×30cm程度:ワイシャツ・ブラウスなど
  • 20cm×20cm程度:下着・タイツなど

3. 洗濯ネットを使う時の主な注意点

ここまで、洗濯ネットの用途や選び方についてご紹介しました。
ここからは、洗濯ネットを使う時の注意点について見ていきましょう。

汚れの目立つ部分を外側にする

汚れの目立つ部分は、外側にしてネットに入れましょう。そうすることで、洗剤や水が十分に行き届き、汚れが落ちやすくなります。

また、汚れのひどい衣類を洗濯する場合は、あらかじめ手洗いなどで汚れを落としておくか、洗剤の原液を汚れに直接つけてからネットに入れましょう。このとき使うネットは、目が粗く、サイズに余裕のあるものがおすすめです。

先にご紹介したとおり、目の粗いネットは汚れが落ちやすく、サイズに余裕を持たせることで衣類がネットのなかで動きまわるので、よりしっかりと汚れを落とすことができます。

衣類のサイズに合った袋に入れる

洗濯ネットに衣類を入れる

洗濯ネットを使うとき、衣類のサイズに合ったネットに入れることが大切です。
ネットのサイズが大きすぎる場合、ネットの中で衣類が動きすぎれば、衣類同士が絡まったり、装飾が取れてしまったりする原因になります。
また、サイズが小さすぎる場合はネットの中に衣類がぎゅうぎゅうに詰められることになり、十分に水や洗剤が行き届かないので注意しましょう。

4. 洗濯ネットを使うメリット

洗濯ネットを使うと、さまざまなメリットがあります。
ここからは、洗濯ネットを使うメリットについてご紹介します。

ボタンやファスナーなどの引っかかりを防ぐ

洗濯ネットに衣類を入れることで、他の衣類にボタンやファスナーが引っかかるのを防ぐことができます。
洗濯機から衣類を取り出したときに、衣類のボタンが取れたり、ファスナーが故障してしまうということも防げます。

衣類同士の絡まりや色移りを防ぐ

洗濯ネットに入れることで、衣類がある程度固定されるため、衣類同士が絡まりにくくなります。
また、ネット外の衣類と直接触れることがなくなるため、色移りのリスクも軽減されます。
特にジーンズなどは絡まりやすく、色移りもしやすいものです。このような衣類には洗濯ネットを用いることを強くおすすめします。

衣類の型崩れや劣化を防ぐ

ニットやセーターなどは、洗濯をすることで型崩れを起こす可能性があります。
また、衣類同士が擦れることによって、劣化の速度も加速してしまうのです。
洗濯ネットに入れて衣類を固定することで、型崩れや劣化を防げるので、きれいな状態をキープしやすくなります。ネットを使わずに洗濯するより、大切な洋服を長く着られるようになります。

糸くずやゴミなどの付着を防ぐ

洗濯機から衣類を出した時に、他の服から出てきた糸くずやゴミが衣類に付着していることがあります。
これらを一つひとつ取り除くことは面倒ですよね。
洗濯ネットを利用することで、他の衣類との接触が減るため、糸くずやゴミが付着しにくくなります。
洗濯後の処理が楽になるため、積極的に洗濯ネットを使うとよいでしょう。

5. 洗濯ネットを使うデメリット

ここまで洗濯ネットのメリットについてご紹介してきましたが、デメリットもあります。
デメリットもしっかり分かったうえで、正しく洗濯ネットを使いましょう。

洗浄力が低下する

洗濯ネットを使うことで、衣類に対して水や洗剤が行き届く量が減ります。そのため、洗濯ネットを使用せずに洗濯機で洗うときよりも洗浄力が少し低下してしまいます。
そのため、衣類に気になる汚れがある場合は、汚れが外側にくるように洗濯ネットに入れたり、あらかじめ汚れ部分に直接洗剤をつけるようにしましょう。
汚れがひどい場合は、洗濯する前に手洗いなどで汚れをある程度落としておくのがポイントです。

毎回小分けに入れるので手間がかかる

洗濯ネットを用いて洗濯する場合、衣類を毎回小分けにネットに入れたり、取り出したりする作業が必要となり手間がかかります。
忙しいときには、ある程度まとめて大きな洗濯ネットに入れたり、必要最低限のものだけ洗濯ネットを使用したりと、手間を軽減してみてもよいかもしれません。

消耗品なのでコストがかかる

洗濯ネットは、使っていくうちに網目が広がったり、外側の素材が擦り切れたりするため、消耗品だと考えてください。
使い続けるうちにネットとしての効果は薄くなるため、定期的な買い換えが必要でコストがかかる点はデメリットといえるでしょう。
しかし、100均などでも安く手に入れることができ、洗濯ネットを使用すると高価な衣類の傷みも防げるので、積極的に使うことをおすすめします。

6. 洗濯ネットを適切に利用して、衣類を守りましょう

洗濯機に洗濯ネットを入れる

今回は、洗濯ネットの役割や利用上の注意点、メリット・デメリットについてご紹介しました。
洗濯ネットは使うのに手間がかかるものの、正しく利用すれば衣類の傷みや毛玉などを防ぎ、衣類の寿命を延ばすことができます。
また、洗濯ネットを使用することで、色移りや型崩れ、ボタンがとれるといったことからも防ぎ、洗濯ネットの内側・外側の衣類両方を守ることにもつながります。
洗濯ネットの適切な使用方法をしっかりとおさえ、その効果を十分に受けられるように毎日の洗濯で役立ててくださいね。

洋服パックが超おトク

みなさんは大事な洋服をクリーニングするお店、どうやって選んでいますか?
近い・安い・いつも使っているなどの理由だけで選ぶ人も多いかもしれません。

最近では、宅配クリーニングを利用するという新しい選択肢も注目を集めています。
クリーニング後の衣類を受け取って、がっかりしないためにも、さまざまな選択肢から自分にあったクリーニング店を選びたいものです。

この記事では、クリーニング店選びに失敗しないための方法を解説していきます。
クリーニング店を選ぶ際にチェックするべきポイントも合わせてご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

1. なぜクリーニング店を選ぶ必要があるのか?

家計簿をつける

クリーニング店は、お店のタイプや、料金、仕上がりや利便性などに注目して選びましょう。
ここでは、クリーニング店を選ぶときのポイントを詳しくご紹介します。

自分にあったクリーニング店のタイプを選ぶ

クリーニング店を選ぶ際は、自分にあったタイプのお店を選びましょう。
クリーニング店は大きく分けて3種類。ここでは、クリーニング店のタイプ別の特徴を詳しく解説します。

個人クリーニング店

個人クリーニング店は、個人で営業しており、工場とお店が一体になっているクリーニング店のことです。個人クリーニング店の多くは「家族経営」や「自宅兼店舗」であるお店が多くみられます。
昔からその地域でクリーニング店を営んでおりアットホームな雰囲気で、洗濯に関する知識がない方でも気軽に相談でき、顔も見えることから安心感があります。
個人クリーニング店は一般的に、ワイシャツからダウン、布団まで、幅広いアイテムをクリーニングしてくれます。ただし、スタッフやクリーニングで使う機材も限られているため、仕上がりまでに日数がかかる可能性があります。

クリーニング取次店

クリーニング取次店とは、預けた衣類の受け渡しだけを行い、別の場所にある工場でクリーニングを行っているお店のタイプです。クリーニングのチェーン店が取次店に当てはまります。
取次店の場合、受付をしている方はクリーニングの知識に差があるため、相談してもその場では解決に至らないことがあるかもしれません。
一方で、朝早くから開店しており、駅の近くや大通りに面しているなど立地が良いことが多く、利便性に優れます。工場には大きなクリーニング機材が揃っており、多くの洋服などをまとめてクリーニングすることができます。仕上がりが当日や翌日などの短期間でできるのも特徴です。

宅配型のクリーニング店

宅配型のクリーニング店は、ネットでクリーニングの注文を受け、配送業者がクリーニングの集配をするクリーニング店のことです。
クリーニングに出したい衣類が大量にある場合でも、わざわざお店へ衣類を持ち込む必要がなく、クリーニングが自宅で完結できるのが大きな特徴。
宅配クリーニングは、近年、利用者が増えている人気のサービスであり、下記の方におすすめです。

  • 小さなお子さんがいてクリーニングを出しに行くのが難しい方
  • 日中、仕事で帰りが遅い方
  • 大量の洋服をクリーニングに出したい方

店舗型クリーニングとは違い、集配の期間が必要なため即日対応してもらえないのがデメリットです。宅配クリーニングは、仕上がり日まで時間に余裕がある衣類を出すのに向いていると言えるでしょう。

宅配クリーニングはさまざまな衣類に対応していますが、宅配クリーニング店によって受付対象外の衣類もあります。利用したい宅配クリーニング店のWebサイトに、対応できない衣類が記載されているので、確認してから利用するようにしましょう。

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料金やキャンペーンなどをチェックする

クリーニング店を利用する際、料金やキャンペーン情報のチェックも大切です。
主に、以下の項目で、各社さまざまな料金プランを用意しています。

  • 会員価格
  • キャンペーン
  • 回数特典

はじめてクリーニングを利用する方に向けた「初回割引」などがある場合は、ぜひ利用してみましょう。

宅配クリーニングの場合は、「おまとめ割引」や「送料無料」といった割引が用意されていることも。

また、店舗型クリーニングと宅配型クリーニングでは、そもそも料金の設定が異なる場合が多いです。

料金のポイントは下記です。

  • 店舗型クリーニング店
    Yシャツ200円(税込)、ニット1,500円(税込)のように衣類の種類ごとに料金が決まっている。
  • 宅配型クリーニング店
    5点で5,000円(税込)など衣類の種類に関わらず点数ごとに料金は一律。

いくつかのクリーニング店の料金を比較し、予算と合うお店を選びましょう。

関連記事:宅配クリーニングとは?店舗型クリーニングとの違いを知って選ぼう!

仕上がりまでの時間をチェックする

クリーニングを利用する際は、仕上がりまでの時間をチェックしましょう。
クリーニングの仕上がり日数は、店舗や時期によって異なります。一般的には、ワイシャツやスーツを出すと1日から2日間の日数がかかります。
衣替えの時期のように繁忙期に重なると、仕上がりまで1週間や2週間程度かかることも。そんなときは、オプションで「お急ぎプラン」や「即日仕上げ」に対応しているクリーニング店を利用するのがよいでしょう。

宅配クリーニングの場合、配送日がかかるため、仕上がり日までの時間に余裕を持つことが大切です。
お急ぎの場合は、宅配クリーニング会社へ「仕上がりにどのくらいかかるのか」を事前に問い合わせてみましょう。

自分にとって利便性が高いお店かチェックする

自分にとって利便性が高いお店かチェックすることも大切です。
利便性を確認するうえで重要なのは下記の項目です。

  • 営業時間
  • 定休日
  • 立地

例えば、早くから営業しているクリーニング店がある場合は、出勤途中に出して、帰宅するときに受け取れるため便利です。近くにクリーニング店がなかったり、営業時間に来店できなかったりする場合は、宅配クリーニングがおすすめ。
宅配クリーニングは店舗まで足を運ぶ必要がなくどこからでも注文できるため、忙しい人にはおすすめのサービスです。

取り扱いしているアイテムをチェックする

クリーニング店を選ぶ際、どんなアイテムを取り扱っているかのチェックも大切です。
せっかく店舗に来たのに、クリーニングできないアイテムだと断られてしまうと無駄足になってしまいますよね。クリーニング店はオールジャンルに対応している店舗から、専門性が高いアイテムのみを扱う店舗までさまざまです。
専門性の高いクリーニング店で扱われているアイテムには以下のものがあります。

  • 高級ブランド品
  • くつ・ブーツ
  • 着物
  • 布団
  • 皮革、毛皮

このようなアイテムは、クリーニングの技術・知識・経験が必要な場合が多く、一般的なクリーニング店よりも、各専門のクリーニング店に出した方が安心できます。
気をつけておきたい点として、高級ブランド品といったアイテムほど、クリーニング料金が高額になることが多いです。また、破損していたり状態が悪いアイテムは取扱い対象外という店舗も少なくないので、気になる方は、事前に問い合わせて確認しておきましょう。

仕上がりの良さや安心して相談できるかをチェックする

クリーニング店を利用するとき、信頼できるお店かどうかを見定めておくためにも、仕上がりの良さや柔軟に対応してくれるかをチェックしましょう。
クリーニングの品質をチェックするために、試しに単品でクリーニングする方もいます。
実際に利用することで、クリーニングの質を確かめられます。Yシャツやスーツ、シミ抜きしたい衣類を試しに出すと、仕上がりの質がわかりやすいです。
他にも、衣類の受け渡しをする際、衣類の気になる点について相談すると、スタッフがどのくらい対応してくれるのかがわかります。宅配クリーニングは、対面での接客が出来ませんが、メールなどで問い合わせした際に誠実な対応をしてくれるか見ておきましょう。

3. 信頼できるお店か確認するには?

信頼できるお店かどうかは、実際にクリーニング店を利用しなければわかりません。
ですが、お店の信頼度を確認する方法はもう1つあります。
クリーニング店の信頼を表すマークを掲示しているかどうかです。安心できるクリーニング店には、下記のマークが掲載されています。

  • クリちゃんマーク
  • LDマーク
  • Sマーク

この3つのマークは、認可店または組合加盟店かどうかを表しています。
クリちゃんマークは1都3県(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県)の組合加盟店で掲示されているマークです。万が一、クリーニングでトラブルがあった際は、賠償基準に基づいた対応をしてくれます。
LDマークも同様に、クリーニング事故賠償基準に基づき、トラブルの対応にあたるという証です。
Sマークのあるお店は、厚生労働省が認可した「クリーニング業の標準営業約款」に基づいて営業しています。

これらのマークを参考にする以外にも、トラブル時の対応方法やお問い合わせ先が記載されている店舗なのかをチェックすることも重要です。
大切な衣類に万が一のことがあった際は、しっかり対応してもらえるよう流れが整っているかどうかを確かめましょう。

4. 生活スタイルにあったクリーニング店を選ぼう!

スマホで見る

今回の記事では、クリーニング店の選び方をご紹介しました。大事なポイントは下記です。

  • クリーニング店の種類は、自家洗い、取次店、宅配型の3つに分かれている
  • 利用料金や仕上がりまでの日数を確認する
  • クリーニング店の立地や営業時間などを加味して利用する
  • 実際に利用してみて信頼できるお店なのかチェックする
  • トラブル時の対応は公認マークが掲示されているか確認することも大切

ライフスタイルや依頼したい衣類によって、自分に合ったクリーニング店が決まります。
大切な洋服のためにも、しっかりと知識を身につけておくことが大切です。
今までなんとなく決めていた人も、この記事を参考に、ぜひ自分に合ったクリーニング店を選んでみてください。

どのクリーニング店にするか迷われている方は、宅配クリーニング「RE:KURI(リクリ)」がおすすめです。自宅にいながら24時間スマホで注文&衣類の集荷依頼ができるので、重い衣類を持って店舗へ行き、出来上がりを待って受け取りに行くといった手間もかかりません。
また、リクリは、創業50年以上・約200店舗を運営している実績があるクリーニング店です。さらに、嬉しい4つの無料サービスがあり、「送料・再仕上げ・簡易シミ抜き・ボタン付け」は無料です。この機会に検討してみてはいかがでしょうか?

洋服パックが超おトク

大事な洋服にシミができてしまったとき、強い味方になってくれるのがクリーニング店のシミ抜きサービスです。クリーニングを出すときにお店の方にシミの相談ができるので、安心して任せられますよね。

最近注目を集めている宅配クリーニングでも、シミ抜きをお願いすることはできるのでしょうか?

この記事では宅配クリーニングでのシミ抜きについてご紹介します。時間が経った頑固なシミは、家庭で落とすのが難しいので、クリーニングを検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。

1. 宅配クリーニングでシミ抜きをすることはできる?

結論からお伝えすると、宅配クリーニングでも店舗型クリーニングと同じように、シミ抜きをお願いすることができます。対応しているシミも以下のように店舗型と変わりはありません。

  • ワインのシミ
  • コーヒーのシミ
  • ペンのインクシミ
  • 汗の黄ばみ

洋服についてしまったシミは、自宅で落とすよりもクリーニング店に任せた方がプロの手できれいに落としてもらえます。自宅で漂白剤などを使いシミ抜きするのは色落ちしそうで不安。そんな方は、迷わずクリーニングに出しましょう。

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2. 宅配クリーニングは無料でシミ抜きしてくれるお店も!

シミ抜きは、オプションとして追加料金がかかるクリーニング店もあれば、無料で対応してくれるクリーニング店もあり、対応は店舗によって異なります。
例えば、宅配クリーニングの「RE:KURI(リクリ)」 の「洋服パック」では、簡易シミ抜きが無料サービスとして含まれています。
簡易シミ抜きとは、通常のクリーニングで落ちるシミ抜きサービスのこと。クリーニング店で取り扱う洗剤は市販のものより洗浄力が強く、通常のクリーニングだけでも落ちる落としやすいシミであれば、簡易シミ抜きで落とすことができます。

簡易シミ抜きでは落とせないシミの場合は、有料シミ抜きサービスもあります。店舗型のクリーニングと変わらず、衣類の素材や状態にあわせてプロがシミ抜きを行ってくれるので、安心して任せることができます。
簡易シミ抜きが含まれているリクリの「洋服パック」ラインナップを見る

3. どんなシミに効果的なの?

シミと言っても、落としやすいシミ落としにくいシミがあります。

落としやすいシミ 落としにくいシミ
  • 油系のシミ
  • タンパク質系のシミ
  • 水溶性のシミ
  • 塗料系のシミ
  • インク系のシミ
  • 泥のシミ
  • 黄ばみ
  • 黒カビ

それぞれ、具体的にどのようなシミのことをいうのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

落としやすいシミとは?

落としやすいシミを種類別にまとめると、以下のとおりです。

シミの種類
油系 皮脂、食油、ファンデーション、口紅など
タンパク質系 ごはん、牛乳、卵
水溶性 汗、血液、尿、お茶、コーヒー、ジュースなど

落としやすいシミは、自宅でも落とすことができます。正しく落とせば衣類を元の状態に戻せますが、ゴシゴシこすったり、水に弱い素材であれば縮みや型崩れも引き起こすなど、間違った落とし方をすると余計にシミが落ちにくくなります。
また、落ちやすいシミでも、時間が経っていたり、シミの範囲が広かったり、衣類の素材との相性が悪ければシミを落とす難易度が上がります。

シミができたときは、迷わずにクリーニング店にお願いすることをおすすめします。

落としにくいシミとは?

