花粉の被害から洗濯物を守るには?
昨日は洗濯指数についてお伝えしました。
春の陽気が気持ちよい季節になり、「今日はたまった洗濯物を片付けよう!」という人も多いでしょう。
洗濯したら、多分外に干すと思うのですが、花粉症の人は干し方に要注意!
今の時期はスギ花粉が大量に飛散している地域が多いです。
北海道と沖縄はスギ花粉はないのですが、そのほかは日本全国で花粉症に苦しんでいる人も多いでしょう。
この時期に洗濯物を外に干すと、花粉まみれになってしまいます!
室内に取り入れるときに、はたいているから大丈夫?
いえいえ、そんなことでは花粉は落ちないんですよ。
洗濯洗剤は消臭剤でおなじみのP&Gが実験したところによると、洗濯物を外にほして、取り入れるときにはたいても、80%の花粉が付着したままだったそうです。
花粉まみれのまま室内に取り入れて収納していることになりますね。
花粉が飛散する時期は、外で干すより室内での部屋干しをするほうが花粉の被害から衣類を守ることができますよ。
部屋干しをするときに、気になるのが生乾きのようなイヤな臭いですよね。
この臭いの原因は私たちの皮膚にいる常在菌です。
常在菌が衣類に残った皮脂などをエサにして繁殖し、嫌な臭いの原因になっています。
天日干しすれば殺菌されるのですが、外に干せば花粉の被害にあってしまう・・・
部屋干しのイヤな臭いを解消するには、洗うときにコツがあります。
洗濯機をまわすときに、半分に切ったレモンを洗濯ネットに入れて、一緒にまわしてみてください。
レモンに含まれるクエン酸には殺菌作用があります。
クエン酸が嫌な臭いの原因である雑菌を殺菌してくれます。
最近は香り付き柔軟剤を使う人が多いですが、柔軟剤には殺菌作用はありませんので、臭いの原因である常在菌は残ったまま。
嫌な臭いを芳香剤でごまかしているだけなんですね。
だから、芳香剤の効果が切れたら嫌な臭いがしてくるはずです。
部屋干しの嫌な臭い対策にはレモン(クエン酸)がおすすめです。