宅配クリーニングとは?店舗型クリーニングとの違いを知って選ぼう!

UPDATE:2022.05.12
宅配クリーニングとは?店舗型クリーニングとの違いを知って選ぼう!

「宅配クリーニング」と聞いてもサービス内容がよく分からず、利用するのに不安を感じる方がいるかもしれません。また、宅配クリーニングと店舗型クリーニングのどちらに洗濯物を出すかで迷うこともあるでしょう。

そこで、この記事では宅配クリーニングと店舗型クリーニングの違いを徹底比較し、宅配クリーニングのサービスの特徴や、メリットとデメリットなどについて詳しくご紹介します。

宅配クリーニングのサービス内容がよく分からないという方や、店舗型クリーニングから宅配に乗り換えたい方はぜひ参考にしてください。

1. 宅配クリーニングとは?

宅配の人

宅配クリーニングとは、店舗に直接行くことなく、クリーニングの依頼を宅配で完結できるサービスです。まずは、宅配クリーニングの特徴や、メリットとデメリットを見ていきましょう。

宅配クリーニング店の特徴

宅配クリーニングは、2015年頃から利用者が増加傾向にあるサービスです。洗濯物の受け渡しからお届けまで全てが宅配で完結するため、家から出ずにクリーニングを利用できます。

クリーニング会社によっては季節物の衣料を保管するサービスも実施しており、かさばる冬物の衣類を預けるとクローゼットもスッキリします。
日々の洗濯を宅配でできる手軽さと、クローゼット代わりになる便利さから、共働きや子育て世帯を中心に利用者が急増し、注目を集めているサービスです。

宅配クリーニング店のメリット

とにかく気軽にクリーニングを行えるのが、宅配クリーニングの最大のメリットです。
店舗型クリーニングのように自分で洗濯物を店舗まで持ち運び、キレイになった衣類を再び持ち帰る必要はありません。育児や仕事で忙しくなかなかクリーニングが出せないという方や、重い衣類の持ち運びがつらい高齢者の方も利用しやすいでしょう。

また、発送方法や受け渡し方法が選べる点も宅配クリーニングのメリットだといえます。
自宅はもちろん、コンビニや会社で衣類を受け渡しできたり、対応する宅配ボックスがあるマンションなどでは不在時でも受け取りができます。

さらに、中にはシーズンオフの衣類を預かる「長期保管サービス」を展開している宅配クリーニングもあります。家のクローゼットに空きができるため、服を家にたくさん置きたくない方にもこのサービスはおすすめです。

宅配クリーニング店のデメリット

反対に、宅配クリーニングのデメリットは当日や翌日に受け取れないことです。
店舗型クリーニング店では、早ければ即日や翌日に仕上がりますが、宅配クリーニングでは1週間程度かかる場合も多いため、急ぎでクリーニングをしたい方には宅配クリーニングは合わないでしょう。

また、クリーニングに関する要望を直接店員の方に伝えられないのも、宅配クリーニングのデメリットです。
要望がある際は、Webからの注文時や集荷依頼時に伝える必要があります。
対面で直接やりとりができないため、クリーニングに関する細かい要望を伝えにくい傾向があるといえるでしょう。

2. 宅配クリーニングと店舗型クリーニングの料金を比較

宅配クリーニングと店舗型クリーニング、どちらの料金がおトクなのでしょうか?
ここでは、それぞれのクリーニングにかかる費用を比較して見ていきましょう。

クリーニング料金の比較表

宅配クリーニングと店舗型クリーニングの料金比較は、以下の表の通りです。

【1点当たりのクリーニング料金比較】
宅配クリーニング 店舗型クリーニング
ワイシャツ 350円前後 パック料金のみの店舗の場合
一律990~1,300円前後
250~350円前後
スカート 750円前後 400~700円前後
コート 1,800~2,000円前後 1,000~2,500円程度
セーター 650~750円前後 500~1,000円前後

※2022年3月現在

※すべて税込価格です。

サービス料を除けば料金はほぼ同じ

宅配クリーニングは便利ではあるものの「料金が高いのでは?」と思うかもしれません。
確かに、店舗型の料金よりも宅配クリーニングは少し高めの金額に設定されている場合もありますが、比較表を見てみるとそれほど大きく料金が変わらないことが分かります。