次に、落としにくいシミは、以下のとおりです。

シミの種類
塗料系のシミ 髪染め、ペンキ
インク系のシミ ボールペン、万年筆、墨汁
その他 接着剤のシミ、泥のシミ、黄ばみ、黒カビ、時間が経ったカレーのシミ

落としにくいシミは、水にも油にも溶けない不溶性のシミや、時間が経過し変色してしまったシミが多いです。
通常のシミ抜きは、油性→水性の順番にシミを落としクリーニング工程に移りますが、落としにくいシミの場合は、クリーニング工程の前に「漂白処理」や「染色補正処理」を行います。

油性と水性のシミ抜きで落ちなかった場合は、シミのみ除去できるように部分的に漂白剤をつけて、時間をかけて丁寧に漂白します。
その後、シミの状態を見ながら、同系色または反対色で染色をする「染色補正処理」を行います。
染色の色の選び方は難しく、黄色のシミには紫色の染色を行うなど見極めが大切。難しいシミであればあるほど、プロの技術が必要となるのです。

こうした落としにくいシミは、できるだけ早くクリーニングに依頼することをおすすめします。

4. クリーニング店でシミ抜きができない衣類がある

クリーニング店では、シミ抜きができない衣類があります。シミ抜きに対応してもらえない衣類には、以下の3つがあります。

  • 皮革製品
  • 毛皮製品
  • 着物類

皮革や毛皮製品は高級ブランドが多く、繊細な素材を使用されている場合もあり、クリーニングするにも専門の知識が必要です。そのため、一般的な宅配クリーニングではなく皮革や毛皮に特化した専門の宅配クリーニングを利用しなければなりません。
専門の洗い方や修復作業をするため、金額も一般のクリーニングよりも高額です。
皮革製品専門の、宅配クリーニング社の料金の参考例は以下のとおりです。

皮革ブランド品のバッグ 26,500円程度
皮革・ブランド品の靴 17,500円程度
皮革のお洋服 15,500円程度

※すべて税込価格です。

上記のように、皮革製品に対応していたとしても、高額になるケースが多いでしょう。
皮革製品にシミをつけてしまった場合、専門の宅配クリーニング会社へ相談するようにしましょう。

5. 焦りは禁物!シミの応急処置方法

シミとり

シミがついてしまったら、出来れば何もせずクリーニング店へ持っていくのが理想的。
自宅でシミ抜きをし、繊維に水分が含まれてしまったことでかえってシミが奥に入り込み、それが原因で落とし難くなることも。
また自宅でシミ抜きをして取れなくなると、「いつ付いたシミなのか?」「何の汚れなのか?」「どんな漂白剤を使用したのか?」など、原因不明のシミになり、落としにくくなるのです。
そのため、シミは早ければ早いほど落ち易いので早めにクリーニング店へ持っていくと覚えておきましょう。

ただ、宅配クリーニングの場合は、集荷依頼をしてから配送する時間がかかるため、汚れがついてすぐのときは、応急処置をしておくことで、クリーニング時にシミが落としやすくなることも。

応急処置の方法、下記のようにしましょう。

  • 絶対に擦らずに、シミのある箇所の下にティッシュなど敷きます。
    水で濡らしたティッシュなどでポンポンと叩き、下のティッシュにシミを移しましょう。

宅配クリーニング会社の中には、宅配キットの中にオーダーシートが入っているお店もあります。
オーダーシートは、クリーニングの要望や衣類の気になる点を記入し、希望の仕上がりを伝えます。

具体的にシミの場所や、汚れの種類、いつ頃ついたシミかを分かりやすく記入しましょう。

宅配クリーニングは、店舗型のクリーニングとは違い、クリーニング店の方と直接会って相談ができないため、宅配クリーニング店独自で工夫をしているのです。

6. シミ抜きで不安に感じたら宅配クリーニングを利用する

宅配箱から洋服を取り出す

今回の記事では、宅配クリーニングのシミ抜きについて詳しくご紹介しました。
大事なポイントは下記です。

  • 宅配クリーニングのシミ抜きは、対応していない衣類もあるので事前に宅配クリーニング店へ確認する
  • 宅配クリーニングのシミ抜きを無料で行っているお店もある
  • シミがついてしまったら、すぐにクリーニングに出す

宅配クリーニングでも店舗型のクリーニング店と変わらず、シミ抜きが依頼できます。さらに、宅配クリーニングのなかにはシミ抜きを無料サービスとして行っている場合も。

自宅で落とすことのできるシミもありますが、やり方を間違えれば型崩れや色落ちの原因になります。後戻りができなくなる前に、シミができたらなるべく早くクリーニング店に出すことをおすすめします。

宅配クリーニングの利用を検討している方におすすめなのが、リクリです。
リクリは、創業50年以上・約200店舗のクリーニング店の運営実績があるので、シミ抜きの経験も豊富!リクリの洋服パックでは、無料の簡易シミ抜きが、料金に含まれていますが、簡易シミ抜きで落とせないシミは有料シミ抜きで落とすことも出来ます。
簡易シミ抜きで落ちるか分からない場合は、有料シミ抜きを選択して注文することをおすすめします。
リクリで検品をする際に、いくらでシミが取れるか料金を教えてくれます。シミが変色している場合など、有料シミ抜きをしても落とせなかった場合は、料金は発生しないようです。

もし大切な洋服にシミができてしまったときには、ぜひ、リクリのシミ抜きを体験してみてください。

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暖かくなると冬物のコートやニット、毛布などをクリーニングに出すタイミングとなりますね。
近くのクリーニング店に行くと、衣類や寝具の種類ごとに料金が異なるため、春先はクリーニング料金がかさんでしまいます。また、冬物はかさばるため、クリーニング店に持って行くのも一苦労。
お金も労力もかかる冬物のクリーニングですが、おトクに、かつ手軽に出せる方法があります。

そこで今回は、冬物クリーニングの料金相場や安い時期、手軽にクリーニングに出す方法についてご紹介します。冬物クリーニングを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

1. コートなどの冬物はクリーニングに出すべき?その頻度は?

スマホ考える女性

そもそも、冬物はクリーニングに出した方がよいか?または、自宅でも洗えるのか?迷われる方も多いはず。結論からお伝えすると、コートなどの冬物の衣類はシーズンが終わるごとにクリーニングに出すべきです。コートなどの冬物の衣類には目には見えなくても、以下のような汚れが付着しています。

  • 皮脂汚れ
  • ホコリ
  • 花粉
  • 食べ物やタバコの臭い

自宅で洗うとどうしても洗剤やすすぎのムラができたり、衣類の素材に合わせて洗い方を変えることができないため、クリーニングのプロにお願いするのがおすすめ。
また、汚れをしっかり落としてから保管することで、衣類を傷めずキレイな状態を保つことができます。大切な衣類をできるだけ長く着続けるためにも、最低でも1シーズンに1回はクリーニングに出すようにしましょう。時間が経った汚れは落ちにくいため、頑固な汚れや大きなシミができてしまったときは、シーズン中でもすぐにクリーニングに出しましょう。

2. 冬物のクリーニング料金相場はどのくらい?

それでは、コート、ジャケット、ダウンジャケットなど冬物のクリーニング料金の相場について見ていきましょう。

コートやジャケットの料金相場

コート、ジャケットのクリーニングの料金相場は下記です。

コート 1,800円
ジャケット 1,726円

※すべて税込価格です。

コートがジャケットよりも料金が高い理由は、主に二つあります。

一つ目は、コートの丈の長さによって料金にバラツキがあるためです。また、ジャケットと違いコートには、ライナーやベルトといった付属品もあり、付属品は別料金と設定されているクリーニング店が多く、料金が高い傾向があります。付属品やコートに使用されている素材によって、料金が異なるので注意しましょう。

また、シミなどの汚れが多い場合は、シミ抜きなどのオプションを使うことでよりキレイに仕上がります。オプションの料金も事前に確認しておきましょう。

ダウンジャケットの料金相場

クリーニング済ダウン

ダウンジャケットの料金相場は「3,000~10,000円(税込)」と大きく異なります。なぜ、ダウンジャケットの料金相場はここまで違いがあるのでしょうか?

ダウンジャケットは中に羽毛が入っており、乾燥工程に時間がかかります。まんべんなくしっかり乾かさないと羽毛が偏り、保温性が低下する場合も。
また、ダウンジャケットに使用されている素材は高価で繊細なものが多く、取り扱い方法によっては傷みやすいです。そのため、1着ずつ洗うなど従来のクリーニング方法とは異なります。
このようにダウンジャケットのクリーニング方法により、工程に差が出るため料金に開きがでるのです。

購入したダウンジャケットが高額な場合、数千円のクリーニング店にお願いして傷んだ状態で帰ってきた時のショックは大きいものです。ダウンジャケットをクリーニングに出す際、注意するポイントは下記にです。

  • クリーニング有資格者のいる店舗
  • 手仕上げかどうか
  • 1点ずつクリーニングをしているか

3つのポイントを意識してダウンジャケットのクリーニング店を探すと、必然的に料金は高くなってしまいます。お気に入りのダウンジャケットをクリーニングに出すなら、料金相場を気にせず有資格者がいるお店を利用することをおすすめします。

3. コートなど冬物のクリーニングが安くなる時期は?

冬が終わり春になると、着なくなったコートをクリーニングに出す方が増えてきます。しかし、クリーニングに出す衣類の点数が多くなると料金もかさむため、クリーニングに出すのを悩む方もいます。

コートをはじめとする冬物の衣料をできるだけ安くクリーニングするためには、どうすればいいのでしょうか?
ここからは、おトクにクリーニングができる時期やその理由をご紹介します。

冬物のクリーニングは3月がおすすめ

冬物の衣類をクリーニングに出すのにおすすめなのが3月です。3月はまだ肌寒い日もあり、冬物衣料をクリーニングに出すには、少し早いように感じる方もいるかと思います。

しかし、季節の変わり目である4月~5月は、クリーニング業界の繁忙期。そのため、場合によっては依頼が混み合い仕上がりが遅くなることも。

その点、3月は繁忙期前にあたるため、仕上がりが遅れる可能性も低いです。また、繁忙期に向けてセールや割引キャンペーンを実施し集客に力を入れている店舗もあるため、おトクにクリーニングを利用できる傾向にあります。

ただし、北海道や東北にお住まいの方は3月だとまだ寒いので、4月や5月にクリーニングに出すとよいでしょう。関東や関西、九州地方にお住まいの方は、3月に冬物の衣類や布団をクリーニングに出すのがおすすめです。

どのくらいおトクになる?

3月にクリーニングを依頼すると、どの程度おトクになるのでしょうか?
もちろん、クリーニング店や衣類の種類、タイミングによって割引率は変わります。

例えば、とあるクリーニングチェーン店では3月いっぱいは「アウタークリーニングを30%OFF」というセールを展開されています。宅配クリーニング「RE:KURI」を展開するダイヤクリーニングでも、会員限定で「ダウン・コート・ジャンパーの半額キャンペーン」を3月に実施しています。

このように、割引率やキャンペーン内容は店舗によって異なりますが、かなりおトクにクリーニングできることがわかります。

関連記事:コートのクリーニング料金相場と安い時期について紹介

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4. 冬物クリーニングを安くするためのもう一つのコツ

セールやキャンペーンを実施している時期にクリーニングを出す以外にも、冬物クリーニングを安くするコツがあります。それは、宅配クリーニングを活用することです。
ここからは宅配クリーニングを使うメリットをご紹介します。

宅配クリーニングを利用する

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店舗型のクリーニングだけでなく、宅配クリーニングの利用を検討するのも安くするためのコツです。実際、冬物衣料は宅配クリーニングを利用したほうが料金が安くなる場合があります。

宅配クリーニングの場合は、定額制を導入しているお店が多く、衣類の種類に関わらず、「5点」や「10点」など点数ごとに料金が一律です。点数が多ければ多いほど、1点あたりの料金が安くなるというわけです。そのため、まとめてたくさんの衣類をクリーニングに出せる場合は、衣類の種類ごとに料金が異なる店舗型クリーニングよりも、宅配クリーニングの方が1点あたりの料金が安くなる場合があります。

宅配クリーニングをはじめて利用する方に向けて、割引キャンペーンを実施している宅配クリーニング店もあります。さらに、預かった冬物を次のシーズンまで保管してくれる「長期保管」サービスもあり、自宅の収納スペースを広く使えるなどメリットもたくさんあります。

クリーニング店を探す際には、宅配クリーニングについても調べておいて損はしないでしょう。

5. 冬物クリーニングは1シーズンに1回!3月に出すのがおすすめ!

ここまで、冬物クリーニングの料金相場やクリーニングに出すのにおすすめの時期、料金を安くするためのコツについてご紹介してきました。

冬物衣類は目に見えてなくても、想像以上に汚れています。大切な衣類を長く愛用するためにはクリーニングは欠かせません。

クリーニング技術はそのまま、クリーニング料金をおさえるには「宅配クリーニング」を利用するのも一つの手です。

宅配クリーニング「RE:KURI(リクリ)」なら、自宅にいながら24時間スマホで注文&衣類の集荷依頼ができるので、重い衣類を持って店舗へ行き、出来上がりを待って受け取りに行くといった手間もかかりません。また、創業50年以上、クリーニング店約200店舗を運営しているクリーニング会社なので、安心感もありますね。

今まで利用したことがないという方も、この機会に宅配クリーニングを一度利用してみてはいかがでしょうか。

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忙しい毎日を送る中で、少しでも家事の時間を減らしたいと思ったことがある方は多いのではないでしょうか。家事の中でも、洗濯は「洗う、干す、畳む」となかなか手間のかかる家事の一つでもあります。
そこで近年人気を集めているのが、洗濯代行サービスです。

この記事では、洗濯代行サービスとクリーニングの違いや利用方法、注意点についてご紹介します。独身の社会人や共働きの家庭の方は、ぜひ参考にしてみてください。

1. 宅配対応の洗濯代行サービスとは?

洗濯代行サービスとは、普段自宅で行う洗濯を代わりに行ってくれる洗濯専門の家事代行サービスのことです。洗濯代行サービスは大きく分けて3つあります。

  • 宅配業者が集配する
  • 洗濯代行サービスのスタッフが集配する
  • 直接洗濯代行サービス会社に持ち込む

洗濯代行サービスは、その利便性から老若男女を問わず利用する方が多く、需要も増えてきています。「自宅に洗濯機を置かずに洗濯代行サービスに依頼する」という方もおり、今人気の家事代行サービスです。

2. 宅配クリーニングとの違いは?

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洗濯代行サービスと宅配クリーニングはどちらも「自宅で受け渡しができて、衣類を代わりに洗ってくれる」サービスです。では、2つのサービスの違いはどこにあるのでしょうか。ここからは、それぞれのサービスの違いについて詳しくご紹介します。

洗濯代行サービスは「家庭の洗濯を代行する」サービス

先にお伝えしたとおり、洗濯代行サービスは「家庭の洗濯を代行する」サービスです。そのため、Tシャツやタオルなど、普段自宅の洗濯機で洗うものが対象となります。こうした衣類を洗濯・乾燥し、畳んで自宅に届けてくれるのが洗濯代行のサービス内容です。
また、プレス(アイロン)仕上げは含まれないのも大きな特徴です。
また、保管サービスなどもなく、自宅での洗濯とほぼ変わらないと覚えておきましょう。

宅配クリーニングは「集配してクリーニングする」サービス

一方で、宅配クリーニングは自宅にいながら「水洗い・ドライの通常クリーニングメニューに加えて、シミ抜きや撥水加工などのオプションメニューも施してくれる」クリーニングサービスです。普段自宅の洗濯機で洗う衣類に加えて、水に弱いウール・カシミアなどのデリケートな素材の衣類を含めた衣類全般が対象となります。

アイロンがけを含まない洗濯代行サービスとは異なり、衣類の種類や状態に合わせて、アイロンやプレス加工まで行います。また、保管サービスを展開していたり、シミ抜きや汗抜き加工といったオプションが選べたりと、洗濯代行サービスとは大きく違います。

3. 洗濯代行サービスのメリットとデメリット

利便性が高く老若男女から利用されている洗濯代行サービスですが、メリットだけではなく、デメリットもあります。メリットとデメリットについて事前に知っておきましょう。

洗濯代行業者のメリット

まず、洗濯代行サービスのメリットを3つご紹介します。

洗濯する時間・手間が取られない

1つ目は、洗濯する時間・手間が取られないことです。

特に下記にあてはまる方にはおすすめのサービスです。

  • 子どもがよく服を汚す
  • 夫婦共働きで時間がない
  • 単身赴任などの一人暮らしで慣れない洗濯に時間がかかる
  • 年を重ねて、洗濯物を干すのがつらくなってきた

洗濯が家事の大きな負担になっている方は、洗濯代行サービスに依頼することで、自分で洗濯する時間や手間を減らすことができます。
洗濯代行サービスを利用することでできた隙間時間で自分の好きなことをしたり、子供と遊んだり、仕事を進めるなど、時間を有意義に使うことができます。

天気に左右されずに洗濯できる

2つ目は、天気に左右されずに洗濯できることです。

梅雨などで雨が続く日は洗濯物を外で干せないうえ、室内干しをしてもなかなか洗濯物が乾きません。特にシーツやタオルケットなどのかさばるものは、天気の良い日に乾かしたいもの。洗濯ができない日が続くと洗濯物が溜まり、億劫になりますよね。

洗濯代行サービスでは、洗濯物の乾燥には乾燥機を使用しているため、天気を気にする必要がありません。
洗濯代行サービスを利用することで、天気に左右される洗濯のストレスから解放されるでしょう。

畳みものまでしてくれる

3つ目は、畳みものまでしてくれることです。

洗濯物を洗って干すことに苦痛は感じない方でも、畳むという作業が苦手だという方も多いのではないでしょうか。

洗濯物を畳むのには意外と時間がかかり、雑に置いておくとシワの原因にも。
また、小さな子どもがいる家庭では「せっかく畳んだ洗濯物を崩されてしまった」なんてこともよくあります。

そんなときに洗濯代行サービスを利用すれば、洗濯を畳むという面倒な工程まで行ってくれるので、家事の負担が一気に減りますね。

洗濯代行サービスのデメリット

洗濯代行サービスのデメリットを2つご紹介します。

アイロンがけやシミ抜きなどのサービスがない

1つ目は、アイロンがけやシミ抜きなどのサービスがないことです。

宅配クリーニングの場合は、無料または有料でさまざまなオプションがついていることが一般的です。しかし、洗濯代行サービスはあくまで「自宅で行う洗濯を代わりに行ってくれる」サービスのため、クリーニングオプションはついてきません。

また、ドライクリーニングにも対応しておらず、水洗い可能な衣類のみが対象と覚えておきましょう。

シミ抜きをしたり、ほつれなどを直したりしてもらいたい場合には、クリーニングを利用する必要があります。また、シワになりやすいTシャツやワイシャツなどを依頼するときは、アイロンがけがないことでシワになって戻ってくる可能性もあります。

家庭で洗濯できないものには対応していない

2つ目は、家庭で洗濯できないものには対応していないことです。

先にお伝えしたとおり洗濯代行サービスは、あくまで家庭で行う洗濯の代行です。つまり、洗濯代行サービスが行う洗濯は家庭と同様のため、家庭で洗濯できないものは洗濯代行サービスでも洗濯できません。

また、忘れてはいけないのが、洗濯代行サービスでは乾燥機を使用するという点です。
特殊な乾燥が必要なものや乾燥機を使用すると傷んでしまうものについては、洗濯代行サービスには不向きなので注意しましょう。

4. 洗濯代行の料金相場は?

