防虫剤の正しい使い方
衣替えで冬物衣料を仕舞う季節になりました。
冬物のセーターやコートなど、お気に入りの一着は収納している間の虫食いが心配ですよね。
市販の防虫剤を使っている人が多いと思いますが、今日は防虫剤を使うときのポイントをお伝えします。
まず一番重要なポイントは、市販の防虫剤を使うときは1種類のみで使うということです。
中にはたくさんの種類の防虫剤を使ったほうが効果がある!と思っている方もいらっしゃるかもしれませんね。
市販の防虫剤は、気化して、収納ケースやクローゼットに充満して防虫効果を発揮します。
複数の種類の防虫剤を使ったり、また50℃以上の高温になったりすると、気化せず液体となって防虫効果を発揮しません。
さらに液体になって衣類にシミをつける危険性もあります。
もうひとつの注意点は、保管する衣類より上に置くことです。
ハンガーレールにかけるタイプの防虫剤は大丈夫ですが、衣装ケースなどにたたんで仕舞うときには、衣類の下に置いたりしていませんか?
気化した防虫剤のガスは空気より重いので、下に落ちていきます。
ですから、保管する衣類より上に置かないと十分効果を発揮しません。
以上、市販の防虫剤を使うときの注意点でした。