モンクレールなど高級ダウンのクリーニング方法は?料金相場など
高級ダウンブランドとして人気が高いモンクレール。
とても高価なアイテムのため、お手入れ方法も気になりますよね。
高級ダウンは、非常にデリケートで繊細な素材を使っています。
そのため、通常のダウンジャケットと同じ方法でクリーニングすると傷んでしまうことも。
できれば、高級ダウンジャケットを扱う専門店に依頼し、適切な方法でクリーニングしてもらうのがおすすめです。
この記事では、モンクレールや高級ダウンジャケットのクリーニング方法についてご紹介します。
クリーニング頻度や料金相場もご紹介もしますので、ぜひ参考にしてください。
1. 高級ダウンジャケットはウェットクリーニングをするのが基本
モンクレールのような高級ダウンジャケットは、水を使ったウェットクリーニングを行うのが基本です。
ドライクリーニングの場合、ダウンジャケットのなかの油分を落としてしまうので、保温性などの性能が落ちてしまう場合があるんです。
高級ダウンジャケットをクリーニングに出す場合は、ウェットクリーニングで対応ができるお店を選びましょう。
ウェットクリーニングって何?
ウェットクリーニングとは、衣類へのダメージを最小限に抑えつつ、衣類の汚れを落とす特別な溶剤と水を使って洗濯する方法のことをいいます。
衣類へのダメージとは、衣類の素材を傷つけたり型崩れさせたりすること。
自宅で洗濯する場合、どんなに気をつけていても衣類へダメージを与えてしまう可能性がゼロではありません。
しかし、クリーニング店なら衣類について熟知したプロが洗ってくれるため、衣類へのダメージを抑えながら汚れを落とすことができます。
ウェットクリーニングが良い理由
高級ダウンジャケットにウェットクリーニングがおすすめなのは、汗ジミなどの汚れを落とすのに適しているから。
ドライクリーニングでは、水溶性の汚れは落とせないため、汗ジミを落とすことができません。
また、ドライクリーニングの溶剤は石油が原料であることが多く、衣類に負担をかけずに優しく洗い上げる反面、ダウンジャケットに使用されている羽毛の油分が落ちやすいという特徴も持ち合わせています。
そのため、高級ダウンジャケットを清潔に保つためには、ウェットクリーニングが最適なのです。
必ずウェットクリーニングに対応しているお店に出すこと
モンクレールなどの高級ダウンジャケットは、できるだけ長く着続けたいですよね。
長く着続けるためには、汚れを落とすだけでなく、ダニやカビの繁殖を防ぎ清潔な状態を保つことが必要不可欠。
ただし、高級ダウンジャケットを洗濯するのはプロでも難しいといわれています。
水洗いをすることで、艶やボリュームがなくなったり、変色してしまうことも。
そのため、お店によっては、高級ダウンジャケットを受け付けていない場合もあります。
高級ダウンジャケットをクリーニングに依頼するときは、経験豊富なお店や確実にウェットクリーニングで仕上げてくれるお店を選ぶようにしましょう。
2. 高級ダウンジャケットのクリーニングを受け付けていない店も多い
ダウンジャケットのウェットクリーニングに対応していても、モンクレールなどの高級ダウンジャケットは受け付けていないクリーニング店もあります。
受け付けていない理由としては、以下が挙げられます。
- 1着ずつ手洗をするなど、通常のダウンジャケットよりも手間と時間がかかる
- 素材はナイロン・ポリエステル・ダウン・フェザーなど様々であり、素材にあったクリーニングができる技術力と知識がある職人が必要
- ダウンジャケット自体の価格が高価であり、万が一トラブルが起きた際、補償が高額になる
このような理由から、高級ダウンジャケットを取り扱えるお店は少ないのが現状です。
3. 高級ダウンジャケットをクリーニングに出す頻度
モンクレールなどの高級ダウンジャケットは、1年の間に1度でも着た場合は、衣替えでしまう前に1回クリーニングへ出しましょう。
目には見えなくても、ダウンジャケットは1度着ただけで汗やホコリが付着しています。
そのまま収納すれば、ダウンジャケットの生地にダメージを与えてしまうでしょう。
とはいえ、頻繁にクリーニングするとダウンの羽軸や生地が傷み、ジャケット全体のボリュームがなくなってしまいます。
しまう前のタイミングでクリーニングに出すのがおすすめです!