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洗濯代行の料金相場は、40リットルで3,000円(税込)ほどです。洗濯代行サービス会社によっては専用バッグが用意されており、洗濯したい服を詰めて送るだけでカンタンに依頼できます。

クリーニングの場合は、1枚当たりの料金が決まっているのが一般的ですが、日常の洗濯物を代行してくれる洗濯代行サービスは、専用バッグに詰め放題という場合が多く、値段もバッグの大きさごとに設定しています。

ただし、初回に限り専用バッグを500~2,000円(税込)ほどで購入する必要があったり、毎回送料がかかる場合もあります。他にも、日常的に利用しやすいように月に利用できる回数で値段を設定している洗濯代行サービス会社もあり、その場合は月5回までの利用で10,000円(税込)程度が料金相場になります。

5. 洗濯代行サービスへ依頼する流れ

洗濯代行サービスへ依頼する流れは以下の通りです。

  • Webサイトから依頼の注文をする
  • 専用のバッグに衣類を詰める
  • 衣類を預ける
  • 衣類を受け取る

1つずつ、見ていきましょう。

1. Webサイトから依頼の注文をする

まずは、Webサイトから依頼の注文をします。注文時には、「氏名」「住所」「連絡先」「希望する専用バッグの大きさ」を入力します。Webサイトから依頼した数日以内に専用バッグが届きます。

専用バッグは基本的に折りたたまれてポストに投函されるため、受け取るときに自宅にいる必要はありません。日時を気にする必要がないため、気軽に洗濯代行サービスを依頼できます。

2. 専用のバッグに衣類を詰める

次に、届いた専用バッグに衣類を詰めます。洗濯物の詰め方に決まりはありませんが、専用バッグは次回以降も繰り返し使用する場合が多いです。そのため、汚れのひどい洗濯物はビニール袋に入れておくとよいでしょう。

また、専用バッグはたくさん詰めるほどおトクなので、なるべく衣類を詰めた状態がおすすめです。トラブルを避けるためにも、洗濯物を詰める際にはポケットになにも入っていないか、乾燥機を使用してよいか確認してから詰めましょう。ただし、詰めすぎるとシワが残るので、要注意を。

3. 衣類を預ける

次に、衣類を預けます。希望した日時に、宅配業者または洗濯代行サービスのスタッフの方に取りに来てもらい、衣類を預けます。衣類を受け取ってもらう日時は、Webサイトから依頼するときに決める場合と、服を詰めてから日時を指定する場合があります。

4. 衣類を受け取る

最後は、衣類の受け取りです。一般的には預けてから2日〜3日で、洗濯が終了した衣類が届きます。衣類を受け取ったら早めに中身を確認し、不備がないか確かめましょう。

6. 洗濯代行業者の利用で時間の有効活用をしましょう

クリーニング店女性店員

最近では、さまざまな時短家電・家事代行サービスを利用して、時間を有効活用する生活スタイルが定着してきました。洗濯代行サービスもその一つです。

洗濯する時間が無くなればその分の時間ができ、自分のための時間を作ったり子どもと遊んだり、好きなことができるため心に余裕も生まれます。

さらに、宅配対応している洗濯代サービスであれば、自宅にいながら洗濯物が片付きます。キレイになった衣類が畳まれて帰ってくるので、後はクローゼットにしまうだけです。

ただし、洗濯代行サービスでは対応できない衣類や洗濯メニューもあるなど対応範囲が限られているので、クリーニングとの使い分けが必要になるといえます。

自宅では洗濯できないデリケートな素材の衣類や、コートなどの大型衣類などは宅配クリーニングに預けることをおすすめします。
なかでも、おすすめなのが宅配クリーニングの「RE:KURI(リクリ)」です。リクリは、創業50年以上・約200店舗のクリーニング店の運営実績があるので、はじめての方でも安心して預けられます。洗濯代行サービスでは落とすことが難しいシミや汗といった気になる汚れも、充実のオプションで対応可能です。

日常の家事を時短する場合は洗濯代行、大切な衣類のメンテナンスには宅配クリーニングで店舗を訪れる手間を減らすなど、上手に使い分けて時間を有効活用しましょう。

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一般的にクリーニングは、検品・洗い・乾燥・アイロン・仕上げまでを数日かけて行われます。
しかし、急ぎでクリーニングしてもらいたいときは、「間に合うのかな…」と不安になってしまうもの。
そんなとき、クリーニング店に午前中までに依頼すると、当日中に仕上げてくれることご存知ですか?
この記事では、当日仕上げのポイントについて詳しくご紹介します。
困ったときに備えて、ぜひ参考にしてみてください。

1. クリーニングの当日仕上げ(即日仕上げ)とは?

クリーニングの当日仕上げ(即日仕上げ)とは、持ち込んだその日に仕上げてくれるサービスのことです。
例えば、午前9時に衣類を出したとしたら夕方以降には受け取ることができるのです。
メリットはなんといってもそのスピードですね!
急に出張が決まったけどワイシャツの襟がよれていたり、明日着ていこうと思っていた服が汚れていたりするケースは珍しくないことでしょう。こんなときに、当日仕上げは強い味方です。

ただ、本来クリーニングは数日かけて行うところを半日で行うので、生地を傷めるリスクがあり、シミ抜きなどのオプション対応は当日仕上げの対象外となります。また、当日仕上げは追加料金が発生する場合も。
そのため、当日仕上げはあくまでも緊急用の手段として利用して、急ぎでないときは通常のクリーニングを利用しましょう。

2. 当日仕上げはどこのお店でもできるの?

当日仕上げは、どこのクリーニング店でもできるわけではありません。これは、通常のクリーニングとは使用する機械が違うからです。

クリーニングで最も時間がかかる工程は「乾燥」の作業なんです。乾きにくいダウンやコートなどは1日以上かけてしっかり乾かします。
しかし、当日仕上げの場合、この乾燥の工程を大幅に時間短縮する必要があるため、通常のクリーニングより高温の乾燥機を使用します。
そのため、高温乾燥機を設置していないクリーニング店では当日仕上げの対応ができません。

また、当日仕上げに対応しているお店でも、受付時間が決められている場合がほとんど。当日仕上げの作業は最速でも5時間 ほどとも言われており、当日中に仕上げるには早い時間からクリーニング作業を行う必要があるためです。

引き取り時間も17時以降の場合が多く、クリーニング店の閉店時間と合わせて把握しておく必要があります。利用したい店のサービス内容をあらかじめ確認しておきましょう。

3. 当日仕上げは何時ごろまでに出せばいい?

午前中までにクリーニング店に持ち込みをすれば当日仕上げが可能というところが多いです。
中には、朝9時半までと設定しているクリーニング店も。お店によって作業時間や作業するスタッフの数が異なるため、受付時間は、公式サイトや店前の看板・店頭のスタッフの方に確認しておきましょう。

また、引き取り時間は、早いお店では17時以降、遅いお店でも18時以降がほとんど。
「17時以降だから、まだ大丈夫」と悠長にしていると、店の閉店時間になっていたなんてことのないように、閉店時間にも注意が必要です。
当日仕上げを利用したい方は、利用するクリーニング店のサービス内容をしっかりと確認しておきましょう。

4. 当日仕上げを依頼する時の注意点

クリーニング店

当日仕上げを依頼する時は、いくつか注意点があります。
1つずつ、見ていきましょう。

決められた時間までに依頼して営業時間中に取りにいく

当日仕上げを依頼する時の注意点の1つ目は、決まった時間までに依頼し、営業時間中に取りにいくことです。クリーニングの当日仕上げは、受付時間が決まっていることが多いです。
これはクリーニングには一定時間がかかるので、当日中に仕上がりを間に合わせるためです。
受付時間はクリーニング店によって異なりますが、早いお店で9時半まで、遅いお店でも12時までとなっており、おおよそ午前中であることがほとんどです。
当日仕上げの受付時間と自身のライフスタイルに合わせてクリーニング店を選びましょう。

当日仕上げの希望を伝える

当日仕上げを依頼する時の注意点の2つ目は、当日仕上げの希望をきちんと伝えることです。
クリーニングは仕上がりまで本来数日かかります。それは、素材に合わせて洗い方を変更したり、シミ抜きや撥水加工などのオプションメニューの対応をしたりと思った以上に手数がかかるためです。
そのため、希望を伝えないと基本的には通常クリーニングとして処理されます。
一部のクリーニング店では受付の際に、当日仕上げの有無を確認してくれることもあるようですが、こちらからしっかりと希望を伝えるようにしましょう。

追加料金がかかる場合もある

当日仕上げを依頼する時の注意点の3つ目は、追加料金がかかる場合もあることです。 クリーニングはさまざまなオプションを用意しています。当日仕上げもその一つで、料金相場は500~1,500円(税込)前後です。
そのため、利用する際は当日仕上げが有料なのか無料なのか、有料であればいくらかかるのかをあらかじめ確認しておきましょう。

通常のクリーニングよりも生地が傷みやすい

当日仕上げを依頼する時の注意点の4つ目は、通常のクリーニングよりも生地が傷みやすいことです。
即日仕上げはスピードを追求するため、通常のクリーニングよりも衣服に強い負荷がかかります。
とくに、乾燥の工程は高温乾燥機で一気に乾かすため、衣服が傷みやすくなります。
また、スピードを追求するため、どうしても手の届かない部分が発生してしまうことがあるため、汚れやシワについても残る可能性があります。
当日仕上げを依頼する方の多くは急用である場合がほとんどですが、時間に余裕のある方は通常のクリーニングを利用するようにしましょう。

5. 当日仕上げは最終手段として使おう!

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当日仕上げは、決まった時間内にクリーニング店へ持ち込めば当日にクリーニングが完了するサービスです。本来、数日かけて行うクリーニングが即日で完了するのは、急ぎの方には嬉しいサービスです。

当日仕上げは、夕方以降に仕上がるため、お店の閉店時間を確認しておかないと受け取りが間に合わなかったということもあるので、あらかじめ閉店時間も確認しておきましょう。

一方で、当日仕上げはスピードを追求する性質上、生地が痛むなどのデメリットもあります。
そのため、当日仕上げを利用する場合は、最終手段として利用するようにしましょう。

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クリーニングが仕上がる日数はどのくらいか、目安が分からない方も多いでしょう。
とくに急ぎで受け取りたいときは、あらかじめ確認しておきたいことの一つです。
実際、衣類や布団など、その種類によってクリーニングが完了するまでの日数は異なります。

そこで今回は、クリーニングの仕上がりにかかる日数の目安について解説します。
「衣類ごとのクリーニング期間の目安を知りたい」、「最短のクリーニング期間はどのくらいか」といった悩みを抱えている方は、ぜひ参考にしてください。

1. クリーニングの期間は決まっている?

衣服

クリーニングの期間は、お店や依頼した衣類や布団などの種類によって異なります。
とある会社での衣類のクリーニング期間は以下となっています。

衣類の種類目安の日数
スーツやワイシャツ1日から2日
コートやセーター5日から7日
ダウンジャケット7日から14日

表で記載されている日数は、あくまでも一例です。
衣類や布団に使用されている素材やクリーニングメニューによって、仕上がり日数は前後します。
そのため、余裕をもってクリーニングに出すことをおすすめします。

2. 種類別!クリーニングの仕上がり期間の目安

仕上がり期間の目安は、クリーニングしたい衣類や寝具の種類によって異なります。
スーツ、コート、布団などの種類別に、クリーニングにかかる日数についてご紹介します。

スーツやワイシャツにかかる日数

スーツやワイシャツは、1日~2日が仕上がりの目安とされています。
たとえば、土曜日にクリーニングに出せば日曜日か月曜日には仕上がります。
スーツやワイシャツは依頼の頻度が高いため、クリーニング店で洗い方が統一されています。
そのため、他の衣類よりも早く仕上がることが多いです。
短い時間でキレイにできるので、就職活動や営業などでスーツを多く着る方も安心して利用できます。

コート・ダウン・ニットにかかる日数

コート・ダウン・ニットにかかる日数は、5日~7日が目安です。
スーツやワイシャツよりも時間がかかるため、着用するシーズンが近づいたときやシーズンを過ぎて着用しなくなったときにクリーニングに出すのが良いでしょう。
特にダウンジャケットは、仕上がり日数を10日としているクリーニング店もあります。
着用したい日に間に合うように、余裕を持ってクリーニングに出しましょう。

学生服にかかる日数

学生服

学生服をクリーニングに出すと、クリーニング店によっては即日で出来上がるところもありますが、一般的に2日~4日で仕上がります。自宅まで届けてくれる宅配クリーニングに出すと、10日ほどかかる場合も。
いずれにしても、夏休みや衣替えした後など、余裕があるときにクリ―ニングを依頼するとよいです。
制服が1着しかないという方で、すぐにクリーニングが必要である場合は、即日や1日で仕上げてくれるクリーニング店に依頼しましょう。

布団・羽毛布団・毛布にかかる日数

布団、羽毛布団、毛布にかかる日数の目安は下記のとおりです。

種類目安の日数
布団7日
羽毛布団10日から14日
毛布10日から14日

気をつけておきたいのが、クリーニングを依頼する時期によっては、通常の仕上がり日数よりも遅れる可能性があることです。

例えば、布団などの使い始めの時期にあたる10月は、「保管中にホコリや汚れを落として清潔な状態で使い始めたい」という方が多く依頼が集中する傾向にあります。また、布団・羽根布団・毛布を使い終わる4月・5月は、「清潔な状態にしてから保管したい」という方の依頼が多くなり依頼が増える時期です。

こうした繁忙期を避けて依頼することをおすすめします。

浴衣・着物・振袖・ドレスにかかる日数

着物や振袖など、イベントで着用するようなデリケートな衣類に関しては、クリーニングの仕上がりまで時間がかかります。

洋服の種類目安の日数
着物1ヶ月
振袖1ヶ月
浴衣7日程度
ドレス5日程度

着物や振袖は普段着と違い、金箔や銀箔といった加工がされていることもあり、通常のクリーニングでは対応できないことが多いのです。
手間と時間をかけてクリーニングされるので、仕上がりまで1ヶ月ほどかかる場合も。
「着用する日まで時間がない!」ということがないように、1度着用したらすぐにクリーニングに出すなど余裕を持っておくと安心です。

仕上がり期間の目安一覧表

衣類の種類別「仕上がり期間の目安一覧」は下記です。

洋服の種類目安の日数
ワイシャツ1日から2日
スーツ1日から2日
コート5日から7日
ダウン5日から7日
ニット5日から7日
布団7日程度
羽毛布団約10日から14日
毛布約10日から14日
着物1カ月
振袖1カ月
浴衣7日程度
ドレス5日程度

ただし、汚れや衣類の状態がひどかったり、特殊な素材の場合は、上記より日数がかかるので、注意してください。

3. クリーニングの最短日数は?少しでも早く仕上げる方法

カレンダー

クリーニングの最短日数は、衣類の種類によって異なりますが、ワイシャツやスーツなら1日で仕上げてくれます。衣類の種類の他にも、クリーニングを出す時期でも最短日数は変わります。
衣替えのシーズンなどはクリーニングの繁忙期になるため、閑散期より時間がかかってしまう可能性があります。
また、シミ抜きや汗抜き加工などのオプションを追加することで、クリーニング工程が増えて最短日数で仕上げられなくなってしまうことも。

クリーニングを最短で仕上げてほしいときは「即日(当日)仕上げ」や「スピード仕上げ」を利用するのがおすすめです。即日仕上げの特徴について、見ていきましょう。

当日受取ができる即日(当日)仕上げやスピード仕上げ

多くのクリーニング店には、即日(当日)仕上げやスピード仕上げメニューがあります。
このメニューを利用することで、その日のうちに、クリーニングを仕上げてくれます。

ただし、気をつけておきたい注意点もあります。

  • 午前中の受付が必須
  • クリーニング費用が割高になる場合もある
  • シミ抜きや撥水加工などのオプションメニューは利用できない

基本的には、クリーニング店へ午前中に衣類の持ち込みができると、その日の夕方に受け取ることができます。また、当日(即日)仕上げの多くは、シミ抜きや撥水加工などのオプションメニューは利用できないので、あくまでも基本的なクリーニングを即日で対応してくれると覚えておきましょう。

スピード仕上げは対応していないお店もあるため、近くのクリーニング店が対応しているのか調べてから利用するようにしてください。

関連記事:スピードが早い【即日仕上げ】クリーニングの意外なデメリットと注意点

4. クリーニングは衣類や出す時期で最短日数が変化する

クリーニングの仕上がり日数の目安についてご紹介しました。
今回お伝えしたクリーニング期間は、あくまでも目安です。日数に余裕を持ってクリーニングに出すことをおすすめします。
できるだけ早く仕上げて欲しい場合は、近くにあるクリーニング店に問い合わせて計画的に利用しましょう。

洋服パックが超おトク

クリーニングの依頼をすると、衣類の受け渡しと同時に仕上がり時間を伝えられます。
しかし、クリーニングに出した衣類を着用する日が迫っているときや、仕上がり日に時間の都合が合わないときは、仕上がり時間より前に衣類を受け取りたいと思う方も多いのではないでしょうか。
本記事では、仕上がり時間より早いタイミングで受け取れるのか、急いでいる場合の適切な対処法についてご紹介します。
急ぎでクリーニングをしたい方は、ぜひ本記事を参考にしてください。

1. 少しの時間であれば仕上がり時間前にも受け取れることがある

クリーニング店員OK

結論から言うと、少しの時間であれば事前に知らされている仕上がり時間前に受け取れる場合があります。
クリーニング店では預かった衣類を一度工場などに送り、そこでクリーニング作業を行った後にお店に衣類が届き、お客様に返します。
そのため事前に知らされる仕上がり時間は、クリーニングに遅れが出た場合や、配送に想定以上の時間がかかった場合も考慮された設定になっています。

ほとんどの場合、クリーニング作業に遅れが出ることはなく、円滑にクリーニング作業が進むため、仕上がり時間前にはお客様に衣類を返せる状態であることが多いです。
そのため、30分~1時間程度であれば、仕上がり時間より早く受け取れる場合があります。

もしクリーニングに出した衣類が急遽必要になった時は、クリーニング店へ事前に受け取れるかどうかの確認の連絡をした方が安心です。
連絡があれば、クリーニング店のスタッフも可能な範囲で準備をしてくれるので、スムーズに衣類を受け取ることができます。

仕上がり時間より早めにクリーニング店へ足を運んで、実際は受け取れなかった、かえって受け取りに時間がかかったということがないようにきちんと連絡しましょう。

2. 仕上がり時間以降に受け取りに行くのが基本

仕上がり時間よりも前に衣類を受け取れる場合はあるものの、基本的には仕上がり時間よりも後に受け取りに行かなければなりません。
クリーニング店には、日々多くの衣類が集まるので、他の方の衣類と取り違いなどがないよう、配送や受け渡しの準備時間なども考慮した上で、お客様に対して仕上がり時間を指定しているためです。

そういった背景を考慮すると、衣類を着用したい日の3日以上前にクリーニング店から衣類を受け取れている状態が理想的です。引き取りを急ぐことのないように、時間に余裕を持ってクリーニングの依頼をしましょう。

どうしても急ぎでクリーニングする必要がある場合は、即日仕上げを利用するのも一つの手です。
即日仕上げを対応しているかどうか、事前にクリーニング店に確認しておきましょう。

3. 時間前に受け取るためのテクニックは?スタッフに聞くのが確実!

ここからは、仕上がり時間よりも前に衣類を受け取る方法をご紹介します。

依頼時に確認してみる

まずは、クリーニングを依頼するときに、お店の方に最短でどれくらいで仕上がるかを確認しましょう。
その上で急ぎであることを伝えれば、可能な範囲内で仕上がりを早めるなど、柔軟に対応してくれることもあります。
「当日仕上げ」があるかどうかも、あわせて確認しましょう。

お店に電話して聞いてみる

電話する女性

日中忙しいと、お店に足を運んで、仕上がり時間を聞きに行くのが難しい場合もあります。
そんな時は、まずはお店に電話をしてみて、クリーニング完了までにどれくらいの時間が必要なのかを事前に聞いておきましょう。

また、クリーニングに出すときは、下記の内容を事前に伝えておくとよいでしょう。

  • どのような衣類で、どのプランを利用するか
  • いつにその衣類が必要になるか
  • いつ頃に衣類を店舗に預けにいけるか

上記の3つを先に伝えておくことでクリーニング店も準備ができるため、受付からクリーニング開始までがスムーズになります。
また、お店で衣類を出すときにも、いつまでにクリーニングが完了するか、いつ頃に取りに来れるかを確認しておきましょう。

4. クリーニングを早く終わらせるためには?

ここまで、クリーニングに出した後、仕上がり時間前に衣類を受け取る方法についてご紹介しました。
クリーニングに出す前でも、依頼時のちょっとした工夫で、クリーニング自体が早く終わり、その分受け取りが早くなる場合もあります。
ここからは、クリーニング自体を早く終わらせる方法について見ていきましょう。

シミ抜きなどのオプションを頼まない

シミ抜きなどのオプションを追加することで、通常のクリーニングより仕上がりまでの時間が長くなります。
例えば、シミ抜きのオプションを追加すると、通常より1〜3日程度の時間が必要になります。
撥水加工などの他のオプションも同様です。

オプションを頼む場合は、事前にかかる日数を確認しましょう。
そのうえで、衣類を着用する日までにクリーニングが仕上がるのかをシミュレーションし、場合によってはオプションをつけずに依頼することをおすすめします。
お店の方とコミュニケーションをとり、最善策を選ぶようにしましょう。

当日(即日)仕上げを依頼する

多くのクリーニング店には、当日(即日)仕上げのメニューがあります。
このメニューを利用することで、その日のうちに、クリーニングを仕上げてくれます。
急ぎで衣類が必要となり、クリーニング店に当日(即日)仕上げがある場合は、積極的に利用しましょう。
ただし、当日(即日)仕上げには受付時間の制限やクリーニング費用が割高になる場合もあります。
基本的には午前中に衣類の受け渡しができなければ、当日(即日)仕上げをしてもらうことはできないと覚えておいてください。
また、当日(即日)仕上げの多くは、シミ抜きや撥水加工などのオプションメニューは利用できません。
あくまで、基本的なクリーニングを即日で対応してくれるという認識で利用しましょう。

関連記事:クリーニングの当日仕上げは何時までに依頼すれば良い?

