大切な衣服をクリーニングに出そうと思っても、クリーニング料金がいくらかかるのか気になりますよね。
クリーニング料金は、衣類の種類やクリーニング会社によっても様々です。
普段あまりクリーニングを利用しない方にとっては、料金の相場がわからず、どこのクリーニング店を選べば良いか迷われるのではないでしょうか。

そこで今回は、クリーニング料金の相場や仕上がり日数の目安を衣類の種類別にご紹介します。
クリーニング料金の相場を知って、自分に合ったクリーニング会社を見つけましょう。

1. クリーニング料金の仕組み

家計簿をつける

クリーニングの相場をご紹介する前に、まず知っておきたい料金の仕組みについてご紹介します。
料金の仕組みを知っておくことで自身に合うクリーニング会社を選びやすくなり、おトクにクリーニングを出すことができます。

クリーニング料金は主に「地域の相場」「対象となる衣類」「クリーニングの加工オプション」の項目から決まっています。
それぞれの項目のポイントは下記です。

地域の相場
  • チェーン店の場合は地域により料金が変わることがある。
  • 宅配クリーニングは、地域性に関わらず全国一律料金の場合が多い。
対象となる衣類
  • スカート・ジャケット・ブラウスなど衣類の種類ごとに洗濯方法が異なるため、衣類の種類ごとに料金が異なる。
  • カシミアなどデリケートな素材は生地が傷みやすく取扱いが難しいため、衣類の素材によっても料金が異なる。
  • ライナーやファーなど、付属品は料金が追加になる場合がある。
クリーニングの
加工オプション
  • シミ抜きや撥水加工など衣類をよりキレイに仕上げるために特殊な溶剤やプレス機を使用する場合があり、追加で料金がかかる。

クリーニングには店舗型と宅配型の大きく2種類があります。
宅配クリーニングは、自宅で注文からクリーニング品受け取りまでを完結できるので、最近利用が増えているサービスです。
店舗型と宅配型クリーニングの料金の特徴は、店舗型は衣類の種類によって金額が変わり、宅配型は「パック料金」のお店が多く、どんな衣類を出しても一律金額です。

次からは、衣類の種類ごとにクリーニング料金と仕上がり日数の目安を店舗型・宅配型の2種類に分けて、ご紹介していきます。

2. スーツのクリーニング料金と仕上がり日数【店舗・宅配別】

スーツをクリーニングに出すタイミングは、季節によって異なります。
汗をかきやすい夏場は3回の着用で1回、冬場は月に1回のクリーニングを目安にするとよいでしょう。

店舗型クリーニングのスーツの料金相場

店舗型クリーニングのスーツの料金相場と仕上がり日数の目安は以下のとおりです。

料金の相場 1,000円〜1,500円程度
仕上がり日数の目安 3日〜7日程度

※すべて税込価格です。

宅配クリーニングのスーツの料金相場

宅配クリーニングのスーツの料金相場と仕上がり日数の目安は以下のとおりです。

料金の相場 800円~1,800円程度
仕上がり日数の目安 7日~12日程度 ※衣類の集配期間を含む

※すべて税込価格です。

3. ワイシャツのクリーニング料金と仕上がり日数【店舗・宅配別】

ワイシャツは、自宅で3回洗濯したら1回はクリーニングに出すことをおすすめします。
毎回洗濯していても、自宅の洗濯では汚れが落とし切れていないことがあります。汚れが積み重なり、黄ばみとなって目に見えて分かるシミになると、落とせない場合も。そのため、汚れが目立っていなくても、定期的にクリーニングに出すことで白くキレイなワイシャツが長持ちします。

店舗型クリーニング店のワイシャツの料金相場

店舗型クリーニングのワイシャツの料金相場と仕上がり日数の目安は以下のとおりです。

料金の相場 100円〜500円程度
仕上がり日数の目安 即日〜5日程度

※すべて税込価格です。

宅配クリーニングのワイシャツの料金相場

宅配クリーニングのワイシャツの料金相場と仕上がり日数の目安は以下のとおりです。

料金の相場 800円~1,800円程度
仕上がり日数の目安 7日~12日程度 ※衣類の集配期間を含む

※すべて税込価格です。

4. スカートのクリーニング料金と仕上がり日数【店舗・宅配別】

スカートは外気中にある「ちり」や「ほこり」の汚れがつきやすいので、3回程度着用したら1回クリーニングに出すのが理想です。
クリーニング料金は、スカートの素材や形状によって異なるクリーニング会社もあります。

