クリーニングの当日仕上げは何時までに依頼すれば良い?

UPDATE:2022.05.27
クリーニングの当日仕上げは何時までに依頼すれば良い?

一般的にクリーニングは、検品・洗い・乾燥・アイロン・仕上げまでを数日かけて行われます。
しかし、急ぎでクリーニングしてもらいたいときは、「間に合うのかな…」と不安になってしまうもの。
そんなとき、クリーニング店に午前中までに依頼すると、当日中に仕上げてくれることご存知ですか?
この記事では、当日仕上げのポイントについて詳しくご紹介します。
困ったときに備えて、ぜひ参考にしてみてください。

1. クリーニングの当日仕上げ(即日仕上げ)とは?

クリーニングの当日仕上げ(即日仕上げ)とは、持ち込んだその日に仕上げてくれるサービスのことです。
例えば、午前9時に衣類を出したとしたら夕方以降には受け取ることができるのです。
メリットはなんといってもそのスピードですね!
急に出張が決まったけどワイシャツの襟がよれていたり、明日着ていこうと思っていた服が汚れていたりするケースは珍しくないことでしょう。こんなときに、当日仕上げは強い味方です。

ただ、本来クリーニングは数日かけて行うところを半日で行うので、生地を傷めるリスクがあり、シミ抜きなどのオプション対応は当日仕上げの対象外となります。また、当日仕上げは追加料金が発生する場合も。
そのため、当日仕上げはあくまでも緊急用の手段として利用して、急ぎでないときは通常のクリーニングを利用しましょう。

2. 当日仕上げはどこのお店でもできるの?

当日仕上げは、どこのクリーニング店でもできるわけではありません。これは、通常のクリーニングとは使用する機械が違うからです。

クリーニングで最も時間がかかる工程は「乾燥」の作業なんです。乾きにくいダウンやコートなどは1日以上かけてしっかり乾かします。
しかし、当日仕上げの場合、この乾燥の工程を大幅に時間短縮する必要があるため、通常のクリーニングより高温の乾燥機を使用します。
そのため、高温乾燥機を設置していないクリーニング店では当日仕上げの対応ができません。

また、当日仕上げに対応しているお店でも、受付時間が決められている場合がほとんど。当日仕上げの作業は最速でも5時間 ほどとも言われており、当日中に仕上げるには早い時間からクリーニング作業を行う必要があるためです。

引き取り時間も17時以降の場合が多く、クリーニング店の閉店時間と合わせて把握しておく必要があります。利用したい店のサービス内容をあらかじめ確認しておきましょう。

3. 当日仕上げは何時ごろまでに出せばいい?

午前中までにクリーニング店に持ち込みをすれば当日仕上げが可能というところが多いです。
中には、朝9時半までと設定しているクリーニング店も。お店によって作業時間や作業するスタッフの数が異なるため、受付時間は、公式サイトや店前の看板・店頭のスタッフの方に確認しておきましょう。

また、引き取り時間は、早いお店では17時以降、遅いお店でも18時以降がほとんど。
「17時以降だから、まだ大丈夫」と悠長にしていると、店の閉店時間になっていたなんてことのないように、閉店時間にも注意が必要です。
当日仕上げを利用したい方は、利用するクリーニング店のサービス内容をしっかりと確認しておきましょう。

4. 当日仕上げを依頼する時の注意点

クリーニング店

当日仕上げを依頼する時は、いくつか注意点があります。
1つずつ、見ていきましょう。

決められた時間までに依頼して営業時間中に取りにいく

当日仕上げを依頼する時の注意点の1つ目は、決まった時間までに依頼し、営業時間中に取りにいくことです。クリーニングの当日仕上げは、受付時間が決まっていることが多いです。
これはクリーニングには一定時間がかかるので、当日中に仕上がりを間に合わせるためです。
受付時間はクリーニング店によって異なりますが、早いお店で9時半まで、遅いお店でも12時までとなっており、おおよそ午前中であることがほとんどです。
当日仕上げの受付時間と自身のライフスタイルに合わせてクリーニング店を選びましょう。

当日仕上げの希望を伝える

当日仕上げを依頼する時の注意点の2つ目は、当日仕上げの希望をきちんと伝えることです。
クリーニングは仕上がりまで本来数日かかります。それは、素材に合わせて洗い方を変更したり、シミ抜きや撥水加工などのオプションメニューの対応をしたりと思った以上に手数がかかるためです。
そのため、希望を伝えないと基本的には通常クリーニングとして処理されます。
一部のクリーニング店では受付の際に、当日仕上げの有無を確認してくれることもあるようですが、こちらからしっかりと希望を伝えるようにしましょう。

追加料金がかかる場合もある

当日仕上げを依頼する時の注意点の3つ目は、追加料金がかかる場合もあることです。 クリーニングはさまざまなオプションを用意しています。当日仕上げもその一つで、料金相場は500~1,500円(税込)前後です。
そのため、利用する際は当日仕上げが有料なのか無料なのか、有料であればいくらかかるのかをあらかじめ確認しておきましょう。

通常のクリーニングよりも生地が傷みやすい

当日仕上げを依頼する時の注意点の4つ目は、通常のクリーニングよりも生地が傷みやすいことです。
即日仕上げはスピードを追求するため、通常のクリーニングよりも衣服に強い負荷がかかります。
とくに、乾燥の工程は高温乾燥機で一気に乾かすため、衣服が傷みやすくなります。
また、スピードを追求するため、どうしても手の届かない部分が発生してしまうことがあるため、汚れやシワについても残る可能性があります。
当日仕上げを依頼する方の多くは急用である場合がほとんどですが、時間に余裕のある方は通常のクリーニングを利用するようにしましょう。

5. 当日仕上げは最終手段として使おう!

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当日仕上げは、決まった時間内にクリーニング店へ持ち込めば当日にクリーニングが完了するサービスです。本来、数日かけて行うクリーニングが即日で完了するのは、急ぎの方には嬉しいサービスです。

当日仕上げは、夕方以降に仕上がるため、お店の閉店時間を確認しておかないと受け取りが間に合わなかったということもあるので、あらかじめ閉店時間も確認しておきましょう。

一方で、当日仕上げはスピードを追求する性質上、生地が痛むなどのデメリットもあります。
そのため、当日仕上げを利用する場合は、最終手段として利用するようにしましょう。

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