スピード重視なら宅配より店舗のクリーニングがおすすめ

クリーニング店

クリーニングを依頼する際に、スピードを最優先する場合は「店舗クリーニング」がおすすめです。
宅配クリーニングでは衣類の配送に一定の時間がかかるため、どうしても時間がかかります。
また、早めに衣類が仕上がっても、受け取り時に不在にしていると衣類を受け取れないことも。
そのため、スピード重視のときに宅配クリーニングはおすすめできません。

一方で、店舗クリーニングでは実際にお店の方と衣類の状態を見たうえで、どれくらいの期間で仕上げられるかを直接相談できます。
その場で受け取り時間を聞いたり、そもそもクリーニングに出すかどうかを対面で相談できるため、急ぎの仕上がりを希望しているときは、すぐに判断できるのでスムーズでしょう。

5. スピード重視なら店舗クリーニングを利用して、スタッフに確認しましょう

本記事では、仕上がり時間前に受け取れるテクニックや、急いでいるときの対処法についてご紹介しました。
スピードを重視するときは、店舗クリーニングの利用がおすすめです。
確実に受け取るには、当日(即日)仕上げを利用するのもよいでしょう。
まずはクリーニング店の方に、急いでいることを伝え、仕上がり日について調整できるかを確認してみましょう。
いくつか近くのクリーニング店に問い合わせして、最も希望に近い対応ができるお店を利用してみてはいかがでしょうか。

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スーツを乾かすのに乾燥機を使ってもよいのかどうか、洗濯をするときに悩まれる方もいらっしゃるでしょう。
最近では、家庭でも洗えるウォッシャブルスーツも販売されており、乾燥機までかけられると思う方もいるかもしれません。

スーツはデリケートな素材で作られているものが多く、乾燥機の熱で縮むことも。そのため乾燥機にかけるのは基本的にはNGだといえます。
ただし、乾燥機にかけてもよいスーツもあります。

この記事では、スーツに乾燥機を使わないほうがよい理由と、使っても良い場合について解説していきます。乾燥後のアイロンがけについてもご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

1. 基本的にスーツを乾燥機にかけるのはNG!

スーツを乾燥機にかけることは基本的にはNGです。
もしスーツを乾燥機にかけてしまった場合、生地が縮んでしまったり、型崩れする可能性があります。

また、スーツの中には、家庭で洗えるウォッシャブルスーツもありますが家庭で洗えるからといって、乾燥機にかけてもOKということではありません。
スーツに比べウォッシャブルスーツは縮みにくい素材でできていますが、洗濯表示をしっかりと確認しておかないと、乾燥機にかけたことが原因でシワや縮みが起きてしまう可能性があります。
あくまでウォッシャブルスーツは型崩れしにくい、縮みにくい素材を使っているのであって、乾燥機にかけてもトラブルが絶対に起きないことを保証しているわけではありません。

一度ダメージを受けてしまったスーツはもとに戻すことは非常に難しいので、乾燥機にかけることは基本的にはNGと覚えておきましょう。

2. なぜスーツに乾燥機をかけてはいけないのか

背広

乾燥機は60~80℃前後の熱風をあてて衣類を乾かします。そのため、熱に弱い素材の場合、繊維が熱によって収縮してしまうのです。
また、乾燥機の内部では、洗濯物を激しく回転させているため、繊維が押し潰されてしまい、衣類が縮みやすくなります。

熱に弱く縮みやすい素材は下記です。

  • 綿や麻・ウール・絹などの天然素材
    綿や麻・ウール ・絹などの天然素材は、乾燥機にかけると縮みやすいです。
  • ナイロンやポリウレタン
    化学繊維であるナイロンやポリウレタンも、熱に弱いため乾燥機で縮む恐れがあります。
  • 強燃糸を使用した生地など
    乾燥機にかけると形崩れを起こす可能性があります。

家庭で洗えるスーツであってもウールが入っているものが多く、シルクなども摩擦や熱に弱いため乾燥機にはかけられません。

3. 乾燥機をかけても良いスーツは専用のスーツだけ

スーツは家庭で洗えるウォッシャブルスーツであっても、乾燥機にかけることは基本的にNGです。
ただし、洗濯表示に乾燥機を使用してもよいマークがあるスーツは、乾燥機を使用できます。

乾燥機を使用してもよいかどうかは、以下の「タンブル乾燥」のマークに注目しましょう。

タンブル乾燥可能(80℃まで)
四角・丸の中に●点が2つある場合は、80度までの排気温度で乾燥機にかけられます。
タンブル乾燥可能(60℃まで)
四角・丸の中に●点が1つの場合は、60度までの排気温度であれば乾燥機にかけられます。
タンブル乾燥不可
乾燥機の使用はできません。

仮に乾燥機がかけられるスーツをお持ちの場合は、乾燥機に入れる前に弱脱水をし、手の平でやさしく叩いてしわを伸ばすようにしましょう。
その後、なるべく低温の設定で5分以内の乾燥にとどめておくと、シワ・型崩れの防止になります。

4. スーツを乾かすにはどうするのがベスト?

では、スーツを乾燥させたいとき、どのように乾燥させれば良いのでしょうか。

まず、スーツを乾かす際は陰干しにすることが大切です。直射日光で乾かしてしまうと生地を傷める可能性があります。
ジャケットの干し方では、肩に厚みのあるハンガーに上着をかけてシワを軽く伸ばすようにすることが最大のポイントです。
針金ハンガーの場合は重さに耐えられなかったり肩回りの型崩れにもつながったりするのであまりおすすめできません。型崩れ防止のためにも、必ず肩幅に合ったハンガーを用意するようにしましょう。

パンツは洗濯バサミつきのハンガーを用意して、筒状に干すことで乾きやすくなります。
生乾きの嫌なにおいがしないように、風通しの良い場所で干すようにしましょう。

5. スーツを乾かしたら必ずアイロンをかけること

スチームアイロンをかける女性

スーツがしっかり乾燥できたら、シワを伸ばすためにも必ずアイロンをかけましょう。
アイロンがけの注意点としては、下記の3点です。

  • 完全に乾く少し前にアイロンがけをする
  • スーツの素材別に温度を調節する
  • 当て布を使用してスーツの生地を守る

1点目は、ある程度水分を含ませた状態の方がシワが伸び脱臭効果も期待できるため、完全にスーツが乾く前にアイロンをかけるか、スチーム機能でアイロンをかけるようにしましょう。
ただし、ウール素材の場合は水分が多すぎると縮みにつながる場合があるので注意しましょう。

2点目は、スーツの素材によってアイロンの温度を調節するようにしましょう。

素材 適切なアイロンの温度
綿・麻 高(180~200℃)
ウール 中(140~160℃)
ナイロン・アクリル 低(110~130℃)

上記に合わせて生地が傷まないようにしてください。

3点目は、アイロンを直にスーツにかけてしまうと生地が傷み、テカリの原因にもなりますので、当て布が必須です。
当て布はできれば綿100%のものを用意するとよいでしょう。

6. スーツの洗濯はクリーニングがおすすめ

スーツを持つクリーニング店員

スーツはシルエットが命といっても過言ではありません。
シルエットを崩さないように、家庭で洗濯・乾燥・アイロンを完璧にこなすのは難しく手間がかかるものです。
スーツの取り扱いを一歩間違えると縮んでしまったり、シワが取れなかったりといったトラブルが起きてしまい、それこそスーツを買いなおすなどの余計なコストがかさんでしまうため、クリーニングを活用することをおすすめします。

スーツクリーニングの場合、料金の相場は1,000~2,000円(税込)程度、仕上がりまでの期間は2日〜3日程度です。自宅ではできないクリーニング会社の「ドライクリーニング」は、油性の汚れを落とすことに長けており、食べ物のシミなどをキレイにすることができます。
クリーニング店への持ち運びが面倒な場合は、自宅にいながらクリーニングが出せる宅配クリーニングが便利です。
関連記事:スーツの洗濯に利用したい宅配クリーニング 【出し方・頻度・料金相場・注意点】を解説!

7. お気に入りのスーツをキレイに長く着るために

スーツは一般的に自宅で洗えるスーツであっても、型崩れや縮みの原因になるので、乾燥機にかけることはNGです。
ただし、スーツの洗濯表示に「タンブル乾燥」のマークがある場合は、乾燥機にかけることができます。その場合、低温の設定で5分以内にしておくなど、なるべく生地が傷まないようにしましょう。

自宅での洗濯が難しいスーツは、プロのクリーニングに任せることをおすすめします。
定期的にクリーニングに出すことで、キレイなシルエットを保ったまま長くスーツを着ることができます。クリーニングの中でも、宅配クリーニングを利用すれば、忙しい方でもお店に行かなくてもクリーニングが頼めるので、とても便利です。

宅配クリーニング「RE:KURI(リクリ)」では、スーツのクリーニングに適した「ビジネスパック 」プランがあり、スーツをはじめワイシャツやネクタイなどをまとめてクリーニングできます。
ビジネスに必須のアイテムが1点754円(税込)~注文でき、ワイシャツには抗菌・防臭加工付きなのも嬉しいポイント。
また、リクリは創業50年以上・約200店舗のクリーニング店を運営しており、クリーニング実績が豊富。簡易シミ抜きやボタン付けなど、無料のサービスも行ってるので、この機会に、スーツとあわせてワイシャツなどまとめてクリーニングしてみてはいかがでしょうか。

自宅で注文からクリーニング品受け取りまでを完結できる宅配クリーニング。
せっかく宅配クリーニングを利用するなら1回になるべくたくさんの枚数をお願いしたいですよね。
最近では「詰め放題プラン」というものもあり、詰め放題と言われると、おトクになりそうなイメージがありますよね。
しかし実は、詰め放題だからといって絶対におトクとは限らないのです。

そこで今回は、宅配クリーニングの詰め放題プランについて詳しくご紹介していきます。
詰め放題プランはどんな方におすすめなのか、出すときの注意点などについても説明しますので、ぜひ参考にしてみてください。

1. 宅配クリーニングの詰め放題プランとは?

自宅にいながら利用できて手間がかからない宅配クリーニング。
宅配クリーニングの料金形態には「衣類ごとの単品料金」か「定額パック」の2つのタイプがあります。

衣類ごとの料金の場合、衣類の種類ごとに料金が決まっており、ワイシャツ1点200円、セーター1点1000円などのようになっています。

一方、定額パックの場合、指定された大きさのバッグに好きな衣類を詰めることができ、バッグごとに5,000円、10,000円という料金になっています。

宅配クリーニング会社では、定額パックを採用しているところが多く、定額パックの中でも「詰め放題」と「定額パック」に分かれています。

それぞれの特徴は下記です。

  • 詰め放題:指定のバッグに詰め放題
  • 定額パック:衣類の上限が決まっている

「詰め放題」「定額パック」どちらも、複数枚まとめて依頼すると1点あたりの料金が安くなるので、衣類の種類ごとに料金が決まっているクリーニングよりもおトクに利用できる場合もあります。

2. 詰め放題と謳っていても無制限でないものに注意

詰め放題と聞くと、袋がいっぱいになるまでいくらでも詰められるイメージですよね。
しかし、詰め放題といっても実際には衣類を詰めるための専用バッグが指定されており、専用バッグのサイズによっては、ダウンがかさばって4・5枚しか入らないなんてことも。詰め方の工夫や服の選定次第で、入る点数にかなり差がつきます。
詰め放題だからといってプランの内容を確認せずに注文してしまうと、単品ずつクリーニングを頼んだ方が安かったとなってしまう場合もあります。注文時には内容確認をしっかりしましょう。

3. 詰め放題プランは本当におトクなのか?

詰め放題プランは本当におトクなのか、詰め放題と通常クリーニングの料金を比較しながら見ていきましょう。

詰め放題と通常クリーニングの料金比較

詰め放題・通常クリーニング(単品料金)で表にして比較してみました。

【詰め放題の場合の1着あたりの料金】
A社B社
詰め放題プランの料金13,180円21,780円
Tシャツ・ワイシャツ15着詰めた場合878円/1着1,452円/1着
Tシャツ・ワイシャツ20着詰めた場合659円/1着1,089円/1着
コート4着詰めた場合3295円/1着5,445円/1着

※すべて税込価格です。

【通常クリーニング(単品料金)の場合の1着あたりの料金】
C社D社
Tシャツ632円/1着660円/1着
ワイシャツ275円/1着385~660円/1着
コート1,636~3,547円/1着2,090円~8,030円/1着

※すべて税込価格です。

Tシャツは、詰め放題・通常クリーニング(単品料金)どちらも大きな料金の差は出ないようです。
しかし、ワイシャツは料金が大きく変わるので、見極めが大事になります。
詰め放題プランを利用する場合は、服を詰める専用のバッグに何着ぐらい入りそうかを宅配クリーニングに確認してから、よりおトクになる利用方法を選びましょう。

また、コートは素材により厚さが様々なため、通常クリーニングでの1着あたりの料金の開きが大きくなります。
詰め放題プランの方がおトクかどうかはコートの種類にもよるので、事前にしっかり検討しましょう。

料金比較の結果

上記の料金の相場を比較した結果をふまえると、夏物など薄めの生地の衣類を多めにクリーニングに依頼したい場合には詰め放題プランがおすすめです。
ダウンや厚みのある冬物の場合は、通常クリーニングで出した方が良いかもしれませんね。

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4. 詰め放題プランを利用する時の注意点

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詰め放題プランを利用する時に気をつけたい注意点があります。
4つの注意点をご紹介するので、1つずつ見ていきましょう。

詰め込みすぎるとシワができやすい

注意点の1つ目は、詰め込みすぎるとシワができやすいことです。
詰め放題プランを利用するなら、なるべく多く衣類を詰めたいですよね。
だからといって、シワを気にせずにぐしゃぐしゃに詰め込んでしまったり、シワになりやすい衣類を詰めすぎたりすると、シワの跡が強く残るだけでなく、衣類同士で擦れ、衣類についている装飾品でひっかけてしまう場合も。

シワはクリーニング時のアイロンがけで取れますが、あまりにも強いシワの場合には、跡が取れないこともあります。
できるだけ多く詰めようとしてシワを気にせずに衣類を詰めたり、シワになりやすい衣類を詰めすぎたりすることは避けましょう。

お店ごとのルールを必ず確認する

注意点の2つ目は、お店ごとのルールを必ず確認することです。

詰め放題プランと一言で言っても、指定の専用バッグがあったり、枚数が指定されていたりと、お店によって詰め放題の定義は異なります。
「このお店の詰め放題プランが安いから」といった理由のみでお店を決めてしまわず、詰め放題プランの内容をしっかり確認してからクリーニングを依頼しましょう。
また、詰め放題プランに対応している衣類の種類もクリーニング店によって異なります。

詰め放題プランは「専用バッグに入れば良い」「指定枚数を超えていないから大丈夫」というわけではありません。毛皮などの特別な方法でクリーニングを行わなければならない衣類は、詰め放題プランでは対応していない場合があるの要注意。

詰め放題プランに対応していない衣類については、宅配クリーニング会社のサイトに注意書きが記載されているので、依頼する前に確認しておきましょう。

服のサイズが大きいと割高になるケースも

注意点の3つ目は、服のサイズが大きいと割高になるケースもあることです。
詰め放題プランでは、ほとんどの場合専用のバッグが用意されています。
詰め放題プランの衣類の枚数は専用バッグに入る分だけであったり、専用バッグに入る枚数が制限されていたりします。

例えば、メンズやレディース、キッズ用では、同じダウンでもサイズが全く異なります。専用バッグに入る枚数にも違いが出てくるため、キッズ用であれば10枚入る場合でも、メンズ服になると半分の5枚しか入らない、ということもあるかもしれません。
サイズが大きい衣類ばかりをクリーニングに出す場合には、専用バッグに枚数があまり入らず、詰め放題プランだと割高になり、1枚ずつで依頼した方がおトクな場合もあります。

詰め込んだ服を把握しておくこと

注意点の4つ目は、詰め込んだ服を把握しておくことです。
詰め放題プランでは、最低でも5枚程度の衣類をまとめてクリーニングすることになるため、通常よりも時間を要し、納品まで1〜2週間ほどかかる場合もあります。

まとめてクリーニングに出し、仕上がりまでも時間がかかるため、どの服をクリーニングに出したか忘れてしまうということが考えられます。
紛失などの万が一のトラブルに備えて、クリーニングに出した服は覚えておきましょう。写真を撮っておくと確実です。

5. どんな衣類・汚れでも出していいの?

スマホを見る

詰め放題プランの場合には、毛皮などの特殊なクリーニングが必要なものは除外されていたり、別途料金がかかったりします。
お店によっては落としやすいシミは無料で取ってくれる場合もありますが、あまりにもひどい汚れは有料になる場合もあります。

除外品については、詰め放題プランのページに注意事項として記載されている場合がほとんどですので、注文前に確認しておきましょう。
また、あまりに汚れがひどいシミ取りを希望する場合には、詰め放題ではなくシミ取りに特化したお店に依頼することをおすすめします。

6. 詰め放題におすすめな衣類

詰め放題におすすめの衣類は以下です。

  • 春物や夏物などの薄手の服
  • 小物
  • 子ども服
  • レディースの服

さらに、以下の衣類の場合は、詰め放題プランがおすすめになります。

  • クリーニングに依頼する衣類の大半が上記のおすすめの衣類に当てはまる
  • (枚数制限がない場合)クリーニングに依頼したい服が20点以上ある
  • 衣替えのタイミングなどで、しばらく着る予定がない

詰め放題プランの場合、クリーニングに出す枚数が多い分、仕上がりまでに時間がかかります。
そのため、すぐに着る予定がある衣類は、詰め放題プランではなく通常のクリーニングに出すことをおすすめします。

7. 薄手の服や小物の場合は詰め放題プランがおトク!

宅配箱に衣類をつめる

詰め放題プランと聞くと、「安そうだからおトクそう!」と思いがちですが、実際には通常のクリーニングの方がおトクになる場合もあります。
春物や夏物などの薄手の衣類や小物、キッズ服が多い場合には詰め放題プランがおトクな場合が多いですが、長めのコートやダウンなどかさばる衣類の場合には1点ごとの通常のクリーニングを依頼した方が安くなることもあります。

詰め放題プランを注文したものの点数があまり入らず、再度通常のクリーニングを注文すると手間も時間もかかります。詰め放題プランを検討する場合はプランの内容をしっかりと確認し、依頼したい衣類の場合におトクになるか確認してからクリーニングを注文しましょう。

なお、宅配クリーニング「RE:KURI(リクリ)」は、詰め放題プランはありませんが、15点・20点パックなど一度にたくさんの衣類をまとめて注文できるプランがあります。
また、20点パックにはオプションでさらに4点衣類を追加することができるので、最大24点まで詰めることができます。さらに、嬉しい4つの無料サービスがあり、「送料・再仕上げ・簡易シミ抜き・ボタン付け」は無料です。リクリは、創業50年以上・約200店舗のクリーニング店の運営実績があるので、初めての方も安心して依頼できますよ。一度にまとめてクリーニングに出したいという方は、ぜひリクリの宅配クリーニングをご検討ください。

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冬物衣類の代名詞といえばコートですよね。
コートは、シーズンが終わるとクリーニングに出す方がほとんどだと思います。
しかし、コートは他の洋服に比べ、クリーニング料金が高い傾向にあり、複数のコートを着まわしている方は、クリーニング代がかさんでしまいます。

この記事では、少しでもクリーニング代を抑えるために、コートのクリーニングが安くなる時期についてご紹介します。

コートのクリーニングについて知りたい方やクリーニング代を少しでも抑えたい方は、ぜひ参考にしてください。

1. コートなど冬物のクリーニングが安くなる時期は?

コートなど冬物のクリーニングは何月に出すと一番おトクなのでしょうか?

冬物のクリーニングが安くなるのは3~4月!

