【マフラーの洗濯方法】失敗したときや洗濯表示がない場合は?

UPDATE:2021.10.29
【マフラーの洗濯方法】失敗したときや洗濯表示がない場合は?

マフラーは冬の必須アイテム!
でも、日々のお手入れは、消臭スプレーなどで済ませていませんか?

マフラーは気温が下がるとほぼ毎日身につける物のため、皮脂汚れが溜まりやすく放置すれば生地を傷めることも!

そこで今回は、マフラーを長持ちさせるための適切な洗濯方法と、万が一洗濯に失敗してしまったときの対処法についてご紹介します。
お気に入りのマフラーをできるだけ長く使いたいとお考えの方は、この記事を最後まで読んでマフラーのお手入れをマスターしましょう。

1.マフラーを洗濯する際の注意点

マフラーを洗濯する前に知っておいてほしい注意点について、ご紹介します。

マフラーの素材よりも洗濯表示の確認を

マフラーを洗濯する前に、まず「洗濯表示」を確認しましょう。
全ての洗濯衣類に言えるのですが、「洗濯表示」は衣類により適切な洗濯方法が記載された大切な情報源!

水で洗えると思っていたものが、意外にも水洗いできない場合があるんです。

洗濯する前に、ウールやカシミアなど、素材によって最適な洗い方をネットで調べるより、大切なのは、素材よりも「洗濯表示」。
「洗濯表示」に記載されている内容に従いましょう。

【「水洗い」に関する洗濯表示】

洗濯(水洗い)の洗濯表示

ただしカシミアやウールなど、動物性由来の素材は非常にデリケートなため、「水洗い可」でもできるだけクリーニング店へ持っていきましょう。

マフラーの洗濯頻度は?

マフラーは1シーズンに1回洗うようにしましょう。

洗うタイミングのおすすめは、1シーズンに1回、衣替え時などが出しやすいタイミングです。
もし、汚れがついてしまった場合は、1シーズン終わるまで汚れを放置しておくと落ちにくくなるため、早めの洗濯を心がけましょう。

2.自宅でできる洗濯方法

水洗い可であれば、自宅で洗濯することができます。
ただ、自宅で洗濯する場合、変形したり色落ちする可能性があるので取り扱いには十分気をつけながら進めましょう。

洗濯の前処理をしておく

柔軟剤

マフラーを洗濯する前に、汚れが気になる部分にはあらかじめ「前処理」をしておくと、汚れが落ちやすくなります。

前処理工程では、汚れの部分に、おしゃれ着用洗剤を直接付け、指や洗剤のキャップなどで軽くたたき馴染ませておきます。

この時、部分洗いはせず、そのまま次の洗い工程に進みましょう。
※事前に色落ちしないか確認しておくと安心です。

【マフラーの洗濯におすすめのおしゃれ着用洗剤3選】

商品名メーカー名商品の特徴
アクロンライオン
  • お洗濯による型崩れや縮みをケアしながら洗える
  • シルキータッチ成分と繊維保護成分が毛玉の発生を防ぐ
ウールカシミアシャンプー Cedarentrex(アントレックス)
  • ウールやカシミアの洗濯用に作られている
  • 汚れを落としつつ、毛糸に含まれる天然成分を保護し、つやと風合いを守る
デリケート&ウールウォッシュ 〈おしゃれ着用〉ecostore
  • デリケートな素材の衣類を、ふっくら柔らかく仕上げる
  • 型崩れしにくくシワになりずらい
アクロン
ライオン
  • お洗濯による型崩れや縮みをケアしながら洗える
  • シルキータッチ成分と繊維保護成分が毛玉の発生を防ぐ
ウールカシミアシャンプー Cedar
entrex(アントレックス)
  • ウールやカシミアの洗濯用に作られている
  • 汚れを落としつつ、毛糸に含まれる天然成分を保護し、つやと風合いを守る
  • デリケート&ウールウォッシュ 〈おしゃれ着用〉
    ecostore
    • デリケートな素材の衣類を、ふっくら柔らかく仕上げる
    • 型崩れしにくくシワになりずらい

マフラーの手洗い方法

マフラーはデリケートなため洗濯機より手洗いがおすすめ。
以下の手順で優しく手洗いしていきましょう。

①マフラーの端に付いた紐状のかざりを内側にして、マフラーを洗濯ネットへ入れる
②おしゃれ着用洗剤をぬるま湯と混ぜて桶に入れる
③上から優しく押し洗い
④洗濯ネットごと、マフラーを端からくるくる巻いて軽く絞る
⑤水を入れ替え、洗濯ネットごとマフラーを桶の中ですすぐ
⑥4と5を2回ほど繰り返す(このとき水の中に柔軟剤を入れると、ふわっとした仕上がりになり、静電気を軽減させる効果があります)
⑦洗剤をすすぎ、柔軟剤を全体に行き渡らせたら、最後に洗濯機で洗濯ネットごと脱水

マフラーの干し方

干す前に、軽くシワを両手で伸ばし形を整えます。
端についた紐状の飾りが絡まっていたらほぐしましょう。

マフラーを干すときには、伸びないようM字型に干すのがおすすめ。
干し竿を2本用いてM字型にして干すか、または、伸びないよう平干しする方法もあります。

干し方についても洗濯表示に記載されている場合があるので、干す前に確認しましょう。

【「干し方」に関する洗濯表示】

自然乾燥

マフラーの洗濯に失敗してしまったら?