店舗型クリーニング店のスカートの料金相場

店舗型クリーニングのスカートの料金相場と仕上がり日数の目安は以下のとおりです。

料金の相場 500~950円程度
仕上がり日数の目安 3日〜7日程度

※すべて税込価格です。

宅配クリーニングのスカートの料金相場

宅配クリーニングのスカートの料金相場と仕上がり日数の目安は以下の通りです。

料金の相場 800円~1,800円程度
仕上がり日数の目安 7日~12日程度 ※衣類の集配期間を含む

※すべて税込価格です。

5. セーターのクリーニング料金と仕上がり日数【店舗・宅配別】

セーターを持つ女性

セーターやニットは布地から作られた服ではなく毛糸から編まれた服であるため、自宅で洗濯すると、型崩れを起こしたり、縮んだりしてしまう可能性があります。そのためセーターは、2〜3回着用したら1回クリーニングに出すとよいでしょう。
カシミアなどのデリケートな素材は、クリーニング料金が高くなる傾向にあるので要注意です。

店舗型クリーニング店のセーターの料金相場

店舗型クリーニングのセーターの料金相場と仕上がり日数の目安は以下のとおりです。

料金の相場 600円程度
仕上がり日数の目安 1日〜7日程度

※すべて税込価格です。

宅配クリーニングのセーターの料金相場

宅配クリーニングのセーターの料金相場と仕上がり日数の目安は以下のとおりです。

料金の相場 800円~1,800円程度
仕上がり日数の目安 7日~12日程度 ※衣類の集配期間を含む

※すべて税込価格です。

6. コートのクリーニング料金と仕上がり日数【店舗・宅配別】

コートは、少なくともシーズンごとに1回はクリーニングに出すとよいでしょう。
コートと一言で言っても、素材や長さなどにより様々な種類があります。また、ベルトやファーなどの付属品があると、別料金となる場合が多いので気をつけましょう。

店舗型クリーニング店のコートの料金相場

店舗型クリーニングのコートの料金相場と仕上がり日数の目安は以下のとおりです。

料金の相場 1,500円〜5,000円程度
仕上がり日数の目安 4日〜10日程度

※すべて税込価格です。

宅配クリーニングのコートの料金相場

宅配クリーニングのコートの料金相場と仕上がり日数の目安は以下のとおりです。

料金の相場 800円~1,800円程度
仕上がり日数の目安 7日〜14日程度 ※衣類の集配期間を含む

※すべて税込価格です。

関連記事:コートのクリーニング料金相場と安い時期について紹介

7. オプションメニューの料金もチェックする

クリーニングには、通常の水洗い・ドライクリーニングの他にオプションメニューがあります。汚れの状態や、生地の特性に合わせて通常のクリーニングメニューにプラスすることで、洋服をキレイな状態に保ち、長持ちさせることができます。

主なオプション料金とその相場は以下のとおりです。

シミ抜き加工 500円〜5,000円程度
汗抜き加工 500円〜1,100円程度
撥水加工 300円〜2,000円程度
折り目加工 300円〜1,000円程度
防虫加工 300円〜1,100円程度

※すべて税込価格です。

各オプションメニューの内容は下記を参考にしてください。

・シミ抜き加工
水洗いで落とせる汚れから頑固な汚れまで落とします。簡易シミ抜きと有料シミ抜きがあり、簡易シミ抜きは無料のクリーニング店もあります。

・汗抜き加工
スーツなど通常水洗いできない洋服も専用の洗剤・機械を使い、水洗いをして汗もニオイもスッキリ落とします。においが気になる衣類にもおすすめです。
関連記事:汗抜き加工で衣類が長持ち?クリーニング店の汗抜き加工とは

・撥水加工
通気性を保ちながら、水や油をはじく加工です。生地表面にコーティングをすることで雨や食べこぼしなどの汚れから守ってくれるので、傷みを軽減することができます。

・折り目加工
洋服の折り目をピシッとつけることができます。雨にぬれても取れない加工になっているので、 スーツのズボンやプリーツスカート におすすめです。

・防虫加工
衣類を食べる害虫を寄せ付けにくくします。

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8. 宅配クリーニングはこんな人におすすめ

宅配クリーニングを注文する

宅配クリーニングは、店舗型クリーニングと比べて1点あたりの料金が割高な傾向があります。
ただし、今回ご紹介したように、コートなどは1点あたりの料金が店舗型クリーニングよりも安くなることも。まとめてクリーニングに出すと1点あたりの料金がおさえられるパック料金ならではの強みでもありますね。

