宅配対応している洗濯代行サービスとは?特徴や料金相場も紹介

UPDATE:2022.05.27
宅配対応している洗濯代行サービスとは?特徴や料金相場も紹介

忙しい毎日を送る中で、少しでも家事の時間を減らしたいと思ったことがある方は多いのではないでしょうか。家事の中でも、洗濯は「洗う、干す、畳む」となかなか手間のかかる家事の一つでもあります。
そこで近年人気を集めているのが、洗濯代行サービスです。

この記事では、洗濯代行サービスとクリーニングの違いや利用方法、注意点についてご紹介します。独身の社会人や共働きの家庭の方は、ぜひ参考にしてみてください。

1. 宅配対応の洗濯代行サービスとは?

洗濯代行サービスとは、普段自宅で行う洗濯を代わりに行ってくれる洗濯専門の家事代行サービスのことです。洗濯代行サービスは大きく分けて3つあります。

  • 宅配業者が集配する
  • 洗濯代行サービスのスタッフが集配する
  • 直接洗濯代行サービス会社に持ち込む

洗濯代行サービスは、その利便性から老若男女を問わず利用する方が多く、需要も増えてきています。「自宅に洗濯機を置かずに洗濯代行サービスに依頼する」という方もおり、今人気の家事代行サービスです。

2. 宅配クリーニングとの違いは?

スマホ悩む女性

洗濯代行サービスと宅配クリーニングはどちらも「自宅で受け渡しができて、衣類を代わりに洗ってくれる」サービスです。では、2つのサービスの違いはどこにあるのでしょうか。ここからは、それぞれのサービスの違いについて詳しくご紹介します。

洗濯代行サービスは「家庭の洗濯を代行する」サービス

先にお伝えしたとおり、洗濯代行サービスは「家庭の洗濯を代行する」サービスです。そのため、Tシャツやタオルなど、普段自宅の洗濯機で洗うものが対象となります。こうした衣類を洗濯・乾燥し、畳んで自宅に届けてくれるのが洗濯代行のサービス内容です。
また、プレス(アイロン)仕上げは含まれないのも大きな特徴です。
また、保管サービスなどもなく、自宅での洗濯とほぼ変わらないと覚えておきましょう。

宅配クリーニングは「集配してクリーニングする」サービス

一方で、宅配クリーニングは自宅にいながら「水洗い・ドライの通常クリーニングメニューに加えて、シミ抜きや撥水加工などのオプションメニューも施してくれる」クリーニングサービスです。普段自宅の洗濯機で洗う衣類に加えて、水に弱いウール・カシミアなどのデリケートな素材の衣類を含めた衣類全般が対象となります。

アイロンがけを含まない洗濯代行サービスとは異なり、衣類の種類や状態に合わせて、アイロンやプレス加工まで行います。また、保管サービスを展開していたり、シミ抜きや汗抜き加工といったオプションが選べたりと、洗濯代行サービスとは大きく違います。

3. 洗濯代行サービスのメリットとデメリット

利便性が高く老若男女から利用されている洗濯代行サービスですが、メリットだけではなく、デメリットもあります。メリットとデメリットについて事前に知っておきましょう。

洗濯代行業者のメリット

まず、洗濯代行サービスのメリットを3つご紹介します。

洗濯する時間・手間が取られない

1つ目は、洗濯する時間・手間が取られないことです。

特に下記にあてはまる方にはおすすめのサービスです。

  • 子どもがよく服を汚す
  • 夫婦共働きで時間がない
  • 単身赴任などの一人暮らしで慣れない洗濯に時間がかかる
  • 年を重ねて、洗濯物を干すのがつらくなってきた

洗濯が家事の大きな負担になっている方は、洗濯代行サービスに依頼することで、自分で洗濯する時間や手間を減らすことができます。
洗濯代行サービスを利用することでできた隙間時間で自分の好きなことをしたり、子供と遊んだり、仕事を進めるなど、時間を有意義に使うことができます。

天気に左右されずに洗濯できる

2つ目は、天気に左右されずに洗濯できることです。

梅雨などで雨が続く日は洗濯物を外で干せないうえ、室内干しをしてもなかなか洗濯物が乾きません。特にシーツやタオルケットなどのかさばるものは、天気の良い日に乾かしたいもの。洗濯ができない日が続くと洗濯物が溜まり、億劫になりますよね。

洗濯代行サービスでは、洗濯物の乾燥には乾燥機を使用しているため、天気を気にする必要がありません。
洗濯代行サービスを利用することで、天気に左右される洗濯のストレスから解放されるでしょう。

畳みものまでしてくれる

3つ目は、畳みものまでしてくれることです。

洗濯物を洗って干すことに苦痛は感じない方でも、畳むという作業が苦手だという方も多いのではないでしょうか。

洗濯物を畳むのには意外と時間がかかり、雑に置いておくとシワの原因にも。
また、小さな子どもがいる家庭では「せっかく畳んだ洗濯物を崩されてしまった」なんてこともよくあります。

そんなときに洗濯代行サービスを利用すれば、洗濯を畳むという面倒な工程まで行ってくれるので、家事の負担が一気に減りますね。

洗濯代行サービスのデメリット

洗濯代行サービスのデメリットを2つご紹介します。

アイロンがけやシミ抜きなどのサービスがない

1つ目は、アイロンがけやシミ抜きなどのサービスがないことです。

宅配クリーニングの場合は、無料または有料でさまざまなオプションがついていることが一般的です。しかし、洗濯代行サービスはあくまで「自宅で行う洗濯を代わりに行ってくれる」サービスのため、クリーニングオプションはついてきません。

