衣類は使用前洗いすべき?衣替え時と購入時の正しい取り扱い方

UPDATE:2021.09.30
衣類は使用前洗いすべき?衣替え時と購入時の正しい取り扱い方

衣替えで入れ替えた衣類や、購入したばかりの衣類は、ダニや雑菌が付いている可能性があるので、できるだけ「使用前洗い」をすることがおすすめです。

その他にも、衣替えでクローゼットや衣装ケースにしまう前にも必ず1回は洗濯してからしまった方が、次回出す際に安心して着られ、衣類が長持ちします。

今回は、衣替え時や購入時に、使用前洗いを適切に行うポイントをご紹介します。
肌が敏感な方や不安な方も、ぜひ参考にしてみてください。

1.衣替えの衣類は使用前洗いした方がいいの?

衣替えの衣類は使用前洗いした方がいいの?

衣替え時、久しぶりに見るお気に入りの洋服を着る前に、クローゼットや衣装ケースから出したばかりの衣類は、着る前に一度洗濯した方が良いです。
また、オフシーズンの衣類もしまう前に洗濯してからしまいましょう。

実は、衣類によっては、衣替え時に1回使用前洗い・使用後洗いをした方がいい場合があります。
洗濯せずに放置すると、虫食いやカビが発生する原因になり、着られなくなる可能性もあるので注意しましょう。
どんな場合に使用前洗いをした方が良いのか、見ていきましょう。

衣替えで「しまう衣類」について

衣替えで「しまう衣類」について

まず、衣替え時にしまう衣類について、シーズン中に一度でも身につけた衣類はしまう前に必ず洗濯しましょう。

「1回しか着てないのに洗濯しなきゃいけないの?」と思うかもしれませんが、人は寒いときでも思った以上に汗をかいています。
目には見えませんが、小さな汚れや汗、皮脂汚れが衣類に付着しており、放置したまま収納すると汚れた衣類を好む虫の幼虫や卵、カビが発生する恐れがあるんです。

衣替え時に「さあ着るぞ!」と取り出した服が、カビだらけになっていたり、穴が空いていたりするとショックですよね。
それらを防いで衣類を長く着るためにも、一度でも着用した衣類は必ずしまい洗いをしましょう!

衣替えで「出したばかりの衣類」について

衣替え時に出したばかりの衣類も、以下に当てはまる場合は洗った方が良いでしょう。
  • しまう前に洗っていない
  • 衣類を出したときになんとなく湿気がこもっていた
  • イヤな臭いがする

上記のどれかに1つでも当てはまっていたら、使用前洗いが必要です。
放置したまま着ると、衣類が余計に傷んだりアレルギーの方は身体がかゆくなったりするので危険です!

そのため、衣替えで出したばかりの衣類は、使用前洗いが必要かどうか一度確認してみましょう。

2.買った服を洗わないで着るのはやめた方がいい?

使用前洗いといえばもう一つ!
買ったばかりの衣類って、そのまま着られる方もいるかと思うのですが、肌着やYシャツなど肌に直接触れる服はできるだけ洗った方が良いです。

というのも、衣類が商品棚に並ぶまでの過程において様々な科学物質が付着している可能性があり、人によってはかゆみや炎症などアレルギー反応が出る危険性があります。

また、新品の衣類は一見キレイに見えますが、段ボールによる運搬や倉庫内での保管によって埃や汚れが付いている場合があり、放置すると衣類を傷めることにも。

新品の衣類に付いている「洗濯のり」も落としておく方が良いです。
衣類の製造過程で付く「洗濯のり」は、汗を吸い取る機能を低下させます。
そのため、着ると汗を吸わずベタベタして不快な思いをする場合があり、一度洗濯して「洗濯のり」を落としておいた方が良いです。

ただし、洗濯する前に自宅で洗えるかどうか、衣類に付いた「洗濯表示」を必ず確認しましょう。
自宅で洗濯できない衣類は、クリーニング店へ依頼する必要があります。
洗濯表示の見方は下記の記事で詳しくご紹介していますので、併せてご覧ください。
関連記事:新しくなった「洗濯表示」全41種の見方を徹底解説!

3.衣替えの衣類や新しい服の洗濯方法

衣替えの衣類や新しい服の洗濯方法

衣替え時や新しく買った服の洗濯方法をご紹介します。

まずは洗濯表示の確認から!
「水洗い可」なら自宅で、「水洗い不可」ならクリーニング店へ依頼します。

洗濯(水洗い)の洗濯表示

自宅で衣類を使用前洗いする場合

使用前洗いは、特に手間をかける必要はありません。
いつも衣類を自宅で洗濯するのと同じように洗って大丈夫です!

