コートのクリーニング料金相場と安い時期について紹介
冬物衣類の代名詞といえばコートですよね。
コートは、シーズンが終わるとクリーニングに出す方がほとんどだと思います。
しかし、コートは他の洋服に比べ、クリーニング料金が高い傾向にあり、複数のコートを着まわしている方は、クリーニング代がかさんでしまいます。
この記事では、少しでもクリーニング代を抑えるために、コートのクリーニングが安くなる時期についてご紹介します。
コートのクリーニングについて知りたい方やクリーニング代を少しでも抑えたい方は、ぜひ参考にしてください。
1. コートなど冬物のクリーニングが安くなる時期は?
コートなど冬物のクリーニングは何月に出すと一番おトクなのでしょうか?
冬物のクリーニングが安くなるのは3~4月!
3月は冬の寒さが落ち着き、多くの方が冬物の整理をし始める時期です。
とは言え、3月の時点で地域によっては完全に冬物を着なくなるわけではありません。
寒い地域に住んでいる方は3月に冬物の整理はまだ早く、4月以降にクリーニングに出すケースもあります。事実、クリーニング店の冬物の繁忙期は4月以降ですが、3月は繁忙期に入る前でもあり、他社にお客さんが流れないよう各店早めにセールを打ち出しているのです。
そのためこの時期は、通常料金ではなくおトクな料金で利用できるというわけです。
こういった背景から、冬物のクリーニングは3~4月に出すことがおすすめです。
2. コートの料金相場と安い時期の料金を比較!
コートの料金相場と安い時期の料金を比較してみましょう。
コートの料金相場は?
まずは、コートの一般的な料金相場を見ていきましょう。コートと一言で言っても、素材や長さなどにより様々な種類があります。種類によって料金が異なるので下記を参考にしてみてください。
コートの素材・種類 | 相場感 |
---|---|
カシミヤ | 1,000円~1,300円前後 |
ウール | 700円~1,400円前後 |
アンゴラ | 2,300円~2,700円前後 |
羽毛(ダウンジャケット) | 1,700円~2,500円前後 |
羽毛(ダウンコート) | 2,400円~3,500円前後 |
毛皮 | 10,000円~16,000円前後 |
レザー | 5,000円~9,000円前後 |
スエード | 12,000円~15,000円前後 |
上記の表は、あくまで料金相場です。最寄りのクリーニング店や宅配クリーニング会社など、利用を検討しているサービスの料金設定は、どのようになっているかは事前に確認しておきましょう。
安い時期はどのくらい安くなる?
決して安くはないコートのクリーニング料金ですが、セール時期を上手く利用すると、相場よりも安価でクリーニングができます。セール時期はクリーニング店によって様々ですが、多くのクリーニング店では半額に近い料金になっています。
例えば、通常料金が4,000円前後とすると、セール時には2,000円前後になります。
コートのクリーニングは割高になる傾向がありますが、半額に近い料金でクリーニングできるなら、時期を考えて出す方がおトクですよね。
コートのクリーニングを考えている方は、3月~4月を狙ってみるのがおすすめです。
ダウンコートを参考例に実際の割引率を見ていきましょう。
通常料金 | セール時の料金 | |
---|---|---|
A社 | 4,070円 | 2,310円 |
B社 | 2,190円 | 1,095円 |
C社 | 2,893円 | 1,690円 |
D社 | 2,600円 | - |
※すべて税込価格です。
A~B社は通常料金からおおよそ半額の料金、C社は40%引きとなっています。
D社はセールがありませんでしたが、他社と時期をずらして実施しているようです。
数あるクリーニング店から4社を抜粋しましたが、セール時の割引率はだいたい50%が目安です。
3. セール時期以降はどうなの?
