宅配クリーニングで毛玉取りは対応してくれる?【料金・日数・毛玉予防】

冬物のニットやセーターは、気がついたら毛玉でいっぱい!ということも多いですよね。
お気に入りの冬服をクリーニングに出すとき、「毛玉取りをお願いしよう!」と考える方もいるかもしれません。
実は、毛玉取りは生地を傷めてしまう可能性があり技術が必要なので、中には毛玉取りを対応していないというクリーニング店もめずらしくありません。
この記事では、宅配クリーニングは「毛玉取りに対応しているのか」をはじめ、料金や仕上がり日数について詳しく解説します。また、毛玉ができる原因や予防策も併せてご紹介します。
1. 宅配クリーニングで毛玉取りは対応してもらえる

結論から言うと、宅配クリーニングでは洗濯だけでなく、毛玉取りにも対応しています。
まずは、宅配クリーニングの毛玉取りについて特徴やメリットを詳しく見ていきましょう。
宅配クリーニングの特徴やメリット
宅配クリーニングは、自宅にいながらクリーニングが完結できるサービスです。衣類などの受け渡しのために店舗へ行く必要がなく、申し込みもインターネットから簡単に行えます。
重い洗濯物を運ぶ必要がなく、スマホでも手続きが簡単にできるので、近年、利用者が増加しているといわれているサービスです。
また、宅配クリーニング会社によっては、衣類の長期保管サービスを提供しているところも。シーズンオフの衣類や布団をクリーニングした後、そのまま次のシーズンまで保管してくれるため、自宅の収納スペースをすっきりさせたい方におすすめです。
宅配クリーニングでは毛玉取り無料の場合が多い
通常のクリーニングの場合は、毛玉取りに追加料金がかかることも珍しくありません。アイテムのサイズや素材によっても料金が変動するため、毛玉のできやすい衣類は料金が高くなります。
その点、宅配クリーニングでは「無料オプションサービス」として対応してくれるところが多いでしょう。毛玉のサイズや数に関係なく対応してくれるため「毛玉取りに費用をかけるのがもったいない!」という方におすすめです。
毛玉取りにかかる日数
毛玉取りクリーニングは、通常のクリーニングには含まれていないオプション作業です。そのため、受け渡しにはある程度の追加日数がかかるケースも。
毛玉取りをした衣類の仕上がり日数は、多めに見積もって7~10日程度。毛玉取りをお願いしたい場合は、シーズンオフに依頼するか、少し余裕をもって依頼すれば安心です。
毛玉取りに対応していない店もあるので注意
宅配クリーニングの中には、毛玉取りに対応していないお店も。毛玉取りを目的で宅配クリーニングを利用する際には、依頼するお店が対応しているか事前に確認しておくと安心です。
また、中には、毛玉取りが無料なのは「上位プランのみ」という場合もあります。レギュラープランでは有料の場合、無料になる条件について確認するようにしましょう。
2. 衣類に毛玉ができる原因は?
そもそも、なぜ衣類に毛玉ができるのでしょうか。ここからは、衣類に毛玉ができる理由、できやすい場所や素材について見ていきましょう。
毛玉ができやすい場所
服の中でも摩擦が生じやすい場所は、毛玉ができやすい傾向にあります。特に毛玉ができやすいのは以下の通りです。
- 腕部分
- 脚部分
- 脇回り
- 袖の内側
- 背中
毛玉ができやすい素材
毛玉ができやすい衣類といえば、ニットのセーターなどを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
ニットの中でも特に毛玉が発生しやすいのは、主に次のような素材です。
- ポリエステル
- アクリル
- ウール
- カシミヤ
- アンゴラ
中でも、ポリエステルやアクリルのように化学繊維でできている素材は、繊維の強度が高く、毛玉ができると取れにくく、お手入れしないまま放置していると「気づけば毛玉だらけ!」なんてことも。
一方で、ウールやカシミヤといった天然素材は毛玉になりやすい素材ですが、繊維の強度が低く、自然と取れてくれる場合も多いので、マメにお手入れすればキレイに着続けられるでしょう。
3. 毛玉を予防するポイント
お気に入りの衣類に毛玉ができにくくするには、どうすればよいのでしょうか?
ここでは、毛玉を予防するポイントについてご紹介します。事前に予防策を知っておけば、大切な衣類を長く着続けることができますよ。
家庭で洗濯する場合はネットを使う