料金の他にも、宅配クリーニングには以下のメリットがあります。

  • 24時間いつでも申し込みができる
  • 重い洋服や布団などを持ち運ばなくても、自宅まで宅配業者が集配に来てくれる
  • 全国どこから出しても料金一律の場合が多い
  • 保管サービスを使える宅配クリーニングサービスであれば、温度・湿度管理がされている保管庫で預かってくれる

1人暮らしの方や小さなお子さんがいらっしゃる方には、宅配クリーニングがおすすめと言えるでしょう。

9. クリーニング料金の相場を理解して最適な形でクリーニングに出そう

今回は、クリーニングの料金相場を衣服の種類別にご紹介しました。
お住まいの地域や、衣類の種類・素材などによって、クリーニング料金や仕上がり日数の目安は大きく異なります。
基本的には店舗型クリーニングに比べて宅配クリーニングの方が割高ですが、まとめてクリーニングに出したり、セールやキャンペーンを上手く利用すれば、店舗型クリーニングよりおトクになる場合も!

どこのクリーニング店にしようかなと迷われている方へおすすめなのが宅配クリーニング「RE:KURI(リクリ)」。リクリは、創業50年以上・約200店舗のクリーニング店の運営実績があるので、安心して依頼できますね。リクリの衣類クリーニングは、5・10・15・20点パックから選べ、まとめてクリーニングを依頼すれば1点あたりの料金も安くなります。
クリーニングを検討されている方は、リクリでお気に入りの衣類をキレイにしてみませんか?

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寒い季節を迎え、いざコートを羽織ろうとしたとき、「ほこりや汗染みができていた!」なんてことはありませんか?
コートは裏地もついており、生地がしっかりしてる分、どうやってキレイにすれば良いか分からないという人も多いはず。

そんなとき、コートの洗濯には、プロのクリーニング店がおすすめです!
この記事では、クリーニング店に任せた方がよい理由や料金相場・注意点についてご紹介します。
クリーニング後のキレイな状態を保つための保管方法も併せてご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

1. コートはクリーニングに出すべき?

コート

コートはクリーニングに出した方がよい衣類のひとつです。これには、コートが持つ特徴や洗濯における扱いにくさが関係しています。
コートをクリーニング店に任せた方がよい理由を解説します。

自分で洗濯するのは難しい

コートは自宅でも洗濯できますが、コートの素材によっては、家庭で洗濯すると型崩れやシワ・色落ちするものもあります。

洗濯表示を見て「洗濯機」「手洗い」マークがあると自宅での洗濯もできますが、コートには、外出の際のチリやホコリの他、アレルギーの原因となる花粉などの汚れも付着しています。
また、首回りには汗や皮脂汚れも。
思った以上に汚れがついており、コートの汚れを自宅でキレイに落とすのはなかなか難しいです。

コートの洗濯には、プロの知識と技術が必要なため、大切にしているコート、高価なコートはクリーニングに出すほうが安心です。

虫食い・カビ・シミを防ぐことができる

コートにつくのは目に見える汚れだけではありません。
繊維の奥に染みこむ汗や皮脂などの汚れは目に見えず、数種類の汚れがついているため、自宅用の洗剤では完全に落としきれないものです。

目に見えないから汚れていないと思い、そのままクローゼットにしまうと虫食い・カビ・シミの原因になります。
そのため、衣替えなどでコートをしまう前にプロのクリーニングでしっかり汚れを落としておくと、次のシーズンも気持ちよく袖を通せますよ。

撥水加工などコートを長持ちさせるオプションがある

クリーニング店では、ほつれ直しやシミ抜きなどの原状回復作業を無料で行ってくれるところが多いです。
また、クリーニングのオプションには、コートを水分や汚れから守るメニューもあり、とても便利です。

■コートを長持ちさせるオプション
  • 撥水加工
  • 汚れ防止加工
  • 消臭加工
  • 防虫・防カビ加工

撥水加工や汚れ防止加工、防虫・防カビ加工には、コートを汚れから守る効果が期待できます。
においが気になる場合は、消臭加工がおすすめです。
自宅ではできない加工を施せるので、コートの持ちの良さも変わってきます。

