クリーニングを依頼するときに「お気に入りの服は丁寧にクリーニングして欲しい」という方や、通常のクリーニングの仕上がりに不安を持っている方も多いのではないでしょうか。

せっかくお金をかけてクリーニングするなら、仕上がりがきれいで、信頼のできるところへ依頼したいですよね。

そんな方におすすめするのがリクリのクリーニングです。特にオプションメニューである「プレミアム仕上げ」は、より丁寧に、上質な仕上がりにしてくれます。

この記事では、リクリのプレミアム仕上げと他店のクリーニングの違いや効果、メリットまで詳しく解説します。丁寧にきれいな仕上がりを求めている方は、ぜひ参考にしてみてください。

1.リクリのクリーニングのプレミアム仕上げとは?

アイロンかけ

そもそも「宅配クリーニングリクリ」についてご存じでしょうか?
リクリの運営会社は、繊維の町、岡山・倉敷を中心に創業50年以上、約200店舗のクリーニング店を運営しているクリーニング会社です。
リクリという店名は「Re:Cleaning(その服はまた蘇る)」という言葉が由来で、衣類をより長く着られるよう、丁寧かつ高品質なクリーニングをコンセプトにしています。

中でも、品質がワンランク上のクリーニングオプションである「プレミアム仕上げ」は、機械に加えて、1点1点手作業で仕上げるメニューです。
機械だからこそできる均一な洗浄力やプレスだけではなく、シルエットが繊細な袖や襟・裏地など機械では行き届かない細かい部分は手作業で仕上げてくれます。

プレミアム仕上げは、礼服・ブランド品・毛皮のコート・シワの付きやすいワンピースなど、特に大切な衣類のクリーニングに適しています。

クリーニング後は、服に余計なゴミが付いたり、ダメージを受けたりするのを防ぐために、不織布カバーに掛けられた状態で返送されるので、届いた後も安心して収納できるのも特徴です。

2. 通常仕上げとリクリのプレミアム仕上げの違い

それでは、リクリの通常仕上げとプレミアム仕上げにはどのような違いがあるのでしょうか?
ここでは、通常仕上げとプレミアム仕上げの具体的な違いについて詳しく解説していきます。

通常仕上げのクリーニング

リクリは通常のクリーニングであっても、1点1点衣類に合わせた方法で、丁寧にクリーニングしてくれます。

まず、クリーニング前の検品段階で、衣類の状態や素材を見極め、クリーニング方法を選定します。
そして、クリーニング工程では、1回の洗濯終了ごとに溶剤をろ過することで不純物を除去しているので、クリーニング特有の石油系のニオイがしない「無臭」の仕上がりを実現。

さらに往復送料(北海道、沖縄、離島地域を除く)や再仕上げ、簡易シミ抜き、ボタン付けもすべて無料で行ってくれる細かなサービスも魅力です。

申し込みはインターネットから、ご自分の希望に合わせた洋服パックメニューを選びます。

申し込み後3営業日以内に宅配キットが届くので、その中に衣類を入れて宅配業者(クリーニング品はヤマト運輸、リフォーム品は佐川急便)へ渡します。

衣類は集荷日から数えて7~14営業日ほどで戻ってきます。

衣類の状態や繁忙期などには前後する可能性もあるため、余裕を持って出しましょう。

リクリのプレミアム仕上げのクリーニング

リクリのプレミアム仕上げでは、衣類の状態に合わせて、機械でのクリーニングだけでなく1点1点手作業で仕上げるのが特徴。衣類の素材や風合いはそのままにハリや艶をもたせる高級仕上げです。
着用時にシルエットがキレイに見えるように立体感を重視した丁寧なアイロン掛けを裏地までしっかり行います。仕上がった衣類は、不織布のカバーと型崩れしにくいハンガーにかけて戻ってくるのも嬉しいポイント。

