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プロに聞く洋服のお手入法

 

ご家庭での洗濯で

色落ちした・・・

縮んだ・・・

汚れが落ちない・・・

 

いろんな問題が起こりますよね?

 

洗濯上手になるためのポイントって何でしょう?

 

洗濯機に全部おまかせ!というわけにはいきませんよ。

 

洗濯は衣類を洗うわけですから、洗う衣類の特徴を
知っておかなければなりません。

 

繊維の知識を身に着けておくのが
洗濯上手への近道ですよ。

 

これから、繊維の種類と特徴、洗濯のコツについて
お伝えしていきます。

 

繊維の種類

繊維は大きく分けると次の3つに分けられます。

植物繊維

動物繊維

化学繊維
植物繊維と動物繊維を合わせて「天然繊維」といったりします。
衣類はいろいろな素材を組み合わせて作られています。
衣類がどのような繊維で作られているかをチェックして
その繊維にあった洗剤を使い、適切な洗い方をすることで
お気に入りの衣類を長持ちさせることができますよ。

 

繊維の種類や染色、加工などで洗濯方法を変えるのが洗濯上手さんです。

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先日、電話でのお問い合わせで

「ぬいぐるみってクリーニングできますか?」

と聞かれました。

 

私たちクリーニング業に携わっている人間には
当たり前のことでも、一般の消費者が
ご存知ないことはたくさんあるということを
あらためて感じました。

 

ぬいぐるみはクリーニングできます。

 

合成皮革を使っているぬいぐるみは
できないものもありますが、
ほとんどのぬいぐるみはクリーニングできます。

 

クリーニング店からもっとためになる
情報を発信していかないとダメですね。

 

ぬいぐるみって思い入れの強いものが多いのでしょう。

 

汚れてしまって、洗いたいけど、
もしダメになってしまったら・・・

 

という思いがあるようですね。

 

もし、あなたのぬいぐるみに洗濯表示がついているなら
それをチェックしてみてください。

 

手洗いマークがついていれば
家庭の洗濯機でも洗うことはできますよ。

 

洗濯機での洗い方

リボンなどの付属品が付いている場合は
取り外してください。

 

大きめの洗濯ネットに入れます。

 

洗濯機の手洗いコース(ドライコース)で
ごく短時間洗います。3~4分で十分です。

 

洗剤はエマールなどの中性洗剤がいいでしょう。

 

洗い終わったら、バスタオルにくるんで
1分程度脱水します。

 

脱水は1分以上しないほうがいいです。

 

シワができたり、偏ったりします。

 

脱水できたら、形を整えて、陰干しします。

 

中綿まで十分に乾かしたら、やわらかいブラシで
毛並みを整えてあげましょう。

 
洗濯表示がついてなかったり、
どうしても失敗したくないぬいぐるみは
ダイヤクリーニングにご相談くださいね。

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そろそろ忘年会がスタートする季節になりました。

 

会社の忘年会でスーツを着て行ったら、
ネクタイや上着にワインや醤油をこぼしてしまった!

 

なんて経験がある人も多いのでは?

 

今日は大切な衣類の汚れ防止に抜群の
効果を発揮するガード加工をご紹介します。

 

ガード加工(撥水加工)とは
シリコン樹脂・フッ素樹脂などを用い、
繊維を疎水性にすることにより
水をはじく性質をもたせる加工。

 

疎水性???

 

という感じだと思いますが、
言葉はどうでもいいんです!

 

その効果を見てください。
↓↓↓

どうです、この効果!

 

お気に入りの衣類はクリーニングで
汚れを落とした後にガード加工がオススメです。

 

防水と撥水の違い

 

防水と撥水の違いをご存知ない方は意外と多いです。

 

防水加工とは、防水樹脂を生地の目をつぶすように塗りこんで、水が繊維を通過しないようにする加工です。

 

ある程度の水圧がかかっても水を通しませんが、空気も通さなくなるため、蒸れてしまうというデメリットがあります。

 

そして生地の目をつぶすので風合いが変わることもあります。

 

一方、撥水加工は空気は通すので、防水加工に比べて通気性は良いのですが、水圧がかかると水がしみこんでしまうというデメリットがあります。

 

一長一短あるのですが、日常生活で衣類を汚れから守るのなら撥水加工で十分です。

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家庭洗濯で面倒なのはアイロンがけ。

 

今日はアイロンがけの手間を
少しでも軽くする方法をお伝えします。

 

ポイントは洗濯のやり方です。

 

洗濯時のちょっとした工夫で、
シワや型くずれを防ぐことができるんですよ。

 

アイロンの仕上がりも段違いによくなります!

 
ポイントは洗濯ネットと脱水時間

 

特におしゃれ着はひとつのネットに
1枚の衣類が原則です。

 

シワを少なくしたいなら
柔軟剤を使うのもおすすめです。

 

ネットに入れることで
他の衣類との摩擦を最小限にすることができます。

 

そして脱水時間はできるだけ短く。

 

綿100%のワイシャツなら30秒程度でOK。

 

洗濯機の中で脱水時間を短くしたいものがあるなら
その衣類だけネットに入れて、まず短時間脱水します。

 

そのネットを取り出して、残りの衣類を脱水するようにしましょう。

 

ここから結構重要なのですが
脱水が終わって放置したりしていませんか?

 

脱水後は素早く取り出してすぐに干しましょう。

 

時間がたつとシワの原因になります。

 

このとき衣類とたたいたり伸ばしたり
シワをのばしてから干すと、
仕上がりがグンとよくなります。

 

上下に衣類を大きく振るだけで、
大きなシワは伸ばすことができます。

 

シワをのばした後は、
取り扱い表示に従って干しましょう。

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雨の日にカラッと洗濯物を乾かす方法を
ご紹介しましたが、
↓↓↓
雨の日にカラッと洗濯物を乾かす干し方教えます

 

このほかにも気になる臭い対策をご紹介します。

 

洗濯機を回すときに

洗濯洗剤をいつも通り洗濯機のポケットに入れます。

 

柔軟剤のポケットに、柔軟剤の代わりに
水道水を少しと、
ラベンダーのアロマエッセンシャルオイル(精油)を
入れてみてください。

3~4滴でOKです。

 

後はいつも通り洗濯します。

 

ラベンダーのアロマエッセンシャルオイル(精油)には、
消毒作用もありますので除菌・殺菌にも優れています。

 

除菌して臭いを消すとともに、衣類をふっくらとさせてくれます。

 

ラベンダーはお肌との相性も良いので、
一般的な柔軟剤を使うよりいいかもしれませんね。

 

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