また、ドライクリーニングにも対応しておらず、水洗い可能な衣類のみが対象と覚えておきましょう。

シミ抜きをしたり、ほつれなどを直したりしてもらいたい場合には、クリーニングを利用する必要があります。また、シワになりやすいTシャツやワイシャツなどを依頼するときは、アイロンがけがないことでシワになって戻ってくる可能性もあります。

家庭で洗濯できないものには対応していない

2つ目は、家庭で洗濯できないものには対応していないことです。

先にお伝えしたとおり洗濯代行サービスは、あくまで家庭で行う洗濯の代行です。つまり、洗濯代行サービスが行う洗濯は家庭と同様のため、家庭で洗濯できないものは洗濯代行サービスでも洗濯できません。

また、忘れてはいけないのが、洗濯代行サービスでは乾燥機を使用するという点です。
特殊な乾燥が必要なものや乾燥機を使用すると傷んでしまうものについては、洗濯代行サービスには不向きなので注意しましょう。

4. 洗濯代行の料金相場は?

計算機を持つ女性

洗濯代行の料金相場は、40リットルで3,000円(税込)ほどです。洗濯代行サービス会社によっては専用バッグが用意されており、洗濯したい服を詰めて送るだけでカンタンに依頼できます。

クリーニングの場合は、1枚当たりの料金が決まっているのが一般的ですが、日常の洗濯物を代行してくれる洗濯代行サービスは、専用バッグに詰め放題という場合が多く、値段もバッグの大きさごとに設定しています。

ただし、初回に限り専用バッグを500~2,000円(税込)ほどで購入する必要があったり、毎回送料がかかる場合もあります。他にも、日常的に利用しやすいように月に利用できる回数で値段を設定している洗濯代行サービス会社もあり、その場合は月5回までの利用で10,000円(税込)程度が料金相場になります。

5. 洗濯代行サービスへ依頼する流れ

洗濯代行サービスへ依頼する流れは以下の通りです。

  • Webサイトから依頼の注文をする
  • 専用のバッグに衣類を詰める
  • 衣類を預ける
  • 衣類を受け取る

1つずつ、見ていきましょう。

1. Webサイトから依頼の注文をする

まずは、Webサイトから依頼の注文をします。注文時には、「氏名」「住所」「連絡先」「希望する専用バッグの大きさ」を入力します。Webサイトから依頼した数日以内に専用バッグが届きます。

専用バッグは基本的に折りたたまれてポストに投函されるため、受け取るときに自宅にいる必要はありません。日時を気にする必要がないため、気軽に洗濯代行サービスを依頼できます。

2. 専用のバッグに衣類を詰める

次に、届いた専用バッグに衣類を詰めます。洗濯物の詰め方に決まりはありませんが、専用バッグは次回以降も繰り返し使用する場合が多いです。そのため、汚れのひどい洗濯物はビニール袋に入れておくとよいでしょう。

また、専用バッグはたくさん詰めるほどおトクなので、なるべく衣類を詰めた状態がおすすめです。トラブルを避けるためにも、洗濯物を詰める際にはポケットになにも入っていないか、乾燥機を使用してよいか確認してから詰めましょう。ただし、詰めすぎるとシワが残るので、要注意を。

3. 衣類を預ける

次に、衣類を預けます。希望した日時に、宅配業者または洗濯代行サービスのスタッフの方に取りに来てもらい、衣類を預けます。衣類を受け取ってもらう日時は、Webサイトから依頼するときに決める場合と、服を詰めてから日時を指定する場合があります。

4. 衣類を受け取る

最後は、衣類の受け取りです。一般的には預けてから2日〜3日で、洗濯が終了した衣類が届きます。衣類を受け取ったら早めに中身を確認し、不備がないか確かめましょう。

6. 洗濯代行業者の利用で時間の有効活用をしましょう

クリーニング店女性店員

最近では、さまざまな時短家電・家事代行サービスを利用して、時間を有効活用する生活スタイルが定着してきました。洗濯代行サービスもその一つです。

洗濯する時間が無くなればその分の時間ができ、自分のための時間を作ったり子どもと遊んだり、好きなことができるため心に余裕も生まれます。

さらに、宅配対応している洗濯代サービスであれば、自宅にいながら洗濯物が片付きます。キレイになった衣類が畳まれて帰ってくるので、後はクローゼットにしまうだけです。

ただし、洗濯代行サービスでは対応できない衣類や洗濯メニューもあるなど対応範囲が限られているので、クリーニングとの使い分けが必要になるといえます。

自宅では洗濯できないデリケートな素材の衣類や、コートなどの大型衣類などは宅配クリーニングに預けることをおすすめします。
なかでも、おすすめなのが宅配クリーニングの「RE:KURI(リクリ)」です。リクリは、創業50年以上・約200店舗のクリーニング店の運営実績があるので、はじめての方でも安心して預けられます。洗濯代行サービスでは落とすことが難しいシミや汗といった気になる汚れも、充実のオプションで対応可能です。

日常の家事を時短する場合は洗濯代行、大切な衣類のメンテナンスには宅配クリーニングで店舗を訪れる手間を減らすなど、上手に使い分けて時間を有効活用しましょう。

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