リクリのプレミアム仕上げは、高級な衣類やお気に入りの衣類などを、より長く高品質を保ったまま着用したい方にオススメです。

申し込みの流れは通常クリーニングと同じですが、オプションメニューのプレミアム仕上げを選択し、枚数を決めます。

プレミアム仕上げのオプション料金は1枚あたり+770円(税込)で、仕上がり日数は7~14日前後が目安です。

丁寧な手作業仕上げのため、通常仕上がりより日数を要する可能性があるため、余裕を持って依頼しましょう。

通常仕上げとリクリのプレミアム仕上げの比較まとめ

リクリの通常仕上げとプレミアム仕上げの違いを表にまとめました。

通常仕上げ プレミアム仕上げ
利用方法 インターネットからの申し込み インターネットからの申し込み
オプション入力欄でプレミアム仕上げを選択
クリーニング内容 衣類に合わせて機械を使ったクリーニングがメイン 通常のクリーニングに加え、衣類の状態に合わせて1点1点手仕上げを行う
仕上がり日数 集荷日から7~14日 集荷日から7~14日
料金 5,280~15,400円(税込)
(枚数によって変化)
基本料金に+770円(税込)
(1枚あたり)

プレミアム仕上げを希望する場合は、必ずオプション欄で選択するのを忘れないようにしましょう。
宅配クリーニングだと顔が見えないことから不安になるかもしれませんが、衣類に合わせて1つ1つ丁寧に手仕上げで仕上げてくれるので品質には安心感がありますね。

3. リクリは細かい箇所まで丁寧に仕上げ!オプション一覧

リクリにはプレミアム仕上げだけでなく、さまざまなオプションメニューがあります。
ここでは、その他のオプションメニューについてご紹介します。
気になるお悩みがある方は、ぜひ参考にしてみてください。

有料シミ抜き

リクリでは通常のクリーニングメニューに「無料の簡易シミ抜き」が付属していますが、それでは落としきれない大きい、または濃いシミについては、有料のシミ抜きオプションが付けられます。

申し込み時は、有料シミ抜きのオプションメニューを選択するだけでOK。
宅配キットの中にある「オーダーシート」に有料シミ抜きをしたい衣類について、いつ・どこで・どんなシミがついたか、出来るだけ詳しく記入しましょう。
そのオーダーシートを基に、クリーニングスタッフが検品し、シミ抜きの見積もりを行います。その後、費用の連絡がお客様に入り、この時点で「思ったより高いな…」と感じたら、シミ抜きをキャンセルすることも可能。
さらに、落ちなかったシミについては、シミ抜き料金がかからないんです。シミ抜きをお願いしたのに、汚れが落ちず料金だけかかった…という悲しい思いをしなくて良いので、安心してオプションが付けられますね。

関連記事:宅配クリーニングでシミ抜きの対応はしてもらえる?

汗抜き加工

汗抜き加工は、通常水洗いできない衣類の汗ジミやニオイを専用の洗剤と機械で落とすオプションメニューです。
汗の汚れは一見分かりにくいですが、衣類に残ったままだと酸化して黄ばみや変色の原因にも。そのため、季節の変わり目には、収納前にしっかりとお手入れすることが重要です。
自宅での洗濯では落としきれない染み込んだ汗汚れにオススメのメニューです。

スーツやスカート、コートなどドライマーク表示のものが対象です。

関連記事:汗抜き加工で衣類が長持ち?クリーニング店の汗抜き加工とは

撥水(ガード)加工

撥水(ガード)加工は、生地表面にコーティングを施すことで、雨や食べこぼしなどの汚れから衣類を守ってくれるオプションメニューです。
最近では、市販の撥水加工スプレーなどもあり自宅でも気軽にケアできますが、やはりクリーニング店で施した方が、効果や持ちは断然違います。

ネクタイや学生服、白い洋服、コートやジャケットなど、汚れやすい衣類や、汚れをつけたくない洋服に撥水加工をつけておくと、安心して着用できます。

また、元々撥水加工してあるようなスキーウェアやマウンテンパーカーなどのコーティングが取れてしまった場合にもおすすめです。

関連記事:クリーニングの撥水加工って?防水加工との違いやその効果について

防虫加工

防虫加工は、衣類を食べる害虫を寄せ付けないように衣類を加工するオプションメニューです。
防虫剤をしっかり入れたのに、衣装ケースやクローゼットを開けたら大切な衣類が虫食いだらけに!なんて経験はありませんか?
市販の防虫剤は、防虫作用のあるガスが衣装ケースやクローゼットの隙間から漏れて効果が薄くなる場合があります。一方、クリーニング店の「防虫加工」は衣類にしっかり塗布するので、その効果も長持ちしやすいのが特徴。