オプションはクリーニング店ごとで内容が異なるため、クリーニングを依頼する際に確認しておきましょう。

シーズンオフ時に保管してもらえる

クリーニング店の中には、クリーニングでキレイにしたまま、衣類の保管を行ってくれるところがあります。
コートの場合、クリーニング後に次のシーズンまで保管してくれるタイプのサービスが多いです。

保管サービスを利用すれば、シーズンオフの間コートが占めていた収納スペースを別のものに活用できます。
また、クリーニング店では、衣類にとって適切な湿度と温度を保って管理してくれるので、家庭よりもよい環境下で保管できるでしょう。
クリーニングと管理を一緒に請け負ってくれる保管サービスは、衣類を大切にしたい方の強い味方です。

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2. コートのクリーニングの料金相場や仕上がり日数

コートのクリーニング料金や仕上がり日数は、コートの生地により異なります。
そこで、クリーニング料金の相場や仕上がり日数の目安を生地ごとにまとめました。
コートをクリーニングに出す際の参考としてお役立てください。

ウール・カシミヤ・アンゴラのコートの場合

【料金相場と仕上がり日数】
料金相場 ・ウール:700~1,300円前後
・カシミヤ:1,000~2,000円前後
・アンゴラ:2,400円前後
仕上がり日数 5~7日

※すべて税込価格です。

ウール・カシミヤ・アンゴラはそれぞれ料金が違います。
仕上がり日数は同じですが、料金は異なる点に注意してください。

また、カシミヤコートに分類されるかどうかは、カシミヤが生地の中にどれだけ含まれているかで判断されます。
一般的に、30%以上カシミヤが含まれたコートはカシミヤとして扱われる傾向にあるようです。
コートをクリーニングに出す際は、生地の素材や組成にご注意ください。

ダウンジャケット・コートの場合

【料金相場と仕上がり日数】
料金相場 1,800~10,000円以上
仕上がり日数 7~14日

※すべて税込価格です。

ダウンジャケットは素材や構造が特殊なため、他のコートよりも価格が高くなりがちです。
ロングやハーフなどの着丈の長さによっても料金が異なります。

高級羽毛が使われていたり、高級ブランドのダウンジャケットやコートだと、特殊な仕上げを施すため仕上がりに1~2週間かかるものも。
他のコートよりも仕上がりに日数がかかるため、クリーニングに出す際はスケジュール管理にご注意ください。

毛皮・レザー・スエードのコートの場合

【料金相場と仕上がり日数】
料金相場 ・毛皮:10,000~15,000円前後
・レザー:5,000~8,000円前後
・スエード:13,000円前後
仕上がり日数 2~4週間

※すべて税込価格です。

毛皮・レザー・スエードのコートは、水洗いができない素材で、取り扱いが難しいため、クリーニング料金が高い傾向にあります。
そのため、格安の店にお願いするとトラブルになる可能性もあるので、毛皮や革製のコートのクリーニングを依頼する際は、相場内の料金を提示しているクリーニング店に依頼しましょう。

また、料金だけでなく仕上がり日数にも注意が必要です。
ダウンコート同様、計画的にクリーニングに出すことをおすすめします。

関連記事:コートのクリーニング料金相場と安い時期について紹介

3. コートをクリーニングに出す時のポイントや注意点

コートをキレイな状態で長持ちさせるには、ポイントや注意点を押さえてクリーニングに出す必要があります。
以下の内容をしっかり押さえたうえで、クリーニングをご利用くださいね。

クリーニングに出す頻度は1シーズンごとを目安にする

コートは1シーズンに1回はクリーニングに出しましょう。
コートは1シーズン着続けると、目に見えなくてもかなりの汚れが付着しています。
放置するとシミや黄ばみ・虫食いやカビによるトラブルの原因になるため、コートはクリーニングしてからしまいましょう。

コートに装飾・付属品があるか確認する

コートには、ファーやベルト、留め具のトグルなどがついている場合があります。
装飾・付属品がついている場合、クリーニングの工程が変わるため料金の区分が変わる可能性があります。
クリーニング店によっては、装飾・付属品とコートを別物と考えて、それぞれに費用がかかる場合もあります。

装飾・付属品があるコートは、1,000~3,000円と料金相場に幅があります。
コートをクリーニングに出す際は、装飾・付属品のカウント方法、料金がどれくらいになるかを必ず確認してください。

