ダウンの宅配クリーニングの出し方【時期・頻度・料金相場】
寒い冬に活躍する、ダウンジャケット。
かさばるアイテムなので、クリーニングへ持っていくのは少し大変ですよね。
しかし自宅で洗うのは難しいため、洗濯のプロにお任せしたいところ。
忙しい方のなかには、店舗型のクリーニング店ではなく宅配クリーニングにお願いしようとお考えの方もいるのではないでしょうか。
この記事では、ダウンジャケットを宅配クリーニングに出す方法を解説します。
注意点や料金相場などもご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
1. 宅配クリーニングにダウンジャケットを出すことはできるの?
宅配型のクリーニング店のなかには、ダウンジャケットのクリーニングを取り扱っているお店があります。
ダウンジャケットはかさばるため、お店へ持ち運ぶのは億劫だと感じる方も多いでしょう。
宅配クリーニングなら、自宅まで集荷に来てくれて自宅まで届けてくれるため非常に便利です。
ダウンジャケットの納期は、お店により異なりますが、注文してから7〜14日ほど。
中のダウンをしっかり乾かすため、通常のクリーニングよりも時間がかかります。
すぐにダウンジャケットが必要な方は、ダウンジャケットを着る用事を済ませてから宅配クリーニングへ依頼しましょう。
2. 宅配クリーニングにダウンジャケットを出す方法
ダウンジャケットを宅配クリーニングへ出す方法は、通常の衣類を出す方法と変わりません。
- パソコンまたはスマホから注文する
- 集荷キットが送られてくる
- 集荷キットに衣類を詰める
- 衣類の集荷を依頼し、指定した時間に集荷に来たスタッフへ集荷キットを渡す
- 衣類がクリーニング工場へ運ばれクリーニング開始
- クリーニング完了後、自宅で衣類を受け取る
ダウンジャケットがクリーニングから戻ってきたら、そのままクローゼットにしまわずに、ダウンジャケットにかけられた不織物カバーを外しましょう。
カバーはあくまでも、埃やゴミがつかないようにするためのもの。
かけたまま放置すると、通気性が悪くなり湿気がたまり、カビや臭いが発生する可能性があります。
また、返ってきたダウンジャケットをよくチェックしましょう。
「表面上の汚れが落ちているか?」「付属品は付いているか?」「穴やほつれはないか?」などを確認します。
宅配クリーニングでは、洗濯のプロが何度も検品をしたうえでお客様に返却していますが、検品漏れの可能性があります。
その際は、宅配クリーニング会社へ問合せましょう。
3. ダウンジャケットを出すときの注意点
かさばるダウンジャケットは、宅配クリーニングに出すのがおすすめですが、いくつか注意点があります。
あらかじめ注意点を知っておけば、予想外のことが起きたときも、きちんと対処できますよ。
パックプランではかさばってあまり入らないことも
多くの宅配クリーニングでは「パックプラン」を採用しています。
パックプランというのは、〜点までならどんな衣類でも料金が一律というサービスです。
※宅配クリーニング会社によっては、パックプランで一部取り扱えない衣類もあります。
例えば5点までのパックプランの場合、ワイシャツやズボンなど5点を集荷キットに詰めて送れば、アウターやボトムスに関わらず料金は一律です。
しかし、ダウンジャケットは非常にかさばるため、5点入れるための集荷キットには、ダウンジャケットを含めると2〜3着しか入らない場合も考えられます。
もし1回分の集荷キットに入らない場合は、追加で集荷キットを送ってもらえるか、宅配クリーニング会社に確認してみましょう。
宅配クリーニング会社によっては追加で集荷キットを送ってくれたり、お客様自身で箱を用意したりすれば対応してくれる場合がありますが、なかには「集荷キットに入る衣類のみ可能」というお店もあります。
入らないからと他の箱に入れて発送すると、追加料金を取られることもあるので注意が必要です。
そのため集荷キットに入らないときは、対処方法を宅配クリーニングへ確認することをおすすめします。
ファーが付いているダウンは追加料金がかかることも
ファーが付いているダウンジャケットは、追加料金がかかる場合があります。
追加料金の相場は、約1,000円(税込)です。
メニューに注意書きがないものの、ファー付きのダウンジャケットを出したら「追加料金がかかります」と言われるケースもあるので、クリーニング会社へ事前に確認しておきましょう。
