スーツ・礼服をクリーニングに出す最適な時期や頻度、料金相場は?

UPDATE:2022.04.25
スーツ・礼服をクリーニングに出す最適な時期や頻度、料金相場は?

スーツや礼服を着た後、クリーニングへ出していますか?
汚れが目立たない場合は、洗濯せず、そのままクローゼットへ仕舞う方もいらっしゃるのでは?

一度着用したスーツや礼服には、目に見えない汗のシミや小さなホコリがたくさん付いています。
そのままクローゼットの中で保管すると、カビや虫食いの被害にあう可能性も!

この記事では、スーツや礼服のクリーニング頻度や適切なタイミングを解説します。
料金相場やかかる日数、注意点などもご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

1. スーツ・礼服のクリーニングをする頻度とタイミング

礼服置き撮り

スーツや礼服は、どれくらいの頻度でクリーニングへ出せばよいのでしょうか?
たとえ目に見える汚れがなくても、実は汗やホコリで汚れているものです。
そのため一度も洗わずに収納すると、衣類の寿命を縮めてしまいます。

スーツ・礼服のクリーニング頻度

スーツのクリーニングは、汗をかきやすい夏場は2週間に1回程度必ず行いましょう。
また、着ていないスーツがあっても、お手入れのために1シーズンに1回はクリーニングをすることをおすすめします。

礼服は一度でも着用したらクリーニングしましょう。
着用するだけで汗が付着し、目に見えない汗のシミが付いているので、その状態で保管すると、落としにくいシミになったり、汚れが浮き出て目立つようになったりします。

スーツ・礼服をクリーニングに出すタイミング

スーツも礼服も、衣替えで収納する前には必ずクリーニングしましょう。
クリーニングに出している間も着られるように、スーツは複数所持しておくと安心です。

とくに礼服は、いつ入用になるか分からないため、常にキレイな状態でクローゼットにしまっておくと、いざという時に安心です。

スーツや礼服をクリーニングに出すときは、必ずジャケットとズボン・スカートをセットで出すようにしましょう。
というのも、別々で出すと、上下でクリーニングする回数が異なり、色合いが変わってしまう可能性があるためです。

クリーニング店によってはスーツ上下セットの料金を提示しているお店もあり、その場合は個別に出すよりもおトクです。

2. スーツ・礼服のクリーニング料金相場は?

スーツと礼服を、一般的なクリーニングに出したときの料金相場は以下の通りです。

【一般的なクリーニング店のスーツ・礼服
料金相場】
 ※1枚あたりの料金相場
男性用/女性用スーツのジャケット 約1,000円
男性用/女性用スーツのズボン
女性用スーツのスカート
約500円

※すべて税込価格です。

注文から受け取りまで自宅で完結する「宅配クリーニング」でも、スーツや礼服を依頼できます。
一般のクリーニング店は衣類の種類ごとに料金が決められていますが、宅配クリーニングでは「アウター・ボトムス関係なく〜点までならどんな衣類でも料金が一律」という価格体系が多いようです。
そのため、ここでは、点数ごとの料金相場を記載します。

【宅配クリーニングの場合の料金相場】
5点パック 10点パック 20点パック
通常のクリーニング 約8,200円 約11,000円 約18,000円

※すべて税込価格です。

3. スーツ・礼服のクリーニングにかかる日数

クリーニング

スーツや礼服をリーニングへ出してから手元に届くまでの日数は以下が目安です。

一般のクリーニング店に依頼した場合 1~2日
宅配クリーニングに依頼した場合
(集荷キットが到着するまでの日数含む)
10~17日

一般のクリーニング店と宅配クリーニングでは日数が異なるので、注意ください。
スーツや礼服が急ぎで必要な場合は、即日対応を受け付けているお近くのクリーニング店へ依頼しましょう。

4. スーツ・礼服のクリーニングでおすすめするオプションは?

