クリーニングに出すべき衣類と洗濯頻度とは?スーツはいつ出すの?
「水洗い不可」と表示された衣類は家庭で洗濯できないので、そんな時は、クリーニング店を利用する方がほとんどだと思います。
プロのクリーニングにお任せすれば、衣類の手触りや汚れの落ち具合など、仕上がりは一目瞭然!
家庭の洗濯とクリーニング店をうまく組み合わせて活用すれば、大幅な家事の時短にもなりますよね。
今回はクリーニング店へ出したほうがいい衣類の種類と、出すタイミングについてご紹介します。
毎日の洗濯物が多い方や衣類をできるだけ長く大切に着たい方、この記事を読んで参考にしてみてくださいね。
1.クリーニングにはどんな衣類を出すべき?
クリーニング店には、主に家庭で洗濯できない衣類を出すのが上手な使い方。
最も代表的な例が「水洗い不可」の衣類。
水洗いが不可かどうかは衣類に付いている洗濯表示で判断しましょう。
衣類に付いている「洗濯表示」は非常に大切な情報源です。
というのも、水洗い不可のため家庭で洗濯できない衣類は意外と多く、水洗いしてしまうと繊維がほつれたり、ダメージを受けて着られなくなった!なんてことも。
それを教えてくれるのが洗濯表示なので、新しく衣類を購入したら必ず洗濯表示を確認しましょう。
また、食べ物のシミやファンデーション・汗のシミなど、家庭やコインランドリーの洗濯機をもってしても、なかなか落ちない汚れってありますよね?
そんなときもクリーニング店へお任せしましょう!
お任せする際には、「ここの汚れが気になっている」と具体的に伝えてくださいね。
洗濯不可や汚れ以外の場合でも、数万円以上する高価な服や特別な服は、家庭洗濯で失敗したら嫌ですよね。
たとえ水洗いができるとしても、万が一、他の衣類に引っかかったり、洗濯後の乾燥が不完全なため傷むなどの失敗も考えられるので、クリーニング店へお任せするのが安心です。
水洗い不可の衣類
そもそも「水洗い不可」の衣類とはどのようなものがあるのでしょうか?理由と併せてご紹介します。
「水洗い不可」の衣類 | 「水洗い不可」の理由 |
---|---|
アセテート・テンセル・レーヨン素材の衣類 | 水に浸すと縮むため |
毛足の長い柔らかいウール素材の上着(カシミヤ・アンゴラ100%) | 水に浸すと縮む、すぐに乾かしてもゴワゴワした手触りになるため |
絹100%のネクタイ | 生地が伸びたり、ネクタイの膨らみがなくなったりする可能性があり、「毛羽立ち」が起こりやすいため |
絹・ウールの着物 | 色落ちしやすく他の衣類に色が移る可能性があるため |
洗濯タグがついていない衣類(輸入品など) | 水洗い不可かどうか判断できないため、念のため水洗いは避けた方がいい |
「水洗い不可」の衣類 |
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アセテート・テンセル・レーヨン素材の衣類 |
「水洗い不可」の理由 |
水に浸すと縮むため |
「水洗い不可」の衣類 |
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毛足の長い柔らかいウール素材の上着(カシミヤ・アンゴラ100%) |
「水洗い不可」の理由 |
水に浸すと縮む、すぐに乾かしてもゴワゴワした手触りになるため |
この他にも「これってクリーニングに出した方がいいの?」と思ったら、迷わずクリーニング店へ相談してみてくださいね。
家庭での洗濯で汚れが落ちない衣類
「水洗い可」でも家庭やコインランドリーの洗濯機ではなかなか落ちない汚れがあります。
その汚れの種類は「水溶性」と「油溶性」の大きく2種類です。
クリーニング店なら皮脂やファンデーションなど油溶性の汚れを「ドライクリーニング」でキレイに落とし、それでも落ちない汗ジミなどの「水溶性」の汚れを「ウェットクリーニング」でさらに洗濯するため、家庭洗濯で落ちなかった汚れもすっきりキレイに!
例えば、ほぼ毎日着て水洗いができる「ワイシャツ」は襟の部分が汗で黄ばんできます。
クリーニング店へ出せば、黄ばみがなくなるだけでなく、購入した時と同様にパリッとした仕上がりになるのでおすすめです。
※時間が経過しているシミ・汚れなど、汚れの種類によっては完全に落ち切らないものもあります。
2.クリーニングへ出すタイミング
では、クリーニングに出す衣類は、どのタイミングで持ち込めばいいでしょうか?
クリーニング店を賢く使うために、衣類を出すタイミングについてご紹介します。
気になる汚れが付いたとき
目立つ箇所や気になる汚れを発見したときは、できるだけ早めにクリーニング店へ持ち込みましょう。
というのも、汚れは落とすのが遅くなればなるほど取れにくくなるため、時間との勝負です!