セール時期以降は、通常料金に戻ります。
多くのクリーニング店は、3月末~4月中旬頃にセールが終わります。
4月に入ると、冬物のクリーニング需要が本格化し繁忙期に入ります。この時期はセールをしなくてもお客さんが利用してくれるため、各クリーニング店はセールをやらないことが多いです。
またこの時期は、クリーニング店も忙しくなり、クリーニングの納期も通常より日数がかかる傾向にあります。クリーニングは機械だけでなく、人が手作業で行う工程もあるためです。
クリーニングを出そうと思っている人は日数にも注意しましょう。
4. 冬物クリーニングを安くするためのコツ
冬物クリーニングを安くするためのコツをご紹介します。セール時期だけでなく、その他の時期でもおトクに利用できる方法もご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
セール時期を狙う&会員になっておくと情報を入手しやすい
冬物クリーニングを安くするためには、「セール時期を狙うこと」・「会員になって情報を入手すること」がポイントです。
おトクにクリーニングを利用するために、セール情報をいち早く押さえておく必要があります。
そこで、クリーニング店の会員になっておくことをおすすめします。
ほとんどのクリーニング店では会員システムを導入しており、優待サービスやお得な情報を発信しています。そのため、いつセールが行われるのかをすぐに知ることができます。
中には会員にはなっていても、メール配信を拒否している方もいるのではないでしょうか?
連休前に会員限定クーポンなどが配信されることもあるので、いつでもおトクな情報をキャッチできるようにメール配信も受けられるように設定しておくのがおすすめです。
宅配クリーニングを利用する
冬物クリーニングを安くするためには、宅配クリーニングを利用することもおすすめです。
宅配クリーニングとは、店舗クリーニングのように洗濯物を持ち込む必要がなく、引き渡しと受け取りを自宅で完結できるサービスです。通常のクリーニングに加え、シミ抜きや毛玉取りなどの細かなサービスにも対応しています。
店舗型のクリーニングは、衣類の種類ごとに料金が設定されていますが、宅配クリーニングは衣類の種類ではなく、点数ごとに金額が決まっているパック制が多いため、コート類などをまとめて依頼することで、店舗クリーニング以上におトクに利用できる場合も。
店舗型クリーニングと宅配クリーニングの料金比較は下記です。
1点当たりの利用料金(税込) | |
---|---|
店舗型クリーニング | ・コート:1,000~2,500円程度 ・セーター:500~1,000円前後 |
※すべて税込価格です。
パック価格(税込) | 1点当たりの価格(税込) | |
---|---|---|
宅配クリーニングA社 | 5点パック:7,678円 10点パック:9,878円 | 5点パック:1,535円 10点パック:987円 |
宅配クリーニングB社 | 5点パック:9,405円 10点パック:12,870円 | 5点パック:1,881円 10点パック:1,287円 |
※すべて税込価格です。
店舗型クリーニングの場合、依頼する品目によって大きく金額が変わります。
一方で宅配クリーニングのパック料金の場合は、何を出しても一律金額です。そのため、コートだけでなくその他の冬物の衣類もまとめて出すことで、一着あたりのクリーニング料金が安くなるんです。
これなら、キャンペーン時期でなくとも、いつでおトクに利用できるので、コートやジャケット、スーツなどを中心にクリーニングに出せる場合は宅配クリーニングがおすすめです。
5. コートのクリーニングを安くするには春先がおすすめ
コートのクリーニングが安い時期は3月~4月です。
この時期は、多くのクリーニング店が顧客獲得のためにおトクなセールを実施しているので、クリーニング代を大きく節約できます。
ただし、繁忙期はクリーニング件数が増えるため仕上がりまでの時間がかかる場合も。そのため、費用は安く抑えられたとしても、日数がかかると思っておきましょう。
確実に安くクリーニングに出すためにも、セール情報をいち早くキャッチできるようにクリーニング店の会員登録をしておきましょう。
もし、キャンペーンを逃してしまったという方には、宅配クリーニングがおすすめ。
宅配クリーニングでは、点数ごとに金額が決まっているパック制が多いため、一度にまとめて衣類を出すと1点あたりの料金が安くなり、おトクになります。
なかでもおすすめなのが宅配クリーニング「RE:KURI(リクリ)」。リクリは、創業50年以上・約200店舗のクリーニング店の運営実績があるので、安心して依頼できますね。リクリの衣類クリーニングは、5・10・15・20点パックから選べ、まとめてクリーニングを依頼すれば1点あたりの料金も安くなります。
コートだけでなく、他の冬物もまとめてクリーニングに出したいと検討されている方は、リクリでお気に入りの衣類をキレイにしてみませんか?