もしも、マフラーの洗濯に失敗してしまったら、下記のような方法で元に戻しましょう。
アイロンや乾燥機などを使用すると、余計に生地を傷めたり変形したりする可能性があります。

・マフラーが縮んだ場合の対処法
①水洗いする
②洗濯バサミなどで伸ばしたい長さまで伸ばして留める
③そのまま自然乾燥させる

・マフラーが伸びた場合の対処法
①ぬるま湯につける
②戻したい長さに形を整えてドライヤーで乾かす

ただし、これらはあくまでも応急処置ですから、100%元に戻せるわけではないので、注意してください。

3.自宅で洗濯できないマフラーはクリーニング店へ

マフラー

水洗いできない場合は、「クリーニング店」へお願いしましょう!
気をつけておきたいのが、水洗いできなくても洗濯表示に「ドライクリーニング可」と記載がある場合。

洗濯表示に記載されている「ドライクリーニング」は、洗濯機の「ドライコース」ではなく、クリーニング店の「ドライクリーニング」のこと。
そもそも、洗濯機の「ドライコース」とクリーニング店の「ドライクリーニング」は、全くの別物です!
洗濯機の「ドライコース」は、水を使って洗濯槽をほとんど動かさずに、優しく洗うもの。
一方で、クリーニング店の「ドライクリーニング」とは、環境にやさしい特殊な有機溶剤で洗濯するもので、水洗いできない衣類の汚れ落としに最適です。

なので、ドライクリーニング可とあるもの含めて、水洗いできない衣類は全てクリーニング店へお願いするのが安全な洗濯方法ということです。

クリーニング店へ持ち込む際、洗濯表示がないものはお店で断られる場合があるため、「チクチクするから」といって洗濯表示を外さないようにしましょう。

洋服パックが超おトク

4.洗濯表示タグがないマフラーの洗濯方法は?

手編みのマフラーや、輸入品のマフラーなど「洗濯表示」のないマフラーはたくさんあります。
そんな時は、自宅で洗おうとせず、まずはメーカーやクリーニング店に相談したほうが安心です。

もし、「洗濯表示」がなくても使用されている素材がわかる場合は、アクリルなどの化学繊維なら手洗いで洗濯可能です。
カシミアやウールなどの動物性素材の場合は手洗い可能ですが、縮む可能性があるためできるだけ短時間で済ませ、すぐに乾かしましょう。

5.日頃からできるマフラーのお手入れ

マフラーをできるだけきれいな状態で長く愛用するには、洗濯以外にも日頃からのお手入れが不可欠。
特に外出中に付いたホコリや汚れ、シワはマフラーの生地や繊維を傷めますから、帰宅後すぐにブラッシングしましょう。

もしマフラーがシワになったときは、洗濯表示を確認し、「アイロン可」の場合のみアイロンをかけます。
このとき、繊維を傷つけたり光沢感を失ったりする可能性があるので、あて布をしながらアイロンをかけるようにしましょう。
「アイロン不可」、または記載なしの場合は、スチームアイロンのスチームをかけて手で伸ばしてください。

ここまでマフラーの洗濯方法やお手入れ方法をご紹介してきましたが、それでもわからないことがあれば、やはり衣類のプロにお任せするのが一番です!

6.冬物をまとめて出すなら宅配クリーニング「RE:KURI(リクリ)」

マフラーの洗濯なら宅配クリーニング「RE:KURI(リクリ)」がおすすめ。
「RE:KURI(リクリ)」の「洋服パック」メニューなら、マフラーと他の衣類を一緒にまとめてクリーニングに出せます。

【「洋服パック」衣類の点数と料金案内】

※9/1~2/28は「保管あり」コースを受け付けておりません。

※すべて税込価格です。

水洗い不可のマフラーでも「汗抜き加工」でスッキリ

大切なマフラーをよりきれいにしたい場合は、オプションメニューの一つ「汗抜き加工」がおすすめです。

「汗抜き加工」とは、「ドライクリーニング」だけでは落とせない汚れを特殊な洗剤を使って落とすクリーニングのこと。
皮脂汚れがつきやすいマフラーで水洗いできない素材の場合は、まさに頼りになるオプションメニューです!

「汗抜き加工」は「洋服パック」のご注文時にオプションとして選択でき、1点770円で利用できます。

「汗抜き加工」の工程や詳しい情報を下記の記事でご紹介しているので、あわせて読んでみてください。

「汗抜き加工で衣類が長持ち?クリーニング店の汗抜き加工とは」はこちら!

7.まとめ

マフラーはウールやカシミアなど非常にデリケートな素材でできている場合もあるため、自宅での洗濯が難しい衣類の一つです。

基本的には、「水洗い可」または「洗濯表示」がないものは手洗いで洗濯し、「水洗い不可」、「自宅での洗濯が不安」な場合は、できるだけクリーニング店を利用するのがおすすめです。

大切なマフラーはできるだけ長く使いたいもの。そんなときには洗濯以外にも、帰宅時にブラッシングするなど定期的なお手入れを心がけましょう。

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