「洗濯したのにどうして臭うの?」「臭いの原因はなに?」など、洗濯物の臭いに関する悩みを持っている方も多いと思います。

そんなお悩みを持つ方のために、この記事では、洗濯物から嫌な臭いがする原因や、臭いを取るための効果的な洗い方や干し方まで徹底的に解説します。
ポイントさえ押さえておけば、洗濯物のあの嫌な臭いともサヨナラできますよ。

1. しっかり洗ったはずなのに洗濯物に嫌な臭いが残る原因は?

洗濯物をたたむ

「洗濯物をしっかり洗ったのになんだかクサイ臭いがする」という場合、どのような原因が考えられるのでしょうか?
まずは、衣類の洗濯時に嫌な臭いが残る原因について見ていきましょう。

洗濯物の嫌な臭いの主な原因は「雑菌」

カビや古い雑巾のような嫌な臭いの主な原因は「雑菌」です。
2011年に花王と愛知学院大学の河村好章教授が、洗濯物の嫌な臭いの原因となる「雑菌」の正体を、「モラクセラ菌」だと突き止めました。

モラクセラ菌自体はどこにでもいる一般的な菌の一つで、普段は臭いを発しません。しかし、洗濯物が乾くまでに時間がかかると、衣類に付着した水分や皮脂を栄養分として増殖します。やがて菌は排泄物を出すため、嫌な臭いが発生してしまうのです。

「後でまとめて洗濯するからいいや」と汗が付いたままの衣類をため込んだり、洗濯後の衣類を乾かさず放置したりすると、あっという間に雑菌が増殖するので注意しましょう。
洗濯物の臭いを防ぐには「いかに雑菌の発生を防ぐか」が重要で、「洗濯物の臭い対策=雑菌対策」と覚えておきましょう。

では、どのような状況下で雑菌は繁殖しやすくなるのでしょうか?

洗濯時に汚れが落としきれていない

洗濯物の汚れが落としきれていないと、雑菌が繁殖し悪臭の原因となります。衣類の汚れが落としきれない理由は、主に以下の2パターンです。

  • そもそも一度洗いでは汚れの落ちない洗濯物だった
  • 水量・洗剤量が少なかった

洗濯物に汚れが残ったままだと、臭いの原因菌にエサを与えてしまうことになりかねません。洗濯を行った後には、必ず衣類の汚れが落ちきっているかを確認しましょう。

洗濯物を洗濯機に入れたまま放置している

濡れた衣類をそのまま放置していると、臭いの原因菌が住み着き繁殖してしまいます。さらに、汚れが付いた衣類を放置すると、悪臭はさらに発生しやすくなります。

濡れた衣類はできるだけ早めに洗濯して、雑菌が繁殖する前にキレイにしてしまいましょう。
特にまとめ洗いを行う一人暮らしの方や、少人数の家族の場合には、衣類の放置による悪臭が発生しやすいため注意が必要です。

洗濯物が生乾きで完全に乾いていない

いくら丁寧に汚れを落としきっていたとしても、洗濯物が生乾きでは雑菌が繁殖してしまいます。
洗濯物が生乾きになりやすいシチュエーションは、以下の3つです。

  • 洗濯の乾燥機能が不十分だったとき
  • 湿度の高い室内で部屋干しを行ったとき
  • 風通しの悪い環境で洗濯を干したとき

特に、部屋干しの場合に洗濯物の生乾き現象が起きやすい傾向にあります。洗濯物をしっかり乾かすためにも、湿度が高い室内では除湿機を使って湿度を下げたり、サーキュレーターで空気を循環させたりしましょう。

関連記事:部屋干しの臭いの原因は?臭わない洗濯方法や干し方のコツを解説!

洗濯機に汚れやカビがある

いくら洗濯物の臭い対策を行ったとしても、洗濯機自体にカビや汚れが付着しているとそれが洗濯物の臭いの原因になってしまいます。

カビや雑菌などがたくさんいる洗濯機で衣類を洗うと、衣類にもたくさんの雑菌が繁殖してしまう恐れがあります。臭いを防止するためには、洗濯後には洗濯機のフタをしっかり開けた状態にして内部を乾燥させるのが効果的です。

また、定期的に市販の洗濯槽専用のクリーナーを使用し、カビが発生しないようにしましょう。

2. 洗濯物の嫌な臭いを取るための対策方法~洗い方編~

重曹

続いては、実際に洗濯物の嫌な臭いを取るための対策をご紹介します。
自分にできそうな対策から試してみてください。

酸素系漂白剤を使って洗濯する

「酸素系漂白剤」を使うと洗濯物の臭いを防ぐことができます。洗濯前に衣類をしばらく酸素系漂白剤につけ置きすれば、衣類が除菌され臭い対策になります。

漂白剤には「酸素系漂白剤」と「塩素系漂白剤」の2種類がありますが、塩素系は効果が高い反面、色落ちの原因にもなるので色物の衣類には使わないようにしましょう。

タオルなら20分ほど漂白剤に衣類をつければ除菌効果が期待できます。長時間衣類を漂白剤につけると傷みやすくなるため、時間は最小限にとどめましょう。洗濯後にはすすぎをしっかり行い、繊維から漂白剤をしっかり落としてください。

なお、注意点としては、決して酸素系と塩素系の漂白剤を一緒に使わないでください。
その理由は、2種類の漂白剤を混ぜて使うと有毒ガスが発生し、大変危険だからです。また、素手で使用すると手荒れの原因になりますので、手袋などをはめてから使用することをおすすめします。

重曹を使う

臭いを防ぐには洗濯に「重曹」を使うのもおすすめです。重曹を活用すると、消臭のほか、洗濯物の皮脂成分を落としやすくする効果が期待できます。

使い方のコツは、お湯で溶かすこと。重曹は水で溶けにくいので、洗濯槽に40度前後のお湯を入れ溶かします。

そして、液体せっけん(合成洗剤ではない物)を通常使用量の半分、それと同量の重曹を混ぜて洗濯してください。

このとき、欲張って適正量より多くの重曹を入れないよう注意しましょう。重曹が多過ぎると、乾燥後の衣類に白い粉が発生したり、洗濯機のホースに粉が詰まったりする原因になります。
また、重曹はデリケートな素材には向いていません。服の傷みや色落ちの原因になるため、ウールやシルク、デニムや麻などの素材に重曹を使うのも避けましょう。

除菌・抗菌の効果がある洗剤を使う

洗剤を購入する際には、除菌・抗菌の効果がある物かを確認しましょう。
“除菌”と書かれている洗剤には菌を取り除く効果があり、“抗菌”と書かれていれば菌の増殖を防ぐ効果があります。

菌そのものを減らして繁殖を防ぐ洗剤を使えば、根本的な菌の数を減らし消臭・防臭効果を高められるのです。

洗濯機を除菌する

洗濯機をそのままにしておくと、雑菌やカビが増殖し、洗濯機そのものに菌が発生することもあります。そのため、「洗濯機自体を除菌する」ことも大切です。

特に、洗濯槽には目に見えにくい雑菌やカビが潜んでいるので、月に1回は洗濯層専用クリーナーを使いお手入れをしましょう。

洗濯層クリーナーの使い方は、クリーナーを洗濯槽に入れ、給水後に標準コースなどで洗うだけの手軽さです。槽洗浄コースがある場合は、槽洗浄コースを選択しましょう。
洗濯後は洗濯機のフタを開けたままにして、乾燥しやすいようにしておくのもポイントです。

お湯を沸かし煮沸消毒する

お湯を沸かして洗濯をする「煮洗い」をして、洗濯物を煮沸消毒する方法もあります。

臭いの原因であるモラクセラ菌は熱に弱く、高温のお湯で洗濯すると通常より洗浄力がアップするといわれています。特に皮脂汚れに効果的です。

汚れがひどい場合は、煮る時間を長くしたり、重曹を入れたりするとよいでしょう。
ただし、ポリエステルなどの化学繊維は高温に弱いので避けてください。また、シルクやウールなどのデリケートな衣類も、シワが寄ったり色落ちしたりする可能性があるため、煮洗いには向いていません。煮洗いは、綿や麻などの生地の場合にとどめておきましょう。

お風呂の残り湯は洗い時のみ使う

洗濯時に、お風呂の残り湯を使う方も多いと思いますが、お風呂の残り湯には雑菌がとても多いことをご存じでしょうか?
実は、お風呂の残り湯には数十万~数百万個の雑菌が発生しているというデータもあります。そのため、お風呂の残り湯は極力、洗濯には使わないようにしてください。
もし使う場合は、洗い時のみに使い、すすぎ時には菌の少ない水道水を使うようにしましょう。

3. 洗濯物の嫌な臭いを取るための対策方法~干し方編~

洗濯物を干す

洗濯物の臭いを取るためには、洗濯方法だけでなく、衣類の干し方を見直すのも重要なポイントです。
ここからは、洗濯物の嫌な臭いをしっかり取るための干し方をご紹介します。

洗濯後に素早く干す

洗濯が終わったら、すぐに干すようにしましょう。洗濯物を濡れたまま放置しておくと雑菌が増殖してしまいます。

万が一干し忘れてしまった場合、夏場は1時間、冬場は2時間経過していたら、臭いが発生していなくても洗い直すのがおすすめです。

自宅に浴室乾燥機がある場合は、積極的に活用するといいでしょう。

風通しの良い日陰や扇風機などで湿気を払う

洗濯物の臭いの発生を抑えるには、洗濯物を干す際に、風通しを良くして湿気を取り除くのが効果的。湿気を取り除くことで、雑菌の増殖を抑えることができます。

また、洗濯物は日向より日陰で干すのもポイントです。日向だと紫外線が直接当たり、生地が傷んでしまう恐れがあるため、風通しの良い日陰や、室内で扇風機の風を当てながら干すことをおすすめします。

ある程度乾いたらアイロンをかける

洗濯物がある程度乾いたら、アイロンをかけましょう。湿気が残ったままの洗濯物を放置すると、雑菌が増殖し臭いの原因となります。

臭いの原因であるモラクセラ菌は熱に弱いので、アイロンをかけることで殺菌が可能です。十分に湿気を取り除けば、生乾きの嫌な臭いの発生を抑えられます。

スチームアイロンを使う

洗濯物が熱に強い丈夫な生地の場合は、スチームアイロンを当てるのもおすすめです。

スチームアイロンは100度程度の高温になるため、殺菌効果がとても高く、生乾きの嫌な臭いの原因となるモラクセラ菌を除去してくれます。また、高温のスチームは菌だけではなくダニにも効果的です。
スチームアイロンを使えば衣類のシワもしっかり取れるので、家事の時短にもつながります。

コインランドリーの乾燥機を利用する

洗濯物のしつこい臭いが気になってきたら、コインランドリーの乾燥機を利用するのも効果的です。

衣類を乾燥させる温度が、家庭用の洗濯乾燥機は約60度前後なのに対し、コインランドリーの乾燥機は約80~120度ほどと家庭用の洗濯乾燥機と比べて高温です。ほとんどの雑菌は高温に弱いため、コインランドリーの乾燥機の方がより殺菌効果が期待できます。
ただし、洗濯物がデリケートな素材の場合、高温によって生地を痛めてしまう恐れがあるため注意しましょう。

消臭スプレーを使用する

一時的な臭い対策としておすすめなのが、消臭スプレーの使用です。ただし、消臭スプレーでは臭いの根本的な解決にはならないため、生乾きの衣類をすぐに着る必要がある場合など、緊急時の対策として考えましょう。

消臭スプレーの中には、抗菌・防臭効果が高い物もあります。洗濯物の臭い対策に使う場合には、菌の数を減らし、増殖を防ぐタイプを選ぶのがポイントです。

4. 宅配クリーニングの活用もおすすめ!

洗濯物の臭い対策には「宅配クリーニング」を活用する方法もおすすめです。
どんなに洗濯方法を工夫しても、しつこい臭いや汚れは、なかなか落ちないもの。自分でやるのは限界だと感じたら、「洗濯のプロ」に依頼するのも一つの手です。

通常のクリーニングでは、衣類を店舗に持ち込む必要がありますが、「宅配クリーニング」の場合は、衣類を詰めて送るだけなので、自宅にいながらクリーニングが出せるのが特長です。

すでに衣類に付いてしまった臭いも、通常のクリーニングメニューにプラスで「汗抜き加工」をお願いすると、確実に嫌な臭いを落としてくれます。

いざとなれば、「プロに頼む」選択肢があることを、覚えておくといいですね。

数ある宅配クリーニングのなかでも、おすすめしたいのが「RE:KURI(リクリ)」です。
リクリの特徴の1つでもあるのが、洗濯における工程は、すべて自社工場で行い、1点1点の衣類を徹底管理していること。毎回ろ過された、クリーンで無臭な溶剤を用いて洗濯しているため、家庭洗濯より洗浄力が高く、清潔な状態で衣類が返ってきます。

そんなリクリの「洋服パック」には、充実したオプションが揃っており、特殊な溶剤を使って気になる汚れや臭いを落とす「汗抜き加工」がおすすめです。

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5. 洗濯物の臭いは雑菌の繁殖が原因!しっかり対策して臭いを防ごう

洗濯物に嫌な臭いが残る原因は「モラクセラ菌」の繁殖。雑菌の増殖を防ぐためには、洗濯時に酸素系漂白剤や重曹を使うなど、ご紹介した対策を試してみるのがおすすめです。
また、洗濯層自体に雑菌が繁殖している場合も考えられるため、専用クリーナーで定期的に洗浄するようにしましょう。

自宅での洗濯で臭いが取れない場合や手間をかけたくないという方は、宅配クリーニングの活用も検討してみてください。衣類をクリーニング店に持ち運ぶ手間もないため、忙しい方や小さなお子さんがいる方は、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。

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仕事で着るスーツや制服に合わせることが多いネクタイですが、汚れが気になっているもののクリーニングするタイミングが分からないという方も多いでしょう。

そこで、この記事では自宅にいながら依頼ができる宅配クリーニングの出し方や注意点をはじめ、ネクタイをクリーニングに出す頻度、料金相場についてご紹介します。
併せて、家庭での保管方法のコツもご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

1. ネクタイは宅配クリーニングに出すことがおすすめの理由

ネクタイは、ワイシャツのように気軽に自宅で洗濯がしにくいものの一つ。
まずは、ネクタイを宅配クリーニングに出すことをおすすめする理由について詳しくご紹介します。

自宅で洗濯するのは難しいから

ネクタイ

ネクタイには、ポリエステル、シルク、ウール、麻、カシミヤ、コットンなどさまざまな素材が使われています。
こうした素材の特性にあわせて自宅で洗うのは難しく、適切に洗わないと、どれだけていねいに手洗いしても生地を傷めたり縮れや型崩れの原因になったりします。

その点、宅配クリーニングへ依頼すればプロの技術と経験を生かしたクリーニングが可能です。

宅配クリーニングだと手間がかからないから

宅配クリーニングは、いつでもどこでもクリーニングの依頼ができるので手間がかかりません。
申し込みから、集荷、受け取りまで、店頭に行くことなく完結できます。時間や場所に縛られず、自分の都合に合わせてインターネットから申し込みができるのが嬉しいポイントです。

共働き世帯や単身者で仕事が忙しくて昼間はクリーニング店に行くことができない方、小さなお子さんがいて外出しにくい方にとっては、手間をかけることなくクリーニングができて時短にもなるでしょう。

スーツや他の衣類と一緒に出せることが多いから

「ネクタイだけをクリーニングに出しにくい…」という方も多いかもしれません。
ですが、宅配クリーニングでは、ワイシャツやスーツ、コートなど他の衣類も一緒にまとめて依頼できます。

宅配クリーニングでは「5点で〇〇円」「10点で〇〇円」といったようにパック料金を設定しているクリーニング会社も多くあります。クリーニングに出したい衣類をまとめて依頼すれば、料金もおさえられ家計の節約にもなるでしょう。

「ビジネスパック」のようにネクタイとスーツ・ワイシャツなど、ビジネス周りのクリーニングがパック料金になっているおトクなパックの活用もおすすめです。

2. ネクタイの宅配クリーニングの料金相場や仕上がり日数

ネクタイのクリーニングで気になるのは、料金や受け取りまでの日数ですよね。
ここからは、ネクタイを宅配クリーニングに出す際の料金相場や仕上がり日数について見ていきましょう。

ネクタイの宅配クリーニングの料金相場

宅配クリーニングの料金は、店舗型のクリーニングと同様に衣類を1点ずつ依頼できるお店と、「5点で〇〇円」といったパック料金を設定しているお店の2つのパターンに分かれます。

1点ずつ依頼できるお店であれば、ネクタイは500~1,000円(税込)前後が相場になります。
ただし、シルクなどデリケートな素材を使用している場合は、プラスでオプション料金がかかる場合もあります。

また、パック料金を提供している場合の料金相場は下記です。

パック料金(税込) 1点当たりの料金(税込)
宅配クリーニングA社 5点パック:7,678円
10点パック:9,878円
5点パック:1,535円
10点パック:987円
宅配クリーニングB社 5点パック:9,405円
10点パック:12,870円
5点パック:1,881円
10点パック:1,287円

※すべて税込価格です。

ネクタイを中心にワイシャツやスカートなど、比較的クリーニング料金が安価な物ばかり依頼する場合は、1点ずつ依頼できるお店の方がおトクになる場合もあるため、事前によくシミュレーションをしておきましょう。

ネクタイの宅配クリーニングの仕上がり日数

宅配クリーニングは集荷や配送に時間がかかるため、店舗型のクリーニングのように「即日」や「翌日」に受け取ることができず、少し日数がかかってしまいます。
ネクタイの仕上がり日数は宅配クリーニングの会社によって異なりますが、平均して3日~1週間程度で受け取れます。

ただし、お店によっては1、2週間程度必要な場合もあるほか、デリケートな素材のネクタイの場合は通常より時間がかかるケースもあります。急ぎの場合は、宅配クリーニング店に事前に確認しておくと安心です。

3. ネクタイを宅配クリーニングに出すときのポイントや注意点

ネクタイをしめる

ここからは、宅配クリーニングでネクタイを出すときの注意点や、クリーニングを出す際に確認した方がよいポイントについてご紹介します。

クリーニングに出す頻度は最低限2、3カ月に1度

ネクタイを宅配クリーニングに出す頻度は、汚れの度合いや使用頻度にもよりますが目安は2、3カ月に一度です。
ただし、これは最低限の頻度ですので、食事の際に汚れてしまったり、汗をかく季節に首周りの汗染みが気になる場合は、その都度クリーニングに出しましょう。

大切なビジネスシーンやイベントごとでは、キレイで清潔感のあるネクタイを身に着けていたいもの。
スーツだけでなくネクタイを定期的にクリーニングに出す習慣を取り入れるのもおすすめです。

洗濯表示・品質表示タグで洗濯方法を確認する

ネクタイを宅配クリーニングに出す前に、洗濯表示や品質表示のタグで、素材の特性やお手入れ時の注意事項を確認するのも大切です。

中には、クリーニングできない物やタグがついていない物もあり、確認不足のままクリーニングに出してしまうと、ネクタイの生地を傷めてしまう可能性も。
今持っているネクタイはもちろん、新しいネクタイを購入した際にも、必ず洗濯表示や品質表示タグをチェックしておきましょう。

素材の確認をする

ネクタイは素材によって、取扱い方が大きく変わります。
例えば、シルクなど繊細な素材の場合はクリーニングにプラスで料金がかかることがあります。
また、色落ちしやすい素材は刺繍に使われている素材などは慎重な取り扱いが必要です。

自己判断をしてお気に入りのネクタイを台無しにしないように、ネクタイの素材を確認しましょう。

破れや糸のほつれがないか確認する

宅配クリーニングに出す前にネクタイをよく確認し、ほつれや破れている箇所がないかチェックしましょう。
もしほつれや破れがある場合は、依頼時に宅配クリーニング会社へ伝え、あまりに破れがひどい場合はクリーニングを断られる場合もあります。

また、宅配クリーニング会社の中には、穴あきやほつれなどを修繕してくれるオプションサービスを提供している場合もあります。修繕をしたい場合は、クリーニングと一緒に依頼すれば手間がかかりません。

汚れがないか確認する

ネクタイを宅配クリーニングに出す前に、汚れやシミがないか確認しましょう。
汚れがある場合は「シミ抜き加工」などの加工オプションを利用するのがおすすめです。

ネクタイのシミ抜きのオプションサービスを利用するか、クリーニング会社によっては簡易シミ抜きであれば無料で行ってくれる場合もあります。

4. 宅配クリーニングから戻ってきたネクタイの確認・保管方法

ネクタイ収納

続いては、宅配クリーニングから戻ってきたネクタイの確認と保管方法についてご紹介します。
お気に入りのネクタイを長持ちさせるためにも、保管方法にもしっかりと気を配りましょう。

ニールのクリーニングカバーを外す

クリーニングから返ってきたときに掛けられているビニールやカバーは必ず外して保管しましょう。
これは、衣類を運搬する際の汚れや破損を防ぐ目的で掛けられているもので、保管には適していません。

ポリプロピレンやポリエチレンなどを使用したカバーは通気性が悪く、カビの発生の原因にもなります。
そのため、カバーを掛けて保管する場合は、通気性のよい不織布のカバーに付け替えましょう。

オプションサービスで不織布のカバーを掛けてくれる宅配クリーニングもあるので、事前に確認しましょう。

仕上がりを確認する

宅配クリーニングからネクタイが戻ってきたら、全体をよくチェックします。

クリーニングに出す前にチェックした場所がキレイになっているかだけでなく、破損や残った汚れがないかなど、細かいところまで確認しましょう。

もし、仕上がりに納得がいかない場合は、再仕上を無償で受けられるケースもあります。
しかし、「届いてから7日後まで」と保証期間を設けている宅配クリーニング会社も多いため、なるべく早く仕上がりをチェックするのがおすすめです。

ハンガーで吊るすか、丸めて保管する

宅配クリーニングでキレイになったネクタイを、よりキレイに保管するには、ハンガーに掛けて数日保管しましょう。

これは宅配クリーニングから戻ってきてすぐのネクタイは、多少湿気を含んでいる場合があり、その湿気のせいでカビが発生してしまう可能性があるからです。風通しの良い日陰で干しておくと、湿気が取れやすくなります。

数日ハンガーに掛けた後は、ネクタイ専用のハンガーに掛けて保管するか、丸めて保管するようにしましょう。

5. ネクタイは宅配クリーニングを活用して長持ちさせよう!

ネクタイは毎日使うことが多いですが、使った後にきちんと手入れをせずに放置されることも多いアイテムでもあります。ネクタイには食事などの汚れやニオイ、首回りの皮脂が意外とついており、定期的にクリーニングに出すのがおすすめ。

「毎日忙しくてクリーニングが面倒」という方は、自宅にいながらクリーニングが依頼できる宅配クリーニングを活用してみるといいでしょう。

宅配クリーニング「RE:KURI(リクリ)」なら、いつでもどこでもスマホで注文ができ、集荷に来たスタッフに衣類を渡すだけ。仕上がった衣類も自宅で受け取るだけなので、忙しい方にも便利サービスです。

リクリには「ビジネスパック」があり、ネクタイをはじめワイシャツやスーツなどをまとめてクリーニングできます。ビジネスに必須のアイテムが1点754円(税込)~注文でき、ワイシャツは抗菌・防臭加工付きなのも嬉しいポイント。

ビジネスシーンに必須のネクタイ・スーツなどをまとめて宅配クリーニングを利用してみてはいかがでしょうか。

衣替え時期に衣服を取り出してみたら「カビを見つけてしまった!」という経験はないでしょうか?

この記事では、宅配クリーニングでもカビ取りが可能なことをはじめ、カビ取りの料金相場、仕上がり日数などについてご紹介します。また、そもそも衣類にカビが生えてしまう原因や予防法についても併せてご紹介するので、参考にしてみてください。

1. 宅配クリーニングでカビ取りは対応してもらえる!