皮革・合皮は受け付けてもらえないことがある

レザージャケット

コートの中には皮革や合皮素材のものもあります。
これらの革製のコートをクリーニングする際、油分を落としてしまうと、品質が低下するため、高い技術力が要求されます。
クリーニング店に革専門の資格者がいない場合、クリーニングを受け付けてもらえない可能性がある点に注意してください。

毛皮や革製のコートのクリーニングを依頼する場合は、その店で扱える生地かどうかかの確認をするとよいでしょう。

料金設定をしっかり確認する

コートは生地の素材・コートの丈・装飾/付属品の有無で料金が変わります。
料金設定はクリーニング店ごとに異なるため、必ず事前に料金設定を確認してください。

店舗であればコートを持ち込んだ際、実際にいくらになるか判断してもらうとよいでしょう。
宅配クリーニングでは公式ホームページに記載されていることが多いです。
料金設定をしっかり確認したうえで、クリーニングを依頼しましょう。

汚れやほつれなどがないかチェックする

コートに限ったことではありませんが、クリーニングに出す前に汚れやほつれがないか確認してください。
汚れがある場合、そのまま放置するとシミになったり黄ばんでしまうため、シミ抜きなどのオプション料金が発生する可能性があります。

また、小さいほつれであれば原状回復の作業を行ってもらえますが、あまりに大きいまたは範囲が広いほつれがあると、クリーニング作業中にほつれがさらに広がり、衣服の破損につながる可能性があるため、クリーニングを断られるかもしれません。

汚れやほつれはあらかじめ確認しておき、クリーニング店に渡す時点で伝えるようにしましょう。

4. クリーニング後のコートの確認・保管方法

コートをハンガーにかける

クリーニング後のコートをキレイな状態で保つには、受け取ったあとの確認や保管も重要です。
受け取り後の確認や保管におけるポイントを解説します。

色落ちなどがないか仕上がりを確認する

クリーニング店では預かった衣類は細心の注意を払い取扱いますが、まれに色落ちや汚れが落としきれていない場合があります。
そのため、コートがクリーニングから返ってきたときは、必ず仕上がりを確認しましょう。

クリーニング店の多くは、仕上がりに問題があったときの対応として、無料の再仕上げサービスを行っています。
期間は1週間~1カ月以内とクリーニング店ごとに異なりますが、この期間中であれば、再度クリーニングをすることが可能です。
クリーニングからコートが返ってきたら、必ず仕上がりを確認し、何か気になる点があれば、すぐにクリーニング店へ連絡しましょう。

ビニールを外して半日くらい部屋干しする

クリーニングから衣類が返ってきたとき、ビニールがかかった状態で渡されますが、これはお客様が衣類を持ち帰るまでの間に汚れないようにするためのものです。
家に持ち帰った後もビニールをつけっぱなしにしておくと、湿気がこもりカビやにおいの原因になります。

コートが返ってきたら、すぐにビニールを外し半日ほど部屋干ししましょう。
部屋干しすることで、コートに残った湿気が取れるので、部屋干しした後に収納するようにしてくださいね。

ハンガーをコート用のものに付け替える

クリーニング店では、ハンガーにかけた状態で衣類が返却されます。
このハンガーをかけた状態での収納は避けましょう。

ハンガーにはコート専用のものがあり、コートの型崩れを防ぐ効果があります。コート専用ハンガーの特徴は、肩先に厚みがあり、肩に沿って湾曲した形をしています。コートの重みに耐えられる耐久性と肩を支える厚みのあるものがおすすめです。

コートを収納する際は、コート専用ハンガーを使用しましょう。

カバーをかけてクローゼットに収納する

コートを収納する際、コート専用ハンガーだけでなくコート用の衣類カバーを使い保管すると、衣類が傷まず長持ちします。
収納の際は、不織布でできたコート用衣類カバーを使用しましょう。

コートカバーをかけることで、収納スペース内のほこりの影響を最小限に抑えられます。
中には防虫効果付きのものもあり、虫食いの予防にもなります。

5. コートのメンテナンスはクリーニングにおまかせ!