ウール・カシミヤ・その他の獣毛・シルクなど、虫が好む素材に加工すると効果的です。

シーズンオフになり、クローゼットや押し入れに入れる前にひと手間かけておくことで、来シーズンもきれいな状態で着用できますよ。

関連記事:クリーニングの「防虫加工」は肌に優しい、臭くない

折り目加工

折り目加工とは、取れやすいズボンやスカートなどの折り目を長持ちさせるオプションメニューです。

既に折り目がなくなってしまっている衣類でも、折り目のラインをきれいに蘇らせ、長持ちさせてくれます。

特に雨に濡れると折り目は落ちやすくなりますが、折り目加工をすると、雨などによる濡れにも強く安心です。

関連記事:【人気】折り目加工でスーツがシャキッ!その差は一目瞭然

保管サービス

保管サービスは、クリーニングしたものをキレイな状態のまま次の着用シーズンまで保管してくれるオプションメニューです。

コート・ダウンジャケット・羽毛布団などかさばる冬物はクローゼットのスペースを圧迫してしまう上に、環境によってはカビや害虫により衣類が傷むことも。

しかし、このサービスを利用すると、徹底した温度・湿度管理、空調設備の整った場所で保管してくれるため、質を落とさずに来シーズンまで安心して預けられます。

ただし、保管受付を行っていない期間もありますので、事前に受付期間を確認しておきましょう。

関連記事:宅配クリーニングの保管サービスとは?メリットや利用方法を解説

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4. リクリのプレミアム仕上げの注意点

高品質な仕上がりでおすすめのリクリのプレミアム仕上げですが、依頼する前にいくつか注意点を確認しておきましょう。

シミ抜きや撥水加工などは含まれていない

プレミアム仕上げは、1点1点手作業で丁寧に仕上げてくれますが、シミ抜きや汗抜き加工、折り目加工などは別のオプションサービスとなります。

そのため、シミ抜きや汗抜きなどをして欲しい場合は、別の有料オプションサービスを一緒に申し込む必要があります。

衣類の状態にあわせて、希望するオプションサービスを忘れないように選択して申し込みをしましょう。

衣類の状態や素材を事前に確認しておく

クリーニングを出すときには、どの衣類にも当てはまりますが、衣類の状態や素材を事前に確認しておくことが重要です。

衣類の素材によっては、水洗いが出来なかったり、熱に弱くアイロンがあてられなかったりすることもあります。
クリーニング店でも汚れや傷みなどの確認はしっかり行いますが、事前に申告があると見落としなども防げ、よりスムーズに対応できます。

クリーニングに出す前には、衣類についている洗濯表示をしっかり確認し、汚れがある場合は、いつ・どんな汚れが付いたのかが分かるようにしておきましょう。

要望や注文はオーダーシートで具体的に伝えておく

リクリでは宅配キットの中にオーダーシートが入っており、要望を記入することができます。
顔が見えない宅配クリーニングでは、店頭とは違い、細かな要望やニュアンスを直接スタッフに伝えられないのが気がかりですよね。「思った仕上がりと違った」といったトラブルを生じさせないためにも、伝えておきたいことはオーダーシートに記入し、クリーニングスタッフへ伝えるようにしましょう。

オーダーシートには、洋服の状態・着用頻度・汚れの場所や付いた時期・何の汚れなのか・どんな仕上がりを希望しているか・気になっているところなどを書くと、分かりやすいです。

オーダーシートに記入できるように、あらかじめ衣類の状態や素材を確認しておくことが大切になってきますね。

5. リクリのプレミアム仕上げでワンランク上のクリーニングを

ジャケット女性

今回はリクリのオプションメニューの一つである「プレミアム仕上げ」についてご紹介しました。

プレミアム仕上げは通常仕上げよりも、さらに丁寧に、衣類の品質を保ったままクリーニングしてくれます。

実際、プレミアム仕上げを利用した方からは、以下のような声が寄せられており、安心して利用できる宅配クリーニング店と言えるでしょう。

  • 30代 / 女性

    ご感想

    これまで他社で宅配クリーニングを利用していましたが、仕上がりに不満(匂いや風合い等)があり、はじめてリクリさんを利用しました。利用してみて、他社との仕上がりの違いに驚きました。独特な匂いはなく、毛玉もキレイに取ってもらい、ふっくら仕上がって戻ってきたのが嬉しかったです。また、ニットは伸びないようにハンガーに吊るさずに返却してもらい、細かい点まで気にかけていただき、安心しました。次は布団類も出したいです。

  • 50代 / 男性

    ご感想

    いつも地元のクリーニング店でお願いしていた際の不満がすっかり解消できました。
    スーツもキレイだけではなく、買った時のようにピカピカになって返ってきました。
    これからも大事な洋服はリクリさんにお願いしたいです。

※引用元:お客様の声

高級品やお気に入りの衣類をクリーニングに出す時には、リクリのプレミアム仕上げに依頼してみてはいかがでしょうか?