宅配クリーニングで気になるのは送料がかかることで、送料込みの料金を考えると割高になってしまう可能性も。しかし、注文金額が大きくなると送料が無料になるサービスも多いため、まとめて依頼することで送料は節約できます。

また、パック料金が設定されている宅配クリーニングであれば、何を出しても金額は一律。コートなど店舗型では高くなる品目を中心に宅配クリーニングで依頼すると、店舗型よりも安くなる可能性もあります。

一見すると宅配クリーニングの料金の方が高く見えてしまいますが、このように依頼内容を工夫することで店舗型よりおトクに利用できることもあるのです。

宅配クリーニングはパック料金がお得

宅配クリーニングには、店舗型と同様に1点ずつ依頼できるお店もありますが、先にも紹介したようにパック料金を提供しているケースも多くあります。

大手宅配クリーニング2社のパック料金と、大手店舗型クリーニングの料金を比較すると以下の表の通りです。

パック料金(税込) 1点当たりの料金(税込)
宅配クリーニングA社 5点パック:7,678円
10点パック:9,878円
5点パック:1,535円
10点パック:987円
宅配クリーニングB社 5点パック:9,405円
10点パック:12,870円
5点パック:1,881円
10点パック:1,287円
店舗型クリーニングC社 非対応 385~4,000円前後

※2022年3月現在

※すべて税込価格です。

店舗型クリーニングの場合、ワイシャツは400円(税込)程度でも、ダウンコートは4,000円(税込)など依頼する品目によって大きく金額が変わります。

一方で宅配クリーニングのパック料金の場合は、何を出しても一律金額です。これは一見すると費用が高いと感じてしまいますが、コートやジャケットなど店舗型では高くなる品目を中心に依頼することで、店舗型よりも安く依頼できる可能性があります。

パック料金の宅配クリーニングに依頼する場合は、コートやジャケット、スーツなどを中心に依頼すると節約につながりますね

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3. 宅配クリーニングと店舗型クリーニングでサービス内容を比較

続いては、宅配クリーニングと店舗型クリーニングのサービスには、どのような違いがあるのか見ていきましょう。ここでは、それぞれのサービス内容を分かりやすく比較します。

時短になって便利なのは宅配クリーニング

スマホで申込

宅配クリーニングは、自宅にいながら全ての手続きが完了するため、店舗へ持ち込みに行ったり、受け取りに行ったりといった手間がかかりません。

また、店舗型では、お客さんが多く混んでいる時には順番待ちとなり、待ち時間が発生することもあります。一方、宅配クリーニングには待ち時間もなく、自分の都合にあわせて依頼ができるので時間の節約にも。

仕事や育児などで忙しくて時間がない方でも、自分の手が空いている時にいつでも依頼できるという手軽さが、宅配クリーニングの大きな魅力といえるでしょう。

宅配クリーニングは電話かWebで24時間申し込み可能

宅配クリーニングなら24時間依頼ができるため、思いついた時や手が空いている時に、いつでもクリーニングを申し込めます。依頼方法は、主に以下の3つです。

  • インターネット(Web)注文
  • 電話注文
  • FAX注文

中でもインターネット注文は24時間対応していることが多く、いつでもどこでも気軽にクリーニングを申し込めます。日中は仕事で忙しい方や、小さいお子さんがいて店舗型クリーニングの営業時間に行きにくい方にもおすすめです。

関連記事:宅配クリーニングを利用する流れを解説!出し方の注意点もチェック

4. 宅配クリーニングと店舗型クリーニングで仕上がりを比較

宅配クリーニングと店舗型クリーニングでは、肝心のクリーニングの仕上がりにも差があるのでしょうか。ここでは、それぞれのクリーニングの仕上がりの差を比較して見ていきましょう。

どちらもキレイに仕上げてくれる

結論から言うと、宅配クリーニングと店舗型クリーニングの仕上がりには、どちらも大差はないといえます。
洗濯物はしっかりキレイに仕上がるため、用途に応じ好きな方を選ぶのがおすすめです。