ただし、使用前洗いをする際は、「洗濯機」で洗う場合も「手洗い」で洗う場合も水や洗剤を繊維によく通すことを心がけましょう。

さらに、濃い色など色落ちしないタイプの衣類なら、干すときにできるだけ日光に当てて殺菌するのがおすすめ!
洗剤と水・日光の力で、身体にとって余分なものや悪いものを全て取り払いましょう。

まとめて洗濯が大変なら宅配クリーニング「RE:KURI(リクリ)」

宅配クリーニング「RE:KURI(リクリ)」

衣替えで「出す衣類」と「しまう衣類」、加えて「買ったばかりの服」と、家族全員分の衣類のことを考えると洗濯物が多く、考えただけでも億劫な気持ちになってしまいますよね…。

そんなときは、一度にまとめて出せる宅配クリーニングがおすすめ!
宅配クリーニングなら自宅から洗濯したい衣類をまとめて出せるほか、洗濯からアイロンがけまで全てやってもらえるので家事の大幅時短になります!

さらに、自宅で洗うより肌触りが良くキレイになって返ってくるので衣類の着心地は抜群!
普段は宅配クリーニングを利用しない方でも、洗濯物が増える衣替えの時期だけ利用する、という使い方もアリですね。

もしクリーニングしたい衣類がたくさんあるのなら、たくさん出すほど1点分の料金が安くなるリクリの「洋服パック」がおすすめです。

【「洋服パック保管なし」コースの料金】

※すべて税込価格です。

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4.カビや虫食いに遭わず自宅で衣類を安全に保管する方法

カビや虫食いに遭わず自宅で衣類を安全に保管する方法

衣替え時にしまった衣類は、正しく保管すれば、カビや虫からの被害に遭いにくくなります。

最近では、便利で優秀な「防虫グッズ」があるので、これらを利用しない手はありません。
特におすすめの「防虫グッズ」をご紹介いたします。

商品名メーカー名特徴
ムシューダ
(クローゼット・引き出し・衣装ケース用)
エステー
  • 長年続く防虫の定番商品
  • 無香料で1年間効果が長持ち
  • 防カビ効果あり
natuvo(ナチューヴォ)
(クローゼット・引き出し・衣装ケース用)
アース製薬
  • 化学的な製造方法を使用していない
  • 子供服にも使用できるオーガニック成分配合の防虫剤
ピレパラアース防虫力
ダニよけシート
アース製薬
  • 衣類の下に敷くだけ
  • 好きな大きさにカットできるので色々な場所で使用可能
ムシューダ
(クローゼット・引き出し・衣装ケース用)
エステー
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  • 無香料で1年間効果が長持ち
  • 防カビ効果あり
natuvo(ナチューヴォ)
(クローゼット・引き出し・衣装ケース用)
アース製薬
  • 化学的な製造方法を使用していない
  • 子供服にも使用できるオーガニック成分配合の防虫剤
  • ピレパラアース防虫力
    ダニよけシート
    アース製薬
    • 衣類の下に敷くだけ
    • 好きな大きさにカットできるので色々な場所で使用可能

「防虫グッズ」と収納スペースの換気を駆使して適切な保管を心がけましょう。
また、衣替え時に衣類を傷めない収納方法について、以下の記事で詳しくご紹介していますので併せてご覧ください。
関連記事:衣替えにおすすめな時期はいつ?衣替えの手順や収納のコツを徹底解説

臭くないし安心!リクリの「防虫加工」

市販の「防虫グッズ」はとても便利ですが、収納場所によっては効果が薄い場合もあります。
また、「防虫グッズの臭いがどうしても気になる」という方もいらっしゃいますよね。

そんな時は、クリーニングで「防虫加工」を施してもらうと、防虫効果がより高く、臭いもしないのでおすすめです。

リクリでは、クリーニングのオプションで「防虫加工」を選択できます。
もちろん「防虫剤」の独特な臭いもせず、肌に優しい加工剤を使用しているので赤ちゃんがいるご家庭でも安心です。

特に、「ウール」や「カシミア」など動物性の天然素材の衣類は虫たちにとって大好物!
高級な素材であり、被害に遭いやすい衣類のため、できるだけクリーニング店で「防虫加工」を施すことをおすすめします。

「防虫加工」が施される工程や効果について以下の記事で詳しくご紹介していますので、参考にしてみてください。
関連記事:クリーニングの「防虫加工」は肌に優しい、臭くない

5.まとめ

衣替え衣類

衣替え時や購入したばかりの衣類の洗濯方法をご紹介しました。

見えない汚れを落とすために衣替え時には、「しまう前」と「着る前」に一度洗濯するのがおすすめ。
意外かもしれませんが、新品の服には埃や見えない汚れがついている可能性も…。

忙しい場合は、宅配クリーニングなどを上手く活用し、いつでも清潔な服を着られるように、「しまう前」「着る前」洗いの習慣を取り入れてみてください。

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