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寒い季節にとても活躍するセーターやニット。着る機会が多いため、自宅で洗濯をしたいと考えている方も多いはず。
でも、自宅で洗ったら縮んでしまった悲しい経験をされた方はいませんか?

セーターやニットの洗濯は、まず洗濯表示を確認し、水洗いが可能であれば自宅で洗えますが、「水洗い不可」なら自宅では洗えないため注意が必要です。

この記事では、セーターやニットを自宅で洗濯する方法をご紹介します。
今までクリーニングに出していた方も、正しい知識をつければ自宅で洗えますよ。

1. セーターやニットは自宅洗いできる?洗濯表示をチェック

セーターやニットのなかには、自宅で洗えるものがあります。
お持ちの衣類が自宅で洗えるかどうか、まずは洗濯表示を確認しましょう。

洗濯表示に「水洗い可」の記載がある衣類は自宅で洗えますが、「水洗い不可」の記載があった場合は自宅で洗えないためクリーニングへ依頼する必要があります。

洗濯(水洗い)の洗濯表示

洗濯表示の見方について、以下の記事で詳しくご紹介しているため併せてご覧ください。
「新しくなった「洗濯表示」全41種の見方を徹底解説!」

2. セーターやニットの洗濯に必要なもの

洗濯ネット

セーターやニットを自宅で洗濯するには、以下のアイテムが必要です。

  • 洗面器
  • おしゃれ着用洗剤
  • 畳んだセーターが入るサイズの洗濯ネット
  • ゴム手袋
  • 柔軟剤

セーターやニットは、おしゃれ着洗剤がおすすめ。
というのも、通常の衣類用洗剤は基本的に弱アルカリ性です。
弱アルカリ性だと、セーターやニットのような動物性の素材にはダメージを与えてしまいます。
そこで、おしゃれ着洗剤のような中性洗剤を使うことで、衣類に与えるダメージを少なくすることができます。

また、洗剤や洗剤を含んだお湯に手をつけるため、手が荒れないようゴム手袋をはめて洗濯しましょう。

3. セーターやニットの洗い方

次に、水洗いが可能なニットやセーターを自宅で洗濯する方法をご紹介します。
洗濯機と手洗いの2パターンをご紹介しますが、できれば優しく洗えて衣類へのダメージが少ない「手洗い」がおすすめです。

また、伸びたり色落ちしたりして失敗したくない大切なセーターは、無理をせずクリーニング店へ依頼しましょう。

洗濯機を使って洗う方法

水洗いはできるけど、どうしても手洗いをする時間がない場合は、洗濯機を使いましょう。
洗濯機を使い、できるだけ衣類にダメージを与えないで洗う方法をご紹介していきます。

汚れている部分は前処理をしておく

目立つ汚れがあるときは前処理をして、ある程度汚れを落としておくことがポイント。
とくに襟や袖口は汚れやすいので、チェックしましょう。
前処理は、以下の手順で行ってください。

  • ひどい汚れの部分に中性洗剤またはおしゃれ着洗剤を直接つける
  • つまみ洗いで汚れを押し出す
  • なかなか落ちない場合は、酸素系漂白剤を直接つけてつまみ洗いする
    ※漂白剤の使用が可能な場合のみ
たたんで洗濯ネットに入れる

ニットやセーターを洗うときは、型崩れしないように洗濯ネットを必ず使いましょう。
ネットには、裏側の汚れを落とせるように裏返して畳んでから入れます。
このときに、汚れが気になる部分を外側にして畳むとキレイに仕上がります。

弱コースやおしゃれ着コースなど優しく洗える設定で洗う

ニットやセーターのほかに、デリケートな素材が使われた衣類を洗うときにも、おしゃれ着洗剤がおすすめ。

また、洗濯機によって名称が異なる場合がありますが、弱水流コースやおしゃれ着コース、手洗いコースなど優しく洗えるコースを選択しましょう。

柔軟剤を使うと、さらに肌触りよく仕上がります。色移りする可能性があるため、他の衣類とは混ぜないように注意です。とくに、新品の場合は色移りが心配なため、セーターやニットは単独で洗うようにしましょう。