宅配クリーニングでもカビが生えてしまった衣類のカビ取りは対応可能です。
ただし、カビ取りを行う場合は別途料金が発生するなど通常のクリーニングと異なる部分があります。
まず、宅配クリーニングの特徴やカビ取り対応について見ていきましょう。

宅配クリーニングの特徴やメリット

宅配クリーニングとは、自宅にいながらクリーニングの依頼~受取までできるサービスです。
宅配クリーニングのメリットには以下のようなものがあります。

  • 宅配便を利用するので、集荷も受け取りも自宅にいながらできる
  • インターネットで24時間いつでも申し込みができる
  • 長期保管サービスが利用できるお店もある
宅配クリーニングでは、インターネットで申し込みをした後、クリーニングに出したい衣類を集荷用の袋や段ボールなどに詰めて宅配業者に渡します。後は、仕上がった衣類が宅配便で届くのを待つだけという手軽さが大きな魅力です。 共働き世帯や仕事の都合で日中はクリーニング店に行けない方、小さなお子さんがいる方、高齢者の方などにとっては利便性の高いサービスといえるでしょう。

宅配クリーニングのカビ取り料金の相場

宅配クリーニングでカビ取りをしてもらう場合の料金相場は、通常のクリーニング代にプラスして600~800円(税込)程度かかります。
クリーニング会社によってはカビの範囲で料金が変わり、カビ1点につき〇〇円というお店もあれば、カビの範囲に関わらず衣類1点につき〇〇円という場合もあります。

また、中には「無料シミ抜き」の一部として、軽度のカビであればカビ取りを無料で行ってくれるところもあります。
ただ、あくまでも「無料シミ抜き」対応のため、カビがキレイに落ちきれない可能性があります。

薄いカビで簡単に落とせそうなものはシミ抜きサービスで、確実にしっかりと落としたい濃いカビは専門のオプションを追加するのがおすすめです。

カビ取りにかかる日数

通常の宅配クリーニングは1週間~10日程度で仕上がります。
カビ取りを行う場合、通常クリーニングとは別にカビ取り作業を行うため、通常の仕上がり期間よりも2、3日多くかかるのが一般的です。

カビ取り作業は、生地を傷めないように注意を払いながら慎重に行う必要があるため、通常よりも時間がかかることは避けられません。カビ取りクリーニングに出す際は、通常よりも余裕を持って依頼するようにしましょう。

カビ取りに対応していない店もあるので注意

どの宅配クリーニングでもカビ取りに対応しているわけではありません。そのため、利用前に必ずカビ取りに対応しているか確認が必要です。
まずは、宅配クリーニング会社のホームページの利用案内などを確認し、それでも分からない場合は、メールや電話で問い合わせをしてみましょう。

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2. 衣類にカビができる原因は?

白カビ

そもそも、なぜ衣類にカビができるのでしょうか。
ここでは、衣類にカビができる原因についてご紹介します。

カビが服に付着するため

カビは「胞子」を出しながら増殖していきます。胞子は肉眼では見えないサイズで、とても小さな浮遊物です。
このカビ本体や胞子が衣類に付着することが衣類にカビが生えてしまう原因です。

衣類に付着しているカビの数は、洗濯後よりも着用後の方が圧倒的に多くなるため、衣類を収納する際は必ず洗ってからしまうことが大切です。

一見、何もないように見えても一度着用するだけでホコリやチリ、カビが付着する可能性が高いので、お気に入りの服は必ずしっかりと洗濯してから収納しましょう。

カビが発生しやすい条件

カビは、空気中のあらゆるところに存在しています。
カビが発生しやすい条件については以下の通りです。

  • 気温15~30度
  • 湿度70%以上

カビが好むのは「湿度」と「水分」です。さらに「栄養源」である皮脂やフケなどの汚れ、ジュースなどの糖分があり「酸素」が豊富な場所では、どんどん増殖します。

衣類にはカビが好む栄養源が付着しやすくなっているため、汚れをしっかり落とさないままでいるとすぐにカビが生えてしまいます。カビが好む条件になりやすいのが、温度や湿度が高い締め切ったクローゼットや押し入れの中です。

3. カビを予防するポイント

カビたコート

続いては、衣類にカビが生えるのを予防する方法をご紹介します。
しっかり対策をとることで、衣類にカビが生えるのを防ぎましょう。

汚れをしっかり落とす

カビは衣類に付着したホコリ・チリ・汗・糖分などの汚れを好み、それらをエネルギーとして増殖していきます。
そのため、着用した衣類を洗濯せずにそのまましまってしまうと、カビにエサを与えている状態となるのです。

着用した衣類は定期的に洗い、汚れがついた状態のままにしないことが大切です。
特に、シーズンオフの衣類を長期間保管する場合は、必ず洗濯してから収納しましょう。
また、厚手のコートなどは頻繁に洗えませんが、消臭・除菌スプレーをかけたり、こまめに優しくブラッシングし、付着物を落としておくのがおすすめです。

しっかり乾かす

カビはジメっとした湿度の高い場所を好みます。衣類を生乾きのままで畳んだり収納したりすると、生地に残っていた水分がこもってしまい蒸発できません。その結果、カビにとって絶好の増殖場所となります。

カビを増殖させないために、洗濯した衣類はしっかりと乾かすようにしましょう。
乾かす際は、ていねいな取り扱いが必要な衣類は除き、部屋干しよりも外の風や日光に当てて乾かすことで、よりカラっとフワフワに乾くため、カビが増殖しにくい上に肌ざわりが良くなり、おすすめです。

クローゼットを定期的に換気する

クローゼットなど衣類の収納場所は閉ざされている空間のため、どうしても水分がこもり、湿度が高くなりやすいです。特に梅雨時期など外気の湿度が高くなる時期はなおさらです。
湿度が高い環境はカビの温床になるため、クローゼット内に湿気がこもらないように定期的に換気をしましょう。
換気の仕方は、5分程度、扉を開けたりタンスの引き出しを開けたりするだけで構いません。
もし部屋の湿度が高めであれば、窓を開けて換気したりエアコンで除湿しましょう。
また、普段からクローゼット内に除湿剤を入れておくと、カビ発生のリスクを減らせます。

クリーニングに出す

衣類にこびりついたカビや胞子は、家庭の洗濯機ではキレイに落とせない場合があります。

コートのような家庭での洗濯が難しい衣類についても同様です。

生地を傷めず、汚れをしっかり落とすためには、宅配クリーニングなど洗濯のプロに任せるのがおすすめ。
無理に自宅で洗おうとせず、高級な衣類やお気に入りの衣類だけクリーニングに出すことを検討するのも一つの手です。

自宅で洗濯して、お気に入りの衣類が着られなくなってしまうよりも、プロのクリーニング店に依頼する方が、結果的にコストパフォーマンスが良い場合もあります。

4. カビ取りには宅配クリーニングがおすすめ

ここからは、衣類のカビ取りを宅配クリーニングに依頼する場合のクリーニング会社の選び方や、おすすめのサービスについてご紹介していきます。

カビ取り対応の宅配クリーニング店を選ぶポイント

カビ取り対応の宅配クリーニングを選ぶ際には、以下のようなポイントに注意して選ぶとよいでしょう。

  • 衣類などのカビ取りをしている実績が多い店を探す
  • 白いカビは、まず「シミ取り」無料の店に依頼してみる
  • 濃い有色カビは「カビ取り加工」のオプションがある店がおすすめ
  • 黒カビ対応しているかの確認をする

一般的に衣類に付着しやすい白カビは通常のクリーニングでも落としやすいため、軽度のカビなら無料で落としてもらえるところに依頼してみるのもよいでしょう。

範囲が広いカビや黒カビなどは通常のクリーニングでは落としにくいため、カビ取り専門のオプションがある宅配クリーニングを選ぶことをおすすめします。

オフシーズンは保管サービスを使うのも便利

宅配クリーニングの中には、オフシーズンの間に衣類を預かってくれる「保管サービス」を提供しているところもあります。クリーニング店の保管庫は、カビが増殖しにくいように湿度・温度管理がされているため、衣類にとってもベストな場所といえます。

カビの心配がない上に、自宅の収納スペースに余裕ができるので、衣類をたくさん持っている方には特にうれしいサービスです。

5. 衣類にカビが生えないように対策をして、賢くクリーニングを活用しよう!

宅配段ボールとスマホで注文

今回は衣類にカビが生える原因と予防法、カビ取りを宅配クリーニングに依頼する場合の料金相場などについてご紹介しました。

衣類のカビ対策は、水分や衣類の汚れなどに気をつける必要があり、大切な衣類はキレイに洗濯して、しっかりと乾かしてから収納するのがポイントです。
そのため、宅配クリーニングの保管サービスを利用すると、衣類にとって最適な環境で保管してくれるので、カビが増殖する心配もありません。

宅配クリーニング「RE:KURI(リクリ)」では、便利な「保管あり」コースがあります。
空調設備が整った環境下で衣類を保管してくれるので、カビのリスクが少ないうえ、自宅でぎゅうぎゅう詰めに保管していた衣類の収納スペースがスッキリするといったメリットもあります。

万が一カビが生えてしまった場合でも、宅配クリーニングでキレイにしてくれるので、この機会に宅配クリーニングリクリに相談してみてはいかがでしょうか?

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浴衣を着た後は、汗や裾の泥汚れなどが気になるものの、浴衣を宅配クリーニングに出しても大丈夫なのか、迷う方もいるのではないでしょうか?

この記事では、浴衣を宅配クリーニングに依頼する方法や料金相場についてご紹介します。
また、浴衣をクリーニングに出す際のポイントや、クリーニングから戻ってきた浴衣の管理方法も併せてご紹介します。

1. 浴衣も出せる宅配クリーニングとは?

浴衣平置き

浴衣も他の衣類と同様に、宅配クリーニングに依頼すればキレイに洗濯してもらえます。 まず、宅配クリーニングの特徴や、メリットとデメリットについて見ていきましょう。

宅配クリーニングの特徴

宅配クリーニングは、自宅にいながら浴衣をクリーニングに出すことができるクリーニングサービスです。

PC・スマートフォンから24時間365日いつでも申し込めます。専用の集荷バッグなどに浴衣を入れ、宅配業者に自宅まで集荷に来てもらい、クリーニングが終わった後は自宅に届けてもらえます。

また、店舗型のクリーニング店と同様に「シミ抜き」「汗抜き」などのオプションサービスにも対応しています。

日中は仕事が忙しくてクリーニング店へ行く時間がない方や、小さなお子さんがいて外出がしにくい方、「浴衣をクリーニング店に持ち運ぶのが面倒…」という方にも利用しやすいというのが最大の特徴といえるでしょう。

浴衣を宅配クリーニングに出すメリット

浴衣を宅配クリーニングに出すメリットは、以下の5つです。

  • 家から出ずに洗濯を完了できる
  • クリーニング店のスタッフと直接会ってやり取りをする必要がない
  • 発送・受け渡しの方法や、決済方法が多種多様
  • 24時間365日インターネットで依頼が可能
  • 衣類を預かる保管サービスを提供しているクリーニング会社もある

いつでもどこでもクリーニングの依頼ができる、そんな気軽さが宅配クリーニングの強みです。「クリーニング店に行く時間がない」「クリーニング店に持って行くのが手間」という方にはおすすめのサービスです。

また、直接クリーニング店のスタッフと話をすることがなく洗濯に関する要望などは「オーダーシート」や注文フォームを使って伝えるので、「お店で上手く伝えられる自信がない」という方にもピッタリです。

他にも、クリーニング後の保管サービスを提供しているクリーニング会社もあります。シーズンオフの衣類や布団などの大きなものを次のシーズンまで預けると、空いた収納スペースを有効活用することもできます。

浴衣を宅配クリーニングに出すデメリット

浴衣を宅配クリーニングに出すとたくさんのメリットがありますが、注意しておきたいデメリットもあります。

浴衣の宅配クリーニングは店舗型クリーニングと違い、仕上がりの細かい要望は依頼時にオーダーシートや注文フォームなどに記入する必要があります。
シミ抜きしたい箇所などの細かい要望を、文章にして指示しなければなりません。「話して伝える方が楽ちん」という方にとっては、デメリットになるといえるでしょう。

また、宅配クリーニングは集荷と配達の工程が発生するため、店舗型クリーニングより仕上がりまでの時間がかかります。即日仕上げに宅配クリーニングは対応していないので、浴衣をすぐに着たい方は注意が必要です。

2. 浴衣の宅配クリーニングの料金相場や仕上がり日数

では、実際に宅配クリーニングに浴衣を出した際にかかる料金や、仕上がりにかかる日数はどのくらいなのでしょうか。
ここからは、浴衣の宅配クリーニングの料金相場や仕上がり日数についてご紹介します。

浴衣の宅配クリーニングの料金相場

浴衣を宅配クリーニングに出す料金の相場は、1点から依頼できる宅配クリーニング店の場合、2,000~4,000円(税込)前後とクリーニング会社によって差があります。料金が高い場合は、手作業で浴衣をクリーニングしている可能性もあるので、事前にクリーニング店に洗い方を確認しましょう。

「5点で〇〇〇円」といったパック料金を採用している宅配クリーニング店の料金場合は下記です。

パック料金(税込) 1点当たりの料金(税込)
宅配クリーニング
A社
5点パック:7,678円
10点パック:9,878円
5点パック:1,535円
10点パック:987円
宅配クリーニング
B社
5点パック:9,405円
10点パック:12,870円
5点パック:1,881円
10点パック:1,287円

※すべて税込価格です。

パック料金の場合、点数が多い方が1点あたりの料金がおさえられ、おトクになりますね。
ただし、パック料金の場合、浴衣は取扱い対象外の場合もあるので、気をつけてください。

浴衣は、生地の風合いが落ちたり、縮みが発生したりすることもある繊細な衣類です。
よりキレイに仕上げたいなら、多少値段は高くてもていねいに洗ってくれる会社を選ぶのがおすすめです。

浴衣の宅配クリーニングの仕上がり日数

浴衣を宅配クリーニングに出した場合、通常の衣類よりも洗濯に時間がかかることが多いため、ある程度の余裕をもって依頼する必要があります。

浴衣の宅配クリーニングの仕上がり日数の目安は2、3週間前後です。
店舗型クリーニングの仕上がり平均日数は1週間前後なので、宅配クリーニングの方が、時間がかかることが分かります。

「イベントやお出かけで浴衣を着たい」という場合は、着用する日からさかのぼって3週間程前に宅配クリーニングを依頼するようにしましょう。

浴衣の宅配クリーニングでおすすめのオプション

浴衣の宅配クリーニングでおすすめのオプションは「撥水加工」や「汗抜き加工」です。
浴衣は生地がデリケートなため汚れが付くと落ちにくく、オプション加工をしてもらうことで浴衣のダメージを軽減できます。

また、大切な浴衣の場合は、手作業でよりていねいな仕上げをしてもらえるワンランク上のクリーニングメニューを利用するのもおすすめです。通常よりも料金が高く、仕上げ日数はかかるものの、生地の傷みや縮みを考えると安心して依頼ができるでしょう。

3. 浴衣を宅配クリーニングに出すときのポイントや注意点

水色浴衣後ろ姿

浴衣を宅配クリーニングに出す際には、どのようなことに気をつけたら良いのでしょうか?
ここでは、浴衣を宅配クリーニングに出すときのポイントや注意点について見ていきましょう。

浴衣をクリーニングに出すタイミングは季節の変わり目が良い

浴衣を宅配クリーニングに出すおすすめの季節は夏の終わりです。
着用後、どのタイミングでクリーニングに出すかは、浴衣を着る予定回数や浴衣の汚れ具合により異なりますが、下記を目安にするとよいでしょう。

浴衣の状態や着用頻度 クリーニングに出すタイミング
着用回数が1~3回で特に汚れていない 最後の着用後
自宅で浴衣を洗濯している場合 シーズン終了後
浴衣の汚れが目立つ場合 1回の着用ごと

※すべて税込価格です。

浴衣を取り扱っているか確認する

全ての宅配クリーニング会社が浴衣を取り扱いできるとは限りません。浴衣は繊細な素材なため、クリーニング会社によっては取り扱いをしていないケースも珍しくないのです。

浴衣の取り扱いがあるかどうかは、宅配クリーニング会社のホームページなどで確認できます。
ただし、洗濯可能な浴衣の細かい仕様や種類などは書いていないことも多いため、気になることがある場合は、電話や問い合わせフォームから連絡するのがおすすめです。

作り帯も取り扱っているか確認する

浴衣の帯や帯締め、作り帯は必ずしもクリーニングを必要としない衣類です。
しかし、汚れやニオイが気になる場合にはクリーニングに出しておくと安心でしょう。

浴衣同様、宅配クリーニング会社によっては、帯のクリーニングは取り扱っていないこともあります。
また、一般的な帯には対応していても、作り帯は対応不可という場合も。
帯や作り帯の汚れが気になる方は、依頼したいクリーニング会社が対象の帯を取り扱っているか、事前に確認する必要があります。

配送時に色移りしないように雨対策をする

浴衣は染料によっては色落ちしやすい衣類です。そのため、雨に濡れただけでも他の衣類に色移りする恐れがあります。他の衣類も浴衣と一緒に宅配クリーニングに出す場合には、衣類への色移り対策をしっかり行いましょう。

ビニール袋などに浴衣を入れてから集荷バッグに入れておくと、配送時に他の衣類に色移りする危険性を減らせます。また、集荷の際に「水濡れ厳禁」の指定を行うのも、色移り対策としておすすめです。

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4. 宅配クリーニングから戻ってきた浴衣の確認ポイントと家庭での保管方法

宅配クリーニングから戻ってきた浴衣の適切な保管方法が分からず、迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
続いては、宅配クリーニングから戻ってきた浴衣の確認ポイントと、家庭での保管方法をご紹介します。

ビニールのクリーニングカバーを外す

宅配クリーニングから戻ってきたときについているビニールカバーは、すぐに外しましょう。

密閉性が高いビニール袋に入れたまま浴衣を保管すると、湿気でカビが発生する恐れがあります。

「汚れをつけずに浴衣を保存しておきたいから」とビニール袋を外さない方も多いですが、カビが発生してしまっては本末転倒。大切な浴衣を保管する際には、ビニール袋から取り出すようにしましょう。

仕上がりの状態を確認する

宅配クリーニングから浴衣が戻ってきた後には、必ず浴衣の仕上がりの状態を確認しましょう。クリーニング後のチェックポイントは、主に以下の3つです。

  • シミがしっかり落ちているか
  • 穴やほつれがないか
  • 色落ちはないか

チェックするタイミングでは、まだクリーニングタグを外さないように気をつけてください。タグを外すと損害賠償の対象外となるケースもあり得ます。
浴衣の仕上げがキレイなことを確認してから、ついているタグを外すようにしましょう。

陰干しをして、風通しの良い場所に畳んで保管する

チェックを終えた浴衣は一旦、陰干しをして湿気を取り除きましょう。水分を極力少なくすることで、カビが発生するのを防ぐことができます。

1日程度しっかり陰干しをした浴衣は、縫い目に沿ってキレイに畳み、乾燥材や防虫剤と一緒に風通しの良い場所に保管してください。この時、着物・浴衣用の包み紙で浴衣を包むと、さらに湿気をしっかりと防止できるのでおすすめです。

浴衣を定期的に虫干しする

保管中の浴衣は定期的に虫干しをするのがおすすめです。
虫干しを怠ると、浴衣に虫食いが発生することがあります。
ヒメカツオブシムシなどの衣類を食べる虫を防ぐためにも、虫干しは、以下の手順で1年に数回行うのがおすすめです。

  • 浴衣を広げて、衣類ブラシでブラッシングする
  • 裾が床につかないようにしながら、ハンガーに浴衣を掛ける
  • 湿度が低く風通しの良い場所で、浴衣を数時間~数日干す

浴衣の虫干しは、湿度が低く乾燥した日に、直射日光を避けながら行いましょう。

5. 浴衣は宅配クリーニングでキレイにしてから保管しよう!

紺地浴衣後ろ姿

浴衣を着た後、「わざわざクリーニング店に持っていくのが面倒…」という方でも、宅配クリーニングなら自宅にいながら注文や受け取りができるので、忙しくてクリーニング店に行く暇がない方にもおすすめです。

浴衣を宅配クリーニングに出す際は、仕上がりまでに時間がかかる場合が多いため、早めに依頼するのがポイント。

宅配クリーニング「RE:KURI(リクリ)」なら、24時間365日いつでもどこからでも注文することができます。
また、創業50年以上、約200店舗を運営してきたノウハウを活かし、大切な衣類を一着ずつていねいにクリーニングし、大切な浴衣が色落ちや型崩れを起こさないように洗い上げてくれます。
リクリはパック制の料金体系のため、浴衣以外の衣類とまとめてクリーニングに出すのがおすすめ。
まとめて出しても、オプションメニューは1点ずつ選べるので、使いやすいですね。

夏の前後などシーズンの変わり目に、宅配クリーニングリクリを活用して浴衣をキレイにクリーニングしてみませんか?

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結婚式やお葬式など冠婚葬祭のときに必要になるのが礼服や喪服です。普段着ではないため、前回着たときからクローゼットに収納したままにしているという方も多いのでは?
いつ必要になるか分からないからこそ、お手入れを忘れずにしておきたいものです。

この記事では、礼服や喪服を宅配クリーニングに出す際の手順をはじめ、料金相場、クリーニングに出す頻度、家庭での保管方法のポイントについてご紹介します。

1. 礼服・喪服は宅配クリーニングに出すことをおすすめする理由

シルク繭

一般的に礼服や喪服とは、冠婚葬祭時に着用するフォーマルウエアのことを言います。礼服の中でも、お葬式や法事で着用するものを喪服と呼びます。
礼服には男性ならタキシードも含まれ、生地に上質なシルクやウールが使われていることもあります。
取り扱いに注意が必要な素材なので、自宅で洗濯をするのは難しく「自分で洗濯をしたために服を傷つけてしまった」という失敗をした方もいるかもしれません。

洗濯が難しい素材の礼服や喪服は無理に自分で洗濯をしないで、洗濯の専門家でもあるクリーニング店にお願いするのが一番。この時、店舗型のクリーニング店ではなく、宅配クリーニングに依頼するメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。
まず、礼服や喪服を宅配クリーニングに出すことをおすすめする理由を見ていきましょう。

宅配クリーニングだと手間がかからないから

宅配クリーニングは自宅にいながら注文ができます。
宅配業者が自宅まで集荷に来てくれて、仕上がった後も自宅に届けてくれるため、自分でクリーニング店に礼服や喪服を持って行き、受け取りに行くといった手間がかかりません。

また、宅配クリーニングはインターネットから24時間いつでも注文ができるため、自分の好きな時間に、自分の都合に合わせて利用できます。
日頃、仕事や育児で忙しく「クリーニング店に行く時間がない…」という方でも、宅配クリーニングなら、自宅にいながら気軽にクリーニングを頼むことができるのです。

専用フォームでしっかりヒアリングしてもらえるから

宅配クリーニングは店舗型のクリーニング店と違い対面ではないため、気になる汚れの場所やシミなどについて説明するのに専用フォームを使います。

専用フォームはクリーニング店によって様々ですが、インターネット上で記入する場合もあれば、宅配キットの中に専用用紙が同封されている場合もあります。
自分の都合の良いときに、落ち着いて時間をかけて要望を書くこともできるので、「店舗が混んでいると慌てて伝え忘れてしまう」「対面でいろいろ説明するのが苦手…」という方は安心して依頼しやすいでしょう。

2. 礼服・喪服の宅配クリーニングの料金相場や仕上がり日数

礼服や喪服を宅配クリーニングに依頼する場合、「料金が高いのでは?」「仕上がり時間はどのくらい?」といった点が気になるという方も多いはず。
ここからは、礼服や喪服の宅配クリーニングの料金相場や仕上がり日数についてご紹介します。

礼服・喪服の宅配クリーニングの料金相場

宅配クリーニングで礼服や喪服をクリーニングに出す場合、ジャケット、スラックス、ワンピースなどの品目・種類によって価格帯が異なるお店と、どの衣類も同一価格で「5点で〇〇〇〇円」といったパック制のお店があります。

宅配クリーニング大手の料金相場は下記の表の通りです。

■品目・種類ごとに料金設定がされている場合
品目 料金相場(税込)
ジャケット 1,000~1,500円前後
スラックス 700~1,000円前後
ワンピース 1,300~2,800円前後
タキシード 2,300~3,300円前後

※2022年3月現在

※すべて税込価格です。

■パック料金の場合
パック料金(税込) 1点当たりの料金(税込)
宅配クリーニングA社 5点パック:7,678円
10点パック:9,878円
5点パック:1,535円
10点パック:987円
宅配クリーニングB社 5点パック:9,405円
10点パック:12,870円
5点パック:1,881円
10点パック:1,287円
店舗型クリーニングC社 非対応 385~4,000円前後

※2022年3月現在

※すべて税込価格です。

品目・種類ごとに料金設定がされている場合、店舗型のクリーニングと大きく価格の差はありません。
また、パック料金の場合は、点数が多いほど料金が安くなるので、礼服や喪服以外の衣類もまとめて出せる場合は、パック料金の方がおトクです。

ここで気をつけておきたいのが、宅配クリーニング店によっては別途送料がかかる場合も。 礼服や喪服以外の衣類もまとめて依頼して利用料金が高くなると、送料が無料になるサービスを提供しているクリーニング店もあるため、送料の条件を事前に確認しておきましょう。

また、生地の素材によっては、別途オプション料金がかかる場合があるため事前に確認が必要です。

礼服・喪服の宅配クリーニングの仕上がり日数

宅配クリーニングは集荷と配送があるため、どうしても即日や翌日での仕上げは難しくなります。そのため、平均日数や期間としては1、2週間程度かかる場合が多いです。

結婚式などあらかじめ礼服を着る日程が分かっている場合には、宅配クリーニングだと仕上がり商品が手元に届くまでに少し時間がかかることを理解し、余裕をもって依頼するのがおすすめです。

お通夜やお葬式など急な日程で、すぐにクリーニング済みの喪服が手元に必要な場合は、店舗型のクリーニング店を検討しましょう。

礼服・喪服のクリーニングでおすすめのオプション

汚れがひどい場合は、オプションサービスを使ってさらにキレイに仕上げてもらうことも可能です。
例えば、「汗をたくさんかいてしまった」「食べ物の汚れが付いてしまった」「カビが生えてしまった」などのトラブルが起こった礼服や喪服を宅配クリーニングに出す際は、「汗抜き加工」「染み抜き」「カビ除去メニュー」などのオプションを利用すれば、しっかりとキレイにしてもらうことができます。

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3. 礼服・喪服を宅配クリーニングに出すときのポイントや注意点

礼服や喪服を宅配クリーニングに出すことにはメリットも多いですが、知っておきたい注意点もいくつかあります。
ここでは、宅配クリーニングを利用する際のポイントや注意点についてご紹介します。

クリーニングに出す頻度は使った後、毎回が良い

礼服や喪服は「一度着ただけだから汚れていない」と感じることも多いですが、一度着たらその都度クリーニングに出すのがおすすめです。意外に汗などで汚れていたり、自分でも気づかない箇所が汚れていたりするため、毎回クリーニングに出すと決めておくと安心です。

また、礼服や喪服はしばらく着ないことが多い衣類なので、長期間の保管をするためにもクリーニングに毎回出すといいでしょう。

関連記事:スーツ・礼服をクリーニングに出す最適な時期や頻度、料金相場は?