コートは家庭で洗うのが難しい衣類だからこそ、なるべく料金を抑え、対応してくれるクリーニング店を探している方も少なくないはず。クリーニングの料金は、お店ごとに異なり、コートに付属しているファーやベルトなどのカウント方法もさまざまです。
コートの種類によっては受け付けてもらえなかったり、取り扱いが難しい場合は、価格が高くなります。

また、お気に入りのコートを長持ちさせるためにも、自宅洗いではできない加工メニューも、検討してみてください。
クリーニング後は、コートの色落ちの状態などを確認したり、完了後の取り扱いに注意したりすることも重要です!

コートのクリーニング店をお探しの方へおすすめしたいのが、宅配クリーニング「RE:KURI(リクリ)」。
リクリは創業50年以上、約200店舗を運営しているクリーニング店です。
その実績から、衣類は1着ずつ検品し、衣類の状態に合わせて洗濯方法を変えるなど、一着一着丁寧にクリーニングするというこだわりよう。
1着あたりの値段が高価なコートだからこそ、安心して任せられるお店にお願いしたいですよね。
気になる方は、一度、リクリに相談してみてはいかがでしょうか?

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クリーニング店は、お店ごとにクリーニング料金が異なります。
いくつかのクリーニング店を比較すると、その料金の差に驚く方もいるかもしれません。

「できれば安いところにお願いしたいけど、品質に問題はないのだろうか?」と不安を感じる方も多いのではないでしょうか。

この記事では、料金が安いクリーニング店の安さの理由や、安いお店を利用する際の注意点をご紹介します。

1. クリーニング店によって料金が異なる理由

まずはじめに、クリーニング店によって料金が違うのはどういった理由があるのかをご紹介します。
料金が違うポイントはかかるコストと作業内容にあるんです。

サービスにかかる経費が異なる

クリーニング料金は経費込みで計算されるため、かかる経費が違えば料金も変わってきます。

クリーニング店には、受付からクリーニングまで店内で行う店舗と、受付だけを店内で行いクリーニングは別工場で一括して行う店舗があります。工場で一括して行う場合、スタッフの数とスペースの広さを最小限で済ませることができるため、経費削減が可能に。

クリーニング方法が異なる

クリーニング店の料金が異なるのは、サービスにかかる経費だけではありません。
お店でできるクリーニング技法や種類によっても、料金に違いが生まれます。

クリーニングは、有機溶剤を利用したドライクリーニングや、高い技術力を要求されるウェットクリーニング、毛皮や革製品など扱いが難しい生地のクリーニングなど、さまざまな技術や知識が求められ、その分、技術料もかかります。

また、衣類ごとにクリーニング用薬剤を使い分けていたり、クリーニング後にかけるビニール袋に防虫効果があるものを使用したりするなど、細部にごだわったクリーニング手法をとっている場合は、その分の費用がかかります。

クリーニング方法によって料金が変わるのは、各クリーニング店でできることの違いも影響しているのです。

2. 宅配クリーニングなのに料金が安い店の理由

箱に衣類を入れる女性

クリーニングは店舗型だけではありません。
衣類を宅配でやり取りする宅配型もあります。

宅配型の場合、送料がかかる分料金が高いイメージがありますが、実際は店舗型よりも安いお店も多いです。
なぜ、料金の安い宅配クリーニングがあるのかについて解説します。

実店舗は作らずコストを抑えている

宅配クリーニングは、スマホアプリや公式サイトで受付を行うため、実店舗がありません。
店舗を用意する場合、土地やお店の賃料・内装を作る費用がかかりますが、実店舗がなければその費用が不要になります。

そのため店舗型よりも維持するコストがかからず、リーズナブルな価格設定でも利益が出せるのです。
宅配クリーニング会社の中には、割引や羽毛布団の預かりサービスなどを行うところがあり、これもコストが最小限で済むからこそできるサービスといえます。

受付スタッフの人件費が必要ない

実店舗がないと、本来そこに配置する受付スタッフも必要ありません。
スタッフがいなければ人件費が抑えられるため、その分料金を安く設定できます。

料金の安い宅配クリーニングは、管理費用を必要最小限に抑えることで安価を実現しているといえるでしょう。

大型の自社工場を持っている

宅配クリーニング会社の多くは、大型の自社工場でクリーニングを行います。
業務をすべて自社で行い、大型の洗濯槽や乾燥機・プレス機などを導入して作業を自動化すれば、人件費の削減も可能です。

また、店舗型の場合はお客様が利用しやすい立地に店舗を構える必要があり、物件料が高くなる場合も。
一方で宅配型はお客様の自宅で衣類の受け渡しを行うため、店舗や工場の立地を気にする必要がありません。
そのため、地価の安い場所に工場を建てることで、経費を削減することができるのです。

