1年分の衣類を限られた収納スペースに保管するには、収納ケースの選び方が結構ポイントだったりします。
収納場所に合った収納ケースを選びましょう。
着る頻度が高い衣類は、引き出しケース
同じ型の引き出しケースをそろえれば、引き出しを入れ替えるだけで衣替え完了です。
高い位置へ収納するには、布製ケース
ケースが軽いので扱いやすいです。あまり使わない衣類を入れて、整理たんすの上など、高い位置に収納するのに適しています。
部屋の片隅に置くなら、ストレージボックス
収納スペースに収まりきらず、部屋の隅など目につくところに置くなら、ふた付きで見た目のよいストレージボックスが便利です。
積み上げて収納するなら、プラスチックケース
使用頻度の低いものは積み上げ式プラスチックケースで。
クローゼットの奥に、キャスター付き収納ケース
押し入れなど奥行きのある場所にしまうなら、重いものをしまっても動かしやすいキャスター付き収納ケース。
収納ケースに小分けするときに、風呂敷
収納ケースの中でさらに小分けしたいときに便利です。
以上、衣替えのときに便利な収納ケースでした。
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冬の間お世話になったウールのコート。暖冬だったとはいえ、何回かは着られたのではないでしょうか。
コートは一度でも着ると、目に見えない汚れが付着しています。
そのまま仕舞うと、お気に入りの一着が台無しになります。
冬物コートは衣替えで仕舞う前に、しっかりお手入れしてあげましょう。
■ウールコートの洗い方
まずは、洗濯表示タグを確認しましょう。ウールのコートはほとんどが水洗い×になっているはず。
本当はクリーニングに出してほしいところですが、自宅で洗濯できないわけではありません。
まず、お湯ではなく水で洗いましょう。洗濯機を使う場合は、必ず洗濯ネットに入れて。
おしゃれ着洗い用の洗剤で、水流は弱めの「手洗いコース」で洗いましょう。
手洗いコースがない場合は、手洗いで。
ウールはどんなに気を付けて洗っていても、水洗いをすると風合いが変わったり、縮んだりします。
※家庭で洗濯する場合は、自己責任でお願いします。
洗い終わったら軽く脱水して干しましょう。
ポイントは干した後です。
必ずアイロンがけをしましょう。
型崩れを防ぐためにも、洗濯後のアイロンかけは必須です。
コツは服に直接アイロンを当てずに、スチームの蒸気だけ当てるようにすることです。
ウールは高温に弱いのでスチームの温度調整ができるなら、低から中くらいにしましょう。
素材によっては表面が毛羽立ったり、縮んだりすることがあるので、覚悟は必要です。
お気に入りの一着はクリーニングに出してくださいね。
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そろそろ衣替えの準備をしていなかなければ!という時期になってきました。
特に冬から春に向かう時期に衣替えは必須ですね。
冬物衣料はきちんと洗って、保管方法にも気をつけないと、虫食いでお気に入りの服が台無し!なんてことにもなりかねません。
今日は衣替えのときに気をつける5つのポイントについてお伝えします。
1.汚れを落としてからしまいましょう。
冬でも汗はかいています。汗汚れは目に見えませんが、衣類に残ったまま収納すると、黄ばみや変色の原因になってしまいます。
冬物衣料を出したときに、見に覚えのないシミが出てきた!というときはほとんどの場合、汚れを落としてから収納しなかったからです。
2.しっかり乾燥させる
汚れを落としたらしっかり乾燥させます。クリーニングに出した場合は、ビニールのカバーははずしましょう。
3.早めに終わらせる
虫食いの被害にあいやすい冬物衣料ですが、害虫は気温が15℃を超えると活動が活性化します。
早めに汚れを落としておきましょう。
4.防虫対策はしっかりと
衣類を食べる害虫は、衣類に残っている食べこぼしのシミなどが大好物です。
シミ、汚れはしっかり落とした上で、防虫剤は必ず一緒に入れておきましょう。
違う種類の防虫剤を一緒にすると液モレが起こることがあり、それがシミの原因になりますので、違う種類の防虫剤を一緒に使わないようにしましょう。
また、防虫剤は空気より重いので、衣類より上に置くようにしましょう。
除湿剤も一緒に入れておくといいでしょう。
5.収納は余裕をもって
クローゼットにハンガーで収納する場合はあまり詰めすぎないように。
衣装ケースを使うときは、収納ケースの8割くらいに抑えましょう。
収納ケースにつめこみすぎると、シワや型崩れの原因になります。
さらに、湿気がこもりやすくなるので、カビの原因にもなります。
カシミアなどの天然素材は湿気に弱いので、収納ケースの上のほうに保管するようにしましょう。
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冬のコートもそろそろ出番が終わりますね。
衣替えで仕舞われると思いますが、仕舞う前には洗濯をしておきましょう。
家庭で洗濯できるコートのお手入れ方法についてお伝えします。
まずやるのは、表面のほこり落としです。
30分くらい外に吊るした後軽く叩き、ウールの場合は柔らかい洋服用のブラシなどで、表面についたほこりを落とします。
次にラベルを確認して、洗濯方法を調べてみてください。
一般的に冬物のコートは、水洗いできないものが多いです。
ただ、ラベルを見るとポリエステルが入ったジャケットなどは、手洗い可や水洗い可の物もあります。
子供用は手洗い可の製品が比較的多いですね。
ウールのコートはほとんど水洗い不可のはずです。
汚れがひどい物、お気に入りのコートはクリーニングに出すようにしてください。
水洗い可(手洗い可)の製品の場合
水洗い可になっている製品でも洗濯機でまわすのはやめておいたほうがいいです。
液体タイプの中性のオシャレ着洗い洗剤などで、軽く押し洗いします。
洗面器やタライ、浴槽などを使って押し洗いします。
まずそで口や衿などの汚れがひどい部分を確認し、その部分だけを先に、液体洗剤で汚れを落としてから、全体を洗うとキレイに仕上がります。
すすぎはしっかり行ないましょう。水がきれいになるまで、押してすすぎます。洗剤が残っていると臭いの原因にもなります。
すすぎができたら、脱水は洗濯機で1分以内で。
あとは陰干しします。時間をかけてゆっくり乾かすほうが型崩れしません。
1日で表を乾かしたら、翌日は裏返すなどして干すとよりいいです。
ダウンコートの場合は家庭でのお手入れはさらに難易度が上がります。
どうしても家庭で洗うとボリュームダウンしてしまうんですね。
ダウンコートはクリーニングに出すのがいいですよ。
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すっかり春の陽気になってきましたね。
今年は衣替えを早くしないといけないかもしれませんね。
冬物衣料はしまわれる前にクリーニングして汚れをきっちり落としてからしまいましょう。
ところで、衣替えっていつから行われていたのか興味があったので調べてみました。
湿度の高い日本では毎年一定の日程で夏服と冬服を使い分けていました。
衣替えは平安時代から行われていたようです。
宮中では4/1と10/1に「更衣」という行事がありました。
平安時代の貴族は4月から9月末までは単衣を着て、10月から3月までは綿入りの袷を着ていたみたいです。
平安時代の「袷」というのは綿をつめたもののことを言いますので、今でいう「袷」とはちょっと違います。
今の「袷」というのは裏地のついた衣服のことですからね。
「袷」というのが、今の意味で使われるようになったのは江戸時代のこと。
江戸時代には1年に4回衣替えが行われていました。
4月から夏服では寒かったのかもしれませんね。
今のように冷暖房のない時代には衣類で体温を調節する必要があったでしょうから、衣替えは必須の行事だったでしょうね。
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