スーツや礼服をクリーニングに出すときに、ぜひ一緒に検討してほしいのがオプションメニュー。
衣類を長持ちさせ、収納スペースのお悩みを解決したい場合、以下のオプションメニューがおすすめです。

防虫加工 衣類を好む虫を寄せ付けない加工を施します。無臭の溶剤を使用するため、市販の防虫剤のニオイが苦手な方にもおすすめです。
真空パック クリーニング後に真空パックして返却してくれるメニューです。プロの手により真空パックされているため、隙間がなく自宅の収納スペースもすっきりするうえ、ダニやカビが入り込むのを防ぎます。
保管サービス クリーニング店で衣類にとって最適な環境下で保管してくれるサービスです。ダニやカビの発生を防ぐうえ、自宅の収納スペースがすっきりします。
※多くのクリーニング店ではオフシーズンの間のみ保管してくれます。
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5. スーツ・礼服をクリーニングに出す際の注意点

スーツや礼服をクリーニングに出すとき、注意してほしいポイントが3つあります。
依頼前にしっかり確認すれば、クリーニングにおけるトラブルが回避しやすくなるので、おさえておきましょう。

礼服は礼服用のハイクラスコースで注文する

礼服をクリーニングに出すとき、できれば「礼服用のコース」で洗ってもらいましょう。
礼服はデリケートな素材が使われているため、ほかの衣類よりもていねいに洗う必要があります。
クリーニング店によっては、衣類が長持ちするよう礼服に特化したコースが用意されているところもあるので、一度確認してみてください。

もし礼服用のコースがない場合は、クリーニング店へ依頼するときに礼服であることをきちんと伝えましょう。
宅配クリーニングを使用する場合は、集荷キットに同梱されている「要望書」や「オーダーシート」に礼服が含まれていることを記載するのを忘れずに。

礼服用コースは、通常のクリーニングより料金が高めですが、それだけ手間をかけて洗ってくれるため、衣類が長持ちし安心です。

スーツ・礼服のポケットの中身を確認する

スーツや礼服をクリーニングに出すとき、ポケットに物を入れたまま出してしまったことはありませんか?
クリーニング工場では、必ず衣類を検品しポケットに物が入っていないかを確認してからクリーニングを行っています。

しかし、気づかないところにポケットがあるスーツもあるため見落とす可能性も。
そのため自分でも、クリーニングへ出す前に一度ポケットの中に物が入っていないか必ず確認しましょう。

ポケットに入っている物で特に多いのが、ハンカチやレシート。
まれに鍵や定期券などの貴重品が入ったままクリーニングに出されていることもあるようです。

ポケットに物を入れる習慣がある方は注意しましょう。

スーツ・礼服の汚れ・ほつれ・破れた箇所などを確認する

スーツや礼服に限らず、衣類をクリーニングに出すときは穴やほつれがなど状態を把握してから出すのが基本です。
というのもクリーニングから戻ってきて発見した場合、クリーニングに出す前後の、どのタイミングでついたかわからないためです。

また、あらかじめほつれや穴を見つけておくと、お店によっては無料で修復してくれるサービスがあります。

宅配クリーニングの場合は、注文時に「要望書」や「オーダーシート」という用紙が集荷キットと一緒に送ってくれるもあります。
穴やほつれなど気になることがある際は、この用紙に記入するようにし、修復が可能であれば、この機会にお願いしましょう。

6. スーツ・礼服の保管方法

礼服ハンガー

スーツや礼服は、保管時に虫食いやカビの被害にあう可能性があります。

そのため、防虫および防湿を徹底して行う必要があります。
クローゼットにしまうときには、以下を心がけるとよいでしょう。

  • 保管場所の通気性をよくする
  • 通気性のよい不織布カバーをかける
  • 除湿剤を置く
  • 防虫剤を置く
  • ほかの衣服とは隙間を開け、余裕を持って収納する

これらに気をつけるだけでも、虫食いやカビのリスクが大幅に低下します。
できれば、スーツや礼服を保管している部屋全体の換気をこまめに行いましょう。

7. スーツや礼服は適切な頻度とタイミングでクリーニングへ!

スーツや礼服のクリーニングについて解説しました。
スーツや礼服は一日中着ると、目立つ汚れだけでなく、目に見えない汚れが意外と付いているものです。
そのため、適切な頻度・タイミングでクリーニングに出す必要があります。

しかし「せっかくクリーニングへ出したのに、自宅で保管していたらカビが生えていた!」という経験をした方もいらっしゃるでしょう。

宅配クリーニング「RE:KURI(リクリ)」には、自社工場でクリーニングしたスーツや礼服をそのまま専用の倉庫で保管してくれるサービスがあります。

衣類にとって適切な環境下で、洗濯のプロが徹底管理するため、カビや虫食いを防ぎます。
またオフシーズンの間、自宅の収納スペースがすっきりしますよ。

スーツと礼服の正しいクリーニング知識をつけ、いつでも着られるような状態を保ちましょう。

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