3月は冬の寒さが落ち着き、多くの方が冬物の整理をし始める時期です。
とは言え、3月の時点で地域によっては完全に冬物を着なくなるわけではありません。
寒い地域に住んでいる方は3月に冬物の整理はまだ早く、4月以降にクリーニングに出すケースもあります。事実、クリーニング店の冬物の繁忙期は4月以降ですが、3月は繁忙期に入る前でもあり、他社にお客さんが流れないよう各店早めにセールを打ち出しているのです。
そのためこの時期は、通常料金ではなくおトクな料金で利用できるというわけです。

こういった背景から、冬物のクリーニングは3~4月に出すことがおすすめです。

2. コートの料金相場と安い時期の料金を比較!

電卓

コートの料金相場と安い時期の料金を比較してみましょう。

コートの料金相場は?

まずは、コートの一般的な料金相場を見ていきましょう。コートと一言で言っても、素材や長さなどにより様々な種類があります。種類によって料金が異なるので下記を参考にしてみてください。

コートの素材・種類相場感
カシミヤ1,000円~1,300円前後
ウール700円~1,400円前後
アンゴラ2,300円~2,700円前後
羽毛(ダウンジャケット)1,700円~2,500円前後
羽毛(ダウンコート)2,400円~3,500円前後
毛皮10,000円~16,000円前後
レザー5,000円~9,000円前後
スエード12,000円~15,000円前後

上記の表は、あくまで料金相場です。最寄りのクリーニング店や宅配クリーニング会社など、利用を検討しているサービスの料金設定は、どのようになっているかは事前に確認しておきましょう。

安い時期はどのくらい安くなる?

決して安くはないコートのクリーニング料金ですが、セール時期を上手く利用すると、相場よりも安価でクリーニングができます。セール時期はクリーニング店によって様々ですが、多くのクリーニング店では半額に近い料金になっています。
例えば、通常料金が4,000円前後とすると、セール時には2,000円前後になります。

コートのクリーニングは割高になる傾向がありますが、半額に近い料金でクリーニングできるなら、時期を考えて出す方がおトクですよね。

コートのクリーニングを考えている方は、3月~4月を狙ってみるのがおすすめです。

ダウンコートを参考例に実際の割引率を見ていきましょう。

通常料金セール時の料金
A社4,070円2,310円
B社2,190円1,095円
C社2,893円1,690円
D社2,600円

※すべて税込価格です。

A~B社は通常料金からおおよそ半額の料金、C社は40%引きとなっています。
D社はセールがありませんでしたが、他社と時期をずらして実施しているようです。

数あるクリーニング店から4社を抜粋しましたが、セール時の割引率はだいたい50%が目安です。

3. セール時期以降はどうなの?

セール時期以降は、通常料金に戻ります。
多くのクリーニング店は、3月末~4月中旬頃にセールが終わります。
4月に入ると、冬物のクリーニング需要が本格化し繁忙期に入ります。この時期はセールをしなくてもお客さんが利用してくれるため、各クリーニング店はセールをやらないことが多いです。

またこの時期は、クリーニング店も忙しくなり、クリーニングの納期も通常より日数がかかる傾向にあります。クリーニングは機械だけでなく、人が手作業で行う工程もあるためです。
クリーニングを出そうと思っている人は日数にも注意しましょう。

4. 冬物クリーニングを安くするためのコツ

冬物クリーニングを安くするためのコツをご紹介します。セール時期だけでなく、その他の時期でもおトクに利用できる方法もご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

セール時期を狙う&会員になっておくと情報を入手しやすい

冬物クリーニングを安くするためには、「セール時期を狙うこと」・「会員になって情報を入手すること」がポイントです。

おトクにクリーニングを利用するために、セール情報をいち早く押さえておく必要があります。
そこで、クリーニング店の会員になっておくことをおすすめします。
ほとんどのクリーニング店では会員システムを導入しており、優待サービスやお得な情報を発信しています。そのため、いつセールが行われるのかをすぐに知ることができます。

中には会員にはなっていても、メール配信を拒否している方もいるのではないでしょうか?
連休前に会員限定クーポンなどが配信されることもあるので、いつでもおトクな情報をキャッチできるようにメール配信も受けられるように設定しておくのがおすすめです。

宅配クリーニングを利用する

冬物クリーニングを安くするためには、宅配クリーニングを利用することもおすすめです。

宅配クリーニングとは、店舗クリーニングのように洗濯物を持ち込む必要がなく、引き渡しと受け取りを自宅で完結できるサービスです。通常のクリーニングに加え、シミ抜きや毛玉取りなどの細かなサービスにも対応しています。

店舗型のクリーニングは、衣類の種類ごとに料金が設定されていますが、宅配クリーニングは衣類の種類ではなく、点数ごとに金額が決まっているパック制が多いため、コート類などをまとめて依頼することで、店舗クリーニング以上におトクに利用できる場合も。

店舗型クリーニングと宅配クリーニングの料金比較は下記です。

1点当たりの利用料金(税込)
店舗型クリーニング・コート:1,000~2,500円程度
・セーター:500~1,000円前後

※すべて税込価格です。

パック価格(税込)1点当たりの価格(税込)
宅配クリーニングA社5点パック:7,678円
10点パック:9,878円
5点パック:1,535円
10点パック:987円
宅配クリーニングB社5点パック:9,405円
10点パック:12,870円
5点パック:1,881円
10点パック:1,287円

※すべて税込価格です。

店舗型クリーニングの場合、依頼する品目によって大きく金額が変わります。
一方で宅配クリーニングのパック料金の場合は、何を出しても一律金額です。そのため、コートだけでなくその他の冬物の衣類もまとめて出すことで、一着あたりのクリーニング料金が安くなるんです。

これなら、キャンペーン時期でなくとも、いつでおトクに利用できるので、コートやジャケット、スーツなどを中心にクリーニングに出せる場合は宅配クリーニングがおすすめです。

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5. コートのクリーニングを安くするには春先がおすすめ

コーヒータイムにスマホで注文

コートのクリーニングが安い時期は3月~4月です。
この時期は、多くのクリーニング店が顧客獲得のためにおトクなセールを実施しているので、クリーニング代を大きく節約できます。
ただし、繁忙期はクリーニング件数が増えるため仕上がりまでの時間がかかる場合も。そのため、費用は安く抑えられたとしても、日数がかかると思っておきましょう。

確実に安くクリーニングに出すためにも、セール情報をいち早くキャッチできるようにクリーニング店の会員登録をしておきましょう。

もし、キャンペーンを逃してしまったという方には、宅配クリーニングがおすすめ。
宅配クリーニングでは、点数ごとに金額が決まっているパック制が多いため、一度にまとめて衣類を出すと1点あたりの料金が安くなり、おトクになります。
なかでもおすすめなのが宅配クリーニング「RE:KURI(リクリ)」。リクリは、創業50年以上・約200店舗のクリーニング店の運営実績があるので、安心して依頼できますね。リクリの衣類クリーニングは、5・10・15・20点パックから選べ、まとめてクリーニングを依頼すれば1点あたりの料金も安くなります。
コートだけでなく、他の冬物もまとめてクリーニングに出したいと検討されている方は、リクリでお気に入りの衣類をキレイにしてみませんか?

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「オフシーズンの布団をしっかり洗いたい」、「自宅やコインランドリーの洗濯ではきちんと洗えているのか不安」、「そもそも使っている布団が洗えるのか分からない」とお悩みの方も多いはず。
普段からこまめに天日干ししていても、実は目に見えないダニやホコリがついているということも。
また、自宅で洗濯しづらい上に、クリーニング店に出すにしてもサイズが大きいため持ち運びが大変です。

そこで便利なのが「宅配クリーニング」です。
宅配クリーニングを利用すれば、自宅にいながら手間をかけず布団を洗濯できます。
上手に活用すれば、これまで苦労していた布団のケアがぐっと楽になるでしょう。

今回は、布団を宅配クリーニングに出すメリットや料金や日数、あなたにピッタリのお店の選び方をご紹介します。布団のケアが手間だなと感じていた方は、ぜひ参考にしてくださいね。

1. 宅配クリーニングに布団を出すことはできるの?

そもそも、宅配クリーニングに布団を出すことはできるのでしょうか?
結論から言うと、宅配クリーニングに布団を出すことはできます!お店によっては「洋服のみ対応可」という場合もありますが、布団を取り扱っている宅配クリーニングは今とても多いです。
布団の宅配クリーニングの一般的な流れは、以下の通りです。

<利用方法>
  • ネットで宅配クリーニングを申し込む
  • 自宅に届いた宅配キットへ布団を詰め込む
  • 宅配業者に集荷を依頼
  • 布団が宅配クリーニング会社へ届き、検品・クリーニング開始
  • 洗いあがった布団を自宅で受け取る

布団を送るための宅配キットは、クリーニング店が用意してくれる場合がほとんどです。そのため、布団を詰めるための大きな段ボール箱を自分で用意する必要はありません。
また、以下のようなオプションサービスがある宅配クリーニングもあります。

  • 防ダニ加工
  • オフシーズンの保管
  • 枕や毛布などの付属品のクリーニング

宅配クリーニングの流れやオプションサービスは、お店によって異なるので事前に確認しましょう。

2. 宅配クリーニングに布団を出すメリット

宅配クリーニングがはじめての方にも、布団の宅配クリーニングはおすすめです。
その理由となる3つのメリットについてご紹介します。

大きく重たい布団の持ち運びをしなくて良い

布団

宅配クリーニングを利用すれば、大きくて重たい布団をコインランドリーやクリーニング店まで持ち運びしなくて済みます。
家族の人数分の布団を運ぶともなれば、それだけでかなりの重労働です。
自宅の洗濯機で洗う場合も一度に何枚も洗濯できないですし、乾かすスペースも必要なため、手間も時間もかかります。
そんな煩わしい布団の洗濯も、宅配クリーニングならこれらが一切不要です。
自宅の玄関まで布団を引き取りに来てもらったら、あとはキレイになった布団の返却を待つのみです。
衣替えの時期にありがちな布団の洗濯に対する憂鬱感も、これなら吹き飛びますね。

保管サービスが使える!返却後も圧縮パックでコンパクトに収納可能

宅配クリーニング店によっては、布団をクリーニングしたあと必要な時期までそのまま保管してくれるお店もあります。湿度や温度などの空調設備が整った環境で保管してくれるので、ダニやカビの心配もありません。

また、布団を圧縮パックに入れて返却してくれる宅配クリーニング店もあります。
これなら、かさばる布団をコンパクトな状態のまま収納できるので、どうしても収納場所が確保できないという方には、助かるサービスかもしれません。

しかし、圧縮パックに入れたままにしておくと、ふわふわの仕上がりがつぶれてしまうので注意が必要です。ふわふわの仕上がりを求める場合は、圧縮パックを使わずに保管・返却をしてくれるお店を利用しましょう。

保管サービスの有無や返却方法はクリーニング店によって異なるので、利用の際はサービス内容をよく確認してくださいね。

自宅では難しい丸洗いが可能!布団用洗剤で中までキレイにできる

羽毛

宅配クリーニングでは、自宅では難しい布団の丸洗いも可能です。たっぷりの水と専用の洗剤で洗うことで、布団の中まですっきりキレイにできます。
こまめに天日干しをしていても、実は目に見えない汚れ・雑菌・ダニなどは残ったままということも。
そのまま使い続けたり、収納したりすると、カビやアレルギーの原因になってしまう場合もあります。
宅配クリーニングなら、布団の丸洗いで汚れをしっかり落としてくれるので、ペットの毛や子どものおねしょによる汚れに悩む方にも心強い味方になります。

また、ふっくらとした布団を保つには乾燥も肝心です。宅配クリーニングでは中までまんべんなくしっかり乾燥させてくれるので、次のシーズンに気持ちよく使えるだけでなく、大切な布団を長持ちさせることにもつながります。

3. どんな布団でも宅配クリーニングに出せるの?

布団を宅配クリーニングに出せるかどうかは、その素材によります。

■クリーニングに出せる布団

羽毛・羊毛・綿わた・ポリエステル・ウレタン・アクリルなどの化学繊維

■クリーニングに出せない(確認が必要な)布団

シルク・ムートン・低・高反発ウレタン・ノンキルト加工の羽毛(縫い目がなく接着剤が使われているもの)

布団の素材だけでなく、洗濯表示も必ず確認しましょう。

ドライクリーニングやウェットクリーニングがNGなど、全ての洗濯表示に「×」印がある場合はクリーニングに出せない可能性が高いです。
お店によって対応商品が違うので、まずは宅配クリーニング店に問い合わせてみてください。

また、布団の状態も確かめましょう。
破れがひどい、穴・ほつれがある、5年以上使っていてペタンとつぶれてしまっているような布団の場合は、クリーニングではなく打ち直し(リフォーム)がおすすめです。
ボリュームと温かさがよみがえり新品同様の布団になって戻ってきますよ。

4. 布団の宅配クリーニング料金相場はいくら?

布団の宅配クリーニングの料金相場は、1枚あたり5,000〜10,000円(税込)です。
布団の宅配クリーニングの料金例は以下です。
※括弧内は1枚あたりの料金になります

1枚2枚3枚
A社9,680円12,980円
(6,490円/枚)
14,080円
(4,694円/枚)
B社9,680円12,980円
(6,490円/枚)
16,280円
(5,426円/枚)
C社11,880円14,190円
(7,095円/枚)
16,335円
(5,445円/枚)

※すべて税込価格です。

この表にあるように、一度に複数枚の布団を宅配クリーニングに出すと1枚あたりの料金が下がることがわかります。つまり、布団の宅配クリーニングはまとめ利用がおトクです。

羽毛布団が超おトク

5. 布団の宅配クリーニングにかかる日数はどのくらい?

布団の宅配クリーニングにかかる日数は、2〜4週間程度です。
クリーニング店の繁忙期だと、さらに日数がかかる場合もあります。
急いでいるときは、集荷と返却の配送にかかる期間を先にお店に確認しておくと安心です。

一方で、自宅の収納スペースに限りがあるので「オフシーズンは布団を預かっていてほしい」という場合は、保管サービスを利用すればクリーニングしたあと9〜10月頃までそのまま保管してくれます。
湿度や温度などの空調設備が整った環境で保管してくれるので、自宅の収納スペースがスッキリするだけでなく、布団にとっても優しいですね。

早めに返却してほしい方にも、長期間預かってほしい方にも、布団の宅配クリーニングはとても重宝するサービスと言えるでしょう。

6. 布団の宅配クリーニング会社の選び方

最後に、はじめての方にも安心な「布団の宅配クリーニング会社の選び方」をご紹介します。
ここでご紹介するポイントを参考にすると、あなたにあった宅配クリーニングがきっと見つかるでしょう。

布団の枚数で料金を比較する

クリーニングに出す布団の枚数で、各店ごとの料金を比較しましょう。
中には、布団の枚数が多いほど、1枚あたりのクリーニング料金が下がるお店もあります。
それ以外にも、以下2点について確認しておきましょう。

  • 送料
  • オプション料金とサービス内容(保管サービス、圧縮パック対応、防ダニ加工など)

布団のクリーニングの料金が安かったとしても、送料などのその他の料金で「思ったより高くついてしまった!」ということがないように、事前に確認することが重要です。

枕や毛布などの付属物をまとめて出せるか確認する

枕と毛布敷き布団

布団だけでなく、枕や毛布などの付属物もまとめてクリーニングに出したい場合は、対応可能な宅配クリーニングを選びましょう。
「布団+付属品パック」「指定のバッグに詰め放題」という商品ラインナップで料金設定をしているお店もあります。
ただ、布団の種類や枚数を制限している場合があったりするので、単品で依頼したときの料金と比較して割高にならないように注意しましょう。

対応している布団の種類を確認する

クリーニングに出したい布団が取扱い可能か確認しましょう。
また、お店によっては布団の洗い方にこだわりがある場合もあります。
チェックしたい項目は、以下の通りです。

  • 布団の種類(掛布団、敷布団、毛布など)
  • 布団の素材(羽毛、羊毛など)
  • 布団のサイズ(シングル、ダブル、クイーンなど)
  • 汚れ具合(おねしょ跡、ペットの毛など)
  • 洗濯方法(まとめ洗い、個別洗いなど)
  • 洗剤の種類(中性洗剤、無添加石けんなど)

宅配クリーニングに出したあとで「対応不可」と判断されてしまうと、返送料がかかる場合があるので要注意です。事前確認をして宅配クリーニングを選べば、初めてのサービス利用でも高い満足が期待できます。

7. 布団の宅配クリーニングで手間も時間も省いてすっきりキレイに!

目覚め

布団は、毎日使うわりに自宅での洗濯がとても難しいです。
頻繁に天日干ししても汗に含まれた皮脂や角質が残ったり、臭いやカビ・ダニの原因になったりしてしまうことも。クリーニング店へ持ち込むにしても、布団は大きくて重いので、面倒に感じがちです。

そんな方は、ぜひ布団の宅配クリーニングを試してみてください。

手間も時間もかけずに、自宅にいながら布団の汚れも臭いもすっきりキレイになりますよ。

保管サービスや圧縮パックに入れた返却などが利用できる宅配クリーニングを選べば、オフシーズンの収納にも困りません。布団を清潔に保って長く大切に使うためにも、宅配クリーニングをうまく活用しましょう。

羽毛布団が超おトク

仕事で着るワイシャツは常にキレイな状態に保っておきたいですよね。
毎回クリーニング店に持っていくのは面倒であったり、自宅でワイシャツを洗うにしても、きれいに汚れが取れなかったり、アイロンがけの手間がかかるといったことも。

そんな時、宅配クリーニングを活用すると、洗濯に割く時間や手間が減らせますよ。

この記事では、宅配クリーニングでワイシャツを出す方法を解説していきます。
宅配クリーニングを利用するメリットの他、おトクに注文できる方法や、クリーニングのおすすめ頻度、料金相場もご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

1. ワイシャツを宅配クリーニングに出すメリット

アイロンがけ

宅配クリーニングでワイシャツを出すとさまざまなメリットがあります。
1つずつ、ご紹介していきます。

クリーニング店に持ち運びする必要がない

仕事や家事に追われて時間がないときに、クリーニング店にわざわざ足を運ばなければいけないのは、時間的にも、体力的にも大変ですよね。
しかし、宅配クリーニングなら、そんなお悩みを解決できます。

宅配クリーニングは、ネットでクリーニングの注文をし、宅配業者が衣類を自宅まで集配してくれるため、自宅にいながらクリーニングに出すことができます。
これなら、「時間がない」「量が多くて、クリーニング店に持っていくのは面倒」という方でも手軽にワイシャツをクリーニングに出すことができますね。

クリーニング店の営業時間を気にする必要がない

ワイシャツを普段から着用する方は、日中はお仕事をしているという場合が多いはず。そんな方がクリーニングで困るのは、「クリーニング店の営業時間と仕事の時間が重なり、クリーニング店に持って行けない」ということではないでしょうか。

クリーニング店の開店時間は8時台、閉店時間が19時〜20時台が多いです。
しかし、この時間帯はお仕事をしているという方もいらっしゃいます。
また、買い物や育児、家事などを優先しなければならず、クリーニングに行く時間が無くなってしまうという方もいらっしゃるでしょう。

一方で、宅配クリーニングの場合はそういった心配をする必要はありません!
宅配クリーニングは、Webから24時間申し込みが可能なため、クリーニング店に行く時間がないという方でも、営業時間を気にすることなく、クリーニングを依頼することができます。
時間的な制約でクリーニングを依頼できないといったことがなくなるため、どんな生活スタイルの方でも気軽にクリーニングを利用することができますね。

簡易シミ抜きなら無料!アイロンがけもおまかせ

店舗型クリーニングでシミ抜きをする場合、クリーニング代金とは別にシミ抜き料金がかかることが珍しくありません。
ついてしまったシミの種類によっては結構な出費になることもあります。
しかし、宅配クリーニングのお店は無料サービスが充実しており、落ちやすいシミを落とす簡易シミ抜きであれば無料で行ってくれるお店もあります。

■落ちやすいシミの種類

汗染み・食べこぼし、飲みこぼしによるシミ・化粧品など

また、面倒なアイロンがけも、プロに頼めば細かい襟・袖はもちろん、シワのないパリっとした風合いに仕上げてくれるので、アイロンがけの負担を減らしたいといった方にもおすすめです。

ご自宅でアイロンがけをする時には、ちょっとしたコツを知っておくと簡単にできるようになります。ぜひ、こちらの記事を参考にしてみてください。

関連記事:ワイシャツのアイロンのかけ方や上手に仕上げるコツを徹底解説

2. ワイシャツを宅配クリーニングに出す方法とお得な出し方

宅配クリーニングでワイシャツを出す方法と、おトクな出し方についてご紹介します。
はじめて宅配クリーニングを出す方は、ぜひ参考にしてくださいね。

ワイシャツを宅配クリーニングに出す方法

簡単な3つのステップでワイシャツを宅配クリーニングに出すことができます。

STEP1:Webで申し込む

インターネットでクリーニング店のWebページにアクセスします。
希望のクリーニング商品を洗濯した後、注文画面へ行き、住所や名前、ご利用コースや集荷キットのお届け希望日、衣類の受け取り希望日を入力し、申し込みます。

STEP2:集荷キットに衣類を入れて送る

申し込みの受付が完了した後、3日程度で「集荷キット」がご自宅に届きます。
集荷キットに、クリーニングしたい衣類を入れて宅配業者に集荷依頼をし引き渡したら、発送は完了です。

STEP3:洗いあがった衣類を受け取る

受取日になると、宅配業者からクリーニングされた衣類が届きます。
これにて宅配クリーニングの利用は完了です。

ワイシャツはパックプランで出すのがおすすめ

宅配クリーニングには、大きく2つの料金体系があります。
衣類の種類に関わらず何点頼んでも料金が一律の「パックプラン」と、店舗型クリーニングと同様、衣類の種類により1点ずつ料金が変わる「単品」の2つです。

パックプランタイプの宅配クリーニングでは、衣類の数で料金が決定します。
例えば、5点で7,000円、10点で10,000円といった料金設定です。パックプランの料金を衣類1点当たりで考えると990~1,300円前後ということが多いです。
一方で、ワイシャツ単品で出した場合のクリーニング代は、平均すると、1点350円前後ほどになります。

【ワイシャツ1点当たりの利用料金】
単品 パック料金
350円 990~1,300円

※2022年3月現在

※すべて税込価格です。

一見すると、ワイシャツはパックプランではなく、単品のクリーニングで出した方がおトクですが、パックプランでも、宅配クリーニング店が実施しているキャンペーンを利用することによって、単品で出したときと同じくらいの料金になる場合もあります。

どの出し方がおトクなのかは、宅配クリーニング店のホームページで料金設定やプランなどをよく見て確認しましょう。

3. ワイシャツはどのくらいの頻度で出すのが良い?