礼服・喪服用のコース(ハイクラスクリーニング・プレミアム仕上げ)で依頼する

礼服や喪服をクリーニングに出す際は、礼服用のコースを選ぶのがポイントです。
礼服は他の衣類よりも丁寧な扱いと繊細さが必要なので通常コースとは別料金の場合が多いです。上質な仕上がりになる「ハイクラスクリーニング」「プレミアム仕上げ」などを依頼すると、価格が高くなりますが美しい仕上がりが期待できます。

ポケットの中身を確認する

礼服や喪服を宅配クリーニングに出す際は、ポケットの中身を必ず確認しておきましょう。余計な物が入っている状態では生地を傷つけてしまう可能性があります。

ポケットに入っているのを忘れがちな物には、ティッシュ、ハンカチ、小銭などがあります。特にティッシュはクリーニング中に生地に付着してしまう可能性もありますので注意しましょう。
また、貴重品がポケットに入ったままの場合、基本的に補償はないため、しっかりと確認してからクリーニングに出しましょう。

破れや糸のほつれがないか確認する

宅配クリーニングに出す前には、礼服や喪服に糸のほつれや生地が破れている箇所がないか、ボタンが外れかかっていないかなどをチェックしておきましょう。

ほつれや破れはクリーニング中に服が破損してしまう恐れがありますし、ボタンは紛失してしまうことも。
衣類の状態によってはクリーニングを受け付けてもらえない場合もあります。
修繕をしてからクリーニングに出すか、宅配クリーニングの場合は事前に専用フォームに記入しておくか、メモを同封しておくと間違いがなく安心です

汚れがないか確認する

特に目立つ汚れがある場合には、破れや糸のほつれと同様にクリーニングを依頼する際に伝えておくことが重要です。

事前に汚れている箇所をチェックしておくことで、仕上がりが思ったような状態になっているかどうか確認ができます。礼服や喪服をクリーニングに出す前は、汚れている箇所についてしっかりチェックしておきましょう。

4. 礼服・喪服の家庭での保管方法

ここからは、礼服や喪服を家庭で保管する方法や注意点について解説していきます。礼服や喪服を長持ちさせるための参考にしてください。

通気性の良い不織布カバーを掛ける

礼服や喪服は、通気性の良い不織布カバーを掛けて保管しましょう。礼服や喪服の購入時に付属している洋服カバーでは通気性が悪いため、両面不織布の洋服カバーがおすすめです。

特に、梅雨時期はクローゼットに湿気が溜まります。クリーニングから戻ってきたビニール袋に入ったままの礼服や喪服は、ある程度湿気を含んでいます。カビを生やさないためにも不織布の洋服カバーに入れ替えましょう。
また、クローゼットの中で服同士を少し離して保管するのもポイントです。

無臭系防虫剤を使用する

虫は天然素材を好むと言われているため、礼服や喪服など高価な服は虫の被害に遭いやすいです。そこで、保管の際は必ず防虫剤を使いましょう。

おすすめは無臭のピレスロイド系の防虫剤です。ナフタリン系とパラジクロロベンゼンは同時に使ってしまうと化学反応が起きて服を防虫剤で汚してしまうことがあります。
その点、ピレスロイド系は他の薬剤と併用できるため安心ですし、塩素の化学作用も強過ぎず、パラジクロロベンゼン系のように強い臭いもありません。

長期保管サービスはなるべく避けた方が安心

クリーニング店員ばってん

しばらく着る予定がない冬物などを、クリーニング後に保管してくれる長期保管サービスがありますが、礼服や喪服の場合、急に必要になる場合があるため利用はなるべく避けた方がよいでしょう。

礼服や喪服が必要になったとき、クリーニング店が休みの日であれば対応してもらえませんし、宅配サービスの場合は手元に届くまでに時間がかかる場合があります。クリーニング後は自宅で保管する方が、いざというときにすぐに着られるので安心です。

5. 礼服や喪服は宅配クリーニングを有効活用しよう!

礼服や喪服は一度着たら、毎回クリーニングに出すのがおすすめです。知らないうちに汗をかいていて、そのまま保管したために汗染みになるといった心配もありません。また、クリーニング後は自宅で適切に保管することで、いざというときにすぐに着られるので安心です。

しかし、なかには、家事や仕事で忙しくて礼服の洗濯に手間をかけられない方や、「着たあと洗っているのに、保管しているうちにカビが出てきて困っている・・・」と悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そんなときは、自宅にいながらクリーニングを出せる、宅配クリーニング「RE:KURI(リクリ)」がおすすめです。

リクリの特徴の1つが、洗濯における工程をすべて自社工場で行い、1点1点の衣類を徹底管理していること。
そのため、大切な礼服や喪服も安心して任せることができます。

また、「しっかり汗抜きをしてほしい」「汚れがつきにくいように撥水加工をしてほしい」など、通常のクリーニングにプラスできる加工サービスも充実しています。気になる点は、オーダーシートに記入して依頼できるので、宅配クリーニングでも安心して相談できます。

礼服や喪服はいつ必要になるか分からないからこそ、プロのお手入れで万全の状態にして保管しておきませんか。

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マンションなどにある「宅配ボックス」を利用して宅配クリーニングを出せること、ご存知ですか? 宅配ボックスがあるマンションに住んでいる方で、衣類をクリーニングに出したいものの、仕事や育児などの都合でクリーニング店を利用するのが難しいという方や、近所にクリーニング店がなくて不便という方には、ピッタリのサービスです。

この記事では、マンションの宅配ボックスを活用した宅配クリーニングの依頼方法やメリットについて詳しく解説していきます。宅配ボックスを利用する場合の注意点についてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

1. 宅配クリーニングでマンションの宅配ボックスを使うメリット

マンションの宅配ボックスを使って宅配クリーニングを依頼すると、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。主なメリットを3つご紹介します。

24時間いつでも依頼と受け取りができる

赤ちゃんと母

宅配クリーニングは、インターネットから24時間いつでも注文が可能です。
マンションの宅配ボックスを活用し、クリーニングしたい衣類の発送から仕上がり後の受け取りまで、宅配ボックスだけのやりとりで完結できる宅配クリーニング会社もあります。店舗やコンビニなどへ衣類を持ち込んだり、集荷時間まで自宅で待つ必要がなく、自分の都合に合わせて24時間クリーニングサービスを利用できるといえるでしょう。

ただし、マンションの宅配ボックスによっては、集荷には対応していない場合があるので注意が必要です。

外出したり人と対面したりする必要がない

宅配クリーニングを利用すれば、外出する必要がなく、お店で人と対面することもありません。
できるだけ不要な外出や人混みを避けたい時節柄、人との対面をできるだけしたくないという方はもちろん、外出するためにわざわざ着替えたりメイクをしたりしなくてよいので時間を有効に使えます。
また、外出する必要がないので、小さいお子さんがいる家庭やご高齢の方にもおすすめです。

近所にクリーニング店がなくても安心

一般的に宅配クリーニングは、宅配業者が集荷・配達を代行しているケースが多く、全国どこからでも集荷依頼ができ、仕上がり後も家まで配達してくれます。
住んでいる地域で近くにクリーニング店がない場合や、クリーニング店まで車で行く必要があるといった方でも、宅配クリーニングなら手軽に安心して利用できます。

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2. マンションの宅配ボックスで宅配クリーニングを依頼する方法

スマホで注文

続いては、マンションの宅配ボックスを利用して、宅配クリーニングを依頼する方法について、一般的な手順を詳しくご紹介します。

宅配クリーニングに対応した宅配ボックスなのか確認する

マンションの宅配ボックスを利用して宅配クリーニングを依頼する時に重要なのが、宅配ボックスが、集荷にも対応しているか確認することです。

クリーニングの受け取りは通常の荷物の受け取りと同様に、宅配ボックスを利用できるケースがほとんど。
しかし、古い宅配ボックスの中には集荷に対応していないこともあります。
宅配クリーニングを依頼する前に、クリーニング会社のサービス内容と、マンションの宅配ボックスの利用条件をしっかり確認しておきましょう。常駐の管理人がいる場合には、宅配クリーニングの利用方法について聞いてみるのもいいでしょう。

宅配ボックスから発送するための事前登録をする

宅配ボックスからクリーニングを発送するためには、多くの場合、宅配業者への登録が必要です。
例えば、クロネコヤマトでは「宅配ロッカー発送サービス」を利用するための「クロネコメンバーズ」への登録が必要です。
手続きはインターネットで簡単にできますので、事前に手続きを済ませておきましょう。

宅配クリーニング店で注文して受け取り場所を「宅配ボックス」に指定する

宅配クリーニングを依頼する会社を決めたら、公式サイトからクリーニングの依頼をします。
宅配ボックスの預け日やお届け希望日などを入力し、手続きを完了させましょう。
宅配クリーニング会社にはお届け方法の選択時に「宅配ボックスから受け取る」を選択するところもあります。
利用する宅配クリーニング会社の依頼フォームに沿って入力を進めてください。

集荷用バッグと利用案内が自宅に届く

宅配クリーニングを依頼すると、衣類を詰めるための専用バッグや梱包材が自宅に届きます。
利用案内の説明書類も入っているので、よく読んで利用するようにしましょう。
また、集荷業者によって宅配ボックスの暗証番号の取扱いや、集荷の方法が異なるため、自分が利用する集荷業者がどのようなシステムなのかについても確認しておきましょう。

集荷用バッグに衣類を入れて宅配ボックスへの集荷依頼をする

宅配クリーニング会社から届いた集荷用バッグに衣類を入れます。
集荷用バッグと併せて、結束バンドなどの資材が送られてくるので、それを活用して上手に梱包しましょう。
あとは、同封の専用伝票に自宅住所や電話番号などを記入し、集荷用バッグの外側のポケットに入れるだけです。

宅配ボックスからクリーニング工場へ発送される

準備ができたら、集荷用バッグをマンションの宅配ボックスへ入れ、宅配業者に集荷依頼をします。
その後、宅配業者が集荷をし、クリーニング工場まで配達してくれます。

仕上がり日は、公式サイトなどに記載されている納期を目安にするといいでしょう。工場が混んでいる時期などは時間がかかる場合があるため、余裕をもって利用するのがおすすめです。

3. 宅配ボックスで宅配クリーニングを依頼する時のポイントや注意点

ここからは、マンションの宅配ボックスで宅配クリーニングを依頼する場合のポイントや注意点について解説します。

宅配ボックスのサイズが十分な大きさか確認する

クリーニング衣類を確認する

マンションの宅配ボックスの大きさを確認しましょう。
まず、依頼時の集荷用バッグが収まる大きさかどうかがポイント。さらに、仕上がり品は通常、段ボール資材に梱包されて届くので、仕上がり品が入った段ボールが収まるかどうかも確認する必要があります。

宅配クリーニングは宅配ボックスを必ずしも利用する必要はありませんが、宅配ボックスに入り切らなかった場合は、宅配業者と対面でのやりとりが必要だったり、不在時には宅配業者が荷物を持ち帰ってしまったりするので注意が必要です。

暗証番号やカードの管理は慎重に

宅配ボックスを利用する時には、専用のカードキーや暗証番号によって管理をする場合がほとんどです。
そのため、宅配クリーニングに依頼する際には、宅配業者と暗証番号のやりとりをするケースがあります。
このとき、暗証番号をメモなどに書いていて紛失しないように、十分に気をつけましょう。

また、宅配ボックスの専用カードがある場合、カードを紛失するとボックスを開けることができなくなるので、カードや暗証番号の管理は慎重に行いましょう。

非対面型なので衣類の仕上がりはしっかり確認

宅配クリーニングを依頼する場合、クリーニング店のスタッフとは完全に非対面となるため、要望をスタッフに伝えにくいというデメリットがあります。

そのため、クリーニング済みの荷物が届いたら、すぐに開封して中身を確認することを忘れずに。
間違った衣類などが戻ってきていないかはもちろん、仕上がりが期待通りかどうかについてもしっかり確認するのがおすすめです。

4. 宅配ボックスを活用すればクリーニングを気軽なものに!

住んでいるマンションに宅配クリーニングに対応した宅配ボックスがあれば、インターネットから24時間いつでもクリーニングの依頼ができて、集荷や配達を宅配ボックスだけで済ませられます。

わざわざクリーニング店に衣類を持ち込んだり、店舗の営業時間に縛られたりすることがなく、自分の都合に合わせて利用できるため、共働き世帯や家事や育児に忙しい主婦・主夫、1人暮らしの方にはおすすめサービスです。

ここでご紹介した利用方法のポイントや注意点などを参考に、ぜひ一度、宅配クリーニングを利用してみてはいかがでしょうか。

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「モンクレール」はフランス生まれの高級ダウンウェアブランド。ダウンにこだわりのある方には人気のブランドの一つです。そんなモンクレールのような高級ダウンウェアで気になるのは、お手入れ方法やクリーニング方法ではないでしょうか。

そこでこの記事では、モンクレールの素材の特徴やおすすめのクリーニング方法、宅配クリーニングを利用する場合の料金相場や仕上がり日数、普段のお手入れ方法のポイントなどについてご紹介します。

1. モンクレールのダウンの特徴やお手入れ方法

モンクレールのダウンウェアは、普段のお手入れをしっかりしていると品質を保ちながら長く着られます。ここでは、モンクレールのダウンの特徴やお手入れ方法を見てみましょう。

【モンクレールとは?】

モンクレールロゴ

モンクレールは、高級ダウン専門店でフランス発祥の世界的にも有名なブランドの一つです。現在はイタリアに本社があります。ブランドロゴは、ニワトリをモチーフにしたもので「見たことがある」という方も多いのではないでしょうか。

日本ではモンクレールジャパンが輸入・販売を行っており、国内でも人気が高いブランドといえます。

生地表面は「フッ素樹脂」加工している

モンクレールの生地にはナイロンやポリエステルが使用されており、その高級感に見合うだけの高品質な生地を採用しています。

また、汚れや水弾きをよくするために、ダウンウェアの生地表面には「フッ素樹脂加工」が施されています。フライパンなどにもフッ素樹脂加工はよく使われますが、細かなチリの付着を防いだり摩擦が生じにくかったりする特徴があるため、生地を守る加工としてピッタリといえます。

上質なグースを約8割使用している

羽毛

ダウンウェアの素材として欠かせない羽毛ですが、モンクレールのダウンウェアには上質な「グース」が約8割使用されています。グースとはガチョウのことで、微風でも遠くまで飛んで行ってしまうほど軽くて品質の良いものだけを採用しているそう。

さらに、ダウンの部位によって羽毛の量を調節して、最適な着心地を作り出す工夫を施すなど、一つ一つのダウンにこだわりが詰まっています。

モンクレールのダウンの普段のお手入れ方法

モンクレールのダウンウェアをお手入れする際に、最も大切なポイントは「本来の形を保ったまま保管する」ということです。

例えば、ダウンジャケットは畳んだりせずに、ハンガーに掛けて形を崩さないように保管します。これは、中の羽毛を圧迫して潰さないようにするためです。

また、外出時には知らず知らずのうちにホコリやチリがどうしても付着してしまいます。帰宅後は、生地を傷めにくい柔らかいブラシなどで軽くブラッシングすると、品質を保ちやすくなります。

モンクレールはウェットクリーニングがおすすめ

クリーニングの種類には、ドライタイプとウェットタイプがあります。ドライクリーニングは、生地を傷めにくく水に弱い生地でもクリーニングができ、仕上がりがカラッとしやすいのが特徴。そのため、ワイシャツやスーツなどが向いています。

モンクレールのダウンウェアをドライクリーニングすると、羽毛が必要以上に乾燥してしまい、羽毛のしっとりとしたしなやかさが損なわれてしまう恐れがあります。そのため、モンクレールのクリーニングはウェットクリーニングがおすすめです。

「ダウンを水洗いすると、羽毛が偏ったり機能性が損なわれたりしない?」と思われる方もいるかもしれません。しかし、モンクレールのダウンには水鳥のガチョウの羽が使われており、羽毛自体が水に強いため、むしろウェットクリーニングの方が適しているといえます。

2. モンクレールの宅配クリーニングの料金相場や仕上がり日数

続いては、モンクレールのダウンウェアを宅配クリーニングに出した場合の、料金相場や仕上がり日数について見ていきましょう。

モンクレールの宅配クリーニングの料金相場

高級ダウンブランドのモンクレールのダウンウェアを宅配クリーニングへ出す際の料金相場は、4,000~10,000円(税込)程度になります。高級衣類は素材や作りが繊細なものが多く、より丁寧な作業が必要となるために料金は通常より高くなる傾向です。

料金はクリーニング店によって差がありますが、クリーニングの方法もさまざまなため、あらかじめどのような方法でクリーニングするのか内容を確認しておくのがおすすめ。
つい料金が安いところへ依頼したくなるものですが、しっかりサービス内容を確認するようにしましょう。

モンクレールの宅配クリーニングの仕上がり日数

モンクレールのような高級ダウンを宅配クリーニングに出した場合の仕上がり日数は、おおよそ1~2週間になります。料金と異なり、仕上がり日数は他の衣類のクリーニングとあまり差はありません。

繁忙期でなければそれほど日数がかからず戻ってきますが、衣替えシーズンや年末などの節目の時期はクリーニングの依頼が集中するため、通常よりも日数がかかる可能性があります。
お急ぎの場合は、あらかじめどれくらいで仕上がるかをクリーニング店に聞いておくと安心です。

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3. モンクレールを宅配クリーニングに出す時のポイントや注意点

続いては、実際に宅配クリーニングに出す時のポイントや注意点について見ていきましょう。

クリーニングに出す頻度は2、3年に1回程度を目安にする

モンクレールの高級ダウンをクリーニングに出す頻度は、2、3年に1回程度がおすすめです。

全くクリーニングに出さないのは衣類にとってよくない一方で、クリーニングのし過ぎも生地を傷めてしまう原因になります。どんなにていねいにクリーニングしていても、風合いや触り心地が変化していきますので、2、3年に1回程度を目安にすればクリーニングし過ぎることはないでしょう。

ただし、うっかり汚してしまった場合は、なるべく早めにクリーニングをしましょう。汚れは付着したらなるべく早く落とす方が、生地に負担も少なく落ちやすいです。

高級ダウンのクリーニングを取り扱っているか確認する

高級高級ダウンは通常のクリーニングとは取扱い方が異なるため、宅配クリーニング店の中には高級ダウンを取扱っていないところもあります。

対応している場合でも、大切な高級ダウンをトラブルなくクリーニングするために、高級衣類のクリーニング実績があるかどうかを確認することも失敗しないポイントの一つ。お客様の声や口コミなどを見てみると、参考になるためおすすめです。

ウェットクリーニングに対応しているか確認する

モンクレールのダウンウェアはウェットクリーニングがおすすめであるとお伝えしましたが、宅配クリーニングがウェットクリーニングに対応しているかの確認も大切です。

もし対応している場合は手洗いでていねいに洗ってくれるか、ダウン専用の特殊洗剤を取り扱っているかなど、生地にやさしいクリーニングをしているかについても確認してみましょう。
高級ダウンを型崩れさせることなく洗い、さらに風合いをできるだけ損なわないように、よりていねいにクリーニングしてくれるところに依頼をするのがおすすめです。

実績や口コミを確認する

先にお伝えしたとおり、高級ダウンのクリーニングに失敗しないための判断材料として、Webサイトなどで実績や口コミをチェックしておくことをおすすめします。

高級ダウンの取り扱い実績が豊富なクリーニング会社であれば、失敗が少ないと判断できます。また、Web上の口コミを細かくチェックすると、仕上がりの品質や料金、サポートの充実度などさまざまなユーザーの声から、そのクリーニング会社の評判が分かるでしょう。

料金が適切か確認する

高級衣類をクリーニングするためには専門技術が必要になり、衣類の状態によっては特殊な洗剤や薬剤を使う場合もあります。
そのため、通常の衣類と比べて料金が高くなりますが、本当にその料金が適切かどうかは、冷静に判断することも重要です。
料金が高い場合は、通常のクリーニングに追加して、シミ抜きや撥水加工などの加工オプションが含まれている場合もあります。反対に、料金が安すぎる場合には、口コミなどから満足できる仕上げができるのか確認しておきましょう。

4. モンクレールのような高級ダウンも宅配クリーニングに依頼しよう

ダウン補正

今回は、高級ダウンブランドのモンクレールを例に、高級ダウンを宅配クリーニングに出す場合のポイントについてご紹介してきました。

せっかく購入した高級ダウンですから、できるだけ機能性を損なうことなく、キレイな状態を保ちながら長く着たいと誰もが思うはず。ここでご紹介したような日頃のお手入れや宅配クリーニングに出す際のポイントに気をつけながら、素敵なダウンを着こなしたいですね。

宅配クリーニングに大切なモンクレールのダウンウェアを預けるなら、「RE:KURI(リクリ)」がおすすめです。

宅配クリーニングリクリには、熟練のクリーニング職人が、洗い・シミ抜き・撥水(ガード)加工・乾燥・色補正の全工程、責任を持って仕上げる「ダウンマイスター」という高級ダウン専用のコースがあります。

また、ダウンマイスターには保管サービスも含まれています。
ダウンにとって最適な環境下で最大10月末まで預かってもらえるので、オフシーズンは自宅のクローゼットがすっきりしますよ。
細部に至るまでこだわり抜いたダウンクリーニングを、ぜひ体験してみてください。

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カーテンはサイズが大きく取り外しにも苦労するため、なかなか洗濯の手が回らない物の一つです。

日頃からカーテンの汚れが気になっているものの、カーテンの洗濯まで手が回らず「もう何年も洗っていない」という方も多いかもしれません。
また、カーテンを取り外した後にクリーニング店へ持ち込むのは大変なので、自宅で洗濯するか迷っている方もいらっしゃるかもしれません。

そこでこの記事では、カーテンを宅配クリーニングに出すのがおすすめな理由をはじめ、クリーニングの頻度、料金相場などについて解説します。さらに、自宅でお手入れする場合のコツも併せてご紹介します。