近年では、店舗型クリーニングも宅配クリーニングと同様、店舗ではなく工場でクリーニングを行うケースが増えています。洗い方が全く同じであるケースも多く、仕上がりにはあまり差が出ないことも多いのです。

ただし、料金があまりにも安過ぎるクリーニング会社は、宅配・店舗型を問わず仕上がり品質が落ちる傾向があります。良い仕上がりのクリーニング会社を選びたい場合には、価格設定をチェックするようにしましょう。

宅配クリーニングは返送されたらすぐに取り出す

宅配クリーニングを利用する場合、仕上がった衣類が返送されたらすぐに中身を取り出すことをおすすめします。箱詰めされた衣類はどうしてもシワが発生しやすいため、届いたらすぐに開封して1、2日ほど陰干しをしましょう。

搬送の際に衣類についていた細かなシワは、陰干しをするとほとんどなくなります。どうしても搬送時のシワがとれない時や、仕上がりに気になるところがある場合は、早めに宅配クリーニング会社に連絡をしましょう。

5. 手間をかけたくない人には宅配クリーニングがおすすめ

宅配クリーニングを利用する場合、仕上がった衣類が返送されたらすぐに中身を取り出すことをおすすめします。箱詰めされた衣類はどうしてもシワが発生しやすいため、届いたらすぐに開封して1、2日ほど陰干しをしましょう。

搬送の際に衣類についていた細かなシワは、陰干しをするとほとんどなくなります。どうしても搬送時のシワがとれない時や、仕上がりに気になるところがある場合は、早めに宅配クリーニング会社に連絡をしましょう。

宅配クリーニングを上手に使うコツ

宅配クリーニングを上手に使いたい方は、パック料金を利用するのがおすすめ。
季節の変わり目にコートやダウンなどの大物をパック料金で依頼することで、店舗型よりも費用を節約できます。

また、宅配クリーニングは届くまでに時間がかかる傾向にありますが、有料のオプションを利用すれば、衣類の仕上がりを早められる場合もあります。急ぎの場合はオプションを上手に活用しましょう。

その他にも、シミ抜きなどの要望については電話ではなく、Webフォームやメールで行うのがコツです。
中にはオーダーシートを同封してくれる宅配クリーニング会社もあります。
やりとりを残せるため、トラブルがあった時にも対応がしやすくなるでしょう。

宅配クリーニングのお店を選ぶポイント

宅配クリーニング会社を選ぶ際には、以下の4つのポイントを意識して選ぶのがおすすめ。

  • 料金設定がどのようになっているか
  • クリーニング後、荷物が届くまでの日数はどの程度かかるか
  • シミ抜きや配送オプションなどのサービスが充実しているか
  • 実際に依頼してみて、仕上がりがしっかりしているか

料金設定や仕上がりのクオリティをしっかり確認することが、宅配クリーニング選びのコツです。料金が安過ぎる場合は品質がイマイチなこともありますので、料金設定と品質のバランスを見極める必要があります。
また、オプションサービスが充実しているか、配達までの日数などもしっかり確認しましょう。

クリーニング会社選びに迷ったら、まずはお試しで数が少ないパックを利用するのもおすすめです。大切な衣類のクリーニングの依頼をする前に、そのクリーニング会社が信用に値するかをしっかりと確かめましょう。

6. 自宅から気軽に洗濯ができる宅配クリーニングはおすすめ!

キッチンでスマホを持つ女性

自宅にいながらでも利用できる宅配クリーニングは、注目されているサービスのひとつです。Webから24時間申し込みができるサービスもあるため、昼間に時間がとれない方にもうれしいサービスですね。

宅配クリーニング「RE:KURI(リクリ)」なら、自宅にいながら24時間スマホで注文&衣類の集荷依頼ができるので、重い衣類を持って店舗へ行き、出来上がりを待って受け取りに行くといった手間もかかりません。
また、創業50年以上・約200店舗を運営するクリーニング会社なので、安心感もありますね。

今まで利用したことがないという方も、この機会に宅配クリーニングを一度利用してみてはいかがでしょうか。

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