時間が経つと取れにくくなる汚れには、汗ジミ・醤油・子供服の油溶性の汚れ(油性ペン・ボールペン・絵具)などがあります。
スーツは夏なら2週間に1回冬なら1シーズンに1回
「スーツはクリーニング店によく出している」という方は多いかと思います。
注意したいのは、同じスーツを頻繁にクリーニングに出すなど、過剰な回数のクリーニングは、生地の風合いや劣化を早めてしまいます。なので、1着だけを何度も着続けるのではなく、2~3着を着回すようにしましょう。
クリーニングに出す頻度ですが、一度着るたびに皮脂汚れが付くため、特に汗をかきやすい夏は2週間に1回はクリーニング店へ持っていき、冬は1シーズンに1回を目安にクリーニングへ出すのがおすすめです。
クリーニング店へ出せば、汚れはもちろんスッキリと清潔感のある仕上がりになるので、適度にクリーニングへ出しましょう。
夏の終わりの衣替え
夏は大量に汗をかくため、頻繁に洗濯が必要です。
また、冬にかけての衣替えで夏物を衣装ケースやクローゼットへしまうときは、必ず全て洗濯してからしまいましょう。
皮脂汚れがついたまましまうと、来年夏物を出すときに衣類にカビが生えて着られなくなってしまうことも。
秋物や冬物の衣類を出すタイミングで、夏物衣類をまとめてクリーニングへ出すのがおすすめです。
冬の終わりの衣替え
夏物と同様に、衣替えで冬物をしまう際もコートを含め一度でも着た衣類は必ずクリーニングへ出しましょう。
冬は夏と比較するとそれほど汗をかきませんが、それでも一度着ただけで衣類には皮脂汚れがたくさん付きます。
カビや虫食いの被害に遭わず来年も安心して着るために、春物を出すと同時に冬物をまとめてクリーニングへ出すのがおすすめです。
3.宅配クリーニング「RE:KURI(リクリ)」なら注文から受け取りまで自宅で完結!
多くの衣類をクリーニング店へもって行くのは大変!
さらに、ビニールカバーによってかさばった衣類を引き取って持ち帰るのは面倒ですよね。
宅配クリーニングリクリなら、自宅にいながらスマホで注文&衣類の集荷依頼ができるので、「めんどくさい…」を解決してくれます!
宅配クリーニングリクリの賢い使い方をご紹介します。
まとめてクリーニングなら「洋服パック」がお得
溜まった洗濯物やこれからクリーニングへ出そうと考えている衣類があったら、リクリの「洋服パック」がおすすめ!
「洋服パック」は衣類を20点までまとめて出せる上、衣類の数が多いほど1点にかかる料金が安くなります。
お得な使い方として、例えば「ワイシャツ」を10点ほどまとめて出してみるのもオススメです。
また、リクリの「ワイシャツ」クリーニングの特徴は、「シルクタッチ仕上げ」を施しているところ。
「シルクタッチ仕上げ」とは、柔らかさとのりの固さの手触りをバランスよく残して、しなやかに仕上げるクリーニング技術です。
クリーニング職人が、1着ずつ襟からカフスまでピシッと仕上げ、見た目が綺麗になるだけでなく防臭・抗菌効果も付けて返してくれます。
また、「保管あり」コースを選べば、空調設備の整った環境下で最大10月末まで保管できます。
※「保管あり」コースを選べる期間は3/1~8/31まで。
【「洋服パック」衣類の点数と料金案内】
衣類の点数 | 「保管なし」コース | 「保管あり」コース |
---|---|---|
5点 | 8,525円(1点あたり1,705円) |
10,340円(1点あたり2,068円) |
10点 | 11,550円(1点あたり1,155円) |
15,180円(1点あたり1,518円) |
15点 | 15,015円(1点あたり1,001円) |
20,460円(1点あたり1,364円) |
20点 | 17,600円(1点あたり880円) |
24,860円(1点あたり1,243円) |
「保管なし」コース |
---|
5点 7,150円(1点あたり1,430円) |
10点 9,900円(1点あたり990円) |
15点 13,200円(1点あたり880円) |
20点 15,400円(1点あたり770円) |
「保管あり」コース |
---|
5点 8,800円(1点あたり1,760円) |
10点 13,200円(1点あたり1,320円) |
15点 18,150円(1点あたり1,210円) |
20点 22,000円(1点あたり1,100円) |
※9/1~2/28は「保管あり」コースを受け付けておりません。
※すべて税込価格です。
4.まとめ
クリーニング店へ依頼したほうが良い衣類と、持って行くタイミングについてご紹介しました。
大切な衣類を長く着続けるには、クリーニング店を上手く活用すること!
だけど毎回クリーニング店へ衣類を持って行くのは大変…。
そんなときは、宅配クリーニングならクリーニングの注文から受け取りまで全部自宅で完結できるので、とっても楽チン!
特に、まとめて出せば出すほどお得な「洋服パック」や、次シーズンまで預けられる「保管ありコース」がおすすめです!
この機会に一度検討してみませんか?