1. カーテンは宅配クリーニングに出すのをおすすめしたい理由

宅配箱と女性

持ち運ぶのが大変なカーテンをクリーニングする際は「宅配クリーニング」がおすすめです。ここでは、宅配クリーニングをおすすめする理由を見ていきましょう。

自宅で洗濯するのは難しいから

カーテンは普通の衣服や布製品と異なり、サイズが大きいのが一般的です。窓のサイズによっては2mを超える物も。このようなサイズのカーテンを家庭用の洗濯機で洗うのは大変ですし、洗った後に干すのもひと苦労です。

また、お気に入りのカーテンを自宅で洗うことで、カーテンの生地の色落ちや縮みなどのトラブルを避けたい方も多いはず。
そんなとき、カーテンを外して発送準備をするだけで、簡単かつ丁寧にクリーニングしてもらえる「宅配クリーニング」はとても便利です。

カーテンには汚れやカビが蓄積していることが多いから

カーテンには、空気中に飛んでいるホコリやチリが付着していたり、床に擦れて汚れが付いていたりすることも。さらに、カーテンは窓の近くにあることがほとんどなため、湿気を含みやすくカビが繁殖しやすいんです。

そんなカーテンを自宅の洗濯機で洗うのは気がすすまない方も多く、重労働であることに加えて自宅洗いだと細部まで行き届かず汚れがきちんと落ちない可能性もあります。
手軽に利用できる宅配クリーニングを活用することで、大切なカーテンもプロの技術でしっかりていねいに汚れを落としてもらえます。

生地が傷まないように洗ってくれるから

前述したように、カーテンにはさまざまな汚れが付着しています。その汚れを家で落とそうとすると、ゴシゴシと擦り洗いや揉み洗いが必要です。こうした洗い方で汚れを落とそうと生地に摩擦を与えれば与えるほど、カーテンは傷み、型崩れ・変色などの原因に。

しかし、宅配クリーニングであれば専門のスタッフがプロの技術を駆使して、できるだけ生地を傷めないように注意して洗ってくれるので安心です。

店舗型クリーニング店だと持ち込むのが大変だから

カーテンは大きいだけでなく重さもあるため、どれだけコンパクトに畳んでも、運ぶのはかなり大変です。
取り外して畳んだら車などで店舗まで運び、クリーニングが終わった後もそれを取りに行かなければなりません。小柄な方や女性、年配の方であれば体力的にも持ち運ぶのは大変でしょう。

宅配クリーニングであれば、自宅までカーテンを集荷しに来てくれるため、取り外しさえしておけば、手間なくクリーニングに出すことができます。

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2. カーテンの宅配クリーニングの料金相場や仕上がり日数

宅配クリーニングを依頼しようとすると、気になるのが料金やどれくらいで戻ってくるのかということ。
ここでは、カーテンの宅配クリーニングの料金相場や仕上がり日数について見ていきましょう。

カーテンの宅配クリーニングの料金相場

カーテンのクリーニング代は「2,000~5,000円(税込)」程度が相場です。クリーニング会社によって料金設定が異なり、また、ドレープカーテンとレースカーテンで料金が変わる場合もあります。

例えば、1平方メートル当たりといった面積で計算する場合は「500~800円(税込)」程度が多いでしょう。丈と横幅の合計の長さを基準に料金を設定していることもあります。

あらかじめ料金を確認する場合は、自宅のカーテンがどれくらいのサイズかを把握しておくと確認がスムーズに行えますよ。

カーテンの宅配クリーニングの仕上がり日数

カーテンの仕上がり日数についてはクリーニング会社によって差があるものの、預けてから7~10日程度の場合が相場です。時期によっても異なりますが、2週間以上かかるところもあるようです。

クリーニングに出している間はカーテンがない状態になるため、あらかじめ仕上がり日数を確認しておくのがおすすめ。時間がかかるようであれば、代用カーテンを準備しておくと安心です。

3. カーテンを宅配クリーニングに出すときのポイントや注意点

続いては、カーテンを宅配クリーニングに出すときのポイントや注意点を見ていきましょう。

クリーニングに出す頻度は1シーズンごとを目安にする

カーテンをクリーニングに出す頻度は、手間やコストパフォーマンスを考慮すると、年に1~2回程度がおすすめです。洗い過ぎは生地を傷めやすくなってしまうので、多くても年に4回程度までが限度と考えておきましょう。

年末の大掃除の時期などにクリーニングを依頼することに決めておけば、忘れずに毎年カーテンをキレイにすることができます。しかし、年末は多くの人が同じようにカーテンのクリーニングを考える時期なので、仕上がりに時間がかかる可能性があり要注意です。

そこで、あえて時期をずらしてクリーニングに出すというのも一つの手です。家族の誕生日であったり、記念日であったりといった日にちを目印にすると忘れずに済むでしょう。

洗濯表示や品質表示のタグを確認する

あらかじめ洗濯表示や品質表示のタグがあるかどうかを確認しておきましょう。タグはそのカーテンの素材や最も適した洗濯方法が分かる取扱説明書のようなものです。

もしタグが見当たらない場合は、その旨をクリーニング店に伝えましょう。表示タグはクリーニングする側にとっても大切な情報の一つ。万が一タグがなくても適切なクリーニングは可能ですが、タグの有無や内容を伝えた方がよりスムーズに対応できます。

カーテンの素材を確認する

カーテンのクリーニング料金はその大きさや素材によって大きく変わります。そのため、前もって料金を把握するためにも、カーテンの素材と大きさを自宅で確認しておきましょう。

また、気になる汚れやほつれがないかも確認しておきます。「ここの汚れが気になる」「悪化しないようにこの部分のほつれのクリーニングは気をつけて欲しい」といった要望は忘れずに伝えてください。

フックが残っていないか確認する

カーテンフックをはずす

カーテンのクリーニングをする際に意外とやりがちなのが「フックの外し忘れ」です。外したつもりが、見落としていて1、2個残っている場合があります。必ずフックがカーテンに残っていないか確認しておきましょう。

万が一、紛失するとクリーニング後にカーテンを取り付けることができなくなってしまいます。取り外したフックの数を確認して、ビニール袋や封筒に保管しておくのがおすすめです。

4. クリーニング後のカーテンの確認や家庭でのお手入れ方法

続いては、クリーニング後のカーテンの確認や普段のお手入れ方法についてご紹介します。
せっかくクリーニングに出してキレイになったカーテンですから、できるだけキレイな状態を保ちましょう。

ほつれや色落ちなどがないか仕上がりを確認する

カーテンが手元に戻ってきたらすぐに取り付けたいですが、その前に、まずはカーテンの状態をチェックしましょう。

クリーニング前にはなかったほつれや色落ちなどがないか、念のために確認します。クリーニング店では細心の注意を払ってクリーニングしていますが、それでもまれにトラブルがあることも考えられます。

万が一のためにしっかり確認を行い、もし何か見つけた際には、頼んだクリーニング会社に相談してみましょう。

カーテンレールや窓をキレイに保つ

カーテンをクリーニングに出したときに、併せてカーテンレールや窓などの周辺もキレイに掃除しましょう。せっかくカーテンがキレイになって戻ってきても、周りが汚れていれば、取り付けた段階ですぐにホコリや汚れが付いてしまいます。

クリーニング後の清潔さをより長く保つために、窓周りをキレイにしておくことが大切。余裕があれば窓枠や窓サッシも掃除しておくと、カビなどの予防にもつながります。

定期的に換気してカーテンの開け締めをする

カーテンの締めっぱなしや開けっぱなしは、カーテンにとってはあまりよくありません。

長時間、カーテンを同じ状態にしておくことで、ホコリをまといやすくなったり、ヒダの間に湿気がこもりやすくなることでカビの原因にも。

カーテンは定期的に開け締めをし、さらにしっかりと換気を行って空気に触れさせてあげましょう。空気を対流させることで部屋の中の空気もキレイになり、カーテンにホコリが付着しにくくなりますよ。

窓の結露に注意する

窓を拭く

カーテンの大敵といえば、カビ。このカビの原因として最も多く挙げられるのが「窓の結露」です。特に寒い時期に生じやすい結露ですが、そのまま放っておくとカビの原因となってしまいます。

結露した水分は窓の下方に流れて溜まり、そこからカビが繁殖するといわれています。カビは胞子を飛ばして空気中を漂い、簡単にカーテンにまで辿りつきます。
カーテンのカビを防ぐには、発生原因となる結露に注意しましょう。結露しているときはすぐにタオルなどで拭き取り、常に乾いている状態を保つようにしましょう。

また、結露防止シートやテープといった対策グッズも販売されているため、活用するのも効果的です。

5. カーテンは便利で手軽な宅配クリーニングでキレイにしよう!

カーテンは自宅で洗濯するのが難しく、運ぶのも大変なため、宅配サービスの利用がおすすめです。自宅での洗濯では傷んでしまう可能性がある生地でも、プロの技術で丁寧に汚れを落としてくれるため、お気に入りのカーテンでも安心して依頼ができます。

カーテンを洗うのはひと苦労なので放置してしまいがちですが、カーテンを定期的にキレイにしておくことで、部屋を清潔に保つことができて気分も良くなるでしょう。

今まであまりカーテンを洗濯したことがないという方も、この記事を参考にぜひ一度宅配クリーニングを試してみてください。

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冬物のニットやセーターは、気がついたら毛玉でいっぱい!ということも多いですよね。
お気に入りの冬服をクリーニングに出すとき、「毛玉取りをお願いしよう!」と考える方もいるかもしれません。
実は、毛玉取りは生地を傷めてしまう可能性があり技術が必要なので、中には毛玉取りを対応していないというクリーニング店もめずらしくありません。
この記事では、宅配クリーニングは「毛玉取りに対応しているのか」をはじめ、料金や仕上がり日数について詳しく解説します。また、毛玉ができる原因や予防策も併せてご紹介します。

1. 宅配クリーニングで毛玉取りは対応してもらえる

クリーニング衣類を確認する

結論から言うと、宅配クリーニングでは洗濯だけでなく、毛玉取りにも対応しています。
まずは、宅配クリーニングの毛玉取りについて特徴やメリットを詳しく見ていきましょう。

宅配クリーニングの特徴やメリット

宅配クリーニングは、自宅にいながらクリーニングが完結できるサービスです。衣類などの受け渡しのために店舗へ行く必要がなく、申し込みもインターネットから簡単に行えます。
重い洗濯物を運ぶ必要がなく、スマホでも手続きが簡単にできるので、近年、利用者が増加しているといわれているサービスです。

また、宅配クリーニング会社によっては、衣類の長期保管サービスを提供しているところも。シーズンオフの衣類や布団をクリーニングした後、そのまま次のシーズンまで保管してくれるため、自宅の収納スペースをすっきりさせたい方におすすめです。

宅配クリーニングでは毛玉取り無料の場合が多い

通常のクリーニングの場合は、毛玉取りに追加料金がかかることも珍しくありません。アイテムのサイズや素材によっても料金が変動するため、毛玉のできやすい衣類は料金が高くなります。

その点、宅配クリーニングでは「無料オプションサービス」として対応してくれるところが多いでしょう。毛玉のサイズや数に関係なく対応してくれるため「毛玉取りに費用をかけるのがもったいない!」という方におすすめです。

毛玉取りにかかる日数

毛玉取りクリーニングは、通常のクリーニングには含まれていないオプション作業です。そのため、受け渡しにはある程度の追加日数がかかるケースも。

毛玉取りをした衣類の仕上がり日数は、多めに見積もって7~10日程度。毛玉取りをお願いしたい場合は、シーズンオフに依頼するか、少し余裕をもって依頼すれば安心です。

毛玉取りに対応していない店もあるので注意

宅配クリーニングの中には、毛玉取りに対応していないお店も。毛玉取りを目的で宅配クリーニングを利用する際には、依頼するお店が対応しているか事前に確認しておくと安心です。

また、中には、毛玉取りが無料なのは「上位プランのみ」という場合もあります。レギュラープランでは有料の場合、無料になる条件について確認するようにしましょう。

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2. 衣類に毛玉ができる原因は?

そもそも、なぜ衣類に毛玉ができるのでしょうか。ここからは、衣類に毛玉ができる理由、できやすい場所や素材について見ていきましょう。

毛玉ができやすい場所

服の中でも摩擦が生じやすい場所は、毛玉ができやすい傾向にあります。特に毛玉ができやすいのは以下の通りです。

  • 腕部分
  • 脚部分
  • 脇回り
  • 袖の内側
  • 背中

毛玉ができやすい素材

毛玉ができやすい衣類といえば、ニットのセーターなどを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
ニットの中でも特に毛玉が発生しやすいのは、主に次のような素材です。

  • ポリエステル
  • アクリル
  • ウール
  • カシミヤ
  • アンゴラ

中でも、ポリエステルやアクリルのように化学繊維でできている素材は、繊維の強度が高く、毛玉ができると取れにくく、お手入れしないまま放置していると「気づけば毛玉だらけ!」なんてことも。
一方で、ウールやカシミヤといった天然素材は毛玉になりやすい素材ですが、繊維の強度が低く、自然と取れてくれる場合も多いので、マメにお手入れすればキレイに着続けられるでしょう。

3. 毛玉を予防するポイント

お気に入りの衣類に毛玉ができにくくするには、どうすればよいのでしょうか?
ここでは、毛玉を予防するポイントについてご紹介します。事前に予防策を知っておけば、大切な衣類を長く着続けることができますよ。

家庭で洗濯する場合はネットを使う

毛玉ができる原因は、主に衣類同士のこすれ合いによるもの。洗濯の際にも衣類同士の摩擦は起こるため、毛玉のできやすい衣類をそのまま洗うと毛玉ができやすくなるので危険です。
そのため、毛玉ができやすい衣類を家庭で洗うのは、あまりおすすめできません。

どうしても家庭で洗濯したいときには、衣類同士が触れ合わないよう洗濯ネットに入れ、短時間のコースやドライコースで洗いましょう。洗濯ネットのサイズを極力ぴったりにすれば、衣類が動かず摩擦をさらに抑えられます。

衣類を毎日続けて着ない

お気に入りの衣類は毎日着ていたいものですが、毛玉ができやすい素材の場合、それはNG。
頻繁に着用すると摩擦を生み毛玉ができやすくなってしまいます。どれだけお気に入りの衣類であっても、毛玉を防止するためにも休ませてあげることが大切です。

一度着用してから2、3日あけると、生地への負担が減り、摩擦が起きにくく毛玉の発生を予防できます。

着用後にはブラッシングをする

着用後にブラッシングを行い、生地の毛並みを整えることも毛玉防止には有効です。
衣類のブラッシングを行う際には、以下のような点に気をつけて丁寧にブラシをかけましょう。

  • 衣類専用のブラシを使う
  • 着用後はすぐにブラッシングを行う
  • 優しく一定方向にブラシをかける
  • 力を入れ過ぎないで優しく毛並みを整える

すでに毛玉ができてしまった衣類をケアする場合は、「毛玉取りブラシ」を使用しましょう。
主にコートやニットの毛玉が除去できますが、強くブラッシングし過ぎると生地を傷めるため気をつけて使用してください。

クリーニングに出す

1シーズン着倒す衣類であれば、家庭用洗濯機での洗濯でも構いませんが、高価なお気に入りの衣類はクリーニングに出すのがおすすめ。
毛玉ができやすい衣類を家庭の洗濯機で洗うと、衣類同士の摩擦により毛玉が発生しやすくなってしまいます。

毛玉ケアをいくら徹底していても、日々の洗濯で摩擦を増やせば本末転倒です。大切なお気に入りの衣類を守るためにも、服に負担をかけないクリーニングを極力利用しましょう。

4. 毛玉取りには宅配クリーニングがおすすめ

衣類の毛玉取りをしたいなら、宅配クリーニングがおすすめです。
ここでは、毛玉取りに宅配クリーニングを利用する際のお店選びのポイントや便利なサービスをご紹介します。

毛玉取り対応の宅配クリーニング店を選ぶポイント

宅配クリーニングといっても、さまざまな会社があります。その中で毛玉取りの対応をしてくれるお店を選ぶ際は、以下のポイントで選びましょう。

  • そもそも毛玉取りサービスに対応しているか
  • 毛玉取りの料金が無料か
  • 標準プランでも毛玉取りが無料でできるか

宅配クリーニングの中には、そもそも毛玉取りに対応していない場合や、毛玉取りの無料対応には上位プランの利用が必須の場合も。クリーニングと同時に毛玉取りを行いたい方は、サービス内容を事前に確認するのを忘れないようにしましょう。

冬物は保管サービスを使うのも便利

ハンガー

シーズンオフに入る冬物衣類に毛玉取りを行って保管する場合には、便利な「保管サービス」をぜひ利用してみてください。

クリーニング後の衣類をそのまま保管してくれる「保管サービス」は、衣類の収納に占有されていたクローゼットの収納スペースを、一気に空けることができます。

また、虫食い対策など面倒な衣類のお手入れからも解放されるため、持っている衣類が多い方ほど利用価値の高いサービスといえるでしょう。

5. 衣類の毛玉が気になったら宅配クリーニングの毛玉取りサービスを利用しよう!

冬物の衣類につきやすい毛玉ですが、自分で取ると衣類が傷んでしまうこともあるため、できればプロに任せましょう。

宅配クリーニング「RE:KURI(リクリ)」は、自宅にいながらクリーニングが頼めるのはもちろん、創業50年以上のクリーニング店が運営しているので、クリーニングの経験値が高いのも安心できるポイント。
リクリでは、オーダーシートが同封されているので、衣類を送る際に毛玉取りの要望を記載しておくと、衣類の状態を見ながら対応してくれます。
また、オプション加工メニューの「プレミアム仕上げ」は、一点一点手作業で仕上げてくれるので、衣類の素材や風合いはそのままに、ハリや艶をもたせる仕上げによって毛玉もできにくくなります。
この機会に、大事な衣類のクリーニングをリクリに相談してみてはいかがでしょうか?

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「宅配クリーニング」と聞いてもサービス内容がよく分からず、利用するのに不安を感じる方がいるかもしれません。また、宅配クリーニングと店舗型クリーニングのどちらに洗濯物を出すかで迷うこともあるでしょう。

そこで、この記事では宅配クリーニングと店舗型クリーニングの違いを徹底比較し、宅配クリーニングのサービスの特徴や、メリットとデメリットなどについて詳しくご紹介します。

宅配クリーニングのサービス内容がよく分からないという方や、店舗型クリーニングから宅配に乗り換えたい方はぜひ参考にしてください。

1. 宅配クリーニングとは?

宅配の人

宅配クリーニングとは、店舗に直接行くことなく、クリーニングの依頼を宅配で完結できるサービスです。まずは、宅配クリーニングの特徴や、メリットとデメリットを見ていきましょう。

宅配クリーニング店の特徴

宅配クリーニングは、2015年頃から利用者が増加傾向にあるサービスです。洗濯物の受け渡しからお届けまで全てが宅配で完結するため、家から出ずにクリーニングを利用できます。

クリーニング会社によっては季節物の衣料を保管するサービスも実施しており、かさばる冬物の衣類を預けるとクローゼットもスッキリします。
日々の洗濯を宅配でできる手軽さと、クローゼット代わりになる便利さから、共働きや子育て世帯を中心に利用者が急増し、注目を集めているサービスです。

宅配クリーニング店のメリット

とにかく気軽にクリーニングを行えるのが、宅配クリーニングの最大のメリットです。
店舗型クリーニングのように自分で洗濯物を店舗まで持ち運び、キレイになった衣類を再び持ち帰る必要はありません。育児や仕事で忙しくなかなかクリーニングが出せないという方や、重い衣類の持ち運びがつらい高齢者の方も利用しやすいでしょう。

また、発送方法や受け渡し方法が選べる点も宅配クリーニングのメリットだといえます。
自宅はもちろん、コンビニや会社で衣類を受け渡しできたり、対応する宅配ボックスがあるマンションなどでは不在時でも受け取りができます。

さらに、中にはシーズンオフの衣類を預かる「長期保管サービス」を展開している宅配クリーニングもあります。家のクローゼットに空きができるため、服を家にたくさん置きたくない方にもこのサービスはおすすめです。

宅配クリーニング店のデメリット

反対に、宅配クリーニングのデメリットは当日や翌日に受け取れないことです。
店舗型クリーニング店では、早ければ即日や翌日に仕上がりますが、宅配クリーニングでは1週間程度かかる場合も多いため、急ぎでクリーニングをしたい方には宅配クリーニングは合わないでしょう。

また、クリーニングに関する要望を直接店員の方に伝えられないのも、宅配クリーニングのデメリットです。
要望がある際は、Webからの注文時や集荷依頼時に伝える必要があります。
対面で直接やりとりができないため、クリーニングに関する細かい要望を伝えにくい傾向があるといえるでしょう。

2. 宅配クリーニングと店舗型クリーニングの料金を比較

宅配クリーニングと店舗型クリーニング、どちらの料金がおトクなのでしょうか?
ここでは、それぞれのクリーニングにかかる費用を比較して見ていきましょう。

クリーニング料金の比較表

宅配クリーニングと店舗型クリーニングの料金比較は、以下の表の通りです。

【1点当たりのクリーニング料金比較】
宅配クリーニング 店舗型クリーニング
ワイシャツ 350円前後 パック料金のみの店舗の場合
一律990~1,300円前後
250~350円前後
スカート 750円前後 400~700円前後
コート 1,800~2,000円前後 1,000~2,500円程度
セーター 650~750円前後 500~1,000円前後

※2022年3月現在

※すべて税込価格です。

サービス料を除けば料金はほぼ同じ

宅配クリーニングは便利ではあるものの「料金が高いのでは?」と思うかもしれません。
確かに、店舗型の料金よりも宅配クリーニングは少し高めの金額に設定されている場合もありますが、比較表を見てみるとそれほど大きく料金が変わらないことが分かります。

宅配クリーニングで気になるのは送料がかかることで、送料込みの料金を考えると割高になってしまう可能性も。しかし、注文金額が大きくなると送料が無料になるサービスも多いため、まとめて依頼することで送料は節約できます。

また、パック料金が設定されている宅配クリーニングであれば、何を出しても金額は一律。コートなど店舗型では高くなる品目を中心に宅配クリーニングで依頼すると、店舗型よりも安くなる可能性もあります。

一見すると宅配クリーニングの料金の方が高く見えてしまいますが、このように依頼内容を工夫することで店舗型よりおトクに利用できることもあるのです。

宅配クリーニングはパック料金がお得

宅配クリーニングには、店舗型と同様に1点ずつ依頼できるお店もありますが、先にも紹介したようにパック料金を提供しているケースも多くあります。

大手宅配クリーニング2社のパック料金と、大手店舗型クリーニングの料金を比較すると以下の表の通りです。

パック料金(税込) 1点当たりの料金(税込)
宅配クリーニングA社 5点パック:7,678円
10点パック:9,878円
5点パック:1,535円
10点パック:987円
宅配クリーニングB社 5点パック:9,405円
10点パック:12,870円
5点パック:1,881円
10点パック:1,287円
店舗型クリーニングC社 非対応 385~4,000円前後

※2022年3月現在

※すべて税込価格です。

店舗型クリーニングの場合、ワイシャツは400円(税込)程度でも、ダウンコートは4,000円(税込)など依頼する品目によって大きく金額が変わります。

一方で宅配クリーニングのパック料金の場合は、何を出しても一律金額です。これは一見すると費用が高いと感じてしまいますが、コートやジャケットなど店舗型では高くなる品目を中心に依頼することで、店舗型よりも安く依頼できる可能性があります。

パック料金の宅配クリーニングに依頼する場合は、コートやジャケット、スーツなどを中心に依頼すると節約につながりますね

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3. 宅配クリーニングと店舗型クリーニングでサービス内容を比較

続いては、宅配クリーニングと店舗型クリーニングのサービスには、どのような違いがあるのか見ていきましょう。ここでは、それぞれのサービス内容を分かりやすく比較します。

時短になって便利なのは宅配クリーニング

スマホで申込

宅配クリーニングは、自宅にいながら全ての手続きが完了するため、店舗へ持ち込みに行ったり、受け取りに行ったりといった手間がかかりません。

また、店舗型では、お客さんが多く混んでいる時には順番待ちとなり、待ち時間が発生することもあります。一方、宅配クリーニングには待ち時間もなく、自分の都合にあわせて依頼ができるので時間の節約にも。