ワイシャツを宅配クリーニングに出すとき、どれくらいの頻度で出せばよいか分からないという方もいらっしゃるでしょう。
結論から言うと、1週間に1度くらいの頻度で宅配クリーニングを利用することをおすすめします。
平日に着たワイシャツ5枚程度をまとめて出す、というやり方です。

注意点として、1度着たワイシャツを1週間以上放置することは汗や皮脂のたまりによる黄ばみや臭いが発生する原因になりますので、ワイシャツを長期間放置することはおすすめできません。
また、基本的には1週間に1度のクリーニングをおすすめしますが、夏や梅雨の時期など、比較的汗をかきやすい時期は、その日ごとや週の半ばでクリーニングに出すなど、状況に応じて頻度を調節してみてくださいね。

4. 予備のワイシャツを用意!宅配クリーニングは店舗より時間がかかる

ここまで、宅配クリーニングのメリットや、宅配クリーニングでワイシャツを出すときのポイントなどをご紹介してきましたが、宅配クリーニングにはデメリットもあります。

その1つが、店舗型クリーニングに比べて仕上がりに時間がかかるということです。
Webで申し込みをして衣類を発送し、クリーニングが終わったら自宅に届くという性質上、どうしても日数がかかってしまうのです。
店舗型クリーニングの場合、朝に出したものが夕方には受け取り可能といった即日受け取りサービスを実施しているところもありますが、宅配クリーニングでは即日受け取りは基本的にできません。

1週間分のワイシャツをまとめて出すと、土日を挟み週明けに間に合わないこともあります。
そのため、宅配クリーニングでワイシャツをクリーニングに出す場合は、予備のワイシャツを用意しておくことをお勧めします。
予備のワイシャツを持っておくことで、受け取り予定日に急な事情で受け取れず、必要な時にワイシャツが手元にない、といった不測の事態にも対応することができます。

5. 宅配クリーニングでワイシャツを出して快適な生活を送ろう!

ワイシャツを干す女性

今回は、宅配クリーニングでワイシャツを出す方法やメリット、注意点などについてご紹介しました。
必要と分かっていてもなかなかワイシャツをクリーニングに出す時間を取れないといった方が多いのが現実です。
「毎日忙しくてクリーニングが面倒」という方は、自宅にいながらクリーニングが依頼できる宅配クリーニングを活用してみるとよいでしょう。
宅配クリーニングを利用することで、これまでクリーニング店に行っていた時間と手間を減らしながら、プロの技術によって、ビシっときれいになったワイシャツを毎日着ることができます。

宅配クリーニングの中でもおすすめしたいのが、「RE:KURI(リクリ)」のビジネスパック。
ビジネスパックは、ワイシャツをはじめスーツやネクタイなどをまとめてクリーニングできる、ビジネス衣類専用のパックです。ビジネスに必須のアイテムが1点754円(税込)~注文でき、ワイシャツは抗菌・防臭加工付き!
リクリは、創業50年以上、約200店舗のクリーニング店の運営実績があるので、安心してお願いすることができます。ワンランク上の仕上がりを体感してみませんか?

小さなお子さんがいる家庭では、布団におねしょをされてしてしまったということはよくあることです。
トイレトレーニングをして、お昼は上手にトイレをしてくれるようなお子さんでも、夜にはおねしょをしてしまうといったことがありますよね。
「おねしょで汚れてしまった布団はどうやって洗えばいいのだろう。」
「他の洗濯物と同じように洗えばいいの?」といった疑問を持っている方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。

おねしょで汚れた布団には正しい洗い方があります。
正しく洗えば、おねしょをしてしまった布団もキレイにすることができます。
この記事では、おねしょをしてしまった布団の洗い方やその際の注意点をご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。

1. おねしょをした布団は丸洗い?部分洗い?

「おねしょをした布団は丸洗いするべき?」「おねしょをした部分だけ洗えばいいの?」
そういった疑問を抱えている方もいらっしゃるでしょう。
結論から言うと、どちらでもOKです。

おねしょ自体は、水だけで溶ける「水溶性の汚れ」なので、比較的落としやすい汚れです。
なので、おねしょのシミの広さや洗濯のタイミングを考えて、丸洗いにするか、部分洗いにするかを決めましょう。

例えば、布団全体が汚れている場合は丸洗いが最適です。反対に、一部だけが汚れている場合は部分洗いをおすすめします。
ただ、毎回丸洗いが大変という方は多いはず。正しい洗い方で部分洗いをすれば、十分にきれいになるので、安心してくださいね。

2. おねしょ布団を洗うのに必要な物と期待できる効果

布団を天日干しする

洗濯方法をご紹介する前に、おねしょで汚れてしまった布団を洗うために必要なアイテムをご紹介します。おねしょで汚れてしまった布団を洗うのに必要なアイテムと期待できる効果を見ていきましょう。

水気が取れるタオル(オムツがあれば便利)

おねしょは、かなりの量になることもありますよね。
そのまま洗おうにも、まずはおねしょの水分をしっかり取ることが必要です!

そこで、役立つのが、水気がとれるタオルや水分吸収力の高いオムツ。
オムツは水分を吸収しやすい素材を使用しているため、おねしょの水分をとるのにも役立ちます。

タオルやオムツはスーパーなど身近なお店で手に入れやすいので、お子さまのおねしょの心配があるときには事前に用意しておくと安心です。

おねしょの水気を取るときは、タオルを(オムツの場合は開いて)おねしょで濡れてしまった部分に強く押し当てて、水分を吸い取ります。
このとき、しっかりと体重をかけて押し当てるようにしましょう。

臭いを取り除くクエン酸水

おねしょの水分をある程度取り除くことができたら、次はおねしょの臭いを取り除きます。

おねしょの臭いを生み出しているのはアルカリ性物質であるアンモニアです。アンモニア臭を取り除くのに有効なものが、酸性物質である「クエン酸」です。
アルカリ性のアンモニア臭を酸性のクエン酸が中和してくれるため、おねしょの臭いを消すことができます。
クエン酸は食物などに入っている自然由来の物質で、人体への危険はほとんどないとされています。そのため、小さいお子さまがいる家庭でも安心して使うことができます。

今では、100円ショップなどでクエン酸入りのスプレーが購入でき身近なアイテムでもあります。
また、クエン酸水を作る場合は、水200mlに対して、クエン酸を小さじ1杯程度混ぜましょう。

黄色いシミを落とす酸素系漂白剤

おねしょにで汚れてしまった布団は、すぐに洗ったとしてもシミが残ってしまう場合もあります。
そんなときには、「酸素系漂白剤」を使ってシミを取り除きましょう。

酸素系漂白剤を使ったシミの落とし方は、下記です。

  • おねしょのシミが気になる部分に直接酸素系漂白剤をつけ、20分から30分程度放置します。
    放置する時間の目安は、使用する酸素系漂白剤の側面にも記載があるのでチェックしましょう。
    また、長時間放置してしまうと布団の生地が傷む恐れがあるので気をつけてください。
  • 酸素系漂白剤を薄めたぬるま湯を張った浴槽に布団をつけ置きします。
  • シミが落ちていることを確認して、後は洗濯機や浴槽で丸洗いをします。

40度くらいのぬるま湯(熱湯はNG)

先にお伝えしたとおり、おねしょは水溶性の汚れなので、比較的落としやすい汚れです。
汚れが落としきれずシミとならないように、布団についたおしっこをきれいに洗い流すのが洗濯のコツ。
洗い流すための水は40度くらいが理想的とされています。
ここで気をつけなければならないのは、熱湯がNGということです。
熱湯を使うとおしっこに含まれるたんぱく質が固まり、さらにおねしょの汚れを落としにくくなってしまうのです。また、熱湯によって布団の繊維が傷つくといった恐れもあります。
熱湯を使うと除菌効果があって良さそうにも思えますが、実は40度のぬるま湯が正解ということを覚えておきましょう。

3. おねしょ布団をキレイに洗う方法

ドラム洗濯機

おねしょ布団をキレイに洗う方法を見ていきましょう。

部分洗いの手順

汚れている個所が一部だけの場合は、部分洗いで洗いましょう。
部分洗いの手順は以下の通りです。

  • 水分を吸収しやすいタオルやオムツを使って、おねしょの水気を吸収する。
  • 40度くらいのぬるま湯で、おねしょのシミや汚れている箇所を洗い流す。
  • 水分を拭き取る。
  • おねしょのシミや汚れた部分にクエン酸スプレーを吹きかけ、濡れた部分をタオルなどで拭き取る。
  • 2~4を繰り返して、おねしょのシミや汚れがきれいに落ちたら布団をしっかり乾かす。

水気を拭き取る際は布団を押しつけるように拭き取ります。
タオルや雑巾のように、絞って水気を取ってしまうと、布団の繊維が傷つく恐れがあるため、おすすめできません。

丸洗いの手順

お子さんがおねしょを繰り返してしまうなど、布団全体が汚れてしまっている場合は、布団を丸洗いしましょう。丸洗いは自宅でできるほか、コインランドリーでも洗えます。
ここでは、自宅での丸洗いの手順をお伝えしますね。

  • 浴槽に40度前後のぬるま湯を張ります。必要であれば洗剤を入れます。
  • 浴槽に布団を入れ、足踏みしながら布団を洗います。
  • 浴槽の栓を抜き、布団の水気を出し切るまで足踏みします。
  • シャワーですすいでもう一度水切りします。
  • 1時間ほどお風呂のフチに布団を掛けて水分を流し出します。
  • 1~2日程、天日干しでしっかり乾かします。

「丸洗いできるスペースを確保するのが難しい。」「家で丸洗いするのは面倒だ」そんな方はコインランドリーでの丸洗いがおすすめです。
注意点として、お使いの布団が「洗濯機で洗えるか」と「タンブラー乾燥機が使えるか」を事前に確認しておきましょう。

4. おねしょ布団を洗濯する時の注意点

おねしょのシミや汚れがついてしまった布団を洗濯するときの注意点を1つずつ見ていきましょう。

放置しない

おねしょの汚れを見つけても、朝の時間帯はバタバタして、つい放置してしまうということも。
しかし、おねしょの汚れにはすぐ対処しましょう。
おねしょを放置してしまうと以下のようなことが起きる可能性があります。

  • おねしょのシミができてしまう
  • おねしょの臭いがついてしまう
  • 雑菌やカビが繁殖してしまう
  • 布団の下のマットレスやカーペットにおねしょのシミがうつってしまう

一度おねしょのシミができてしまうと、キレイに落とすのはなかなか大変です。
時間が経つほどにアンモニア臭が強くなっていき、雑菌やカビが繁殖する恐れもあります。
雑菌やカビが繁殖した場所で寝ることは、子どもはもちろん、大人にとっても衛生面・健康面の両面でおすすめできません。
1日の疲れをとるための場所である布団は、清潔に保っておきたいですよね。

消臭・除菌スプレーを使わない

おねしょを見つけたとき、臭いが強かったり雑菌が気になったり、消臭・除菌スプレーを使いたくなりますが、これはおすすめできません。
なぜなら、おねしょで濡れた状態の布団に消臭・除菌スプレーをかけてもあまり効果がないどころか、かえって臭いを強めてしまう恐れがあるからです。
おねしょの臭いが気になるときは、先ほどご紹介した手順に従って、クエン酸スプレーを使ってみてくださいね。

しっかりと乾燥させる

乾燥が不十分だと、せっかく洗っても再び雑菌が繁殖し、嫌なにおいがする恐れがあります。
天気がよい日は天日干しをしてしっかり乾かしましょう。
1時間ごとに布団の表裏をひっくり返し、全体がしっかりと乾くようにします。

天気が良くなくて外に干せないときや、天日干しができない素材の布団を乾かすときは、扇風機やエアコンの風に当てておくと乾きが早くなるのでおすすめです。また、布団乾燥機を利用するのもよいでしょう。
部分洗いをして、濡れている範囲が狭い場合は、ドライヤーで乾かすことも可能です。
ドライヤーを使用する際には、ドライヤーを布団に近づけすぎないよう注意してくださいね。

5. おねしょ布団の洗濯方法を学んで、布団を清潔に保とう!

眠る幼児

今回は、おねしょで汚れてしまった布団の洗い方や必要なアイテム、注意点などについてご紹介してきました。

お子さまが小さいときは、どうしてもおねしょの問題に悩まされます。
しかし、今回ご紹介した方法をマスターすれば、おねしょの臭い残りやシミができずに、布団をキレイにできます。
1日の終わりには、ぜひ清潔な布団でお子さんを気持ちよく寝かしつけてあげてくださいね。

洋服についてしまったシミや汚れが落ちなくて、悲しい思いをしたことがある方は多いのではないでしょうか。
最近では、ネットなどにさまざまなシミや汚れを取る方法が紹介されていますが、自宅で実際にやってみたけど取れなかったという場合もあるかと思います。
そんな「がんこ」なシミや汚れをクリーニングでキレイに取ってもらえたら助かりますよね。

そこで今回は、クリーニングのシミ抜きサービスについて解説していきます。
実際にクリーニングに出す際の注意点についてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

1. クリーニングではシミ抜きや目立つ汚れを落としてくれる

シミ抜き

クリーニングに出すときに、衣類についてしまったシミや汚れを伝えると、「シミ抜き」メニューで落としてくれます。お店によってはクリーニング前に検品を行い、自分では気付かなかったシミや汚れも取ってくれることもあります。

このシミ抜きには、無料のものと有料のものがあります。
落ちやすいシミや汚れなら無料で取ってもらうことが可能ですが、落ちにくい汚れは、有料になる場合が多いです。

最近ではシミ抜きや頑固な汚れ落としに特化したクリーニング店もあります。
どうしても落としたいシミや汚れがある場合には、シミ抜きの実績が多い専門店を探すこともおすすめです。

2. クリーニングのシミ抜きサービスはどんなものに有効?

シミには「水性」「油性」「不溶性」と3種類あります。
それぞれの特徴は下記です。

・水性のシミ

水に溶けるシミなので、基本的には水で落ちます。
コーヒー、ジュースなどのドリンク類、しょうゆ、ポン酢などの調味料、ビール、ウィスキー等のアルコール類によるシミです。

・油性のシミ

油が入ったものでできたシミです。
サラダ油などの食用油類、ラーメンのスープ、天ぷらそばのつゆ、油性ボールペン、口紅などによるシミです。

・不溶性のシミ

泥汚れなど固形物が混じったシミです。
泥、サビ、墨汁、ボールペンのゲルインク、香水などによるシミです。

中でも油性のシミは家庭で落とすことが難しいです。
また、シミができてから時間が経ってしまったものは、繊維の奥に汚れが浸透し自宅洗いでは落とすことが難しい上に、落ちたとしても、生地の色が抜け変色してしまう場合もあります。

クリーニングのシミ抜きサービスは、そういった自宅での対応が難しいシミに有効です。

3. クリーニング店でシミ抜きを依頼するメリット

クリーニング店でシミ抜きを依頼するメリットは、プロの技でシミ抜きをしてもらったうえでクリーニングできるという点です。

最近では、水性・油性両方のシミに対応したシミ抜き用洗剤が市販されていますが、シミ抜きの方法を間違えてしまうと、かえってシミが落ちにくくなることも。

また、自宅でシミ抜きをしようと無理に衣類を擦ると、色落ちしたり生地が傷む原因にもなります。

クリーニング店では、その道のプロがシミ抜きするため、衣類を傷めずにシミを除去してもらえるだけでなく、シミ抜きをしたうえで、通常のクリーニングもするので、衣類全体がキレイになって戻ってきます。

「絶対にシミを取ってほしい」「油性のシミができてしまった」「昔の服のシミが諦めきれない」「大切な服だから傷めたくない」といった場合のシミ抜きは、クリーニング店に依頼することをおすすめします。

洋服パックが超おトク

4. シミ抜きにかかる料金や時間の目安は?

シミ抜きにかかる料金や時間の目安をご紹介します。
1つずつ、見ていきましょう。

シミ抜きにかかる料金

シミ抜きの料金は、無料の場合と有料の場合があります。
通常のクリーニング工程の中で落とせる簡単なシミの場合は無料で行ってもらえますが、それ以上の頑固なシミになると料金がかかります。
シミ抜きの料金はシミの種類や大きさによって異なりますが、一般的な相場は1,000~5,000円(税込)程度と考えておくとよいでしょう。

シミ抜き専門のお店に依頼する場合は、他のお店では落ちないようなシミを落とせる分、料金が上がり、10,000~50,000円(税込)ほどかかります。

シミ抜きには、シミに合った様々な落とし方があります。
例えば、熱で固まる性質を持つ鼻血などの「タンパク質汚れ」をお湯で洗ってしまうと、よけいに取りづらくなります。あとから専門店に依頼した際に、余計に料金がかかったり、本来落とせるシミが落とせなくなってしまうことも。
どうしても落としたいシミは、初めからシミ抜き専門のクリーニング店に依頼したほうが良いかもしれませんね。

シミ抜きにかかる時間

無料で行える範囲のシミ抜きであれば、通常のクリーニング同様で1週間前後、早ければ2日~3日で終わります。
有料のシミ抜きの場合は、最短でも1週間~2週間程度、ものによっては1ヶ月~2ヶ月ほどかかることがあります。
シミ抜きを考えている衣類がある場合は、戻ってくるまでに時間がかかることを考慮してクリーニングに依頼しましょう。

5. 専門家は汚れ・シミ抜きはどのように行う?