宅配クリーニングは、店舗の設置費用だけでなく、工場やクリーニングにかかる費用を削減することで、安価な料金と高い品質を提供しているというわけですね。

クリーニングの総注文数が多い

また、宅配クリーニングは、実店舗を持たないため、全国から依頼を大量に受注することができ、総注文数が多いのも特徴です。

総注文数が多ければ、1枚あたりの料金を抑えても十分に利益を出せるため、料金を安くしているわけです。
枚数が多いほど料金や送料が安くなる、または無料になるサービスも同じ理由で行われています。

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3. 宅配クリーニングの料金システム

計算機女性

次に、宅配クリーニングの料金システムについて解説します。
宅配クリーニングの料金システムは主に2つあります。
それぞれ料金の計算方法が違うため、利用の際には注意が必要です。
2つのシステムの料金相場とメリット・デメリット・おすすめの使い方をご紹介します。

個別料金制

「個別料金制」は「単品料金制」とも呼ばれ、少ない枚数の衣類をクリーニングに出したい場合に便利な料金体系です。
「ワイシャツ500円」「コート3,000円」など、衣類1点ごとに料金が決められています。

【個別料金制の相場価格】
衣類 相場価格(1枚当たり)
スーツ 1,600~3,000円前後
ワイシャツ 300~500円前後
コート 1,900~2,500円前後
ダウン 2,200~2,500円前後

※すべて税込価格です。

個別料金制の場合、1枚から依頼できるため少ない枚数でも宅配クリーニングを利用できるのがメリットです。
少ない枚数で依頼できるうえに、一定量以上の利用で送料無料サービスを設けているクリーニング店が多いため、うまく利用すればパック料金よりもお得に利用できます。

ただ、衣類1枚ごとに料金が発生するため、クリーニングしたい衣類が多い場合、料金が高くなるので注意してください。
特にコートやダウンなど、かさばる衣類や扱いが難しい衣類は、金額が高くなる傾向にあります。

パック料金制

「パック料金」は、決められた点数の料金が設定されている体系です。
衣類を分類せず、1枚1点または2点と数えて、「5点(5枚)1,000円」「10点3,000円」のように料金が設定されています。

【パック料金制の相場価格】
点数(枚数) 相場価格
3点 5,000円前後
5点 6,000~8,000円前後
10点 8,000~13,000円前後
15点 13,000~18,000円前後
20点 15,000~20,000円前後

※すべて税込価格です。

パック料金の場合、衣類の種類ではなく枚数で設定されるため、大量の衣類をまとめてクリーニングに出したい場合に便利です。
コートやダウンなど、個別料金制では高めに料金が設定されているものでも、パック料金なら「○点▲円」で計算されるため、衣類ごとに料金が変動しません。
通常であれば高い料金を支払う衣類を、ひとまとめの価格で依頼できるのはかなりおトクです。

注意点としては、パックの点数ルールがクリーニング店ごとに異なることです。
例えば、あるお店では取り外しできるフード付きコートを「1点」で数えますが、別の店では「2点」として数える場合があります。
この場合、点数計算を間違えてしまうと、別の料金が適応されてしまうため、注意してください。

また、衣類を点数で数えるため、価格が安く設定されることが多いワイシャツなどでも、パック料金で支払います。
パックにする衣類の相場を考えずにまとめてしまうと、かえって割高になる場合があるため気をつけてください。

4. 安いクリーニングはなぜ安いかに注目しよう!

クリーニング店の料金が安くなる仕組みをご紹介しました。
中でも、宅配クリーニング店が安くなる理由は、以下の4つがポイントです。

  • 実店舗は作らずコストを抑えている
  • 受付スタッフの人件費が必要ない
  • 大型の自社工場を持っている
  • 一度に受けるクリーニングの注文量が多い

クリーニングサービスそのものに問題はありません。
単純に安く提供できる仕組みを導入しているからこそ実現できる価格といえます。

宅配クリーニング「RE:KURI(リクリ)」もこれらの内容を導入しており、おトクにクリーニングができます。
費用を抑えたい方やクリーニング店に行く時間がない方でも、「リクリ」なら気軽に利用できるのがポイントです。
おトクなクリーニングをお探しの方は、ぜひ「リクリ」を検討してみてはいかがでしょうか。

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