仕事や育児などで忙しくて時間がない方でも、自分の手が空いている時にいつでも依頼できるという手軽さが、宅配クリーニングの大きな魅力といえるでしょう。

宅配クリーニングは電話かWebで24時間申し込み可能

宅配クリーニングなら24時間依頼ができるため、思いついた時や手が空いている時に、いつでもクリーニングを申し込めます。依頼方法は、主に以下の3つです。

  • インターネット(Web)注文
  • 電話注文
  • FAX注文

中でもインターネット注文は24時間対応していることが多く、いつでもどこでも気軽にクリーニングを申し込めます。日中は仕事で忙しい方や、小さいお子さんがいて店舗型クリーニングの営業時間に行きにくい方にもおすすめです。

関連記事:宅配クリーニングを利用する流れを解説!出し方の注意点もチェック

4. 宅配クリーニングと店舗型クリーニングで仕上がりを比較

宅配クリーニングと店舗型クリーニングでは、肝心のクリーニングの仕上がりにも差があるのでしょうか。ここでは、それぞれのクリーニングの仕上がりの差を比較して見ていきましょう。

どちらもキレイに仕上げてくれる

結論から言うと、宅配クリーニングと店舗型クリーニングの仕上がりには、どちらも大差はないといえます。
洗濯物はしっかりキレイに仕上がるため、用途に応じ好きな方を選ぶのがおすすめです。

近年では、店舗型クリーニングも宅配クリーニングと同様、店舗ではなく工場でクリーニングを行うケースが増えています。洗い方が全く同じであるケースも多く、仕上がりにはあまり差が出ないことも多いのです。

ただし、料金があまりにも安過ぎるクリーニング会社は、宅配・店舗型を問わず仕上がり品質が落ちる傾向があります。良い仕上がりのクリーニング会社を選びたい場合には、価格設定をチェックするようにしましょう。

宅配クリーニングは返送されたらすぐに取り出す

宅配クリーニングを利用する場合、仕上がった衣類が返送されたらすぐに中身を取り出すことをおすすめします。箱詰めされた衣類はどうしてもシワが発生しやすいため、届いたらすぐに開封して1、2日ほど陰干しをしましょう。

搬送の際に衣類についていた細かなシワは、陰干しをするとほとんどなくなります。どうしても搬送時のシワがとれない時や、仕上がりに気になるところがある場合は、早めに宅配クリーニング会社に連絡をしましょう。

5. 手間をかけたくない人には宅配クリーニングがおすすめ

宅配クリーニングを利用する場合、仕上がった衣類が返送されたらすぐに中身を取り出すことをおすすめします。箱詰めされた衣類はどうしてもシワが発生しやすいため、届いたらすぐに開封して1、2日ほど陰干しをしましょう。

搬送の際に衣類についていた細かなシワは、陰干しをするとほとんどなくなります。どうしても搬送時のシワがとれない時や、仕上がりに気になるところがある場合は、早めに宅配クリーニング会社に連絡をしましょう。

宅配クリーニングを上手に使うコツ

宅配クリーニングを上手に使いたい方は、パック料金を利用するのがおすすめ。
季節の変わり目にコートやダウンなどの大物をパック料金で依頼することで、店舗型よりも費用を節約できます。

また、宅配クリーニングは届くまでに時間がかかる傾向にありますが、有料のオプションを利用すれば、衣類の仕上がりを早められる場合もあります。急ぎの場合はオプションを上手に活用しましょう。

その他にも、シミ抜きなどの要望については電話ではなく、Webフォームやメールで行うのがコツです。
中にはオーダーシートを同封してくれる宅配クリーニング会社もあります。
やりとりを残せるため、トラブルがあった時にも対応がしやすくなるでしょう。

宅配クリーニングのお店を選ぶポイント

宅配クリーニング会社を選ぶ際には、以下の4つのポイントを意識して選ぶのがおすすめ。

  • 料金設定がどのようになっているか
  • クリーニング後、荷物が届くまでの日数はどの程度かかるか
  • シミ抜きや配送オプションなどのサービスが充実しているか
  • 実際に依頼してみて、仕上がりがしっかりしているか

料金設定や仕上がりのクオリティをしっかり確認することが、宅配クリーニング選びのコツです。料金が安過ぎる場合は品質がイマイチなこともありますので、料金設定と品質のバランスを見極める必要があります。
また、オプションサービスが充実しているか、配達までの日数などもしっかり確認しましょう。

クリーニング会社選びに迷ったら、まずはお試しで数が少ないパックを利用するのもおすすめです。大切な衣類のクリーニングの依頼をする前に、そのクリーニング会社が信用に値するかをしっかりと確かめましょう。

6. 自宅から気軽に洗濯ができる宅配クリーニングはおすすめ!

キッチンでスマホを持つ女性

自宅にいながらでも利用できる宅配クリーニングは、注目されているサービスのひとつです。Webから24時間申し込みができるサービスもあるため、昼間に時間がとれない方にもうれしいサービスですね。

宅配クリーニング「RE:KURI(リクリ)」なら、自宅にいながら24時間スマホで注文&衣類の集荷依頼ができるので、重い衣類を持って店舗へ行き、出来上がりを待って受け取りに行くといった手間もかかりません。
また、創業50年以上・約200店舗を運営するクリーニング会社なので、安心感もありますね。

今まで利用したことがないという方も、この機会に宅配クリーニングを一度利用してみてはいかがでしょうか。

洋服パックが超おトク

少し肌寒い季節や春先には、よくストールを巻いて過ごすという方も多いですよね。
直接顔に触れるストールは、化粧品や汗、皮脂汚れなどがつきやすいアイテムです。

ストールに汚れがついた場合は、どのように洗えばよいのでしょうか?
カシミアなどデリケートな素材が使われているものもあり、洗濯方法がわからず悩んでいる方も多いでしょう。

ストールの汚れやホコリは、放置すると生地を傷めてしまうため、早めに対処する必要があります。
できれば、自宅で洗うよりもクリーニング店へお任せした方が安心です。

この記事では、ストールをクリーニングに出した方がよい理由や、クリーニングに出したときの料金相場・注意点についてご紹介します。

1. ストールをクリーニングに出すのがおすすめな理由

ストール女性

ストールは非常にデリケートな素材でできているものが多く、ほとんど水洗いできません。
無理にご家庭で洗濯すると型崩れを起こしたり、伸びたりする場合があります。
では、具体的にクリーニングに出した方がよいポイントについて、見ていきましょう。

自分で洗濯するのは難しい

衣類の洗濯表示を確認して「水洗い可」であれば、自宅でも洗えます。
ただし、カシミヤやウールなどの動物性の素材が使われているストールは、非常にデリケートなため、自宅で洗うと肌触りがわるくなったり、繊維が縮れることも。
そのため「水洗い可」でも、できるだけクリーニング店へお願いするのが賢明です。

また、よくやってしまうのがチクチクするからといって、洗濯表示を切り離してしまうこと!
洗濯表示がないと、クリーニング店へ持っていっても断られる場合があるので、極力外さないようにしましょう。

「水洗い不可」マークのものは自宅で洗濯できない

ストールの洗濯表示を確認したとき、「水洗い不可」と記載されていた場合は自宅で洗濯できません。
この場合、クリーニングで「ドライクリーニング」をお願いしましょう。
クリーニング店のドライクリーニングでは、水を使わずに溶剤(油)で洗うので、生地を傷めずに汚れを落としてくれますよ。

汚れや雑菌をしっかり落としてもらえる

ストールは肌に直接触れるため、意外と汗や皮脂汚れがついています。
また冬場や風が強い日に身につけるため、花粉やホコリもつきやすいです。

こういった汚れや雑菌は、自宅で洗うとストールの繊維の奥まで洗剤が行き届かず、きちんと落とせない場合も。
汚れを落とさないまま放置すると、花粉やホコリによるアレルギーを引き起こす可能性もあります。

ストールを清潔に保つためにも、クリーニング店でしっかりと汚れを落としてもらいましょう。

2. ストールをクリーニングに出す時期や頻度

汚れが付着しているとはいえ、あまり頻繁に洗うと、かえってストールを傷めてしまいます。
ここでは、ストールをクリーニングに出す適切な頻度についてご紹介します。

シーズン終わりに出すのがおすすめ

ストールはシーズン終わりに1回、クリーニングへ出しましょう。
クリーニングのタイミングは、オフシーズンが近づき衣替えをする前に、「しまい洗い」として出すのが望ましいです。

シーズン中でも汚れが気になる場合は出してOK

冬場でも、目立つ汚れが付着した場合は早めにクリーニング店へ持っていきましょう。
汚れを放置していると、生地に汚れが染み込み、プロでも落とすのが至難の業となる場合も。
汚れは気付いたらすぐ対処しましょう。

カシミヤ素材の場合は出す頻度は最小限に

水洗いできないストールの中でも、繊細なカシミヤ素材は特に注意が必要!
なめらかな肌触りの元でもある「カシミアの油脂」が、クリーニングにより落ちてしまうので、クリーニングに出す頻度は最小限に抑えましょう。

3. ストールのクリーニング料金や仕上がり日数

ストールをクリーニングに出したときの、料金相場と仕上がり日数についてご紹介します。
クリーニングは、洗濯物を直接店舗へ持って行き依頼する店舗型と、注文から受け取りまで自宅でできる宅配型の2つのタイプがあります。それぞれ見ていきましょう。

店舗型クリーニング店の場合

店舗型クリーニング店へストールをお願いするときの、料金相場と仕上がり日数の平均は以下のとおりです。

料金相場 600円
仕上がり日数 1~2日

※すべて税込価格です。

即日仕上げができるお店がほとんどなので、急ぎの場合は店舗型へ持ち込んで依頼するのがおすすめです。

宅配クリーニング店の場合

店舗型クリーニングは、衣類の種類別に1点あたりの料金が設定されていますが、宅配クリーニングの場合は、衣類5点で~円(税込)というように、注文する衣類の点数によって料金が異なります。

そのため、ストールだけの金額は設定されていない場合がほとんど。
依頼する点数ごとの料金相場は以下のとおりです。

5点パック 約8,200円
10点パック 約11,000円
20点パック 約18,000円
仕上がり日数の平均
(集荷キットが到着する
までの日数含む)
10~17日

※すべて税込価格です。

宅配クリーニングは衣類を多く出せば出すほど一点あたりの料金が安くなるため、ストールを宅配クリーニングへ依頼するときは、ほかの衣類とまとめて出しましょう。

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4. ストールをクリーニングに出す時のポイントや注意点

ストールはデリケートな素材が多いため、クリーニングに出すときにはいくつか注意点があります。
トラブルを回避するためにも、事前に知っておきましょう。

ストールの素材を確認する

ウールストール

カシミアやシルクのような素材の場合、よりていねいな洗濯方法が求められるので、追加料金がかかる場合があります。
そのため、あらかじめ素材をしっかり確認したうえで、クリーニング店に相談するようにしましょう。

汚れやほつれなどがないか確認する

クリーニングに出す前には一度、ストールに汚れやほつれがないかの確認を忘れないように。
というのも、クリーニングから戻ってきたときに汚れやほつれを見つけた場合、クリーニング時にできたものなのかどうかがわからないためです。

クリーニングに出す前と後でストールの状態をしっかり確認し、気になる点があればクリーニング店に確認するようにしましょう。

ストールに装飾があるか確認する

ストールに装飾がついている場合、取れかかっていたら、クリーニングに出す前にあらかじめ修復しておきましょう。
クリーニング工場で洗濯している最中に外れて、なくしてしまう恐れがあるので、もし装飾が取り外し可能であれば、外してからクリーニングに出しましょう。

料金設定やオプションを確認する

店舗型クリーニング店でも宅配型クリーニング店でも、どのような料金設定になっているか、事前に確認しておきましょう。

宅配型クリーニング店の場合は、ほとんどが衣類〇点で~円(税込)というように、金額が固定されているためわかりやすいです。
しかし、店舗型クリーニング店では、ストール1枚「600円(税込)~」などのような記載をしています。
これは素材や状態によっては、600円(税込)以上かかる場合があるということ。
そのため、正確な洗濯料金が知りたい場合は、クリーニングに出すときにお店の方へ確認しましょう。

また、オプションメニューも確認しておきましょう。
仕上がりをふんわりさせたい、匂いを取りたい、虫食いのリスクを軽減したいなど、それぞれのお悩みに合わせて、クリーニング店ではオプションメニューを用意しています。

  • 汗抜き加工(ウェットクリーニング)
  • 防虫加工
  • 消臭加工
  • プレミアム仕上げ(ふんわり仕上げ)

どれも自宅ではできないメニューなので、基本クリーニングに追加してオプションメニューを利用すると、お気に入りのストールが長持ちしますよ。

5. クリーニング後のストールの確認・保管方法

引き出しのストール

ストールをクリーニングに出してキレイにしたら、自宅で適切に保管しましょう。
保管方法によっては、カビが発生したり虫食いの被害に遭ったりして台無しに!
次は、自宅でのストールの保管方法についてご紹介します。

ビニールを外して半日くらい部屋干しする

クリーニングから戻ってきた衣類についているビニールカバーは、ホコリよけのためにつけられています。
このカバーをつけっぱなしにすると、風通しが悪くなり中の湿度が上がり、カビが発生する原因に。
すぐに外して、半日ほど直射日光が当たらない場所で陰干ししましょう。

着用後にはブラッシングをする

ストールを着用したときについたホコリや汚れ・シワはストールの繊維を傷めてしまいます。
帰宅したらすぐに、洋服用ブラシで優しくブラッシングしましょう。

もしブラッシングしてもシワが取れない場合は、洗濯表示に「アイロン可」の記載があれば、スチームアイロンをかけましょう。
かけるときは、あて布を忘れないように!
「アイロン不可」の場合でも、アイロンのスチームを軽く吹きかけ、優しく手で伸ばすだけでも効果があります。

雨などで濡れたときは平干しをする

ストールの多くは湿気や水分に弱いため、雨などで濡れたら水分を優しくふき取り、必ず平干しをして乾かしましょう。
そのまま放置しておくと水染みができてしまうだけでなく、虫食いやカビなどの原因になってしまいます。

6. デリケートなストールの洗濯はクリーニング店へ依頼しましょう

ストールは非常にデリケートな素材でできていることが多いため、自宅での洗濯はあまりおすすめしません。
無理に水洗いすると生地が痛み変形してしまったり、風合いを損ねることにも。
そのため、「水洗い可」だとしても、クリーニング店にお願いしましょう。

宅配クリーニング「RE:KURI(リクリ)」では、ストールとほかの衣類をまとめて出すと、1着あたりのクリーニング料金が安くなります。
たとえば、しまい洗いするためにストールとダウンジャケットを一緒に出したり、かさばる冬物のコートと一緒にをストールを出すのがおすすめです。
さらに「保管サービス」を利用すれば、来シーズンまで空調設備が整った自社工場で保管してくれるので、自宅の収納スペースもすっきりします。

大切なストールは、適切な洗濯とお手入れで十分長持ちします。
帰宅時のブラッシングなど、定期的なお手入れを心がけましょう。

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厚手のコートやセーターなど、冬物はかさばるものばかりです。
オフシーズンの間、かさばる冬物の収納方法にお悩みの方も多いのではないでしょうか。

そこで、ぜひおすすめしたいのが、冬物をオフシーズンの間保管してくれる「保管サービス」です。
多くのクリーニング店が提供しているサービスで、衣類にとって最適な環境下で保管し、虫食いやカビの被害から衣類を守ってくれます。

自宅の収納スペースがスッキリするだけでなく、衣類を長持ちさせたい方にとっても非常に嬉しいサービスなのではないでしょうか?

この記事では、クリーニング店の「保管サービス」の特徴や料金相場、メリット・デメリットまで詳しく解説します。
冬物の保管場所にお困りの方は、ぜひ参考にしてください。

1. 冬物や冬服の保管に悩む人が多い理由

収納に悩む

冬物や冬服にお悩みの方は多いようです。
そもそも、なぜ冬物や冬服は保管が難しいのでしょうか。まずはその理由を見ていきましょう。

冬物はかさばりやすいから

保管が難しい一番の理由は、冬物はかさばるものが多いということ。
ダウンジャケットや厚手のセーターなど、ボリュームのある衣料が多く、保管スペースに入りきらないということもあるでしょう。

冬服には、ウールや綿などの防寒素材がほとんどです。そのため、たたんでも膨張しやすく、ハンガーにかけても、広いスペースが必要となるのです。

春から秋にはほぼ使わないから

冬服が活躍するのは、寒い季節だけ。
春から秋にかけて着る服のように、少し肌寒いときも暖かいときも着られるわけではありません。

マフラーや厚手のコートなどは、気温が著しく下がる真冬にしか着ることはないでしょう。
そのため、12月から2月の真冬を除いた約9か月間は、ずっと自宅に保管することになります。

防虫や防カビなど対策が大変だから

冬物の代表格であるウールやカシミヤなどの動物性素材は衣類を食べる虫の大好物。
また冬物の衣類はかさばるため、風通しが悪くカビが発生しやすいです。
そのため、ほかの季節の衣類以上に防カビと防虫対策に気をつけなければなりません。

2. 冬物の保管におすすめの「クリーニング保管サービス」とは?

かさばる冬物の衣料を、誰かが全部預かってくれたら楽ですよね。
そんな方におすすめしたいのが、多くのクリーニング店で実施されている冬物の「保管サービス」です。
ここからは、保管サービスのサービス内容などを具体的にご紹介します。

保管サービスの特徴

クリーニングの保管サービスは、預かった衣類をそれぞれ適切な方法で洗濯し、そのまま専用の保管室で保管してくれます。
保管室の中は、カビが発生したり虫食いの被害に遭わないよう、空調設備がしっかり整えられています。
洗濯のプロにより室温と湿度が管理されているため、安心して預けられます。

冬服を保管している場合は、冬が近づくころに、冬物の衣服が手元に戻ってくるので、利便性も高いといえるでしょう。

保管サービスの料金相場

保管サービスを提供しているのクリーニング店のほとんどが、宅配型です。
また、保管料金は衣類の種類ごとに決まっているのではなく、種類を問わず預かる衣類の数で設定されていることがほとんどです。

宅配クリーニングの保管サービスにおける料金相場は以下の通りです。

【宅配クリーニング「保管あり」料金相場】
5点パック 9,000円
10点パック 13,000円
20点パック 21,000円

※すべて税込価格です。

衣類をたくさん預ければ預けるほど、1点あたりの料金がおトクです。

保管サービスの平均保管期間

保管サービスの平均期間は、約6か月から9か月です。
なかには、冬物を1年間保管してくれる宅配クリーニングもあります。

基本的に、預けている間は自由に衣類を出し入れしたり受け取ったりすることができません。
冬物をどれくらいの期間預かってほしいのかを考え、不安であれば、いつでも預けた衣類を受け取れるお店を選びましょう。

3. クリーニング保管サービスを利用するメリット

ここからは、クリーニングの保管サービスを利用するメリットについてご紹介します。

自宅のクローゼットが空き、スッキリする

冬物のなかでも特にかさばる衣類を「保管サービス」で預かってもらえば、自宅の収納スペースがスッキリします。

かさばる衣類が減れば、それだけで衣替えが楽になり、衣類も取り出すのもスムーズになります。

また、衣類は防カビや防虫対策のため、できるだけスペースに余裕をもって保管することをおすすめします。
収納スペースが狭いと、湿気やホコリがたまりやすく、その分、カビや虫が発生しやすい環境といえます。

特にかさばる衣料を保管サービスで預けておくと、空いたスペースを他の収納に活用できますよ。

クリーニング店だから提供できる最適な保管環境

クリーニング店は衣類や洗濯のプロです。
そのため、衣類にとって適切な環境やお手入れ方法についても熟知しています。

そんなプロに温度・湿度が適切に保たれた部屋で衣類を保管・管理してもらえれば、自宅で収納するよりも防カビ・防虫対策がしっかりできるでしょう。
保管期間が終わったら、衣類が最適な状態で受け取れるのもうれしいですね。

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4. クリーニング保管サービスのデメリット

一方で、宅配クリーニングの保管サービスにはデメリットもあります。
メリットとデメリットの両方を把握して、保管サービスを利用するかどうかを検討しましょう。

枚数指定があることが多い

保管を依頼できる数に決まりがあるのが、デメリットのひとつ。

先にお伝えしたように、多くの宅配クリーニングでは点数指定がされていることが多いです。
指定された枚数に満たなくても受け付けてもらえますが、たとえば5点パックを選択し4点しか依頼していない場合でも、料金は5点パックから変わりません。

定められたパック点数に達しない場合は、枚数指定ができる宅配クリーニングがおすすめです。

着たいときにすぐに手元にはない

預けた衣類は、注文時に定めた期日まで保管されます。
クリーニング店によっては、保管期間中、途中で衣類を返却することができない場合も。
もし、保管期間中、いつでも返却できるお店だとしても、返却をお願いしてから手元に届くまで数日かかるので、着たいときにはすぐ手元にないのもデメリットといえるでしょう。

寒くなってきたので、冬物が欲しい!という場合は、あらかじめスケジュールを先読みし、余裕を持って返却依頼を出す必要があります。

5. 特にかさばる冬物は宅配クリーニングの保管サービスへ!

宅配箱に入れる

冬物は非常にかさばるものが多いため、自宅での収納に悩んでいる方は多いでしょう。
さらに適切に保管しないとカビや虫食いの被害に遭うため、防虫・防カビ対策も行っておきたいところ。

そんなときにおすすめなのが、宅配クリーニングが提供している「保管サービス」です。
オフシーズンの間、かさばる衣類を洗濯のプロのもと保管してもらえるので、自宅の収納スペースがスッキリするだけでなく、衣類が長持ちします。

宅配クリーニング「RE:KURI(リクリ)」なら、自社工場で衣類を保管してもらえます。
自社工場にて1着ずつていねいに検品から洗濯・乾燥まで行い、キレイな状態のまま保管するので、次シーンまで安心して任せられますね。

リクリでは、保管を受け付けているのは9/1~2/28の間です。
ダウンジャケットなど特にかさばる衣類は、ぜひ「保管あり」コースで注文してください。
※3/1~8/31の間のみ「保管あり」コースを受け付けています。

保管サービスを賢く利用しながら、大切な衣類を長く愛用してくださいね。

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モンクレールのダウンジャケットに汚れが付着した場合、自宅で洗って落とすか、クリーニング店へ持ち込んだほうがいいのか悩みますよね。
高価な衣類でもあるので、無理に洗濯してダウンジャケットの寿命を縮めることは避けたいところ。

モンクレールのダウンジャケットは、非常に質が高いダウンや生地が使われているため、きちんとお手入れして正しく洗濯すれば長く着用できます。

この記事では、モンクレールのダウンジャケットを自宅で洗う方法を注意点とあわせてご紹介します。
また、クリーニング店に出したほうがよいかどうかについてもお伝えしますので、モンクレールのダウンジャケットを愛用している方は、ぜひご参考ください。

1. モンクレールのダウンは自宅でも洗濯できるが注意が必要!

