進歩的、革新的アイディアで時代を作ったシャネル
シャネルブランドの創始者であるフランスのデザイナー、ガブリエル・シャネル。
ココ・シャネルといったほう有名かもしれませんが、ココ・シャネルという名前は、ガブリエル・シャネルが歌手としてキャバレーに出ていた時の通称です。
シャネルといえば、世界に冠たるブランドですが、ガブリエル・シャネルはもともとは帽子のデザイナーでした。
やがてブティックを開き、1916年には、それまで下着の素材だったジャージーを使って、活動的なカジュアル・スーツを発表しました。
いわゆるシャネル・スーツの原型ですね。
さらに、それまではお葬式に使う色であった「黒」を取り入れたり、男性の服装をヒントに、カーディガン・スーツを作ったり、それまでの常識では考えられない斬新なファッションを世の中に提案していきました。
自らが働く女性だった彼女は、自分の信念を貫く進歩的な女性だったようですね。
シャネラーと言われる熱狂的なファンはこのあたりにも共感しているのかもしれません。