もし、目立つ汚れやシミがついた場合は、カビやダニが発生する原因になるため、早めにクリーニングへ出した方が良いでしょう。
4. 高級ダウンジャケットのクリーニング料金相場
モンクレールなどの高級ダウンジャケットは、一般的なダウンジャケットと同じ料金で洗ってくれるお店もあれば、専用コースでの扱いになるお店もあります。
宅配クリーニングで依頼した場合の料金相場は以下の通りです。
一般のダウンジャケット のクリーニング料金 |
約3,000〜6,000円 |
---|---|
高級ダウンジャケット のクリーニング料金 |
約7,000〜10,000円 |
※すべて税込価格です。
一般のダウンジャケットと同じ料金で洗ってもらった方が費用を抑えられますが、先ほどもご説明した通り、高級ダウンジャケットは非常に繊細で高度な技術が必要です。
安い料金で洗濯すると「預ける前と比べてボリュームが減った!」「型崩れしている!」などと失敗して戻ってくる場合もあります。
費用が高くても、高級ダウンジャケットを専門に取り扱う経験豊富なお店へ依頼したほうがよいでしょう。
5. 心配な方は正規直営店でクリーニングするのが良い
直営店では、自社ブランドの商品をクリーニングする専用のサービスが提供されています。
安心してお任せできるクリーニング店が見つからない場合は、直営店のクリーニングに依頼しましょう。
出来上がりまで2〜3週間以上かかるうえ、料金相場が10,000円(税込)程と高めですが、各ブランドの直営店が提供するクリーニングという安心感があります。
信頼できそうなお店がない場合の最終手段として、直営店への依頼も検討しておきましょう。
関連記事:高級ダウンは任せて安心!専門の「ダウンマイスター」へ
6. クリーニング後の保管方法
クリーニングから戻ってきたダウンジャケットをクローゼットにしまうとき、正しく保管しないと、カビやダニが発生する場合があります。
また、ダウンジャケットのボリュームが落ちて寿命が短くなる可能性も!
ダウンジャケットを収納するとき、ダウンの羽軸が壊れて保温性を下げないよう圧縮袋の使用は避けましょう。
また、ダウンが傷むため、畳んで衣装ケースの中にしまう方法も、あまりおすすめしません。
不織物のカバーで包み、ハンガーにかけてクローゼットの中へしまいましょう。
さらに、他の衣類とはある程度のスペースを空けて防虫剤と一緒に保管し、湿気が溜まらないようにしてください。
7. モンクレールを含む高級ダウンジャケットは経験豊富なお店でクリーニングを!
モンクレールなどの高級ダウンジャケットは、品質を損なわないためにも正しくクリーニングする必要があります。
間違ったクリーニングをしてしまうと、せっかくの高級ダウンも保温性が低下したり、型崩れや変色してしまうことも。
クリーニング後に後悔しないためにも、正しい知識を持ち、安心して任せられるクリーニング店を選ぶのが大事!
宅配クリーニング「RE:KURI(リクリ)」には、高級ダウンジャケットを専門に取り扱う最高峰のサービス「ダウンマイスター」があります。ダウンジャケット1着につき、1人の職人が全工程を担当してくれます。
自社工場にダウンジャケットが届くと、まず手作業で1着ずつ検品し、状態やサイズなどを細かく記載したカルテを作成します。
その後、ダウンジャケットの素材や汚れの種類によって適切な方法で洗濯してくれます。
着用中のスレ・こすれが原因の白化(生地が白く剥げてしまう)は色補正をしてくれ、その他にも汗抜き加工や撥水加工、保管まで含まれているので、まるっとお任せできるのも嬉しいポイントです。
モンクレール含む12種類のブランドの高級ダウンジャケットは、すべて「ダウンマイスター」コースで洗濯してくれますよ。
お手持ちのダウンジャケットを長持ちさせるには、とにかく経験豊富で安心しておまかせできるお店へ依頼するのが一番です。
1シーズンに1回はクリーニングに出し、毎シーズン暖かい高級ダウンジャケットを愛用してくださいね。