モンクレールのダウンジャケットは特殊なダウンを使用しているため、基本的に「水洗い不可」の製品が多く自宅では洗えません。
しかし、なかには「水洗い可」の製品があり、水洗いできる場合は自宅でも洗えます。

ただし自宅で洗う場合には、いくつか知っておきたい注意点があります。

あくまで自己責任で洗濯する

ダウンジャケット着用男性

自宅で洗濯する場合、型崩れや、ダウンが傷つきボリュームがなくなっても自己責任。
モンクレールのダウンジャケットを購入した場合、1年間の「無償修理サービス」がついてくることがありますが、クリーニングによる破損は無償修理の対象外となる可能性も。
自分で洗濯する場合は、そのリスクを踏まえたうえで行いましょう。

洗濯機の全自動で洗うのはNG

モンクレールのダウンジャケットは、洗濯機を使って全自動で洗ってはいけません。

というのも、洗濯機にすべてを任せると、ダウンジャケットの表面の汚れだけでなく油分まで落としてしまうから。
ダウンの油分が落ちるとボリューム感がなくなってしまいます。

また、ダウンが偏ったり生地が傷んだりするため、全自動の洗濯はおすすめしません。

ダウンの内側にある水鳥のイラストは洗濯表示とは異なる

モンクレールのダウンジャケットには、洗濯について書かれた「洗濯表示」とは別に水鳥のイラストが描かれたラベルが縫い付けてあります。

ダウンジャケットの洗い方を確認するときは、必ず「洗濯表示」を確認しましょう。

商品によってはイラストに「水洗いをすればダウンジャケットがキレイになる!」と描かれている場合があります。
しかし、洗濯表示をよく見てみると「水洗い不可」の記載があるということも。

モンクレールのダウンジャケットに限りませんが、ご自宅で洗濯をする際は必ず洗濯表示を確認するようにしましょう。

手間や時間がかかる

ダウンジャケットを自宅で洗濯しようとすると、通常の衣類よりも多くの手間と時間がかかります。
なかでも乾燥には約4日もかかるんです。

〈洗濯の目安時間〉
  • 洗濯してすすぐ:約45分
  • 脱水:約1分
  • 平干し:約4日

ダウンジャケットはとにかく乾燥がポイント。
完璧に乾かさないと、カビが発生したりボリュームがなくなったり、ダウンジャケットの寿命が短くなります。

しかも、手間と時間をかけて洗濯したにもかかわらず、変色やへたりなど、失敗する可能性も。
そのため、大切なダウンジャケットは専門のプロにお願いした方が安心といえるでしょう。

2. モンクレールのダウンを自宅で洗濯する手順

品質が良く、高価なモンクレールのダウン。
クリーニング店にお願いするのがおすすめとはいえ、タイプによっては自宅で洗濯が可能なものもあります。

ここからは、自宅で洗えるタイプのダウンジャケットの洗い方をご紹介します。
ただし、洗濯はあくまで自己責任なので、その点には十分注意してくださいね。

洗濯液を用意する

液体洗剤

まずは、洗濯液を作りましょう。
ぬるま湯に、おしゃれ着用洗剤を混ぜます。

汚れた箇所に洗濯液をつけてこする

汚れが気になる箇所に先ほど作った洗濯液をつけて、毛の柔らかい歯ブラシで軽く叩きます。

シンクなどに水を用意して洗濯洗剤を溶かす

ダウンジャケットが浸かるくらいの大きさの洗面器や洗面台にぬるま湯をためて、おしゃれ着用洗剤を溶かします。

洗濯液に押し込み浸透させる

ダウンジャケットを洗面器または洗面台へ入れ、上から優しく押しながら洗いましょう。
中のダウンまで洗剤が染み込むよう、空気を抜きながら押し洗いします。

洗濯機で洗う

ダウンジャケットの中にしっかりと洗剤が染み込んだら、大きなバスタオルで包んで軽く水気をとり、洗濯ネットに入れ、洗濯機の「手洗モード」などの優しく洗えるモードで洗います。

洗った後は一番弱い力で約1分間脱水します。

必ず50度以下の乾燥機にかける

ダウンジャケットの生地を痛めないように裏返にし、50度以下に設定した乾燥機で、2時間くらいかけます。
ダウンジャケットの生地は熱に弱いため、温度が高いと傷んでしまうため注意が必要です。

シワがあればスチームアイロンを当てる

ダウンジャケットの生地にシワができていたら、スチームアイロンがおすすめ。
洗濯表示を確認し「アイロン不可」の記載がなければ、スチームアイロンが使用できます。
低温に設定し、シワの部分に必ず当て布をしてシワを伸ばすようにアイロンをかけましょう。

陰干しをする

乾燥機で乾かした後も、念の為さらに1日陰干しして乾かします。
色褪せしてしまう可能性があるため、直射日光を避けて干しましょう。

3. モンクレールのダウンはクリーニングに出すのがおすすめ

モンクレールのダウンジャケットを長持ちさせるためには、手洗いができるものであってもダウン専門のクリーニングに出しましょう。

クリーニングに持って行くのが手間な場合は、注文から受け取りまで自宅で完結する「宅配クリーニング」がおすすめ。
また、通常のクリーニング店よりも高級ダウンジャケットの洗濯実績が豊富なダウン専門のクリーニング店であれば、安心して依頼できるでしょう。

ダウンマイスターが超おトク

関連記事:モンクレールなど高級ダウンのクリーニング方法は?料金相場など

クリーニング料金の相場

ダウンジャケットのクリーニングは、通常コースと高級ダウンジャケット専用コースに分かれているケースがあります。
今回は、宅配クリーニングを利用した場合の料金相場をご紹介します。

一般のダウンジャケット
の宅配クリーニング料金
約3,000〜6,000円
高級ダウンジャケット
の宅配クリーニング料金
約7,000〜10,000円

※すべて税込価格です。

料金相場からわかるように、一般のダウンジャケット料金の方が安価に設定されています。
しかし、モンクレールのような高級ダウンジャケットは素材や製法に特徴がある分、洗濯には非常に高度な技術が必要です。

一般のダウンジャケットと同様に洗濯すると、ボリュームが大きく減ったり、ダウンが偏ったり、残念な状態で戻ってくる可能性も。

料金はかかりますが、できるだけ高級ダウン専門コースへ依頼するほうが安心でしょう。

クリーニングに出す頻度

高級ダウンジャケットは頻繁にクリーニングに出すと、生地にダメージを与えボリュームがなくなってしまいます。

クリーニング頻度の目安としては、年に1回、シーズンオフに出すのがよいでしょう。
どうしても汚れが目立つ場合は、都度クリーニング店に依頼しましょう。

クリーニング店の選び方

モンクレールのダウンジャケットは取扱いが難しいため、クリーニングをお願いするお店選びはとても重要です。
クリーニング店の中には、洗濯事故が起きたときのリスクを考慮し、高級ダウンジャケットをお断りしているところもあるほど。

通常のクリーニング店ではなく、モンクレールのダウンジャケットなど高級ダウンの洗濯実績が豊富なお店を探しましょう。

また、「ウェットクリーニング」を施してくれる店なら、より安心です。

ダウンジャケットを長持ちさせるには、皮脂・ダニ・カビを取り除き、清潔に保つ必要があります。
そのためには、通常水洗いできない衣類に施すドライクリーニングだけではなく、油溶性の汚れを落としてくれるウェットクリーニングも併せて施すのがおすすめ。

モンクレールのダウンジャケットをクリーニングに出すなら、ウェットクリーニングを施してくれる経験豊富なお店を選びましょう。

クリーニングに出す時に注意するポイント

クリーニングへ出すときは、必ずダウンジャケットの状態や損傷がないか先に確認しておきましょう。
というのも、クリーニングから返ってきたあとに損傷を発見した場合、クリーニングによるものかどうかがわかるためです。

トラブルを回避するためにも、クリーニング前後におけるダウンジャケットの状態確認は大切です。

4. モンクレールの洗濯は家庭よりも専門店へお任せ!

クリーニング店員OK

モンクレールのダウンジャケットは生地もダウンも非常に質が高いため、きちんと洗濯しお手入れをすれば長く愛用することができます。
「水洗い可」のダウンジャケットは自宅でも洗えないことはないですが、失敗するリスクを考えると専門のプロにお任せした方が安心です。

そこでおすすめなのが、宅配クリーニング「RE:KURI(リクリ)」が提供している高級ダウンジャケット専用コース「ダウンマイスター」です。
ダウンマイスターでは、モンクレールを含む全12種類の高級ダウンジャケットの洗濯を受け付けています。

CANADAGOOSE
MONCLER
MIZUSAWA
TATRAS
WOOLRICH
MACKINTOSH
MOORER
DUVETICA
PYRENEX
HERNO
STONE-ISLAND
PEUTEREY

ダウンマイスターコースでは、自社工場に届いた高級ジャケットを1着ずつ手作業で検品し、ダウンの状態をカルテに記載します。シミ抜き・洗い・色補正・乾燥まで職人が担当してくれるので、安心ですね。
さらに、オフシーズンの間は空調設備の整った自社倉庫で保管してくれるため、かさばるダウンの保管場所に困らないのも嬉しいポイントです。

モンクレールのダウンジャケットを長持ちさせるには、洗濯も保管も専門のプロにお任せするのが一番です。
1シーズンに1回は洗濯し、清潔でボリューム感のある状態で毎年着用しましょう。

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独特の風合いがおしゃれなムートンコートは毛皮製品のため、取り扱いが非常にデリケートです。

汚れが気になるからといって、なんとなく洗濯してダメにしたくはないですよね。
また、大切なムートンコートをできるだけ長持ちさせたいとお考えの方は多いでしょう。

ムートンコートは熱や水・光などに弱く、正しいお手入れ方法や洗濯方法を知らないと、ムートンコートの寿命が短くなって着られなくなってしまうこともあります。

今回は、ムートン素材の特徴や着用時の注意点、お手入れ方法や洗濯方法について詳しくご紹介します。
ムートンコートを長持ちさせたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

1. ムートンとはどんな素材?

ムートンコートの手入れや洗濯方法について知る前に、まずムートンという素材の特性を知ることから始めましょう。

ムートンとは羊の毛皮を加工したもので、表側が肌触りのいい皮、裏側はモコモコした保温性抜群の構造になっているものをいいます。

ムートンには、「リアルムートン(天然羊毛)」と「フェイクムートン(人工毛)」の2種類があり、それぞれ詳しくご紹介します。

リアルムートン(天然羊毛)の特徴

羊

「リアルムートン(天然羊毛)」とは、本物の羊の毛皮を利用しているものをいいます。

保温性に優れているため、寒い冬でも暖かさをしっかりキープしてくれます。
一方で、汗を吸収し外へ逃す効果もあるため、快適に着用できるでしょう。

着るたびに独特の風合いが増すのが魅力ですが、一方で本物の皮ということもあり値段が高いというのも特徴です。

フェイクムートン(人工毛)の特徴

「フェイクムートン(人工毛)」とは人工的に作られたムートンのことで、主にフェイクファーとフェイクスエードを組み合わせて作られたものをいいます。

リアルムートンと同じく保温性に優れているほか、軽く、リアルムートンよりも安価で購入できるといった特徴があります。
また、動物性の素材ではないため虫食いやカビの被害に遭いにくく、製品によっては自宅で洗えカンタンにお手入れできるものもあります。

2. ムートンのお手入れポイント

独特な風合いが楽しめるムートンコート。
リアルムートン(天然羊毛)もフェイクムートン(人工毛)も長く愛用していくためには、日ごろから正しいお手入れをすることが大切です。

ここでは、ムートン素材をお手入れする際に注意したい6つのポイントをご紹介します。

熱を与えない

ムートンを含む革製品は、熱に非常に弱いです。

アイロンをかけたり乾燥機に入れて乾かしたりすると、熱収縮を起こし生地が傷み、破れる恐れがあります。
もし、シワがついたり水で濡れたりしてしまっても上記のような対応はせず、クリーニング店などプロにお願いするようにしましょう。

水に濡らさない

ムートンを含む革製品は水にも弱く、濡れると変色したり、水シミになってしまうことがあります。

雨や雪で濡れたり飲み物をこぼしてしまったりしたときは、まず水をしっかり切り、タオルで擦らないように優しく押すように拭きましょう。そのあとは、ハンガーに吊るして陰干しし、自然乾燥させます。

他のアイテムと摩擦させない

ムートンを含む革製品は、摩擦に非常に弱く、生地が傷みやすくなります。
意外かもしれませんが、腕時計と袖のわずかな摩擦や満員電車の他の人との摩擦にも注意が必要です。

洗濯ネットに入れる

フェイクムートンに限りますが、洗濯表示を確認して「洗濯可能」であれば、ムートンコートは自宅でも洗濯できます。

洗濯機で洗う場合は、型崩れや生地の痛みや破れを防ぐために必ず「洗濯ネット」に入れてから洗いましょう。
また、洗濯ネットに入れるのは、ムートンコートの毛が排水溝に詰まってしまうのを防ぐという理由もあります。

取扱いが非常に難しいムートンは、クリーニング店にお願いするのが一番ですが、濡れてしまいすぐに洗わないといけない場合にだけ行うようにしましょう。

光に長時間当てない

ムートンは紫外線に弱く、長時間日に当たると変色する恐れがあります。
急いで乾かしたくても、直射日光に当てて乾かさないようにしましょう。

また、蛍光灯からも微量に紫外線が発生しているため、蛍光灯の近くでムートンコートを保管するときも注意が必要です。
蛍光灯の下、もしくは日光が当たりそうな場所で長時間保管する場合は、通気性・遮光性のあるカバーをかけて保管しましょう。

光に長時間当てない

ムートンは紫外線に弱く、長時間日に当たると変色する恐れがあります。
急いで乾かしたくても、直射日光に当てて乾かさないようにしましょう。

また、蛍光灯からも微量に紫外線が発生しているため、蛍光灯の近くでムートンコートを保管するときも注意が必要です。
蛍光灯の下、もしくは日光が当たりそうな場所で長時間保管する場合は、通気性・遮光性のあるカバーをかけて保管しましょう。

化粧品や香水をつけない

ムートンを含む毛皮製品には、匂いを吸収する性質があります。
そのためムートンコートに香水や化粧品が付くと、匂いが残りやすく、シミや変色の原因にもなります。
タバコを吸うときや防虫剤を利用するときも、注意が必要です。

3. 日頃のお手入れ方法

ムートンコートは、日頃からお手入れをすることで、長持ちします。
着用していなくても、定期的にお手入れをするようにしましょう。

続いては、自宅でできるムートンコートのお手入れ方法についてをご紹介します。

埃・チリ・ゴミを除去する

ムートンコートを着用して帰宅したら、コートを脱ぎ軽く数回振ってホコリを落としましょう。
毛の間に挟まったホコリは、掃除機で吸い取ったり布団叩きで軽く叩いたりするとより効果的です。

粘着シートがついたロールクリーナーは毛が抜ける恐れがあるため、使用は避けましょう。

ハンガーにかけて陰干し

ムートンコートは、毛皮が押しつぶされないよう他の衣類とは間隔を空け、肩が太いハンガーにかけてクローゼットに保管します。

また定期的に風通しのよい場所で陰干しし、湿気を取り除きましょう。
湿気を放置したままクローゼットにしまうとカビが生える原因になります。

ブラッシングをして毛並みを整える

洋服ブラシ

ムートンコートの柔らかい肌触りと美しい毛並みを保つには、洋服ブラシによるブラッシングが効果的です。

毛の表面を傷めないよう霧吹きで少し湿らせ、優しくブラッシングしましょう。
上から下へ丁寧にブラシをかけ、できるだけ毛と毛の間に空気を通すようにし、毛並みを整えます。

ダマになっている箇所は、無理やりブラッシングしようとすると毛が抜けたり毛が傷んだりするため、優しくほぐします。

こまめにブラッシングをすることで、ホコリや匂いを落とし、風合いが長持ちしますよ。

拭き掃除をする

シーズン中でもある冬場は、ムートンコートの裏側を定期的に拭きましょう。

まず、ぬるま湯にタオルを浸してよく絞ります。
表の皮まで濡らさないよう、裏側の毛並みに沿って軽く拭きます。
最後に、洋服ブラシで軽くブラッシングをして毛並みを整えましょう。

4. ムートンコートの洗濯のやり方

ムートンコートは、洗濯表示を確認して水洗いが可能な場合は自宅で洗っても大丈夫ですが、注意事項をしっかり守って対応しましょう。
リアルムートン(天然羊毛)とフェイクムートン(人工毛)では洗濯方法が異なるため、しっかりおさえておきましょう。

部分的な汚れの場合

■リアルムートン(天然羊毛)の場合
食べこぼしなどのシミがついてしまった場合は、乾いたハンカチやタオルで軽く叩いたり、優しく押して水分を取り除きます。
そのあとのシミ抜きや洗濯は、クリーニング店にお任せしましょう。

■フェイクムートン(人工毛)の場合
軽い汚れが付着した場合は、まず約30℃のぬるま湯におしゃれ着洗剤、またはウール専用洗剤を溶かします。

洗剤を溶かしたお湯にタオルを浸し、汚れの部分を軽くたたくようにして拭き洗いをします。
汚れが落ちたら、濡れたタオルで優しく洗剤成分を拭き取りましょう。

ペンのインクや化粧品など油溶性の汚れが付着した場合は、ドラッグストアなどで購入できる「ベンジン」を使って汚れをとります。
ベンジンを含ませたタオルや毛の柔らかいブラシで軽く叩き、その後、おしゃれ着洗剤またはウール専用洗剤を含ませたタオルで拭き取ります。
拭き取った後は、濡れたタオルで優しく拭いて洗剤を落としましょう。

どうしてもシミが取れない場合はムートンを取り扱っているクリーニング店へお願いするのがおすすめです。
無理に自分でキレイにしようとすると、かえって汚れが悪化する場合があります。

家庭での洗濯のやり方

これはフェイクムートン(人工毛)のみに限りますが、フェイクムートン(人工毛)を水洗いする際は、以下の手順で「手洗い」で行いましょう。

  • 洗面器に30℃くらいのぬるま湯を入れて、おしゃれ着用洗剤またはウール専用洗剤を溶かす
  • ムートンコートを洗面器に入れて、優しく手で押し洗いする
  • 洗面器のぬるま湯を変えながら、泡が出なくなるまですすぐ
  • 洗面器に再びぬるま湯を入れて柔軟剤を入れて混ぜる
  • ムートンコートを入れて優しく押しながら柔軟剤を染み込ませる
  • タオルで包んで軽く水気を切り、洗濯機に入れて「一番弱い設定」で1分間脱水する
  • 洗濯機からすぐに取り出し、風通しのいい場所で陰干しする

干すときは、肩が厚いハンガーを使用し、専用ブラシで毛並みを優しく整えてから干してください。
また直射日光が当たらないように干す場所にも注意しましょう。

ムートンコートは非常にデリケートな素材なため、自宅で洗濯できても、ちょっとしたことが原因で型崩れや生地の痛み・破れにつながってしまうことも。
大切なムートンコートが痛むのが心配な方は、ムートンを取り扱うクリーニング店へ持っていく方が安心でしょう。

クリーニングに出す際の要注意ポイント

ムートンコートをクリーニングに出すときは、毛皮専門の「パウダークリーニング」メニューがあるか確認して依頼しましょう。

パウダークリーニングとは、油脂や色素が少ない植物の成分から作られたパウダーに洗剤を染み込ませ、洗濯機に入れてパウダーに汚れを吸着させる洗濯方法です。

毛皮にドライクリーニングを施すと、皮部分の必要な脂まで取り除かれ、生地が硬くなり破れてしまうことも。
また、毛の艶がなくなったり、パサついてしまう場合もあるので、パウダークリーニングであれば、ダメージを最小限に抑えられます。

また、クリーニングに出す前は、自身のムートンコートの色合いや破損しているところがないか、状態をしっかりと確認しておきましょう。
クリーニングに出す前と後で確認すれば、万が一ムートンコートに損傷やダメージを発見した場合に、クリーニングによるものなのかどうかがわかります。

クリーニング事故を回避するためにも、クリーニング前後の確認は大切です。

5. ムートンコートのお手入れや洗濯に迷ったらプロへ相談を!

ムートン

ムートンコートのムートンには「リアルムートン(天然羊毛)」と「フェイクムートン(人工毛)」の2種類があり、どちらも保温性と独特の風合いが魅力。
それぞれに特徴がありますが、基本的なお手入れは同じで、日頃からほこりをとったりブラッシングをしたり、水や熱、光に気をつけることが大切です。

汚れがついた際は、軽い汚れなら自分での対処も可能であり、フェイクムートンには、自宅での洗濯が可能なものもあります。
しかし、ムートンコートの風合いをそのままに長く愛用するなら、お手入れや洗濯はプロに依頼するのがおすすめです。

特にオフシーズンになったら、クリーニングに出して目に見えない汚れをしっかり落としてから、保管するようにしてください。
汚れやシミを放置したまま保管すると、カビや変色の原因につながります。
定期的なお手入れと専門のクリーニング店での洗濯で、ムートンコートを長く愛用してください。

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高級ダウンブランドとして人気が高いモンクレール。
とても高価なアイテムのため、お手入れ方法も気になりますよね。

高級ダウンは、非常にデリケートで繊細な素材を使っています。
そのため、通常のダウンジャケットと同じ方法でクリーニングすると傷んでしまうことも。
できれば、高級ダウンジャケットを扱う専門店に依頼し、適切な方法でクリーニングしてもらうのがおすすめです。

この記事では、モンクレールや高級ダウンジャケットのクリーニング方法についてご紹介します。
クリーニング頻度や料金相場もご紹介もしますので、ぜひ参考にしてください。

1. 高級ダウンジャケットはウェットクリーニングをするのが基本

水洗い

モンクレールのような高級ダウンジャケットは、水を使ったウェットクリーニングを行うのが基本です。
ドライクリーニングの場合、ダウンジャケットのなかの油分を落としてしまうので、保温性などの性能が落ちてしまう場合があるんです。

高級ダウンジャケットをクリーニングに出す場合は、ウェットクリーニングで対応ができるお店を選びましょう。

ウェットクリーニングって何?

ウェットクリーニングとは、衣類へのダメージを最小限に抑えつつ、衣類の汚れを落とす特別な溶剤と水を使って洗濯する方法のことをいいます。

衣類へのダメージとは、衣類の素材を傷つけたり型崩れさせたりすること。
自宅で洗濯する場合、どんなに気をつけていても衣類へダメージを与えてしまう可能性がゼロではありません。
しかし、クリーニング店なら衣類について熟知したプロが洗ってくれるため、衣類へのダメージを抑えながら汚れを落とすことができます。

ウェットクリーニングが良い理由

高級ダウンジャケットにウェットクリーニングがおすすめなのは、汗ジミなどの汚れを落とすのに適しているから。

ドライクリーニングでは、水溶性の汚れは落とせないため、汗ジミを落とすことができません。
また、ドライクリーニングの溶剤は石油が原料であることが多く、衣類に負担をかけずに優しく洗い上げる反面、ダウンジャケットに使用されている羽毛の油分が落ちやすいという特徴も持ち合わせています。

そのため、高級ダウンジャケットを清潔に保つためには、ウェットクリーニングが最適なのです。

必ずウェットクリーニングに対応しているお店に出すこと

モンクレールなどの高級ダウンジャケットは、できるだけ長く着続けたいですよね。

長く着続けるためには、汚れを落とすだけでなく、ダニやカビの繁殖を防ぎ清潔な状態を保つことが必要不可欠。

ただし、高級ダウンジャケットを洗濯するのはプロでも難しいといわれています。
水洗いをすることで、艶やボリュームがなくなったり、変色してしまうことも。
そのため、お店によっては、高級ダウンジャケットを受け付けていない場合もあります。

高級ダウンジャケットをクリーニングに依頼するときは、経験豊富なお店や確実にウェットクリーニングで仕上げてくれるお店を選ぶようにしましょう。

2. 高級ダウンジャケットのクリーニングを受け付けていない店も多い

ダウンジャケットのウェットクリーニングに対応していても、モンクレールなどの高級ダウンジャケットは受け付けていないクリーニング店もあります。
受け付けていない理由としては、以下が挙げられます。

  • 1着ずつ手洗をするなど、通常のダウンジャケットよりも手間と時間がかかる
  • 素材はナイロン・ポリエステル・ダウン・フェザーなど様々であり、素材にあったクリーニングができる技術力と知識がある職人が必要
  • ダウンジャケット自体の価格が高価であり、万が一トラブルが起きた際、補償が高額になる

このような理由から、高級ダウンジャケットを取り扱えるお店は少ないのが現状です。

3. 高級ダウンジャケットをクリーニングに出す頻度

モンクレールなどの高級ダウンジャケットは、1年の間に1度でも着た場合は、衣替えでしまう前に1回クリーニングへ出しましょう。
目には見えなくても、ダウンジャケットは1度着ただけで汗やホコリが付着しています。
そのまま収納すれば、ダウンジャケットの生地にダメージを与えてしまうでしょう。

とはいえ、頻繁にクリーニングするとダウンの羽軸や生地が傷み、ジャケット全体のボリュームがなくなってしまいます。
しまう前のタイミングでクリーニングに出すのがおすすめです!