短時間の脱水をする

脱水は強い力がかかるため、一番弱い力で1分程度行いましょう。
長時間脱水すると、ニットやセーターが伸びたり傷んだりする原因になります。

手洗いでキレイにする方法

手洗い

少々手間がかかりますが、ニットやセーターはできるだけ手洗いがおすすめです。
というのも、ニットやセーターは非常にデリケートな素材でできているため、優しく洗わないとダメージを与えてしまいます。

ここからは、自宅でできる手洗いの方法をご紹介します。

汚れている部分は前処理をしておく

洗濯機で洗うときと同様、目立つ汚れがあれば前処理をして、ある程度汚れを落としておくことをおすすめします。
とくに、襟や袖口は汚れやすいので要チェックです。
前処理は、以下の手順で行いましょう。

  • ひどい汚れの部分に中性洗剤、またはおしゃれ着洗剤を直接つける
  • つまみ洗いで汚れを押し出す
  • なかなか落ちない場合は、酸素系漂白剤を直接つけてつまみ洗いする
    ※漂白剤の使用が可能な場合のみ
ぬるま湯の洗剤液に入れて押し洗いする

洗面器とおしゃれ着洗剤を使い、以下の手順で衣類を洗濯しましょう。

  • 洗面器の中に手を入れても熱くないくらいのぬるま湯を入れて、おしゃれ着洗剤を混ぜる
  • ニットやセーターをキレイに畳み、洗濯ネットに入れる
  • 洗面器のなかにニットやセーターを入れて、2〜3回ほど優しく押し洗いをする

毛玉ができるため、こすって摩擦を起こさないように要注意。
洗剤で手が荒れないように、ゴム手袋をはめることを忘れないようにしましょう。
気になる汚れがあれば、押し洗いした後に汚れの部分に直接洗剤をつけて約10分間おいておきます。

キレイな水を使って2〜3回すすぐ

洗い終わったら、洗剤がついた衣類をすすぎます。
ニットやセーターを上から優しく押し、水を捨てたら軽く絞ることを数回繰り返します。
洗面器内の水に洗剤が混ざらなくなるまで、繰り返してください。

柔軟剤を使うときは、このタイミングで投入します。
洗剤が入っていると柔軟剤の効果が薄れてしまうため、洗剤をよくすすいだ状態で投入しましょう。
その後、柔軟剤が衣類に馴染むよう2〜3回ほど押し洗いをして再びすすぎます。

洗濯機を使って短時間の脱水をする

完全にすすいだら、衣類をバスタオルで包んで軽く水気をとりましょう。
洗濯ネットに入れたまま、洗濯機で脱水。
脱水は洗濯機で洗ったときと同様に、1分程度でOKです。

4. セーターやニットの干し方

脱水が終わったセーターやニットを干します。
ここで正しく干さないと、せっかく気をつけて洗ったニットやセーターにダメージを与えてしまうので気をつけてください。

熱で傷んでしまうため、セーターやニットに乾燥機はNGです。
水を含んで伸びやすくなっているセーターやニットは、基本的に「平干し」します。
以下のうち、いずれかの方法で、平干ししてみてください。

  • 「平干し専用ネット」を使い、直射日光が当たらない場所で陰干しする
  • ハンガーを数本用意して、セーターやニットが水平になるように干す
  • ソファーの背もたれにバスタオルを敷き、その上にセーターやニットの形を整えつつ干す

伸びたり跡がついたりするため、ハンガーにかけて干すのは避けましょう。
吊ることなく、形を整えて平干しします。

5. セーターやニットの正しい保管方法

畳んだセーター

セーターやニットを保管するときに最も気をつけたいのが、虫食い・変色・カビです。

シーズン中に久しぶりに着ようとニットやセーターを取り出したら、穴やカビだらけでショックを受けた方もいるはず。
セーターやニットは、以下のポイントに気をつけて保管してください。

  • 保管場所の通気性をよくする
  • 通気性のよい不織布カバーをかける
  • 防虫剤を入れる
  • 除湿剤を入れる
  • ほかの衣服とは隙間を開け、余裕を持って収納する

もし、自宅での保管が心配な場合は、宅配クリーニングの「保管サービス」を利用するのがおすすめ。
衣類にとって最適な環境下で保管してくれるため、カビや虫食いの心配がありません。また、オフシーズンの間保管してくれるので、自宅の収納スペースがスッキリしますよ。

