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プロに聞く洋服のお手入法

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石鹸の工業化のカギとなったアルカリ剤。

 

アルカリは油汚れ、タンパク質汚れを落とす働きがあり、アルカリ助剤を配合した石鹸が多いんですね。

 

ところで、このアルカリ成分は野菜のあく抜きにも使われます。

 

山菜をゆがくときにワラ灰を入れるとよいという話、聞いたことありませんか?

 

野菜の苦味やエグ味、シブ味、切り口が黒くなったりする「アク」には、シュウ酸やアルカロイド、タンニンといった体に害を及ぼす成分が含まれています。

 

ほとんどの植物の葉、茎、根には昆虫や外敵より身を守るためにアクを持っているんですね。

 

なので調理前に取り除く必要があるのですが、そのときに効果を発揮するのがアルカリ成分。

 

灰に含まれる炭酸カリウム、炭酸ナトリウムなどのアルカリ成分がアクを取り除いて、調理に適した状態にしてくれるんですね。

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家庭用洗濯機の進化はすごいですね。

 

ついに温水洗いができる全自動洗濯機が登場しました。

 

価格的にはまだまだ高いし、洗濯にかかる時間が長いので、このまま普及するのは難しいかもしれませんが、家庭で簡単に温水洗いができる時代がもうすぐ来るのかもしれません。

 

さて、今日はさまざまある洗濯機を選ぶときのポイントと使い方のコツをお伝えします。

 

今、家庭用洗濯機の主流は縦型とドラム式です。まだ縦型のほうが多いみたいですね。

 

縦型洗濯機は、たっぷりの水で洗うため汚れが水に溶けやすいので、汚れものを大量に洗うときに向いています。

 

一方ドラム式は、ドラムの回転により衣類を落下させてたたきつけることで汚れを落とす方式です。

 

少ない水量で洗えるのが特徴です。

 

ヨーロッパではドラム式が普及していますが、これはヨーロッパでは水道水に硬水が多く、洗剤が溶けにくいという事情によるものです。

 

ドラム式は少ない水で洗うので衣類のごわつきが気になるという人もいるようです。

 

洗濯機を選ぶときのポイントは、家庭のスタイルによります。洗濯の頻度、量、汚れの種類などを考えて、自分の家庭にあったものを選びましょう。

 

お子様の部活などで汚れのひどいものが多いというご家庭では縦型がいいでしょうし、子供も成人して夫婦2人だけというご家庭ならドラム式がいいでしょう。

 

洗濯機を上手に使うコツ

洗濯機は機種によって容量がさまざまです。

 

上手に洗濯をするコツは容量の8割程度に抑えること。

 

例えば7kgの洗濯機であれば、6kg弱でまわすようにする。

 

詰め込みすぎると、十分な洗浄ができません。

 

ただ、洗濯物の量が少なすぎても摩擦効果が出にくいので、少なくとも容量お6割くらいは入れてまわすようにしましょう。

 

水量で考えるなら、縦型洗濯機の場合、理想は水量の1割程度の洗濯物です。

 

50リットルの水で洗うなら、洗濯物は5kg程度。

 

衣類の重さを体重計で量るようにして、だいたいの感覚をつかむと洗濯レベルがあがりますね。

 

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今年は暖冬と言われていますが、それでもコートを着る機会もあると思います。

 

今日は、水洗いできないウールのコートのお手入れ法をお伝えします。

 

水洗いできない衣類もちょっと手をかけるだけで長持ちしますよ。

 

ウールのコートやスーツは脱いだらハンガーにかけ、こまめにブラッシングをしましょう。

 

表面が汚れてくるのはホコリが原因です。

 

こまめにホコリを落とすことでキレイに着ることができます。

 

首まわりや袖口は汚れが目立たないうちに「たたき拭き」をしておきましょう。

 

ウール製品は水洗いできませんし、水気が残るとシミになります。

 

水で濡らして固く絞った布で、パンパンとたたく感じでふき取ります。

 

水分が衣類に残らないように、しっかり乾かしながらふき取ります。

最後に、アイロンのスチームを当てておくと、シワが伸びてふっくらするとともに、タバコの臭いなどを消すこともできます。

 

ただ、シーズンが終わって衣替えをするときは、必ずクリーニングに出してくださいね。

 

そのまましまうと、シミや臭いが発生してしまうことも。

 

クリーニングに出して、見えない汚れまでしっかり落としてしまいましょう。

 

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界面活性剤と聞くとどんなイメージですか?

 

カラダに悪いもの?

 

というマイナスイメージをお持ちの方が多いかもしれませんね。

 

今日は界面活性剤について。

 

界面とは、2つの性質の異なる物質の境界面のことです。

 

例えば、水と空気の界面、水と汚れの界面、水と衣類の界面、汚れと衣類の界面、洗濯槽と水の界面、のように、たくさんの界面があります。

 

界面活性剤とは、このような界面に働いて、界面の性質を変える物質のことを言います。

 

水と油は、混じり合わないものの代表のように言われていますが、界面活性剤は、界面の性質を変え、水と油を混じり合わせることができるのです。

 

界面活性剤は大きくわけると

 

天然界面活性剤

合成界面活性剤

 

にわけられます。

 

危険なのは、石油などの原料で人工的に作られた合成界面活性剤のなかでも、「硫酸エステル塩」「スルホン酸塩」は洗浄力が高く、肌荒れなど起こしやすいものです。

 

合成界面活性剤のデメリットとして

 

・体内に吸収すると分解されない。

 

・発ガン性があるといわれている。

 

・顔や手を洗った時に、いつまでもヌルヌルする。肌に残りやすい。

 

汚れ落ちを考えれば、合成界面活性剤の威力はすごいですが、デメリットは大きいですね。
⇒ 石鹸は天然界面活性剤?

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昨日は、洗濯物の量と水の関係についてお伝えしました。

 

今日は洗濯機を上手に使う2つ目のポイントについてお伝えします。

 

誰でもご存知のことですが、洗濯のときの水の温度は、高めのほうが洗浄力は高まります。

 

洗剤も溶けやすいですしね。

 

冬は特に水道水で洗濯すると、粉末の洗剤だと溶けきらずに、洗濯物についたままになってしまったという経験をしたことがあるのでは?

 

洗剤の残った部分がシミになったり、洗濯槽に残った洗剤がカビや悪臭の原因になることもあります。

 

コレを防ぐには、粉末洗剤は、あらかじめ洗剤をお湯に溶かしてから使うといいですね。

 

もっといいのは、洗濯自体をぬるま湯で行なうことです。

 

洗濯槽に約60℃のお湯をバケツ1杯加えるだけでも汚れ落ちは全然違います。

 

まず洗濯槽に水道水をため、そこにお湯を加えます。定位になるまで水を加えて洗剤を入れます。

 

それから洗濯物を入れるようにしましょう。

 

お風呂の残り湯でもOKですが、残り湯には皮脂などの汚れが溶け込んでいますので、すすぎにはきれいな水を使いましょう。

 

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