クリーニングは後払い?前払い?支払い方法と支払いタイミングを解説
クリーニングを利用するにあたって、支払いのタイミングや支払い方法など、よく分からない人もいるのではないでしょうか。
料金や支払い方法などお金に関する疑問や不安がある状態でクリーニングを利用するのは、抵抗がありますよね。
この記事では、クリーニングの支払いのタイミングや支払い方法について、店舗型のクリーニング店の場合と宅配クリーニングの場合にわけてご紹介します。
クリーニングを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
1. 店舗型クリーニングの支払いタイミング
店舗型クリーニング店の場合、以下の流れで利用と支払いを行います。
■店舗型クリーニングの流れと支払いタイミング
- お店に衣類を持っていく
- 受付で衣類の汚れの説明やクリーニングコースを選択し、依頼する
- 料金の支払い
- クリーニングが完了したら店頭へ受け取りに行く
手順の前後や細かい流れはお店ごとに異なりますが、概ねこの流れでクリーニングの受付が行われます。
料金の支払いは、クリーニングの内容が決まったあとに行われることが多いです。
基本料金は前払いのことが多い
店舗型クリーニングの場合、基本料金はほとんどのお店が前払い式です。
クリーニングの基本料金やオプション料金は、お店の中にメニューとして掲示されているか、受付スタッフから説明してもらえます。
汚れの状態や生地の種類がわからない場合でも、受付スタッフに相談すれば適切な料金のサービスを紹介してくれるので安心です。
料金に関する疑問や不安がある場合は、あらかじめ相談してくださいね。
後払いにできない理由
店舗型は、ほとんどの場合後払いができません。
これは、クリーニング店の仕組みが関係しています。
後払いの場合、クリーニングした衣類を受け取るタイミングで支払います。
つまり、お客様が衣類を受け取りに来なければ、いつまでたっても料金が回収できず、売り上げが立たないということになります。
店舗型クリーニングで後払いができないのは、料金の未回収リスクを避けるためだといえます。
加工サービスの追加料金が後払いになることがある
料金の未回収リスクを回避するために、店舗型クリーニングでは先払いが多いですが、店舗型クリーニングでも料金が後払いになる場合があります。
■店舗型クリーニングで料金を後払いする場合
- シミ抜きなど、やってみないと仕上がりが分からないオプションを利用した場合
- 受け取り期限を過ぎた衣類を受け取った場合
- クリーニング店が外部の特殊品専門クリーニング店に依頼した場合
シミ抜きなどの加工は、汚れが取れるかどうかの判断が非常に難しいです。
汚れが落としやすいものであれば、通常のクリーニング工程で落とせますが、汚れがひどいものの場合、シミ抜きを行っても完全に汚れを取るのが難しい可能性もあります。
そのため、オプション加工は「オプションの作業を行って衣類がきれいになったら加算する」などの形をとることが多いです。
クリーニングの結果に左右されるため、後払いとなるわけです。
クリーニングでは受け取り期限が決められており、期限を過ぎた衣類は自社倉庫などに保管されます。
このとき、保管にかかる費用は追加で請求となる場合があります。
費用は、取りに来るまでの期間で計算されるため、後払いになります。
この他、自店では扱えない皮革製品や着物・毛皮などの特殊品を専門業者に依頼した場合も、後払いになります。
この場合、実際に専門業者で仕上がった際に、支払い額が決まるため、後払いになります。
このように、店舗型クリーニングは先払いが基本ですが、まれに追加料金の後払いが発生します。
2. 店舗型クリーニングの支払い方法
店舗型クリーニングの支払い方法は、現金が基本ですが、クレジットカード、ICキャッシュレス払い・電子マネーに対応しているところもあります。
全国展開しているようなお店でも、お店ごとに可能な支払い方法が異なるため注意してください。
クレジットカードなどを利用したい場合は、事前に使える支払い方法を確認しましょう。
クリーニングの受け取り期限とは
「クリーニングの受け取り期限」とは、仕上がり日から受け取りの手続きを追加料金なしで行える期間のことです。
この受け取り期限を過ぎると、延滞料金を支払わないといけない場合があるので注意してくださいね。
例えば、クリーニング店でもらった伝票などに、「仕上がり日:3/1」「受け取り期限:3/8」と記載されていた場合、3/8までに受け取れば、延滞料金を支払わずに衣類を受け取れます。
受け取り期限はお店ごとに異なりますが、1週間~1カ月程度で設定しているお店が多いです。
3. 宅配クリーニングの支払いタイミング
次に、宅配クリーニングの支払いタイミングを解説します。宅配クリーニングは、以下の流れで利用と支払いを行います。
■宅配クリーニングの流れと支払いタイミング
- インターネットやアプリからクリーニングを注文する
- クリーニングに出したい衣類を詰めて発送
- クリーニングが終わった衣類が自宅に届く
- 支払い
宅配クリーニングの流れを見ると、支払いタイミングが後払いであることがわかりますね。
宅配クリーニングは後払いできるお店が多い
宅配クリーニングは、店舗型とは違い後払いでの支払いが多いです。
後払いとは、商品到着後に支配う形式を言います。
支払い方法は、代引き・クレジット・スマホ払いなど複数から選択できるクリーニング店が多く、後払いを希望する方は、店舗型よりも宅配クリーニングがおすすめです。
しかし、クリーニング店の中には、特定のプランや特定の会員のみが後払いができるなど、条件を設けている場合があります。
どんな支払い方法が可能か、予め店舗のホームページで確認しておきましょう。
4. 宅配クリーニングの支払い方法
宅配クリーニングの支払い方法は、以下の3つがよく利用されます。
■宅配クリーニングの支払い方法
- クレジットカード
- 代引き
- 銀行振込
中でも一番多いのが、クレジットカードによる支払いです。
カード決済ならお客様自身から手数料を取らないため、おトクに利用できます。
クレジットカードの場合、衣類が業者に届いた時点で支払処理が発生するため、ほかの支払いよりも早く決済が決定します。
カードの情報を知られたくない場合や、カードを持っていない場合は、代引きを利用するとよいでしょう。
ただし、代引きは、基本料金や送料に加えて代引き手数料がかかるため、注意してください。
代引きは、仕上がった衣類の受け渡しの際に支払いを行います。
宅配スタッフの方が自宅に来る前に、事前に支払うお金を用意しておきましょう。
クレジットカードや代引きよりも対応しているクリーニング店は少ないですが、銀行振込も行っているお店もあります。
これも、代引きと同様に振込手数料が発生します。
振込用紙は、返ってきた衣類と一緒に同梱されているケースが多いです。
宅配クリーニングの支払い方法は、各店舗により異なるため、利用する際は、事前に支払い方法を確認しておくと、スムーズにクリーニングの利用ができますよ。
5. クリーニングの支払いシステムを覚えておこう
クリーニングは、店舗型と宅配型で依頼する流れや支払いのタイミングが異なります。
店舗型の場合、運営上先払いが多いですが、オプションの利用・受け取り期限を過ぎてからの引取り・特殊品のクリーニングなど、場合によっては後払いになるケースも。
宅配クリーニングはクレジットカード・代引き・銀行振込などの後払いができるところが多いので、後払いを希望する方は、宅配クリーニングの利用をおすすめします。
宅配クリーニング「RE:KURI(リクリ)」ではクレジットカードや代引きによる後払いが可能です。
「クリーニングを後払いで利用したい」と考えている方は、ぜひリクリも検討してみてください。