通常のシミ抜きは、まず衣類の繊維やどういった種類のシミかを見極め、油性→水性の順番にシミを除去していきます。シミを除去した後に、衣類全体についている表面上の油汚れやチリ・ホコリなどをクリーニングで洗い流していきます。

さらに有料のシミ抜きの場合には、クリーニングを行う前に、「染色補正処理」「漂白処理」が行われます。

油性と水性のシミ抜きで落ちなかった場合は、シミのみ除去できるように部分的に漂白剤をつけて、時間をかけて丁寧に漂白します。
その後、シミの状態を見ながら、同系色または反対色で染色をする「染色補正処理」を行います。
染色の色の選び方は難しく、黄色のシミには紫色の染色を行うなど見極めが大切。難しいシミであればあるほど、プロの技術が必要となるのです。
また、お店によっては独自開発した洗剤を使用し、シミ抜きを行っている場合もあります。

6. クリーニング店へ汚れ・シミ抜きを依頼するときの注意点

洗濯物を見る女性

クリーニング店へ汚れ・シミ抜きを依頼するときの注意点を1つずつ、見ていきましょう。

時間が経った汚れ・シミは落ちにくくなる

先にお伝えしたとおり、衣類の汚れやシミは時間が経てば経つほど酸化し、繊維の奥にしみ込んで落ちにくくなります。
「時間があるときに自宅で落とそう」などと考えている合間に衣類に定着してしまい、自宅で落とせなくなるだけではなく、必要以上の料金がかかることもあります。
汚れやシミができてしまった場合は、できるだけ早く応急処置をし、落とすことができなかったときはすぐクリーニングに依頼した方が良いでしょう。
関連記事:「しまった!」コーヒーをこぼした時のシミ抜き・応急処置の方法は?

落とせない汚れ・シミがあることを理解しておく

「水性よりも油性のシミは落ちにくい」、「血液は落ちにくい」といったように、汚れやシミには落ちやすいものと、落ちにくいものがあります。
また、新しくできたものよりも古い汚れの方が落ちにくく、汚れやシミができてからのどれくらい時間が経過したかによっても落ちにくさは変わります。
さらに、衣類の種類によっても汚れの除去やシミ抜きの難しさは変わります。

たとえば、通常の衣類よりもシルクでできた衣類や着物、皮革の方が、より高度な技術が必要です。

クリーニング店に依頼したからといって、必ずしも全ての汚れやシミを落とせるわけではないということを知っておきましょう。

通常よりも料金と時間がかかる

時間が経過した汚れやシミであったり、きれいにしたい衣類が皮革や着物などの特殊なものであったりする場合、そのシミ抜きには時間や高度な技術を要します。
その結果、料金も高額になります。

実際に汚れやシミの状態を見てから決めるため、お店では「1,000円(税込)~」などとなっている場合が多く、依頼の時点では時間も料金も決まっていません。
通常のクリーニングであれば1週間ほどで終わるものでも、シミ抜きが難しい衣類の場合は、思っている以上に時間を要したり、料金がかかったりする可能性があることも覚えておきましょう。

7. シミ抜きはクリーニングに出してプロに依頼を!

簡単なシミ抜きであれば、通常のクリーニング工程の中で行ってもらえるので一石二鳥です。
また、難しいシミ抜きであれば有料にはなりまが、やはりプロにお任せするのが一番です。
最近では、ネットにさまざまなシミ抜きの方法が記載されていますが、その方法でキレイに落ちるかどうかまでは素人には分かりません。

気に入って買った大切な服をいつまでもきれいに着続けるためにも、ぜひシミ抜きは技術が豊富なクリーニング店に依頼してみてください。

シミ抜きは宅配クリーニングでも可能です。
宅配クリーニングの「RE:KURI(リクリ)」は、創業50年以上・約200店舗のクリーニング店の運営実績があるので、シミ抜き経験も豊富!リクリでは、無料の簡易シミ抜きはもちろん、有料のシミ抜きメニューもあります。
有料のシミ抜きの場合、汚れの範囲や汚れ具合によって料金が変わるので、いったいいくらするのか分からず、不安になりますよね。
リクリの有料シミ抜きは、クリーニング工場に衣類が届いてからシミの状態を確認したうえで見積をし、思ったより費用が高い・日数がかかるなど、注文後にシミ抜きを辞めることも出来ます。
また、シミが落ちなかった場合は、シミ抜き料金は発生しないというのも安心して依頼できるポイントです。
シミができてしまっても諦めずに、ぜひ一度リクリをご利用ください。

洋服パックが超おトク

こたつは、冬の生活に欠かせない暖房アイテムです。

しかし、こたつにかけられる「布団」には、食べ物や飲み物による汚れや汗などによる臭いなど、1シーズンでさまざまな汚れが付着してしまいます。洗濯するにも自宅では大変ですし、店舗クリーニングやコインランドリーに持っていくのもひと苦労です。

そんなこたつ布団ですが、集配からクリーニングまでしてくれる宅配クリーニングがあることを知っていますか?宅配クリーニングであれば自宅から一歩も出ることなく、こたつ布団のクリーニングが完了します。

今回は、宅配クリーニングをおすすめする理由やメリットをご紹介します。
こたつ布団のクリーニングを考えている方や宅配クリーニングについて知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

1. こたつ布団の洗濯に宅配クリーニングをおすすめする理由とメリット

はじめに、こたつ布団の洗濯に宅配クリーニングをおすすめする理由とメリットをご紹介します。

重たいこたつ布団を持ち運ばなくて良い

布団をあげたこたつ

一つ目のメリットは、こたつ布団の洗濯を宅配クリーニングに出すと、重たいこたつ布団を持ち運ばなくてよいこと。

店舗型クリーニングの場合はこたつ布団を持ち運ぶ必要があります。しかし、こたつ布団は大きい上に重たいため、徒歩や自転車での持ち運びは難しく、車が必要です。

また、持ち運んだとしても店頭に先客がいた場合は、こたつ布団を抱えて順番待ちすることも。
女性はもちろん男性でもかなりの重労働になります。

宅配クリーニングであれば、集荷も受け取りも全て自宅で行えるので、一歩も家から出ることなく完結します!店舗クリーニングのように、重たいこたつ布団をわざわざ運び出す必要がないのは嬉しいポイントですね。

こたつ布団を洗う環境が整っている

2つ目のメリットは、宅配クリーニングでは、こたつ布団を洗う大きい洗浄機や乾燥機などの設備が整っているので、仕上がりが良いこと。
こたつ布団は洗濯物としては大きく、家庭の洗濯機を使用する場合はそれなりに大きな洗濯機が必要です。また、仮に洗濯機に入れることができたとしても、まんべんなく洗剤を行きわたらせ、ムラがないようにしっかり洗うのはかなり大変。こたつ布団は中綿が入っているので、中身が偏りふっくら仕上がらないこともあり、それに加えて、干すのに十分なスペースも必要なため家庭での洗濯はおすすめしません。

宅配クリーニングであれば、こたつ布団を洗う環境が整っており、適切な洗い方を熟知したスタッフが洗ってくれます。自分で無理に洗濯するよりも、プロにお任せするのがおすすめです。

一定期間保管してくれるサービスがある

3つ目のメリットは、こたつ布団を洗濯後、来シーズンまでふんわりきれいな状態で保管してくれること。
こたつ布団は年中使うものではないため、使わない期間は押し入れなどに保管しなければいけません。
自宅でこたつ布団を収納するスペースに、頭を悩ませてしまう方も多いのではないでしょうか。
また、押し入れなどであればカビや湿気など、布団への悪影響も気になります。せっかくきれいにしたこたつ布団に、カビや湿気が発生してしまえば本末転倒です。

宅配クリーニングの保管サービスを利用すれば、こたつ布団を最適な環境で保管してくれるため、そういった不安も解消されるでしょう。

細かなサービスも充実している

4つ目のメリットは、細かなサービスも充実していること。
こたつ布団には食事による汚れや汗による臭いがつきやすいです。
そこで多くの宅配クリーニングでは、自宅での洗濯では難しいシミ取り・防虫加工・防臭加工といったプロならではのクリーニングメニューを施してくれます。サービスによって無料で対応している場合と有料の場合があるので、依頼前に宅配クリーニング会社のサイトを確認するようにしましょう。

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2. こたつ布団のクリーニング料金相場は?

ここで、宅配クリーニングと店舗クリーニングでのこたつ布団の料金相場をご紹介します。

宅配
クリーニング
店舗
クリーニング
こたつ布団
(正方形)1枚
8,800円~1,700~3,000円
こたつ敷布団
(正方形)1枚
8,800円~1,500~2,200円
こたつ布団
(正方形)2枚
11,800円~3,400~6,000円
こたつ敷布団
(正方形)2枚
11,800円~3,000~4,400円
こたつ布団
(長方形)1枚
8,800円~2,000~3,000円
こたつ敷布団
(長方形)1枚
8,800円~1,800~2,200円
こたつ布団
(長方形)2枚
11,800円~4,000~6,000円
こたつ敷布団
(長方形)2枚
11,800円~3,600~4,400円

※すべて税込価格です。

宅配クリーニングは店舗クリーニングと比べて料金が高い傾向にあります。これは、送料が含められているためです。しかし、宅配クリーニング会社の中には、セット料金を採用している場合もあり、2点・3点と一度に依頼する点数が多いと、1点あたりの料金が安くなることも。
こたつ布団を宅配クリーニングに出す際は、あわせて他の寝具なども一緒に出すとおトクです。

3. こたつ布団をクリーニングに出す頻度は?

こたつ猫

こたつ布団のクリーニングは、少なくとも年1回は出すようにしましょう。
先にお伝えしたとおり、こたつでは食事をする機会が多く、食べかすによる汚れや臭いがつきやすく、汗やホコリの汚れも気になりますよね。
これらの汚れはダニの餌となり、ダニが繁殖する原因にもなってしまいます。食べ物などの汚れは時間が経つほど落ちにくくなります。家庭で掃除しても奥にたまった汚れまでは完全に落ちません。汗による臭いも同様です。

特に、注意したいのはペットのおしっこ。ペットは一度おしっこをした場所に何度もする習性があります。何度もおしっこをされてしまうと、悪臭とシミによってこたつ布団の買い替えが必要になってしまいます。

そのため、ペットにおしっこをされた場合は都度クリーニングに出すのがおすすめです。
ただし、ペットのおしっこ付きのこたつ布団は、全てのクリーニング店で引き受けてくれるわけではありません。
クリーニング業法の第3条第3項項第5号によって、他の洗濯物と隔離する施設および消毒施設の設置がされている店で行うことが規定されているのです。

クリーニングに出す前に、利用店舗のサービス内容をしっかりと調べておきましょう。

4. クリーニング後の保管方法は?

パック布団

クリーニング後は配送時の汚れ防止のために専用袋に入っています。しかし、この袋は保管用ではないため必ず袋から出してください。袋に入った状態のままだと湿気がこもり、ダニやカビを発生させてしまいます。

保管場所についてですが、風通しの良い場所に収納するようにしましょう。これは湿気をこもらせないようにするためです。どうしても家庭での保管が厳しい場合は、宅配クリーニングの保管サービスを利用するのがおすすめです。

宅配クリーニング会社の中には、こたつ布団を保管してくれるところもあります。
こたつ布団は使うシーズンが限られており、かつ収納スペースも圧迫するため、保管サービスは非常に嬉しいですね。

宅配クリーニング店によって保管できる期間が異なるので、事前にしっかり確認しておきましょう。

5. こたつ布団は宅配クリーニングがおすすめ

こたつ布団を自宅で洗濯するには手間と労力がかかり、店舗型のクリーニング店に持ち込むのも、その大きさから一苦労です。
そこで、おすすめなのが、宅配クリーニングです。
宅配クリーニングを利用すれば、洗濯や持ち運びの労力を軽減できます。
また、一部の宅配クリーニングではこたつ布団の保管もおこなっており、自宅の収納スペースもスッキリします。

宅配クリーニングの料金は、店舗クリーニングと比べると少し割高になってしまいますが、まとめて依頼すると1点あたりの料金が安くなる場合も。
そのため、こたつ布団を宅配クリーニングに出す際は寝具などとまとめて出す方がよいでしょう。

こたつ布団の洗濯に困っている方は、この機会に宅配クリーニングを利用してみませんか?

洋服パックが超おトク

最近では、衣類の集配をしてくれる宅配クリーニングが注目を集めています。

宅配クリーニングについて聞いたことはあるけど、具体的なサービス内容やメリットを知らないという方もいらっしゃるでしょう。宅配クリーニングには、店舗型のクリーニングにはない特徴やサービスなど多くのメリットがあります。

この記事では、そんな流行りの宅配クリーニングのサービスとは、どんなサービスかを詳しくご紹介していきます。メリットや集配までの流れも解説するのでぜひ参考にしてみてください。

1. 集配してくれる宅配クリーニングとは?

スマホ注文

宅配クリーニングとは、宅配便を利用して衣類をクリーニング工場に発送し、クリーニングを終えた衣類を宅配便で手軽に受け取れるサービスです。

インターネットからクリーニングを注文し、宅配便で衣類の発送や仕上がった衣類の受け取りができます。
自宅にいながらクリーニングの依頼~受け取りまでできるところが、お店に衣類を持ち込み、自ら引き取りに行く従来の店舗型クリーニング店とは、大きく異なる点ですね。

また、宅配クリーニングにはクリーニング後、次シーズンまで預かってくれる長期保管サービスもあります。
料金体系は、5点パックや10点パックといった決められた点数ごとに料金が一律になっている宅配クリーニング会社と、店舗型クリーニングと同様、衣類の種類ごとに料金を設定している場合があります。パック制の場合だと、たくさん衣類を出せば出すほど1点あたりの料金が安くなり、アウター類もおトクに利用できる場合があります。

ワイシャツやスーツはもちろん、ダウンや布団などさまざまな衣類に対応しており、それぞれの衣類に合ったクリーニングをしてもらえます。

2. 宅配クリーニングのメリット

では、宅配クリーニングのメリットについて詳しく見ていきましょう。

店舗に衣類を運ばずにクリーニングの依頼ができる

宅配クリーニングは宅配業者を通じて衣類の発送や受け取りができるため、持ち運びの手間がかからない点がメリットです。

店舗型クリーニングの場合は、店舗に衣類を直接持ち込んだり、引き取りに行ったりなどの手間が発生します。特に、多くの衣類を徒歩や自転車で一度に持ち運ぶのは大変ですよね。

時間指定をすれば都合の良い日時に宅配業者が取りに来てくれるので、時間を有効活用できるでしょう。

営業時間と仕事の時間が重なっていてもクリーニングができる

腕時計を見る

宅配クリーニングは、店舗型のクリーニング店と違い、インターネットから24時間申込みできるので、都合の良い日時を指定した上で、発送と受け取りが可能です。
クリーニングを依頼するとき、一番困るのがクリーニング店の営業時間ですよね。仕事が長引いてクリーニングに出しそびれてしまった経験がある方も多いのではないでしょうか。帰りが遅くなる日が続くと、クリーニング店に行く時間がとれないのが現実ですよね。

そんな方も、宅配クリーニングなら平日の空き時間に集荷を依頼し受取日を休日に設定すれば、クリーニング店の営業時間を気にする必要はありません。

「それでも決まった時間に自宅で荷物を受け取るのは難しい」という多忙な方は、こちらの記事を参考にしてみてください。

関連記事:24時間対応している宅配クリーニング店はある?

長期間保管サービスを使えば収納スペースに空きができる

多くの宅配クリーニングは、クリーニング済みの衣類を適切な環境で長期間保管してくれるサービスを行っており、自宅に衣類をしまう収納スペースが限られている場合にはとても便利です。

この「長期保管サービス」を利用すれば、衣替えのときに発生するオフシーズンの洋服をしまうための収納スペースを作る必要がありません。
長期保管サービスで、かさばる子供服や厚手のコートを保管しておくと便利ですよ。
一人暮らしで部屋が狭いなどで、少しでもスペースを空けておきたい人にも、とても役立つサービスです。

パックプランを使うとアウターなどの大物が安く洗えることも

宅配クリーニングの料金体系は、衣類の種類に関わらず、点数により料金を一律の定額制にしているパックプランを採用している宅配クリーニング会社が多く、衣類の組み合わせによってはアウターなどの大物も、店舗型クリーニング店より安く洗える場合も。

パックプランは料金が明確で、衣類の種類を問わず5点パックや10点パックといった決まった点数で料金が決まります。コートやダウンなど1点当たりのクリーニング代金が高価な衣類を、衣替えの時期にまとめて出すとおトクに利用できることもありますよ。

簡易シミ抜きやボタン付けの仕上げを無料でしてくれるお店が多い

宅配クリーニングは、簡易シミ抜きやボタン付けなどの仕上げを無料で行ってくれるお店が多いのも特徴です。
他にも、毛玉取りやほつれ直しなどのサービスを行っているところもあります。
依頼するときは宅配クリーニング会社の公式サイトを見て、どのような無料サービスを行っているか確認してみるとよいでしょう。

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3. 宅配クリーニングの集配までの流れ

ここからは、宅配クリーニングを利用するときの一般的な集配までの流れを説明していきます。

1.宅配クリーニングのWebサイトから注文する

はじめに、宅配クリーニング会社の公式Webサイトから注文しましょう。
多くのサイトでは会員登録が必要なので、初回利用時は利用規約を読み、同意の上、会員登録を行ってください。
希望する商品を選んだあとに、以下の内容を必要に応じて入力しましょう。

  • オプション  ・集荷先の住所  ・受取先の住所  ・集荷方法
  • 集荷日時  ・受取日時  ・支払い方法

支払方法は、クレジットカードや代金引換などが利用できます。登録されたメールアドレスに依頼した宅配クリーニング会社からメールが届いたら、注文完了です。

2. 専用キットに衣類を詰める

宅配クリーニングの依頼が完了すると、数日後に集荷キットが届きます。
集荷キットに衣類を入れましょう。宅配クリーニング会社によっては、集荷キットにクリーニングの要望を記載する「オーダーシート」が同封されている場合もあります。
オーダーシートにどの衣類のどんな点が気になるのか、なるべく具体的に記入しましょう。

また、集荷キットがない宅配クリーニング会社の場合は、自分で衣類を入れる箱や袋を用意する必要があります。クリーニング前に衣服を過度に崩さないためにも、少し大きめの段ボールを選ぶのがおすすめです。

依頼した宅配クリーニング会社がどういった対応をしているのか、公式サイトで事前に確認しておきましょう。

3.衣類を詰めて集配担当者に渡す

集荷キット、または自分で用意したダンボールに衣類を詰めたら、集配担当者に渡しましょう。
渡すタイミングは、Webサイトから依頼するときに日時を指定する場合と、詰めたあとに自分で集荷依頼をかける場合があります。

集荷の時間指定は、通常の宅配の時間指定と同様に2〜4時間の幅で指定でき、時間帯は朝8時〜夜9時などです。
また、宅配業者と提携しているコンビニエンスストアから発送できる場合もあります。
仕事が不規則で家にいる時間が短かったり、予め決まった予定を組みにくい場合は、コンビニ集配がおすすめです。

4. 検品後、クリーニング開始

集荷された衣類が宅配クリーニング会社に届いたら、中身の点数や衣類の状態などが検品されます。
衣類の素材に適さないオプションメニューを注文されている場合は、この時点で宅配クリーニング会社より連絡があるので、メールなど見落としがないように気をつけましょう。

料金が確定すると、クリーニングが始まります。
クリーニング作業にかかる日数は、衣類の種類にもよりますが、5日間〜14日間程度です。

5.クリーニング済の衣類を宅配で受け取る

荷物受け取る

クリーニングが完了すると、段ボールや専用のキットに詰められた衣類が自宅に届きます。
注文時や見積もり確認時に指定した日時に、宅配されてくる衣類を受け取りましょう。また、宅配クリーニング会社のなかには、シミ抜きや仕上がりに満足いかない場合に無料で再仕上げに対応してくれる場合もあります。どの宅配クリーニング会社でも、再仕上げの対応には期限を設けているので、注意が必要です。

4. 流行りの宅配クリーニングを手軽に利用してみよう!