もし、目立つ汚れやシミがついた場合は、カビやダニが発生する原因になるため、早めにクリーニングへ出した方が良いでしょう。

4. 高級ダウンジャケットのクリーニング料金相場

モンクレールなどの高級ダウンジャケットは、一般的なダウンジャケットと同じ料金で洗ってくれるお店もあれば、専用コースでの扱いになるお店もあります。

宅配クリーニングで依頼した場合の料金相場は以下の通りです。

一般のダウンジャケット
のクリーニング料金
約3,000〜6,000円
高級ダウンジャケット
のクリーニング料金
約7,000〜10,000円

※すべて税込価格です。

一般のダウンジャケットと同じ料金で洗ってもらった方が費用を抑えられますが、先ほどもご説明した通り、高級ダウンジャケットは非常に繊細で高度な技術が必要です。
安い料金で洗濯すると「預ける前と比べてボリュームが減った!」「型崩れしている!」などと失敗して戻ってくる場合もあります。

費用が高くても、高級ダウンジャケットを専門に取り扱う経験豊富なお店へ依頼したほうがよいでしょう。

5. 心配な方は正規直営店でクリーニングするのが良い

直営店では、自社ブランドの商品をクリーニングする専用のサービスが提供されています。

安心してお任せできるクリーニング店が見つからない場合は、直営店のクリーニングに依頼しましょう。
出来上がりまで2〜3週間以上かかるうえ、料金相場が10,000円(税込)程と高めですが、各ブランドの直営店が提供するクリーニングという安心感があります。

信頼できそうなお店がない場合の最終手段として、直営店への依頼も検討しておきましょう。

関連記事:高級ダウンは任せて安心!専門の「ダウンマイスター」へ

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6. クリーニング後の保管方法

クリーニングから戻ってきたダウンジャケットをクローゼットにしまうとき、正しく保管しないと、カビやダニが発生する場合があります。
また、ダウンジャケットのボリュームが落ちて寿命が短くなる可能性も!

ダウンジャケットを収納するとき、ダウンの羽軸が壊れて保温性を下げないよう圧縮袋の使用は避けましょう。
また、ダウンが傷むため、畳んで衣装ケースの中にしまう方法も、あまりおすすめしません。
不織物のカバーで包み、ハンガーにかけてクローゼットの中へしまいましょう。
さらに、他の衣類とはある程度のスペースを空けて防虫剤と一緒に保管し、湿気が溜まらないようにしてください。

7. モンクレールを含む高級ダウンジャケットは経験豊富なお店でクリーニングを!

ダウンジャケット

モンクレールなどの高級ダウンジャケットは、品質を損なわないためにも正しくクリーニングする必要があります。
間違ったクリーニングをしてしまうと、せっかくの高級ダウンも保温性が低下したり、型崩れや変色してしまうことも。

クリーニング後に後悔しないためにも、正しい知識を持ち、安心して任せられるクリーニング店を選ぶのが大事!

宅配クリーニング「RE:KURI(リクリ)」には、高級ダウンジャケットを専門に取り扱う最高峰のサービス「ダウンマイスター」があります。ダウンジャケット1着につき、1人の職人が全工程を担当してくれます。

自社工場にダウンジャケットが届くと、まず手作業で1着ずつ検品し、状態やサイズなどを細かく記載したカルテを作成します。
その後、ダウンジャケットの素材や汚れの種類によって適切な方法で洗濯してくれます。
着用中のスレ・こすれが原因の白化(生地が白く剥げてしまう)は色補正をしてくれ、その他にも汗抜き加工や撥水加工、保管まで含まれているので、まるっとお任せできるのも嬉しいポイントです。
モンクレール含む12種類のブランドの高級ダウンジャケットは、すべて「ダウンマイスター」コースで洗濯してくれますよ。

お手持ちのダウンジャケットを長持ちさせるには、とにかく経験豊富で安心しておまかせできるお店へ依頼するのが一番です。
1シーズンに1回はクリーニングに出し、毎シーズン暖かい高級ダウンジャケットを愛用してくださいね。

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お気に入りのTシャツはできるだけ長く着たいですよね。
しかし大抵の場合、しばらく着続けると襟や裾がヨレてしまい、見た目も悪くなります。

しかし、Tシャツの洗濯方法や干し方を工夫するだけで、ヨレを防ぎ長持ちさせることができます。

今回は、Tシャツを長持ちさせる洗濯方法のコツを詳しくご紹介します。

1. Tシャツを洗濯する前に、まずは洗濯表示を確認

お気に入りのTシャツを長持ちさせるためのポイントは、洗い方。
ただ洗濯機に入れて回すだけになっていませんか?

Tシャツは自宅の洗濯機で気軽に洗えそうですが、素材によっては洗えないことも。

まずは、Tシャツの「洗濯表示」を確認し、水洗いができるかを確認しましょう。
水洗い不可の場合は、クリーニング店に依頼します。

洗濯表示の見方については以下の記事で詳しくご紹介していますので、併せてご覧ください。
関連記事:新しくなった「洗濯表示」全41種の見方を徹底解説!

2. Tシャツを長持ちさせる洗濯方法

ドラム洗濯機からTシャツを出す

ここからは、Tシャツを長持ちさせるための洗濯方法をご紹介します。
普段の洗濯にひと手間加えるだけなので、ぜひ取り入れてみてください。

Tシャツを裏返す

Tシャツを裏返すようにしましょう。
Tシャツは肌に直接触れるため、表側よりも裏側に汗や皮脂汚れが多くつきます。
こうすることで、洗剤や水が汚れている面に染み込みやすくなります。
また、裏返しすることで色あせ防止にもなり、こすれによるプリントの剥がれも防げます。

洗濯ネットに入れる

裏返したTシャツは洗濯ネットに入れてください。
洗濯ネットを使うことで、他の衣類と絡まることがなく、生地や襟が伸びるのを防げます。

ただし、ネットに入れると洗浄力が弱くなるので、汚れが目立つ部分がある際は、先に部分洗いをしておきましょう。

おしゃれ着用洗剤を使う

Tシャツは通常の衣類用洗剤でも洗濯可能ですが、おしゃれ着用洗剤を使う方が長持ちします。

というのも、通常の衣類用洗剤は「弱アルカリ性」で洗浄力が強いものの、その分生地へのダメージが大きいのが特徴です。
一方おしゃれ着用洗剤は、「中性」で洗浄力は通常の衣類用洗剤より劣りますが、生地への負担が軽減できるので、やさしく洗い上げることができます。

漂白剤は使わない

Tシャツの洗濯表示を確認し、漂白剤の使用が可能であれば、酸素系漂白剤を用いて大丈夫ですが、プリントや柄がついたTシャツは、色移りや色落ちする可能性が高いため、漂白剤の使用はおすすめしません。

色柄物に対応している漂白剤もありますが、Tシャツのプリントや生地の色にダメージを与えるリスクがゼロではないため、

Tシャツを長く着たい場合は使用を避けましょう。

脱水時間を短くする

洗濯機で脱水するときは、できるだけ脱水時間を短く設定しましょう。

脱水にかけると衣類の水分が遠心力で飛び、その際に生地が伸びたり傷んだりする恐れがあります。
脱水時間を長くした方が早く乾きますが、生地が受けるダメージは大きくなります。
そのため、脱水は一番弱い力で約30秒ほどかけるのがおすすめです。

3. Tシャツを長持ちさせる干し方のコツ

Tシャツを長持ちさせるためには、干し方も重要なポイントです。
適切な干し方をしないと、水分の重みで生地や襟がヨレたり、日に焼けて色あせする場合も。
続いては、洗濯が終わったあとのTシャツの干し方についてご紹介します。

洗濯が終わったらすぐに取り出す

洗濯後のTシャツは、すぐに洗濯機から取り出して干しましょう。
ついつい他のことをしていると、洗ったまま、しばらく洗濯機の中で放置してしまった、なんて経験ありませんか?

生乾きのまま放置するとニオイやシワの原因となります。
雑菌が繁殖してニオイが発生してしまうと、もう一度洗濯しないといけなくなるので、要注意です。

厚めのハンガーにTシャツの裾からくぐらせる

Tシャツをハンガーにかけて干すときは、型崩れしないように厚めのハンガーにかけるのがおすすめ。

厚めのハンガーがない場合は、細いハンガーにタオルを巻いて代用しましょう。

Tシャツをハンガーにかけるときに絶対にやってはいけないのが、襟の部分を伸ばしてハンガーにかけること。
これは、襟がヨレる原因となるのでやめましょう。
手間ですが、Tシャツの裾からハンガーをくぐらせてかけるようにしてくださいね。

色の濃いTシャツは裏返しにして陰干しする

色の濃いTシャツやプリントがついているTシャツは、裏返して陰干しするのがおすすめです。

Tシャツの模様やプリントは、紫外線の影響で色あせする場合があります。
裏返しにして干すことで色褪せが防げ、Tシャツが長持ちします。

たとえ、日差しが弱い日や曇りの日であっても紫外線は降り注いでいるので、裏返しにして干すようにしましょう。

ヨレてしまった場合はスチームアイロンで整える

Tシャツがヨレてしまった場合は、スチームアイロンで整えましょう。
熱によりTシャツの繊維が縮むため、首回りや裾のヨレを元に戻すことができます。
スチームアイロンをかける際は、縦方向に撫でるようにアイロンをかけましょう。横向きにアイロンをかけると、伸びの原因になります。

ただし、洗濯表示でアイロンが使用できない衣類や、プリントTシャツは、熱に弱い素材のため、スチームアイロンは避けたほうがよいので、気をつけてください。

4. Tシャツを長持ちさせるたたみ方と保管方法

Tシャツをたたむ

Tシャツを長持ちさせるには、洗濯後の保管方法にもポイントがあります。
それほど手間はかからないため、適切なたたみ方や保管方法を学んで実践しましょう。

型崩れや伸びを防ぐため、たたんで収納

Tシャツを長持ちさせるためには、ハンガーにかけず、たたんで収納するのがおすすめ。
ハンガーにかけると、Tシャツの肩の部分にハンガーの跡がついてしまうことも。
また、Tシャツ自体の重みで全体的に伸びるため、Tシャツはハンガーにかけずに保管するのがおすすめです。

引き出しの高さに合わせてコンパクトにたたむ

背中側を上にして、左右から内側に折り込み、裾から首元に向かって半分になるようにたたみましょう。
手順は以下を参考にしてください。

〈Tシャツのたたみ方〉
  • 平らな場所にTシャツを置く
  • 右側の袖と身ごろをセンターラインに向けて折り込む
  • 左側の袖と身ごろをセンターラインに向けて折り込む
  • 裾を襟のところまで持っていく
  • 下側を襟のところまで持っていき、さらに半分にたたむ

また、プリントTシャツはプリントや模様が他の衣類との摩擦でこすれるのを防ぐため、プリントを内側にして折りたたむようにしましょう。

クローゼットやタンスに立ててしまう

たたんだTシャツはクローゼットやタンスの中に立ててしまいましょう。
立てて収納すると、上に他の衣服を積み重ねたときのように重みがかかることがなく、いざ着るときにも目当てのTシャツを見つけやすく取り出しやすいです。

たたみシワができないように、あまり詰め込みすぎないようしましょう。

5. 洗濯から保管まで、Tシャツを長持ちさせるポイントを実践しよう

Tシャツを長持ちさせる洗濯方法をご紹介しました。
洗い~保管まで、どれも普段の洗濯にひと手間加えるだけで実践できるので、ぜひ参考にしてください。

わざわざクリーニングに出さなくてもおうちで洗濯することができるTシャツですが、ワンランク上の仕上がりで長く愛用したいTシャツは、クリーニングにお願いするのも手です。

特に忙しい方におすすめしたいのが、宅配クリーニング「RE:KURI(リクリ)」です。
リクリでは、洗濯における工程をすべて自社工場で行っており、1点ずつ手作業でしっかり検品し、素材や状態に合わせて最適な方法で洗濯してくれます。
そのため、Tシャツがふんわりと気持ちよい肌ざわりに仕上がりますよ。

Tシャツは、自宅できちんとお手入れすれば想像以上に長く着られるものです。
ていねいに洗濯し、時間がなければ宅配クリーニングに依頼することで、お気に入りのTシャツを長持ちさせましょう。

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久しぶりにクローゼットから衣類を取り出したら、「カビが生えている!?」
こんな経験はありませんか。

衣類にカビが発生すると、他の衣類にもカビが移っている可能性もあります。

カビは放置すると、非常に取れにくくなるため大変厄介です!
そのため、カビを発見したら早めの対処が必要です。

この記事では、衣類に付着するカビの原因と対処法、予防方法についてご紹介します。
カビを見つけたらどんな風に対処すればよいか、ぜひ参考にしてくださいね。

1. カビが生えた服から他の衣類にもカビは移る?

残念ながらカビは他の衣類にも移ります。
というのも、カビは衣服に付着し、そこで根を張り発芽します。そして、放った胞子が別の衣類に付着し増殖するのです。

そのため、一箇所でもカビが発生すると、他の衣類にもカビが発生している可能性が高いでしょう。
まずは、カビが発生しやすい条件についてご紹介します。

クローゼットや洗濯機の中でカビが移る可能性がある

カビは、気温20℃以上、湿度70%以上、ホコリなどの栄養源がたくさんある場所を好み、繁殖します。

湿気が多いクローゼットの中はもちろん、実は洗濯機の中でもカビが発生する場合があります。

クローゼットの中は常に換気や除湿をしているのに、なぜかカビが発生した!
そんな場合も洗濯機が原因ということも。

洗濯槽の裏側は思った以上に汚れており、カビが繁殖しやすい環境です。
気付かずにそのまま衣類を洗濯すると、カビの菌が衣類に付着し、クローゼットやタンスの中へしまわれるのです。
その結果、クローゼットやタンスのなかで、知らない間にカビが増殖します。

カビが発生しやすい条件は気温・水分・汚れ

カビは、気温・水分・汚れの3つの条件がそろうと、発生しやすいです。
具体的には、以下の状況がカビにとって居心地がよい環境といわれています。

  • 気温または室温が15〜30℃
  • 空気中に含まれている水分が多い(湿度が70%以上)
  • 髪の毛や皮脂汚れが溜まっている

冬は外気の温度が上がらないため、3つの要素が揃わず、洗濯物が乾きにくくなるのです。

気温と湿度が高い梅雨や秋は要注意

カビが発生しやすいのは、梅雨または秋の時期です。

これらの時期は特に、洗濯槽やクローゼットのメンテナンスを徹底しましょう。
洗濯槽は、梅雨や秋の時期に入る前に丸洗いします。
クローゼットの中には市販の除湿剤または除湿機を置いて、湿気を逃がして温度を下げ、空気が循環できるようにしましょう。

2. カビの生えた衣類の対処方法

カビが生えた衣類を、もう一度着るにはどのように対処すればよいでしょうか?
実は、衣類に付着するカビには「白カビ」と「黒カビ」の2種類があり、それぞれ対処方法が異なります。
白カビと黒カビの特徴と対処法についてご紹介します。

白カビの場合

白カビは、生地表面に発生することが多く、見た目も白いカビです。

叩くだけで比較的簡単に落とせますが、胞子をまき散らさないよう外で叩きましょう。
また、生地表面を叩くだけでは、白カビが完全に取り除けていない可能性もあるため、再びカビが生えないようにクリーニング店で洗ってもらうか、自宅で水洗いしてカビをしっかり除去してください。

黒カビの場合

黒カビは、衣類に付着したときに深く根を張るため落とすのが大変です。
自宅洗いでは、完全に取り除くことが難しいため、クリーニング店へお願いするのがおすすめ。

自宅での応急処置として、酸素系漂白剤で落とすのが効果的ですが、洗濯表示に漂白剤不可と記載されている場合や、色落ちが心配なためあまり使用したくないときには、早めにクリーニング店へ依頼しましょう。

また、依頼するときは、クリーニング店の方にカビが生えた箇所をきちんと伝えることも忘れずに。

カビの生えていない衣類と一緒に洗濯しないよう!

衣類についたカビは、胞子を空気中に放ち、また別の衣類に付着し、どんどん増えていきます。
なので、クローゼットの中でカビをみつけると、他の衣類にもカビが移り、増えていきます。

また、カビが生えた衣類と生えていない衣類を一緒に洗濯すると、衣類全体にカビが移ってしまうので要注意。

カビを見つけたら、まず手洗いや染み抜きでカビ自体をできるだけ除去します。
その後に、他の衣類と分けて洗うようにしてくださいね。

3. カビの発生を防ぐ!洗濯・収納の7つの対策

衣類にカビが生えると、取り除くのに手間がかかるうえ、他の衣類にも移ります。
カビの発生を防ぐためにも、日頃から気をつけたい7つの対策をご紹介します。

洗濯機の洗濯槽を定期的に掃除する

洗濯機

洗濯機の洗濯槽にカビが繁殖していると、洗った衣類にもカビが付着する恐れがあります。
そのため、できれば1か月に1回 洗濯槽の掃除をしましょう。
忙しい場合でも、少なくとも2か月に1回は掃除したほうがよいです。
特に、カビが発生しやすい梅雨や秋の時期には、こまめに掃除するようにしてくださいね。

一度着た服は必ず洗濯する

衣類は、一度着ただけでも汗や皮脂汚れがつきます。
汗や皮脂汚れはカビの好物。洗わず放置すると、カビが汚れを栄養分として食べ、どんどん増殖します。

夏場だけでなく冬場でも、一度着た衣類はできるだけ洗濯してからクローゼットにしまいましょう。

オシャレ着やニット素材など、デリケートな素材の衣類は。着るたびに洗うとダメージが蓄積され、型崩れを起こしたり繊維が傷つき、長持ちしなくなります。
長く着れるように、5回着たら1回洗うなど、洗濯頻度を決めておくのも手です。
また、自宅で洗濯できない場合は、月に1回クリーニングへ出すか、着るたびに洗濯ブラシでお手入れしましょう。

関連記事:カビがついた衣類などをクリーニングに持ち込む時の注意点とカビ対策

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クリーニングに出した場合はすぐにビニールを外す

クリーニングに出した衣類が返ってきたとき、ビニールのカバーがついてきます。
このカバーは、ホコリ除けに被せているもので、通気性が悪く、長時間つけているとなかの湿度が上昇します。
湿度が上昇すると、カビが発生する環境が整ってしまうため、クリーニングから返ってきた衣類のビニールは早めに外しましょう。

クローゼットを清潔に保つ

衣類をしまうクローゼットのなかは、常に清潔にしておきましょう。

クローゼットは閉めていることが多いので、ホコリが溜まりやすく、湿度も高いです。
カビは、汗や皮脂汚れの他にもホコリも栄養分として食べるので、クローゼットの中はこまめに掃除し、クローゼットの中の空気を入れ替えるなど、清潔にしておくこともポイントです。

クローゼットは衣類を詰め込まずに風通しをよくする

クローゼットのなかは、衣類をぎゅうぎゅう詰めにして保管するのではなく、できるだけ隙間を開けて保管するようにしましょう。
というのも、隙間がないと湿気がこもりやすくなり、カビが発生しやすい環境になってしまいます。

もし、収納スペースに余裕がない場合は、クリーニング店の「保管サービス」を利用するのもおすすめ。
保管サービスは、かさばる衣類を温度・湿度管理された環境下で、オフシーズンの間保管してくれるため、自宅の収納スペースがすっきりするうえに、カビや虫食いの心配がなく安心です。

また、戸建の住宅の方は、衣類はできるだけ1階よりも2階で、かつ南側に面した部屋で保管するようにしてください。
2階の方が部屋の窓を開けたときに風通しがよくなり、日当たりもよいので、カビが増殖しにくい環境となるためです。

除湿剤、除湿器などを使用する

クローゼットのなかやクローゼットがある部屋に市販の除湿剤や除湿機を置いて、除湿するのも効果的。
カビは、湿気のある環境を好みます。
湿度が70%以上の環境だとカビが繁殖しやすくなるので、除湿剤や除湿機を活用しましょう。

衣替えの際に掃除や換気をする

日々のお手入れが手間だという方は、衣替えのタイミングを上手く使うのも手です。

年に2回クローゼットをリセットし、家で洗える衣類は除菌して洗濯。家で洗えない衣類や大切に着たい服はクリーニングに出します。
そうすることで、カビの発生を防ぐことができますよ。

4. カビは除湿を中心に対策を!発見次第すぐに対処を!

除湿器

服についたカビはそこで根を張り、そのまま放置すると衣類の色が薄くなったり、穴があくなど、衣類自体を傷めてしまいます。
カビを見つけたら、早急に対処しましょう。

できればクリーニング店へ依頼して、プロにシミ抜きをしてもらった方が安心です。
そのときにスタッフへ、カビが付着していることや、カビが生えた場所を伝えましょう。

「対面だとカビについてうまく説明できない」
「カビが付着しているか不安だから他の衣類もまとめて洗って欲しい」
そんな方は、ぜひ複数の衣類をまとめて送れる宅配クリーニング「RE:KURI(リクリ)」の「洋服パック」がおすすめです。

リクリでは、注文すると「集荷キット」と一緒に「オーダーシート」を送ってくれます。
このオーダーシートに衣類に付着したカビについて記載すれば、自社工場にてていねいに落としてくれますよ。

また、洋服パックは5・10・15・20点の中から、出したい衣類の点数を選びクリーニングに出せるので、まとめて洗いたい方にはピッタリです。衣類の点数が多いほど、1点あたりの費用が安くなるのも嬉しいポイントですね。

カビは、長期間放っておくと生地の奥深くまで根を張ります。そうなるとプロでも落とすのが難しくなってきます。
そのため、カビは早期発見とともに早めの対処を心がけましょう。

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冬は、気温が低く、日照時間が短いため、外干しでも衣類がなかなか乾きません。
2日間かけて乾かしたという経験をお持ちの方もいるかもしれません。
冬の外干しでもしっかりと乾かすコツがあれば、実践したいですよね。

実は冬でも外干しと部屋干しを上手に組み合わせれば、洗濯物を早く乾かすことができます。

この記事では、冬場の上手な洗濯物の乾かし方と、早く乾かすコツをご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。

1. 冬に洗濯物を外干ししても乾きづらい理由

洗濯物干し

冬は夏と比べて、干した洗濯物がなかなか乾きにくいです。
天気が良い日に外で丸一日干しても、洗濯物の乾きが悪いなんてことも。
どうして冬場は洗濯物が乾きにくいのでしょうか?