追加料金がかかる際は、ファー付きのフードが取り外し可能なら、外して依頼しましょう。
取り外し可能なアイテムは付属品として追加料金がかかることも
ライナーやフード、ベルトなど取り外しができる部分がある場合、付属アイテムとして追加料金の対象になることがあります。
また、パックプランなら1点のダウンジャケットにもかかわらず、2点としてカウントされることもあるので気をつけましょう。
ファーと同様に、取り外しできる付属品はできるだけ外してから依頼しましょう。
高級なダウンは専門店にお願いすることも検討する
ダウンジャケットは、特殊でデリケートな素材のため「水洗い不可」な場合が多く、乾かしている間も、ダウンが偏らないようにするなど、クリーニング店でも一定の技術と経験が必要になります。
そうとは知らず、通常の宅配クリーニングへ出すと、ヘタったり、変色、穴やほつれが生じるなどトラブルになるケースも。
大切なダウンジャケットは、少々値が張りますが、高級ダウンジャケットを専門に取り扱っている宅配クリーニングへの依頼がおすすめです。
高級ダウンジャケットを扱うお店は、実績が豊富で、一つひとつの工程をとてもていねいに施してくれます。
ダウンジャケット1着につき、1人の職人が全工程を行う高級コースもあるので、気になる方はぜひチェックしてください。
4. 宅配クリーニングでのダウンジャケットの料金相場
宅配クリーニングでダウンジャケットを依頼する場合、料金相場は約3,000〜6,000円(税込)。
高級ダウンジャケットの場合は約7,000〜10,000円(税込)が料金相場です。
また、ダウンジャケットにファーが付いている場合、さらに1,000円(税込)程度の追加料金がかかったり、撥水・防水加工・色補正をすると追加料金がかかる場合もあります。
そのため、ダウンジャケットを洗濯・撥水加工・色補正まで含めると約17,000円(税込)が料金相場だとお考えください。
※ダウンジャケットの長さやオプション内容で費用が変わりますので、宅配クリーニング店へ事前に確認しましょう。
5. ダウンジャケットのクリーニング頻度はどのくらい?
ダウンジャケットはどれくらいの頻度でクリーニングに出せばよいのでしょうか?
基本的にダウンジャケットは、1シーズンに1回のクリーニングがおすすめです。
あまり何度もダウンジャケットをクリーニングすると、ダウンが傷んだり、収縮する可能性があります。
ただし、飲み物や食べ物をこぼして目立つ汚れがついた場合は、できるだけ早めにクリーニングへ出した方がよいでしょう。
そしてシーズン後にクリーニングに出し、来シーズンまで風通しがよい場所で、ダウンが潰れないようにある程度スペースがある場所で保管するのが理想です。
また、多くの宅配クリーニングでは保管サービスを提供しています。
オフシーズンの間、ダウンジャケットをカビや虫食いから守れるように、専用の部屋で保管してくれます。
長持ちさせたい方や、自宅の収納スペースをスッキリさせたい方は、保管サービスの利用がおすすめです。
6. ダウンジャケットはダウンジャケット専門の宅配クリーニングへ!
かさばるダウンジャケットは、店舗型のクリーニング店ではなく、宅配クリーニングだと持ち運びの手間がなくなり、とても便利です。
しかし、宅配クリーニングのお店選びには注意が必要です。
ダウンジャケットを依頼するなら、経験豊富で仕上がりがていねいなお店を選びましょう。
宅配クリーニング「RE:KURI(リクリ)」には、ダウンジャケットを専門に取り扱うサービス「ダウンマイスター」があります。
ダウンジャケット1着につき、1人の熟練職人が全工程を担当してくれるプレミアムなコースです。
1着ずつ手作業で検品し、状態やサイズなどを細かく記載したカルテを作成。そのうえで、ダウンジャケットの素材や、汚れの種類ごとに適切な方法で洗濯してくれます。
カナダグースやモンクレールを含む12種類の高級ダウンジャケットは、すべて「ダウンマイスター」コースで受け付けており、大切なダウンジャケットをお持ちの方は、ぜひリクリの「ダウンマイスター」コースへ検討してみては、いかがでしょうか。
お手持ちのダウンジャケットを長持ちさせるには、とにかく経験豊富で安心しておまかせできるお店へ依頼するのが一番です。
ダウンジャケットを1シーズンに1回はクリーニングに出し、次のシーズンもキレイな状態で迎えましょう。