冬物クリーニングには保管サービスが便利?理由と注意点を解説
厚手のコートやセーターなど、冬物はかさばるものばかりです。
オフシーズンの間、かさばる冬物の収納方法にお悩みの方も多いのではないでしょうか。
そこで、ぜひおすすめしたいのが、冬物をオフシーズンの間保管してくれる「保管サービス」です。
多くのクリーニング店が提供しているサービスで、衣類にとって最適な環境下で保管し、虫食いやカビの被害から衣類を守ってくれます。
自宅の収納スペースがスッキリするだけでなく、衣類を長持ちさせたい方にとっても非常に嬉しいサービスなのではないでしょうか?
この記事では、クリーニング店の「保管サービス」の特徴や料金相場、メリット・デメリットまで詳しく解説します。
冬物の保管場所にお困りの方は、ぜひ参考にしてください。
1. 冬物や冬服の保管に悩む人が多い理由
冬物や冬服にお悩みの方は多いようです。
そもそも、なぜ冬物や冬服は保管が難しいのでしょうか。まずはその理由を見ていきましょう。
冬物はかさばりやすいから
保管が難しい一番の理由は、冬物はかさばるものが多いということ。
ダウンジャケットや厚手のセーターなど、ボリュームのある衣料が多く、保管スペースに入りきらないということもあるでしょう。
冬服には、ウールや綿などの防寒素材がほとんどです。そのため、たたんでも膨張しやすく、ハンガーにかけても、広いスペースが必要となるのです。
春から秋にはほぼ使わないから
冬服が活躍するのは、寒い季節だけ。
春から秋にかけて着る服のように、少し肌寒いときも暖かいときも着られるわけではありません。
マフラーや厚手のコートなどは、気温が著しく下がる真冬にしか着ることはないでしょう。
そのため、12月から2月の真冬を除いた約9か月間は、ずっと自宅に保管することになります。
防虫や防カビなど対策が大変だから
冬物の代表格であるウールやカシミヤなどの動物性素材は衣類を食べる虫の大好物。
また冬物の衣類はかさばるため、風通しが悪くカビが発生しやすいです。
そのため、ほかの季節の衣類以上に防カビと防虫対策に気をつけなければなりません。
2. 冬物の保管におすすめの「クリーニング保管サービス」とは?
かさばる冬物の衣料を、誰かが全部預かってくれたら楽ですよね。
そんな方におすすめしたいのが、多くのクリーニング店で実施されている冬物の「保管サービス」です。
ここからは、保管サービスのサービス内容などを具体的にご紹介します。
保管サービスの特徴
クリーニングの保管サービスは、預かった衣類をそれぞれ適切な方法で洗濯し、そのまま専用の保管室で保管してくれます。
保管室の中は、カビが発生したり虫食いの被害に遭わないよう、空調設備がしっかり整えられています。
洗濯のプロにより室温と湿度が管理されているため、安心して預けられます。
冬服を保管している場合は、冬が近づくころに、冬物の衣服が手元に戻ってくるので、利便性も高いといえるでしょう。
保管サービスの料金相場
保管サービスを提供しているのクリーニング店のほとんどが、宅配型です。
また、保管料金は衣類の種類ごとに決まっているのではなく、種類を問わず預かる衣類の数で設定されていることがほとんどです。
宅配クリーニングの保管サービスにおける料金相場は以下の通りです。
【宅配クリーニング「保管あり」料金相場】
5点パック | 9,000円 |
---|---|
10点パック | 13,000円 |
20点パック | 21,000円 |
※すべて税込価格です。
衣類をたくさん預ければ預けるほど、1点あたりの料金がおトクです。
保管サービスの平均保管期間
保管サービスの平均期間は、約6か月から9か月です。
なかには、冬物を1年間保管してくれる宅配クリーニングもあります。
基本的に、預けている間は自由に衣類を出し入れしたり受け取ったりすることができません。
冬物をどれくらいの期間預かってほしいのかを考え、不安であれば、いつでも預けた衣類を受け取れるお店を選びましょう。
3. クリーニング保管サービスを利用するメリット
ここからは、クリーニングの保管サービスを利用するメリットについてご紹介します。
自宅のクローゼットが空き、スッキリする
冬物のなかでも特にかさばる衣類を「保管サービス」で預かってもらえば、自宅の収納スペースがスッキリします。
かさばる衣類が減れば、それだけで衣替えが楽になり、衣類も取り出すのもスムーズになります。
また、衣類は防カビや防虫対策のため、できるだけスペースに余裕をもって保管することをおすすめします。
収納スペースが狭いと、湿気やホコリがたまりやすく、その分、カビや虫が発生しやすい環境といえます。
特にかさばる衣料を保管サービスで預けておくと、空いたスペースを他の収納に活用できますよ。
クリーニング店だから提供できる最適な保管環境
クリーニング店は衣類や洗濯のプロです。
そのため、衣類にとって適切な環境やお手入れ方法についても熟知しています。
そんなプロに温度・湿度が適切に保たれた部屋で衣類を保管・管理してもらえれば、自宅で収納するよりも防カビ・防虫対策がしっかりできるでしょう。
保管期間が終わったら、衣類が最適な状態で受け取れるのもうれしいですね。
4. クリーニング保管サービスのデメリット
一方で、宅配クリーニングの保管サービスにはデメリットもあります。
メリットとデメリットの両方を把握して、保管サービスを利用するかどうかを検討しましょう。
枚数指定があることが多い
保管を依頼できる数に決まりがあるのが、デメリットのひとつ。
先にお伝えしたように、多くの宅配クリーニングでは点数指定がされていることが多いです。
指定された枚数に満たなくても受け付けてもらえますが、たとえば5点パックを選択し4点しか依頼していない場合でも、料金は5点パックから変わりません。
定められたパック点数に達しない場合は、枚数指定ができる宅配クリーニングがおすすめです。
着たいときにすぐに手元にはない
預けた衣類は、注文時に定めた期日まで保管されます。
クリーニング店によっては、保管期間中、途中で衣類を返却することができない場合も。
もし、保管期間中、いつでも返却できるお店だとしても、返却をお願いしてから手元に届くまで数日かかるので、着たいときにはすぐ手元にないのもデメリットといえるでしょう。
寒くなってきたので、冬物が欲しい!という場合は、あらかじめスケジュールを先読みし、余裕を持って返却依頼を出す必要があります。
5. 特にかさばる冬物は宅配クリーニングの保管サービスへ!
冬物は非常にかさばるものが多いため、自宅での収納に悩んでいる方は多いでしょう。
さらに適切に保管しないとカビや虫食いの被害に遭うため、防虫・防カビ対策も行っておきたいところ。
そんなときにおすすめなのが、宅配クリーニングが提供している「保管サービス」です。
オフシーズンの間、かさばる衣類を洗濯のプロのもと保管してもらえるので、自宅の収納スペースがスッキリするだけでなく、衣類が長持ちします。
宅配クリーニング「RE:KURI(リクリ)」なら、自社工場で衣類を保管してもらえます。
自社工場にて1着ずつていねいに検品から洗濯・乾燥まで行い、キレイな状態のまま保管するので、次シーンまで安心して任せられますね。
リクリでは、保管を受け付けているのは9/1~2/28の間です。
ダウンジャケットなど特にかさばる衣類は、ぜひ「保管あり」コースで注文してください。
※3/1~8/31の間のみ「保管あり」コースを受け付けています。
保管サービスを賢く利用しながら、大切な衣類を長く愛用してくださいね。