宅配クリーニングのメリットと集配までの流れについて解説してきました。

宅配クリーニングは、インターネットから手軽に申込み、宅配業者を利用してクリーニングを出すことができます。
店舗型クリーニング店とは違い、持ち運びの手間もかからず、お店の営業時間を気にする必要もありません。
長期間の保管サービスや、シミ抜き、ボタン付けなどの仕上げを無料で行ってくれるところもあり、かゆいところに手が届く便利なサービスだと言えます。

中でもおすすめなのが、宅配クリーニングの「RE:KURI(リクリ)」です。
宅配クリーニングのリクリは、創業50年以上・約200店舗のクリーニング店の運営実績を活かした確かな技術と丁寧な対応で好評を得ているクリーニング店です。

主婦の方や一人暮らしで仕事が忙しい方は、ぜひこの機会に宅配クリーニングを利用してみてはいかがでしょうか?

洋服パックが超おトク

結婚式、お葬式、お宮参りなどの冠婚葬祭、お茶会や同窓会などのさまざまなシーンで着物を着る機会がありますよね。
みなさんは着物を着たあとにどのようなケアをされていますか?
毎回クリーニングに出すのは、手間もかかりますし費用もかさみますよね。

実は着物は、正しい手順を踏めば自宅で洗うことも可能なんです!
今回は自宅で着物を洗う手順を紹介します。
大切な着物を長持ちさせたい方は、ぜひ最後までチェックしてくださいね。

1. 洗濯できる着物かチェックする

反物

自宅で着物を洗濯する前に、洗濯できる着物かどうかを確認することが必要です。
確認方法について詳しく見ていきましょう。

洗濯できる着物の素材はどんな種類?

着物の素材は大きく5つに分かれます。

  • 木綿
  • ポリエステル
  • ウール

この中で、自宅で洗濯できる着物は麻、木綿、ポリエステル、ウールの4つです。
麻は基本的に自宅で洗濯することが可能ですが、水通しがされているか、どんな縫い糸を使っているか、アイロンは可能かなどの注意が必要です。

ポリエステルは化学繊維でできているため丈夫であり、安心して洗濯することができます。

絹は水に浸けると色落ちや変色の原因になり、縮みやすくもなってしまうため、クリーニング店へ持って行くことをおすすめします。

洗濯表示を確認する

洗濯できる着物の素材を確認したら、次は洗濯表示を確認しましょう。
まずは自宅で洗濯できるものかどうかを確認します。

自宅で洗濯できる記号は以下の「水洗い可」マークです。

強さを表す付加記号

洗濯桶の中の数字は、液温を表しているので、着物によってはこの数字が様々です。
桶と桶の下の線があるかどうかをチェックしましょう。

次に、手洗いのみ可能な場合は以下の記号です。

手洗い表示40度

着物はデリケートなので、必ず洗濯表示にしたがって洗濯してください。

2. 着物の洗濯をするためにそろえておきたい物

着物の洗濯をするために揃えておきたいアイテムをご紹介します。

  • 中性洗剤:通常の洗剤より洗浄力が弱く着物の洗濯に適しています
  • 柔軟剤:静電気が起きやすい冬などは静電気の予防になります
  • 着物ハンガー・突っ張り棒:着物を乾かす時に使います
  • 洗濯桶(手洗いの場合):すすぎ洗いや浸け置き洗いをする際に使います
  • 洗濯ネット(洗濯機で洗う場合):脱水の際に着物へのダメージを抑えます

関連記事:自宅でできる?失敗しない浴衣の洗い方・洗濯方法のコツ

3. 着物を洗濯する手順

着物を洗濯するための必要なものを揃えたら、次に着物を洗濯する手順を見ていきましょう。

シミや汚れは前処理をすると落ちやすい

まず、シミや汚れを落としやすくするため、先に前処理を行いましょう。

前処理とは洗濯する前に汚れを落ちやすくさせる処理のことです。
前処理で使うものは、汚れの種類によって分かれます。
食べこぼしや口紅などの油性の汚れに対してはクレンジングオイルで落とすことができます。
汗などの水溶性の汚れに対しては中性洗剤で落ちます。
前処理の方法は共通で、洗剤やクレンジングオイルを直接つけて、タオルやブラシなどで優しくたたきます。
この時、強くたたかないように注意しましょう。

着物を洗濯する時はたたんでから

着物たたむ

洗濯する前に着物をたたんでください。
たたむことで洗濯機の洗いや脱水の時にくしゃくしゃにならないので、洗濯ジワができにくくなります。

たたみ方は本だたみでも袖だたみでも問題ありません。
本だたみとは衽(おくみ:前身頃の襟から裾にかけた布)を中に入れて、背縫を外にして両脇の縫い目を折り重ねて外側に折り、着物を中央から折るたたみ方です。
袖だたみとは背を中心に外側に二つに折り、袖を合わせて適当な長さに折りたたむたたみ方です。

洗濯する

前処理と着物がたたみ終わったら、いよいよ洗濯です。洗濯機と手洗いで洗濯する方法をそれぞれ解説します。

洗濯機で洗う場合

まずは、洗濯機で洗う場合の手順について解説します。

まず、洗濯ネットに着物を入れます。洗剤を入れた後は、洗濯機のモードをドライコースなど水流の弱いコースを選択します。脱水に関しては1分以内など、通常より短い時間で行います。

水流の弱いコースに設定したり、脱水時間を短くすることで着物へのダメージを軽減することができ、色落ちもしにくくなります。

手洗いする場合

次に、手洗いする場合の手順について解説します。

まず、洗濯桶に水を入れます。この時の水温は洗濯表示に記載がある温度にしましょう。
次に洗濯桶に洗剤を入れて溶かし、着物を桶に入れて優しく押し洗いします。こすったり揉んだりするのはNGです。

洗い終わったら桶の水を捨てて着物をすすぎます。泡が出なくなったら終了です。最後に着物にタオルをあてて脱水します。

陰干しをして乾かす

洗った着物の脱水が終わったら陰干しをして乾かします。

干す際に着物の糸が切れない程度にシワを伸ばしておきます。日光に当てると着物の色やけの原因になってしまうので、必ず風通しの良い日陰で干しましょう。

また、干す際は着物の形を崩さないようにするために、専用のハンガーか物干し竿・突っ張り棒などを袖に通した状態で干しましょう。

アイロンがけをする

浴衣にアイロンがけ

着物が乾いたらアイロンがけをします。

アイロンがけをする際の温度は中〜高温で、必ずあて布をした状態でかけます。あて布をすることで生地の伸びやテカリを防ぐことができます。この時スチーム機能は使わないようにしましょう。

また、刺繍や金箔がある箇所にアイロンを当てると熱で取れてしまうため、アイロンは当てないようにしましょう。

もしアイロンを当ててもシワが取れない場合は、あて布の上から霧吹きをかけるとシワが取れやすくなるので、試してみてください。

4. 着物を洗濯する時の注意点

最後に着物を洗濯する時の注意点をご紹介します。

脱水のしすぎ・乾燥機の使用はNG

脱水のしすぎや乾燥機の使用は避けましょう。脱水をしすぎたり、乾燥機を使用したりするとシワの原因になるためです。

脱水をする時はある程度しっとりした状態までで大丈夫です。先にお伝えしたようにタオルでたたく程度の脱水で構いません。

洗濯をするとどうしても縮んでしまう

洗濯機・手洗い問わず、着物を洗濯するとどうしても縮んでしまいます。
これは水に濡らすと伸びていた糸が元に戻ろうと引っ張る力が働き、縮んでしまうためです。
そのため、着用時にぴったり~小さめのサイズの着物を洗濯する際は、自宅では洗わずクリーニング店にお願いしたほうがよいでしょう。

洗剤は中性洗剤を使うこと

着物を洗濯する時は、必ず中性洗剤を使いましょう。

中性洗剤は洗浄力が弱いため着物の洗濯に適していますが、他の洗剤や漂白剤は洗浄力が強くゴワつきや色落ちの原因になってしまうため、使用するのは避けましょう。

5. 着物を正しく洗濯して長持ちさせよう

着物女性2人

ここまで着物の洗濯の仕方や注意点についてご紹介してきました。
まとめると以下の通りです。

  • 自宅で洗濯できる素材は麻、木綿、ポリエステル、ウールの4つ
  • 洗濯する際は中性洗剤、洗濯ネット(洗濯機)、洗濯桶(手洗い)、着物用ハンガーか突っ張り棒を用意
  • 洗濯機を使う際は洗い方や水量・水温に気を付ける
  • 脱水時は脱水モードを短時間で使用するか、タオルでたたいて脱水する

素材をきちんとチェックして、手順を確認しながら気をつけて進めていけば、着物は自宅でも洗濯することができます。
お気に入りの着物だからこそ、愛着を持って丁寧に手入れをして長く着られるようにしたいですよね。
ただし、無理に自宅で洗濯すると着物を傷めてしまう場合もあるので、迷った時はクリーニング店に相談しましょう。

洋服パックが超おトク

花火大会や夏祭りなどのイベントだけではなく、夏の気分を盛り上げるためのファッションとして人気の浴衣。
汗や汚れが気になって、1回着ただけでもクリーニングに出してしまうという方も多いのではないでしょうか?
実は、浴衣は自宅で洗うこともできます。
でも、正しい洗い方をしないと色落ちしたり生地が縮んだりしてしまうこともあります。
そこでこの記事では、自宅で正しく浴衣を洗濯する方法をご紹介します。
洗濯時のコツや注意点も説明するのでぜひ参考にしてください。

1. 浴衣の洗濯をするためにそろえておきたいもの

洗濯道具

浴衣の洗濯をするためにそろえておきたいアイテムを紹介します。

■用意するもの
  • 中性タイプの洗剤  ・柔軟剤  ・洗濯のり
  • ベンジンやクレンジングオイル ・タオルや柔らかい布数枚
  • 木綿糸、針(襟のしつけに使う) ・大きめの洗濯ネット(畳んだ浴衣が中で動かないサイズのもの)
  • 洗濯ばさみ ・針金ハンガー(干す時に襟の部分の重しとして使う)
  • アイロン、アイロン台、あて布
■あると便利なもの
  • 部分洗い用洗剤
  • 衣料用漂白剤(部分用)
  • 和装ハンガー、突っ張り棒、物干し竿

2. 浴衣を洗濯する手順

次に、浴衣を洗濯する手順を確認していきましょう。

確認必須!洗濯できる浴衣かチェックする

浴衣は家庭で洗えるものが多いですが、念のため洗濯できるかどうかを洗う前に確認しておきましょう。

洗濯表示マークを確認する

洗濯表示(絵表示)に水洗いできるマークがあれば家庭で洗濯することができます。逆に、水洗い不可の表示がある場合は、家庭で洗濯できないのでクリーニングに出しましょう。
関連記事:新しくなった「洗濯表示」全41種の見方を徹底解説

洗濯してはいけない素材

洗濯してはいけない素材には以下のようなものがあります。

・シルク(絹)が混じっている

シルクは縮みやすいので、家での水洗いはできません。

・箔加工がしてある

金箔や銀箔など、加工のある浴衣は水洗いすると箔がはがれてしまう可能性があります。

・刺繍やビーズ、スパンコールなどの縫い付けがしてある

刺繍やビーズ、スパンコールなどの縫い付けがしてあるものは、水洗いすると部分的に縮んで刺繍の形が崩れたり、ビーズやスパンコールが取れてしまう可能性があります。

・しぼり染めのもの

しぼり染めはその独特の凸凹した風合いがあり、家で洗濯することでその風合いが失われてしまう可能性があります。

・本麻染、柿渋染などの色落ちしやすいもの

非常に高級品のため、これらの素材の浴衣の場合は家で洗濯やシミ抜きをせず、クリーニング店などプロに相談しましょう。

色落ちしないか事前に確認する

浴衣は染料によっては色落ちの激しいものがあります。
特に濃色、柄物の浴衣は洗う前に必ず色落ちしないか確認しておきましょう。
色落ちの確認方法は、白い布やタオルなどに洗剤をつけ、浴衣の目立たない部分をこするか、洗剤の原液を浴衣の目立たない部分に直接つけ、5分後に白い布やタオルでおさえるという方法があります。
布に浴衣の色がついたら色落ちする可能性が高いため、他のものと一緒に洗うのは控えた方がよいでしょう。
特に、浴衣の柄の中に白や淡い色があるデザインのものは、柄の中に色移りしてしまう可能性もあるため自分で洗わずクリーニング店に相談しましょう。

シミや汚れは前処理をすると落ちやすい

汗染み以外にも飲食の際についたシミや汚れ、ファンデーションや日焼け止めなどの汚れが浴衣にはついています。
シミや汚れはクリーニングに出す場合でも前処理をすることで落ちやすくなります。
シミや汚れの種類によって落とし方が違うのでそれぞれの落とし方やポイントをご紹介します。

・油汚れ

ファンデーションや日焼け止めなど、化粧品の汚れはクレンジングオイルをつけ優しくこすることで落ちやすくなります。
バターやマヨネーズなどの食べこぼしのシミはベンジンを染み込ませた布で軽くトントンと叩くとシミが取れる場合もあります。

・水溶性の汚れ

コーヒーやジュースなど、水溶性の汚れは中性洗剤などで部分洗いをしておくとよいでしょう。
関連記事:「しまった!」コーヒーをこぼした時のシミ抜き・応急処置の方法は?

・泥汚れ

泥汚れはドライヤーなどを当ててしっかりと乾燥させ、先に泥を落とすことがポイントです。
そのあと固形石鹸をつけ、優しくこすりすすぎましょう。
いずれの場合でもシミが残った場合は、クリーニングに出すことをおすすめします。
お近くにクリーニング店がない場合やクリーニング店に持っていく時間がない場合は、ネットで簡単に宅配クリーニングに出すこともできますよ。

浴衣を洗濯する時はたたんでから

生地の型崩れやシワを防ぐため、浴衣を洗濯する時はたたんで洗濯ネットに入れて洗うのがおすすめです。
ネットに入れる際の浴衣のたたみ方は、左右の袖を合わせて身頃を縦半分に折った後、袖を身頃に重ねて、身頃部分を屏風だたみ(袖だたみ)にします。
型崩れしやすい襟の部分に糸や木綿糸などでざっくりと縫い「しつけ」をかけておくと、さらに丁寧な型崩れ防止になります。

洗濯する

浴衣を家庭で洗う場合は、手洗いで洗った方が型崩れの心配も少ないのでおすすめですが、洗濯機で洗える浴衣もあるため、それぞれご紹介していきます。

洗濯機で洗う場合
洗濯機

洗濯機で浴衣を洗う場合の手順は以下のとおりです。

  • たたんだ浴衣をネットに入れます。
    ネットの大きさは、浴衣をたたんだ時、中で動いて崩れてしまうことがないようジャストサイズになるものを選びましょう。
  • 洗濯機は「ドライコース」「手洗いコース」など、優しく洗えるコースを選びましょう。
  • 中性洗剤・柔軟剤などをセットしましょう。
    この際使用する洗剤は、粉洗剤ではなく液体洗剤がおすすめです。粉洗剤の場合、溶け残ってしまったり、洗浄力が高いので色落ちに繋がる可能性があります。
  • 脱水は30秒から1分程度で終わるようにセットしましょう。かけすぎるとシワがついてしまうため、短めにセットしましょう。
手洗いする場合

型崩れさせたくない、縮ませたくない浴衣は洗濯機ではなく手洗いをおすすめします。
特に、手縫いの浴衣や天然染料を用いた高級浴衣などは色落ちや風合いを保つため手洗いしましょう。

手洗いで浴衣を洗う場合の手順は以下のとおりです。

  • 洗面台やたらいなどに水をはり、中性洗剤を溶かします。洗剤を多く入れすぎないように気をつけてください。また、熱湯やぬるま湯は縮みや色落ちの原因になるため、必ず水を使用しましょう。
  • 洗濯ネットにたたんだ浴衣を入れ、ネットごとつけ込み上から両手で全体を優しく押し洗いします。
  • 水をとりかえ、優しく押し洗いしてすすぎます。さらに水をとりかえてすすぎを2度行うと、より丁寧です。浴衣を水につけたまま放置すると、染色が溶け出して色落ちや色移りする可能性があるため、手早く行いましょう。
  • 洗濯機の脱水機能を使って30秒から1分程度脱水をかけます。かけすぎるとシワができてしまうため気をつけてください。

洗濯機で洗った場合も、手洗いした場合も、脱水後に共通してタオル2枚で浴衣を挟んで軽く叩きながら残った水分を取ることで、乾きやすくなります。

陰干しをして乾かす

脱水が終わったら、すぐに浴衣を取り出しパンパンと叩いてシワを伸ばしましょう。
日光に当てると色あせする可能性があるため、必ず陰干ししましょう。
色落ちや色移りを防止するため、短時間で乾かすのもポイントです。
風通しの良い場所に干すか、扇風機などの風を当てるなどの工夫をするのも良いでしょう。

アイロンがけをする

浴衣のシワは残したままにせず、アイロンがけをして伸ばしてからしまうようにしましょう。
アイロンをかけるときは、「そで→えり→前身頃→背中」の順にかけるときれいに仕上がります。
のりスプレーを使うとパリッとして仕上がりがなお良くなります。
手順は以下のとおりです。

  • アイロンをあてる前に手のひらで表面を平らに整えシワを伸ばしましょう。
    アイロンの温度設定は、浴衣の「洗濯表示(絵表示)」を確認してください。
  • 袖は前後を重ねてかけます。
  • 襟の部分は裏側からアイロンをかけます。裏側にあてることで、シワがよってしまっても着るときには見えないため、裏側からあてるのがポイントです。
  • 身頃も重ねてアイロンをあてますが、面積が大きいのでアイロンをかけた部分を軽くたたんでいくと、下の方をかけている時にシワになりにくいです。
  • 左右両方の身頃のアイロンがけが終わったら、背中の真ん中の部分を直線にアイロンをかけましょう。

シワ部分には霧吹きをかけて湿らせてから、アイロンをかけましょう。テカリ防止として、あて布をすることを忘れないようにしてください。また、洋服用のスチームアイロンでは、洗濯による型崩れを伸ばして戻すことはできないため気をつけてください。

3. 浴衣を洗濯する時の注意点

浴衣を洗濯する時の注意点を見ていきましょう。

脱水のしすぎ・乾燥機の使用はNG

洗濯機を使用するとどうしても型崩れは起こりやすいものです。型崩れが不安な場合は手洗いしましょう。
脱水は30秒~1分程度と、長く回しすぎないように気をつけましょう。
また、生地の縮みや型崩れが起きてしまい、元の形に戻らなくなってしまうため、乾燥機の使用は厳禁です。

つけ置き洗いは色落ちの原因に

つけ置き洗いなど、長く水に触れさせていると浴衣は縮んでしまいます。
特に木綿や麻が混じっていると縮みやすいため、つけ置き洗いは止めましょう。

洗剤は中性洗剤を使うこと

液体洗剤

浴衣には、藍(インディゴ)などの天然の染料が使われている場合が多いため、縮みにくく色落ちしにくいおしゃれ着用の中性タイプの洗剤を使用しましょう。
洗剤液がアルカリ性に傾くほど縮みやすくなるため、浴衣の色合いや形を長持ちさせるためにも、中性洗剤を使いましょう。

4. 浴衣を洗濯する際のコツは3つ

浴衣の洗い方で注意するべきことは「色落ちさせない」「縮ませない」「型崩れさせない」ことです。
浴衣の正しい洗濯方法をマスターして、次に浴衣を着る際にキレイな状態で着られるようにしておきたいですね。

自宅で洗濯することができる浴衣ですが、「色落ちしないか心配…」「洗い方・干し方・たたみ方が難しそう」といった不安もありますよね。
そんな方には、宅配クリーニングを利用してみてはいかがでしょうか?
ネットで24時間依頼ができて、自宅にいたままでクリーニングができます。
中でもおすすめなのは、宅配クリーニング「RE:KURI(リクリ)」。
リクリは、創業50年以上、約200店舗のクリーニング店の運営実績があるクリーニング会社であり、送料・簡易シミ抜きなどの無料サービスも充実しています。リクリで浴衣を出す際は、「洋服パック」から好きな点数を選択し、注文ください。
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