冬は気温が低く洗濯物の水分が蒸発しにくいから

冬に洗濯物が乾きにくい最も大きな理由は、気温の低さです。

水分は、気温が高いほど早く蒸発します。洗濯物に含まれる水分も同じです。
気温が高いと水分が蒸発しやすく、空気中に取り込める水分の量が多くなるため、洗濯物が乾きやすいです。

冬場は空気が乾燥しているイメージですが、気温が低く空気中に取り込める水分量が少ないので、乾きにくいのです。

乾くためには「気温の高さ」「湿度の低さ」「風」が大切

洗濯物が乾くためには、気温の高さ・湿度の低さ・風の3つの要素が必要です。
3つの要素が以下の状態になっていると、洗濯物が乾きやすいと言われています。

  • 気温が25℃以上
  • 湿度が50%以下
  • 風通しが良い

冬は外気の温度が上がらないため、3つの要素が揃わず、洗濯物が乾きにくくなるのです。

外干しには洗濯物を殺菌する効果がある

洗濯物が乾きづらい冬場でも、できるだけ洗濯物は外干ししたほうがよいです。
というのも、日光には殺菌作用があるため、外干しすると衣類に付着したニオイのもととなる雑菌を減らしてくれるからです。
また、風が吹いていれば乾かす時間も多少短くなるため、天気が良い日はできるだけ外に干しましょう。
特に日が良くあたり、紫外線量が多い10時〜14時の間がおすすめです。

2. 冬の外干しの洗濯物を乾きやすくするコツ

洗濯物が乾きにくい冬場でも、1日で乾きやすくなる方法はないのでしょうか?
実はちょっとした一手間で、気温が低い冬場でも洗濯物をしっかり乾かすことができます。
具体的な方法をご紹介します。

洗濯機の脱水時間を長めに設定する

冬場は気温が低いため、水分がなかなか蒸発せず乾きにくいので、外干しする前に洗濯物についた水分をあらかじめ取り除いておくことで乾きやすくなります。

そこで、洗濯機の脱水時間を長めに設定し、洗濯物の水分をできるだけ減らしましょう。
ただ、洗濯機の脱水は非常に強い力が加わるため、毎回時間を長くすると衣類の生地を傷めたり、型崩れを起こす可能性があるのでご注意を。

あまり長時間脱水したくない場合は、洗濯機を止めて乾いたバスタオルを入れ、一緒に脱水するのがおすすめ。
バスタオルが洗濯物の水分を吸収してくれて、乾きやすくなりますよ。

洗濯物を干す前にしっかり振る

外で干すときに、そのままハンガーにかけるのではなく洗濯物を数回大きく振ってから干すようにしましょう。

洗濯物についている水蒸気を飛ばすだけでなく、シワも伸びるので、おすすめです。

洗濯物が重ならないように少量ずつ乾かす

風通しをよくすることで、効率よく洗濯物を乾かすことができます。

例えば、ズボンは洗濯バサミで筒状に挟み、輪のようにして干すのがおすすめです。
洗濯バサミに挟んで干すだけだと、布同士が重なって内側が乾きにくくなります。

また、シャツや上着も布同士が重なる内側が乾きにくいです。肩が太めのハンガーにかけると隙間ができやすく乾きやすいでしょう。

ポケットがついている衣類は、中をすべてひっくり返して干すと、乾き残しがなくなりますよ。

風の通りが良くなるようにアーチ状に干す

洗濯物を干す順番を少し工夫することで、風がよく通り早く乾きます。
おすすめなのがアーチ状に干す方法。長いものは外側に、短いものは内側に干すことで空気の循環がよくなり乾きやすくなります。

また、洗濯物は間隔をあけて干したり、薄手のものと厚手のものを交互に並べて干すのもポイントです。

隙間がないくらいに洗濯物の間隔を詰めて干すと、風が当たらず乾きにくくなります。

3. 外干しした洗濯物が乾いているかどうか確認する方法

ここまでで「冬の外干しの洗濯物を乾きやすくするコツ」をご紹介しましたが、冬に外干しすると、干したものが冷たく乾いているかどうかイマイチわかりにくい時もあります。

そこで、下記のように乾き具合をカンタンに確認できる方法があります。

まず、取り込んだ洗濯物の生地を、温めた手で3秒ほど強くにぎってください。
手を離したときに少しでも手が湿っていたら、まだ完全には乾いていません。
反対にまったく湿り気がない場合は、完全に乾いていると判断してよいでしょう。

4. 時間帯や天気に合わせて部屋干しも併用するのがおすすめ

冬場は気温が低いだけでなく、太陽の日照時間も短いです。
そのため、外干しだけではなく、部屋干しと上手に組み合わせることでより早く乾かせます。

晴れの日の太陽が出ている時間は外干しする

晴れている日は、できるだけ太陽が出ている時間に外干ししましょう。
乾かすためには、風と太陽の光が不可欠です。
そして、日の光が当たりにくくなる15時くらいに屋内へ取り込み、部屋干しします。

ここで気をつけたいのが、「温度が低い」のは部屋の中も同じということ。
部屋干しをする際は、部屋の暖房をつけて温度を上げたり、除湿機で湿度を低く調整することで、洗濯物が乾きやすくなる環境を作ることができ、より効果的です。

夜に部屋干しするのも効果的

多くの方は、洗濯物は夕方ごろに取り入れるのが習慣になっているのではないでしょうか。
しかし、乾きにくい冬場で外干しができない日は、夜の部屋干しもおすすめ。

夜に部屋干しする場合は、洗濯物に付着した水分をできるだけたくさん蒸発させることが大切なため、衣類同士の隙間をこぶしひとつ分開けて干すことがポイントです。
また、洗濯物の下から扇風機やサーキュレーターで風を送ることで空気を循環させると、洗濯物が乾きやすくなりますよ。

部屋干しする際は生乾き臭に注意

洗濯ものが匂う

洗濯物を部屋干しするときは、生乾き臭に注意が必要です。

生乾き臭の原因は、洗濯物に付着したモラクセラ菌の排泄物が原因です。
モラクセラ菌は、通常私たちの口や鼻などの粘膜にも存在している菌ですが、主に水分や皮脂を栄養分として蓄え、排泄します。
その排泄物が、あの雑巾のような生乾き臭を放つのです。

モラクセラ菌が増殖すればするほど、排泄物の量も増え、より強い臭いを発します。
そのため、できるだけ早く洗濯物を乾かし、雑菌を繁殖させないことが重要です。

もし、部屋干ししている間に生乾き臭が発生したら、衣類用の消臭スプレーを使ったり、スチームアイロンをかけて熱に弱いモラクセラ菌を駆除するのもポイントです。

5. 冬の外干しは風通しがポイント!干し方に一工夫を

洗濯物を早く乾かすには、気温の高さ・湿度の低さ・風の3つの条件を揃えることが大切です。

冬の外干しは、この3つの条件がなかなか揃わないため乾きにくいです。
ただし、洗濯機の脱水時間を長めにしたり干すときに複数回振ってから干すなど、一手間加えるだけで、早く乾かせることができます。

また、天候の関係で外干しができない場合は、部屋干しと組み合わせることで乾かす時間を短縮できます。
よく日があたる間は外干しし、15時以降や太陽が出ていない時などは部屋干しをしましょう。
部屋干しするときは、洗濯物の水蒸気をできるだけ多く飛ばせるように暖房機や除湿機を併用して使うのがおすすめです。

このように、通常なら乾きにくい冬場の外干しでも、工夫や手間を少し加えるだけできちんと乾かすことができます。
生乾き臭に気をつけながら、部屋干しと併用し、冬の時期ならではの悩みを解決しましょう。

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布団に潜むダニ。日々のお掃除の中で手軽にキレイにできるといいですよね。

布団のダニを減らすためには、布団を定期的に干すことが大切と言われていますが、ダニの死骸やフンなどは、布団を干しても完全には取り除けません。

そこで、最近目にするのが「布団クリーナー」。
気になるダニや汚れを吸い取って、布団を清潔な状態に保ってくれる優れものです。
実際に、布団クリーナーにはどれほどの効果があるのでしょうか?

この記事では、布団クリーナーのメリット・デメリットから選び方まで詳しくご紹介します。
布団クリーナーを買おうかどうか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

1. 布団クリーナーとは?

布団クリーナー

布団クリーナーは、マットレスや敷布団など布団専用の掃除機です。
ハンディタイプで持ちやすく、ダニを弱らせるUVランプがついているため、布団の掃除に特化した家電といえます。

中には、通常の掃除機で布団を掃除する方もいらっしゃるかもしれませんが、床やカーペットのゴミが布団に付着してしまうため、あまりおすすめしません。

布団クリーナーの特徴について見ていきましょう。

布団クリーナーは主に2種類ある

布団クリーナーには「専用タイプ」と「兼用タイプ」の2種類があります。
どのような使い方をしたいかで、どちらを選ぶべきかが変わってきます。
それぞれの違いや、おすすめの使い方についてご紹介します。

単体で使用できる専用タイプの布団クリーナー

最初にご紹介するのは、「専用タイプ」の布団クリーナー。
このタイプには、ダニやホコリを検知したり、叩いて表面に浮かせる機能がついており、布団の掃除に特化しています。

通常の掃除機にはない布団掃除に特化した機能がついているので、既に床やカーペットなどを掃除する通常使いの掃除機をお持ちの方は、こちらの「専用タイプ」の布団クリーナーがおすすめです。

掃除機兼用タイプの布団クリーナー

続いてご紹介するのが、「兼用タイプ」のクリーナー。
クリーナーの先が付け替え可能なアタッチメント式となっており、布団を掃除する場合のみ専用のアタッチメントに切り替えるのがこのタイプの特徴です。

掃除用具を増やしたくない方や、家電一つで布団やソファ、車内も掃除したいなど使い勝手のよいタイプをお探しの方はこちらがおすすめです。

ただし、ダニやホコリの除去に効果的な機能がついていない場合、専用タイプよりも布団をキレイにする力は弱くなる点は注意しましょう。

布団乾燥機と組み合わせて使えばダニの駆除も可能

布団クリーナーは、「殺菌効果やダニの死骸やフン、ハウスダストの除去」に特化した掃除アイテムです。
そのため、生きたダニの駆除までは難しく、布団乾燥機と組み合わせて使うとより効果的です。
どのように利用すればよいか、具体的に見ていきましょう。

ダニの死骸やフンは除去できるが生きたダニの駆除は難しい

布団クリーナーは、ダニの死骸やフンを吸い取って除去することはできますが、生きたダニを吸い込んだり駆除したりすることは難しいです。

というのも、生きたダニは布団の奥深くまで入り込んでおり、掃除機で吸い取ろうとしても足を布団の線維に絡ませて抵抗するので、強力な吸引力を持つ掃除機でなければすべて吸い取ることはできないのです。
あくまでも死んだダニの死骸を吸い取るための掃除機として捉えてください。

ただ、「高速たたき」機能がついた布団クリーナーであれば、布団を叩いて奥深くに入り込んだダニを浮かせ、そのまま吸引することができます。
「高速たたき」機能がない布団クリーナーの場合は、天気のよい日に布団を外で干して、布団たたきでダニを布団の表面に浮かせ、布団クリーナーで吸い取りましょう。

布団乾燥機の「ダニ退治モード」を使う

「高速たたき」機能がついた布団クリーナーがない場合は、布団乾燥機との組み合わせが効果的。

ダニは、50℃以上の温度で死滅すると言われており、外干しをして布団たたきで仕上げるより、布団乾燥機を使った方が効果が期待できます。
乾燥機を50℃以上に設定し、布団全体に1時間程度使いましょう。
布団乾燥機に「ダニ退治モード」などの設定がある場合は、そちらを使用してください。

最後に、乾燥機をかけた後に布団クリーナーでダニの死骸や菌を吸い取ることも忘れずにしてくださいね。

布団クリーナーと掃除機の違い

普段、布団クリーナーではなく、床を掃除する掃除機を使って掃除している方もいるはず。
布団クリーナーと掃除機では、具体的にはどのような違いがあるのでしょうか。

〈布団クリーナーが掃除機より優れているポイント〉

  • ハンディタイプが多く、片手で掃除がしやすい
  • 掃除機が布団に吸いつかない構造になっている
  • 本体のヘッドが布団専用なため床やカーペットの雑菌がつかない
  • 機種によってはハウスダストを殺菌できるUV照射機能や、ダニやホコリを表面に浮かせるたたき機能がある

布団クリーナーのほとんどは、片手で持ったり動かしたりできるため、少ない力で枕や布団の隅々までていねいに掃除できます。

また、布団は柔らかいので、布団が掃除機に吸着してうまく掃除できないことが多いです。
布団クリーナーなら、布団が吸着しない構造になっているため布団の掃除にストレスを感じません。

通常の掃除機よりも布団クリーナーの方がより布団を清潔にできるでしょう。

2. 布団クリーナーのメリットとデメリット

メリットが多いように思える布団クリーナー。しかし、なかにはデメリットもあります。
次は、布団クリーナーのメリットとデメリットをご紹介するので、布団クリーナーについてよく知ってから、購入を検討してください。

布団クリーナーを使用するメリット

布団クリーナーを使用するメリットには、以下の点が挙げられます。

  • 天候に関わらずいつでも布団を掃除できる
  • 片手で動かせるほどコンパクト
  • 機種によっては布団の殺菌や脱臭ができる機能がついている

布団クリーナーを使用せずに掃除するには、天気のよい日に外干しする方法がありますが、気温や天候に左右されます。

布団クリーナーを使って掃除をすれば、片手で操作できるので手軽に掃除ができます。

先にご紹介したように、外干しだけではダニは取り除けないので、布団クリーナーを使用すると効果的です。

布団クリーナーを使用するデメリット

一方で、布団クリーナーのデメリットには、以下の点が挙げられます。

  • 布団以外の掃除には向いていない
  • 掃除機兼用タイプの場合はヘッドを交換する手間がある

基本的に布団掃除のみに特化したツールなので、床や車中など布団以外の場所で使用したい場合は、ヘッドを交換する手間がかかります。

3. 布団クリーナーの選び方のポイント

布団クリーナーをかける女性

布団クリーナーは、国内外あわせて様々なメーカーが販売しています。
そのなかから、ご自身にあった布団クリーナーを選ぶポイントをご紹介します。

専用タイプか兼用タイプで選ぶ

布団クリーナーには、大きく分けて「専用タイプ」と「兼用タイプ」があることをご説明しました。
初めに、どちらを購入して使用するかを決めましょう。

日頃から布団を清潔に保ちたいとお考えの方や、すでに愛用の掃除機がある場合は「専用タイプ」がおすすめです。

一方で、片手で使用できるタイプの掃除機がよく、布団のついでに床やカーペットも掃除したいとお考えの方は「兼用タイプ」がおすすめです。

たたき機能や吸引力で選ぶ

布団クリーナーには、奥の方に潜んでいる生きたダニを布団の表面へ浮かせる「高速たたき機能」がついている機種があります。

できれば、高速たたき機能がついている機種を選びましょう。
また、高速たたき機能のなかでも高性能なほど叩く回数が多く、毎分どれくらいの回数を叩くかチェックしましょう。
比較検討してもし迷ったら、叩く回数が多い方がおすすめです。

また、布団クリーナーが持つ吸引力もポイントです。
残念ながら、吸引力を表す基準や数値はないので、布団の生地を傷めず吸引することをアピールしている商品を選びましょう。

除菌や清浄機能で選ぶ

布団クリーナーのなかには、除菌や消臭などの洗浄機能が搭載された機種があります。
例えば、布団クリーナーをかけると温風を出してダニを死滅させたり、特殊なUVランプで除菌したりする機能などです。

できるだけ多くの機能を兼ね備えた機種の方が、布団がよりキレイになるので、安心です。

軽量性や駆動時間で選ぶ

布団クリーナーの魅力は、コンパクトで手軽に掃除ができること。
ただし、実際に軽くて動かしやすいかどうかは、ベッドスの高さや布団の厚みなど、使うシーンをイメージしたうえで選ぶようにしましょう。

また、布団クリーナーにはコード式とコードレス式があります。
コード式はプラグをコンセントにつなげば、長時間使用が可能です。ただし、コードの煩わしさがあるので要注意を。

一方で、コードレス式はコードの煩わしさがありませんが、充電しなければ使えないのが難点です。
コードレス式を選ぶ場合は、必ず稼働時間を確認しましょう。

4. 布団乾燥機と併用すれば布団クリーナーの効果がアップ!

布団乾燥機

布団クリーナーは、布団の掃除に特化した掃除機です。
布団掃除にいつも使用している掃除機を使うと、ホコリやハウスダストなどの雑菌が布団に付くリスクがあるため、おすすめできません。
布団クリーナーであれば、ハンディタイプで掃除がしやすく、機種によっては除菌ができる高機能タイプも。
また、布団乾燥機とあわせて使えば、生きたダニを死滅させ吸引できるので、より布団を清潔に長持ちできるでしょう。

購入前には布団クリーナーのメリット・デメリットを把握した上で、自宅にあった布団クリーナーを選ぶことをおすすめします。

荷物が入れやすく使い勝手のよさが魅力のトートバッグですが、毎日愛用していると「汚れ」が気になりませんか?
クリーニングに出すか自宅で洗うか迷っていたり、そもそも自宅で洗濯できるのか分からなかったりという人もいらっしゃるはず。

使いやすいバッグだからこそ、キレイにするための洗い方を知っておきたいですよね。

この記事では、トートバッグの洗い方・干し方・お手入れ方法などくわしくご紹介します。
コツをおさえて、お気に入りのトートバッグを長く愛用してください。

1. トートバッグは家庭で洗濯できるの?

トートバッグの多くは、ナイロン・綿・キャンバス地などの洗濯できる生地で作られているため、大半が自宅でも洗濯できます。

トートバッグに洗濯表示がついている場合は、家庭洗濯ができるかどうか、確認しましょう。

また、家庭洗濯ができる場合でも、型崩れや色落ちする場合があるので、洗い方のコツやポイントをおさえておく必要があります。

お気に入りのトートバッグをキレイな状態で保つためにも、まずは正しい洗い方をマスターしましょう。

2. 自宅でトートバッグを手洗いする方法

液体洗剤

まずは、トートバッグを自宅で手洗いする場合の基本的なアイテムと洗い方をご紹介します。
自宅によくある中性洗剤や固形石鹸を使った方法をご説明するので、ぜひ参考にしてくださいね。

手洗いのときに用意するもの

手洗いの場合は、まず以下のアイテムを用意してください。

■トートバッグを手洗いする際に必要なアイテム
  • 衣類用中性洗剤または固形石鹸
  • バケツや桶・洗面器
  • タオル
  • 歯ブラシ

トートバッグを洗う洗剤は、汚れの種類で選ぶのがポイント。
たとえば、手垢や土ぼこりが原因の汚れなら、おしゃれ着洗い用の中性洗剤が最適です。

明らかに頑固な汚れや、中性洗剤では落ちなかった汚れには、洗浄力のある固形石鹸を使いましょう。
ドラッグストアなどで販売されている固形石鹸で大丈夫です。

トートバッグは素材が丈夫ですが、あまり力をこめて洗うと色落ちする可能性があるので注意してください。

中性洗剤で洗う場合の手順

中性洗剤でトートバッグを洗う場合、以下の流れで洗濯します。

〈トートバッグの洗い方〉
  • 洗濯表示を確認し、洗えるかどうか確認する
  • バケツなどに水をはり、中性洗剤を溶かす
  • 中性洗剤を溶かした水にトートバッグを入れ、30分ほどつけおきする
  • つけおきが終わったら、トートバッグを押し洗いする
  • 汚れが落ちたら、容器の水を入れ替えて押し洗いですすぐ
  • すすぎ終わったら、トートバッグにタオルを当てて水分を吸収させる
  • 水分がある程度取れたら、風通しのよい場所で陰干しする

4.でご紹介した「押し洗い」とは、水の中で衣類を押して洗う方法で、デリケートな衣類を洗濯する際の洗い方です。
汚れを押し出すように洗うことで、生地へのダメージをおさえつつ汚れを落とせます。

固形石鹸で洗う場合の手順

固形石鹸を使う場合は、以下の流れで行いましょう。

〈トートバッグの洗い方〉
  • 洗濯表示を確認し、洗えるかどうか確認する
  • トートバッグの汚れている部分を水でぬらす
  • 汚れに固形石鹸を直接塗る
  • 中の汚れをかきだすように、歯ブラシで軽くこすって落とす
  • 石鹸がついている部分を水ですすぐ
  • 洗った後の水分が気になる場合は、タオルに水分を吸収させる
  • 水分がある程度取れたら、風通しのよい場所で陰干しする

固形石鹸と歯ブラシで汚れをかきだすように洗うことで、生地の中に染みこんだ汚れを浮かします。
部分的に洗濯をするため、中性洗剤を利用する場合に比べてバッグに残る水分は少なく、ニオイや雑菌などが付くリスクも少ない洗い方です。

3. トートバッグを洗濯機で洗う方法

トートバッグは、洗濯機で洗うこともできます。
洗濯機で洗う場合に必要なアイテムと洗い方をご紹介します。

洗濯機で洗うときに用意するもの

洗濯機でトートバッグを洗う際は、以下のアイテムを用意してください。

■トートバッグを洗濯機で洗う際に必要なアイテム
  • 衣類用中性洗剤
  • 歯ブラシ(汚れが目立つ場合)
  • タオル

洗濯機で洗う場合は、手洗いの場合と同じく衣類用の中性洗剤を使います。
歯ブラシは汚れが目立つ場合のみ使用します。

洗濯機で洗う手順

アイテムが用意できたら、以下の手順でトートバッグを洗いましょう。

〈トートバッグの洗い方〉
  • 洗濯表示を確認し、洗えるかどうか確認する
  • 目立つ汚れがある場合は、汚れている部分に中性洗剤をつけて歯ブラシで軽くこすって落とす
  • 38~40℃の温水を洗濯機の中にためる
  • 手洗いコースやドライコースなどの生地への刺激が少ないコースで洗濯する
  • 脱水はせず、タオルに水分を吸収させる
  • 水分がある程度取れたら、風通しのよい場所で陰干しする

トートバッグにプリントがある場合は、洗濯の過程で取れる可能性があるため、裏返して洗濯機に入れてください。
脱水は生地へダメージを与えるため、避けましょう。
代わりに、タオルに水分を吸収させて水気をとりましょう。

4. 自宅で洗濯したトートバッグを干すコツ

トートバッグを持つ男性

洗濯が終わったらトートバッグを干しましょう。
このとき、干すためのコツをおさえておくと、型崩れや色落ちを防げます。

シワをしっかりと伸ばす

トートバッグを干すときは、シワをしっかり伸ばして干しましょう。
シワがついた状態で干すと、シワの形がそのまま残ってしまいます。

トートバッグの生地は丈夫な分、一度シワが付くと取るのは大変です。
濡れている状態で、軽くたたいたり引っ張ったりして形を整えてください。

天日干しではなく陰干しをする

トートバッグは陰干ししましょう。
天日干しには殺菌効果がありますが、紫外線による色あせや黄ばみの原因にもなります。

風通しのよい場所で乾かせば、日陰でも分厚い生地をしっかり乾かせます。
トートバッグは、風通しのよい場所で陰干ししましょう。

ハンガーを2つ使用する

トートバッグを干すときに、ハンガーを二つ使うと早く乾かせます。
トートバッグの持ち手にハンガーをかけて、バッグの口が開くように干してください。

バッグの口を開けておくと、中に空気が通って乾きやすい状態になります。
衣類は空気の通りがよいと乾きが早くなるため、トートバッグのような厚手のアイテムでもしっかり乾かせます。

プリントが入っている場合は裏返しにする

トートバッグの中には、プリント加工されているものもあります。
プリント加工を外側に向けたままにしておくと、染料が紫外線や化学物質と反応して退色や剥がれなどのトラブルになることも。

プリント加工されたトートバッグは、裏返して干しましょう。
直接日光に当てないようにすれば、紫外線によるダメージはほとんど気になりません。

5. トートバッグの普段のお手入れのコツ

せっかくトートバッグをキレイに洗濯しても、お手入れの状態が悪いとすぐに汚れやシワが目立つようになったり、色落ちしてしまったりします。
大事なことは、日々のお手入れの方法をきちんと理解し、適切に対処することです。

ここからは、トートバッグのお手入れのコツをご紹介します。

使う度にトートバッグを干す

トートバッグを使用したら、中身を取り出し、風通しのよい場所で陰干ししてください。
トートバッグが濡れたときは、そのままにしておくと変色や劣化を引き起こすので、要注意を。

このひと手間で、トートバッグの持ちが変わりますよ。

防水スプレーを使う

トートバッグに防水スプレーや撥水スプレーをかけておくと、水分や汚れに強くなります。
トートバッグが乾燥している状態で、全体にスプレーしましょう。

トートバッグは、特に底面や持ち手が汚れやすいです。
汚れやすい場所は、念入りにスプレーしてください。

また、スプレー後はしっかり乾かすことも忘れずに。

防水スプレーや撥水スプレーの効果も徐々に落ちていくので、使用頻度が高いトートバッグの場合は月に1回程、あまり使用しない場合は6か月に1回程を目安にしてください。

細かい汚れは消しゴムで落とす

トートバッグの細かい汚れは、消しゴムで落とすこともできます。
持ち手や底面についた汚れは、洗濯する前に消しゴムでこすってみましょう。

汚れを見つけたらすぐに消しゴムで落とすようにすれば、汚れが落ちやすいです。
トートバッグの中に消しゴムを入れておくと、外出先でも汚れが落とせるため便利です。

シワは中温でアイロンがけをする

使用後や洗濯後にシワができた場合は、アイロンで整えましょう。
アイロンを使う際は、トートバッグの洗濯表示に注意してください。
綿であれば熱に強いため、温度が高い状態でアイロンがけができますが、ポリエチレンやナイロンなどの、熱に弱い素材でできている場合はアイロンがけができません。

模様や柄がプリント加工されている場合も同様です。
トートバッグをアイロンがけする際は、熱に弱い素材かどうか、プリント加工されているかなどを確認してから行いましょう。

革のトートバッグは専門のクリーニング店に出す

皮革トートバッグ

高級ブランドのトートバッグには、革製のものがあります。
革製品は自宅での洗濯はできないので、汚れがついたときは、すぐに専門のクリーニング店に依頼しましょう。

革製品は取扱いが難しいため、自宅や一般的なクリーニング店で扱うと型崩れや生地の傷みを引き起こします。
革製のトートバッグをキレイにしたい場合は、革製品専門のクリーニング店に相談してください。

6. トートバッグは工夫すれば自分でも洗える

トートバッグはコツをつかめば自宅でも洗濯することができます。
今回ご紹介した洗い方なら、自宅にあるものを使って気になるシミや汚れを落とすことができるので、ぜひ試してみてください。

ただし、「洗ってはみたものの汚れがキレイに落ちない」「色落ちしないか心配」と思われる場合は、プロのクリーニング店にお任せするのも一つの手です。
おうちで洗えるものと、クリーニング店にお願いするものと上手に使い分けて、大切なトートバッグを長く使ってくださいね。

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