毛玉ができる原因は、主に衣類同士のこすれ合いによるもの。洗濯の際にも衣類同士の摩擦は起こるため、毛玉のできやすい衣類をそのまま洗うと毛玉ができやすくなるので危険です。
そのため、毛玉ができやすい衣類を家庭で洗うのは、あまりおすすめできません。
どうしても家庭で洗濯したいときには、衣類同士が触れ合わないよう洗濯ネットに入れ、短時間のコースやドライコースで洗いましょう。洗濯ネットのサイズを極力ぴったりにすれば、衣類が動かず摩擦をさらに抑えられます。
衣類を毎日続けて着ない
お気に入りの衣類は毎日着ていたいものですが、毛玉ができやすい素材の場合、それはNG。
頻繁に着用すると摩擦を生み毛玉ができやすくなってしまいます。どれだけお気に入りの衣類であっても、毛玉を防止するためにも休ませてあげることが大切です。
一度着用してから2、3日あけると、生地への負担が減り、摩擦が起きにくく毛玉の発生を予防できます。
着用後にはブラッシングをする
着用後にブラッシングを行い、生地の毛並みを整えることも毛玉防止には有効です。
衣類のブラッシングを行う際には、以下のような点に気をつけて丁寧にブラシをかけましょう。
- 衣類専用のブラシを使う
- 着用後はすぐにブラッシングを行う
- 優しく一定方向にブラシをかける
- 力を入れ過ぎないで優しく毛並みを整える
すでに毛玉ができてしまった衣類をケアする場合は、「毛玉取りブラシ」を使用しましょう。
主にコートやニットの毛玉が除去できますが、強くブラッシングし過ぎると生地を傷めるため気をつけて使用してください。
クリーニングに出す
1シーズン着倒す衣類であれば、家庭用洗濯機での洗濯でも構いませんが、高価なお気に入りの衣類はクリーニングに出すのがおすすめ。
毛玉ができやすい衣類を家庭の洗濯機で洗うと、衣類同士の摩擦により毛玉が発生しやすくなってしまいます。
毛玉ケアをいくら徹底していても、日々の洗濯で摩擦を増やせば本末転倒です。大切なお気に入りの衣類を守るためにも、服に負担をかけないクリーニングを極力利用しましょう。
4. 毛玉取りには宅配クリーニングがおすすめ
衣類の毛玉取りをしたいなら、宅配クリーニングがおすすめです。
ここでは、毛玉取りに宅配クリーニングを利用する際のお店選びのポイントや便利なサービスをご紹介します。
毛玉取り対応の宅配クリーニング店を選ぶポイント
宅配クリーニングといっても、さまざまな会社があります。その中で毛玉取りの対応をしてくれるお店を選ぶ際は、以下のポイントで選びましょう。
- そもそも毛玉取りサービスに対応しているか
- 毛玉取りの料金が無料か
- 標準プランでも毛玉取りが無料でできるか
宅配クリーニングの中には、そもそも毛玉取りに対応していない場合や、毛玉取りの無料対応には上位プランの利用が必須の場合も。クリーニングと同時に毛玉取りを行いたい方は、サービス内容を事前に確認するのを忘れないようにしましょう。
冬物は保管サービスを使うのも便利

シーズンオフに入る冬物衣類に毛玉取りを行って保管する場合には、便利な「保管サービス」をぜひ利用してみてください。
クリーニング後の衣類をそのまま保管してくれる「保管サービス」は、衣類の収納に占有されていたクローゼットの収納スペースを、一気に空けることができます。
また、虫食い対策など面倒な衣類のお手入れからも解放されるため、持っている衣類が多い方ほど利用価値の高いサービスといえるでしょう。
5. 衣類の毛玉が気になったら宅配クリーニングの毛玉取りサービスを利用しよう!
冬物の衣類につきやすい毛玉ですが、自分で取ると衣類が傷んでしまうこともあるため、できればプロに任せましょう。
宅配クリーニング「RE:KURI(リクリ)」は、自宅にいながらクリーニングが頼めるのはもちろん、創業50年以上のクリーニング店が運営しているので、クリーニングの経験値が高いのも安心できるポイント。
リクリでは、オーダーシートが同封されているので、衣類を送る際に毛玉取りの要望を記載しておくと、衣類の状態を見ながら対応してくれます。
また、オプション加工メニューの「プレミアム仕上げ」は、一点一点手作業で仕上げてくれるので、衣類の素材や風合いはそのままに、ハリや艶をもたせる仕上げによって毛玉もできにくくなります。
この機会に、大事な衣類のクリーニングをリクリに相談してみてはいかがでしょうか?