6. セーターやニットのお手入れは「洗濯表示」の確認から

セーターやニットの正しい洗い方をご紹介しました。
自宅で洗濯するときには、まずは、洗濯表示を見て水洗いできるか確認しましょう。
水洗いできるなら自宅でも洗えますが、その場合は、優しく洗うことで衣類へのダメージが少ない「手洗い」がおすすめです。

また、セーターやニットはデリケートな素材のため、間違った洗い方をすると縮んだり傷んだりする原因になります。
水洗いできない衣類やご自身で洗うのが心配な場合は、無理をせず洗濯のプロに任せましょう。

宅配クリーニング「RE:KURI(リクリ)」なら、セーターやニットにダメージを与えにくいプロの技術で洗濯してくれるので安心です。
また、オプションで「防虫加工」を施してもらうことができ、6カ月ほど効果が持続します。
リクリの防虫加工は独特なニオイがなく、来シーズンまで衣類の虫食いやカビを防ぎ清潔に保たれるため、衣類が長持ちしますよ。

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防虫剤を使用しているのに、なぜか服に穴が…!

実は市販の防虫剤は主に固体からガスになって衣類を守るのですが、クローゼットや衣装ケースの隙間からガスが漏れるため、防虫剤が効かない衣類もでてくるのです。

しっかり衣類をケアしたい場合は、クリーニングの「防虫加工」がオススメです。
衣類の繊維自体に防虫効果のある特殊な加工剤を塗布するため、高い防虫効果を発揮してくれるんです!
しかも、きつい臭いがなく肌に優しいなど、安心できる点も。

今回の記事では、クリーニング店の「防虫加工」の特徴や施すべき衣類について詳しくご紹介します。
虫食いを食い止めたい方や、防虫剤が苦手な方は、ぜひ参考にしてみてください。

1.クリーニングの「防虫加工」とは?

「防虫加工」は多くのクリーニング店でオプションメニューとして取り扱っています。
市販の防虫剤と異なる点は、クリーニング店の「防虫加工」は衣類自体に防虫作用のある特別な溶液を塗布するという点です。

一般的には洗濯すると防虫作用のある溶液の効果は落ちていきます。
ただし、洗濯をせず、クリーニングに出さない場合は6ヶ月ほど効果が続き、費用相場は1点につき300円ほど。

衣類のお手入れ方法としては比較的安価で、衣類をダメにして買い替えるよりも経済的なので、おすすめです。

どのような衣類に施せばいいの?

どのような衣類に施せばいいの?

「防虫加工」はどのような素材、衣類に適しているのでしょうか?
衣類に穴を開ける虫には居心地の良い場所があり、そういった素材の衣類に「防虫加工」を施すと長持ちします。

例えば以下のような素材です。

  • ウール
  • カシミヤ
  • シルク
  • アンゴラ
  • アルパカ
  • モヘア

ここで気を付けたいのが、虫にとって居心地が良い衣類だけでなく、虫が好きな食べ物があるということ。
虫は、食べこぼしなどの汚れや、人間の皮脂や汗などの動物性たんぱく質を食べるので、生地自体は虫が好まないものでも、汚れや皮脂などが付着している場合は、虫の被害にあうこともあるので、要注意です。

そうした衣類をクローゼットで保管する際は、きれいな状態での保管を心掛けましょう!

2.「防虫加工」はこんな方へおすすめ!

衣類の素材の他にも、以下に当てはまる方は、ぜひ「防虫加工」を検討してみてください。

  • 虫食いにあわせたくない衣類がある方
  • 自宅で保管する衣類がたくさんある方
  • 防虫剤の匂いが気になる方、嫌いな方
  • 赤ちゃんの服に防虫剤を使用するのは不安な方
  • 自宅で防虫対策をしたにも関わらず虫食いにあった方
  • ダニアレルギーの方

上記に該当する方へ、なぜおすすめなのか一緒にみていきましょう。

「防虫加工」の効果とメリット

まず自宅で保管している衣類がたくさんある方や虫食いに合わせたくない衣類をお持ちの方へ、防虫剤をしっかり入れたのに、衣装ケースやクローゼットを開けたら大切な衣類が虫食いだらけに!なんて経験はありますか?
そうならないためにも、市販の防虫剤よりも効果が高いクリーニング店での「防虫加工」がおすすめです!

防虫作用のあるガスが、衣装ケースやクローゼットの隙間から漏れて効果が薄くなる市販の防虫剤とは異なり、クリーニングの「防虫加工」は衣類にしっかり塗布します!

また、防虫剤が発する独特な臭いが苦手な方、赤ちゃんの服に防虫剤を使用するのは不安という方へ、「防虫加工」で使われる加工剤は肌に優しく、独特な匂いもありませんから安心してご利用いただけます。

「防虫加工」の効果とメリット

衣類に防虫対策しないとどうなる?

生地が厚く、虫の姿が見えにくいコートやセーターなどの衣類は、虫たちにとって楽園のような場所です。
そんな楽園のような場所で虫が過ごすので、当然見えないところに卵や幼虫がたくさんいる可能性があります!
害虫は、開けた窓の隙間や外出時にいつの間にか衣類へもぐりこんでいるため、防虫対策なしで完全に防ぐのは難しいのです。

衣類に侵入する虫の中には「ダニ」の存在も

衣類に侵入する虫の中には「ダニ」の存在も…。
そのため、ダニアレルギーの方は衣類を着られなくなってしまいます。

そしてショックなのは大切な衣類が穴だらけになることですよね。
目立たない箇所に小さく空いた穴ならともかく、虫に食べられて空いてしまった大きな穴は修理が難しいため、ほぼ着られない状態になります。

衣類に防虫対策しないとどうなる?

3.「RE:KURI(リクリ)」の安心「防虫加工」


自宅での防虫対策が心配という方へ、宅配クリーニングでクリーニングと一緒に防虫加工をお願いするというのも手です!
宅配クリーニングリクリでも「防虫加工」のオプションメニューがあります。
効果の持続期間は6ヶ月ほど持ちますので、オフシーズンは安心してクローゼットで保管できますね。

「防虫加工」の作業工程


リクリは洗濯や防虫加工を含め、全ての工程を自社で行っています。
では、どのように「防虫加工」を施すのか、実際の作業工程をご紹介します!

■防虫加工の作業工程

1.ドライクリーニングや水洗いで通常のクリーニング
ドライクリーニングや水洗いで通常のクリーニング
まずは汚れを落とすところから!
2.乾燥機で乾かす
立体乾燥機で乾かす
キレイに洗った後は乾燥機で乾かします!
3.アイロンをかける
アイロンをかける
一着一着丁寧にアイロンをかけます!
4.防虫加工を施す
防虫加工を施す
特殊な加工剤を噴射をムラなく噴射します!
5.クリーニングカバーをかける
クリーニングカバーをかける
背面が不織布になっている包装袋に入れて、お客様の元へお届けします!

リクリの「防虫加工」は、職人が1着ずつ丁寧に仕上げます。
そんな高品質なサービスをぜひお試しください。
「防虫加工」のオプション料金は以下の通りです。

■「防虫加工」の料金
1点 330円
2点 660円
3点 990円
4点 1,320円
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「保管ありコース」なら虫食いの心配いらず!

リクリでは、空調設備の整った環境下で衣類を保管しているため、虫食いの心配がありません!

「自宅で保管したら、また衣類が虫食いの被害にあわないか心配…。」
そんな場合、シーズン終わりのクリーニングには「保管あり」コースでのご注文がおすすめです。

虫食いの被害にあうリスクが低い上、自宅でぎゅうぎゅう詰めに保管していた衣類の収納スペースが一気に広がりスッキリしますよ。

リクリの保管サービス

「保管あり」コースの衣類の点数と料金は以下の通りです。

【「洋服パック保管あり」コースの料金】

※すべて税込価格です。

※9/1~2/28の間は「保管あり」コースの受付は行っておりませんのでご注意くださいね。

4.まとめ

クリーニング店の「防虫加工」は、きつい臭いがなく肌に優しいので安心して利用できるオプションメニューです。
ダニアレルギーで防虫効果の確実性を求める方、市販の防虫剤は臭いが気になる!そんな方には特におすすめです。

主にウールやカシミアなどの素材が虫に狙われやすいため、これらの素材の衣類には防虫加工が最適!
防虫加工の費用も1着あたり数百円ほどなので、衣類をダメにして新しく買い替えるよりは、経済的ですよね。

プロに頼んで、大事な衣類を長く愛用できるにケアしてみませんか?

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