高品質ダウンブランド紹介第4弾。
今日はデュベティカです。
デュベティカ(DUVETICA)は2002年にイタリア発祥のダウン専門ブランドです。
デュベティカの創始者はモンクレールで社長を経験したことのあるジャンピエロ・バリアーノという人物。
モンクレールでの経験をもとにイタリアのベニスでデュベティカを立ち上げました。わずか数年のうちにモンクレールと並ぶほどの人気ブランドに育てました。
デュベティカも品質に対するこだわりは相当高いものがあります。
中綿のダウンはすべてフランス産のダウンを使用し、縫製はヨーロッパ内でもトップクラスの技術を持つクロアチア、ブルガリアなどの工場で行なっています。
品質を重視する人にも満足度の高いクオリティを誇ります。
デュベティカはダウン専門だけあって、ラインナップが非常に豊富です。
●メンズ向けラインナップ
ベガ(VEGA)
ディオニッシオ(Dionisio)
●レディース向けラインナップ
カッパ(Kappa)
ティア(Thia)
アダラ(Adahara)
デネブ(Deneb)
どれも最高品質のダウンです。シーズン終了後のお手入れはダイヤクリーニングにお持ち下さい。
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世界的なアウトドアブランド「ザ・ノース・フェイス」はダウンジャケットよりもカバンのほうが有名でしょうか。
山ボーイ、山ガールの間でザ・ノース・フェイスのリュックは機能性抜群と大人気!
ザ・ノース・フェイスは1968年、アメリカのサンフランシスコで創立されました。
最初の製品は高品質のダウンを使用して作ったシェルフ(寝袋)でした。
創業の翌年1969年には、ダウンパーカの原型となる「シェラ・パーカ」を発売しました。
かばんの生産は1976年とちょっと遅れます。
サスペンション付きパックの元祖である「バックマジック」を発売しました。
革新的な技術や卓越したアイディア開発されるアウトドア用品は世界的に人気です。
ダウンジャケットは、機能性が優れているのはもちろんですが、デザイン性も高いレベルにあると思います。
カラーバリエーションが豊富なのもザ・ノース・フェイスのダウンの特徴でしょうか。
タウンユースから過酷な環境で着るダウンジャケットまでラインナップも豊富です。
登山など厳しい条件下で着られたダウンジャケットのお手入れはしっかりしてあげてくださいね。
ダウンジャケットのクリーニングはダイヤクリーニングにお任せください。
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ダウンとフェザーの違いについては、以前お伝えしましたが
⇒ ダウンジャケットの選び方|温かさを決めるポイントは?
今日はダウンジャケットに使われるダウンの種類についてお伝えします。
鳥には水鳥と陸鳥という二種類あります。
ダウンジャケットに使われるダウンは、水鳥の羽です。
陸鳥からはダウンは取れません。
水鳥でであるガチョウやアヒルからダウンを採取するのですが、どの水鳥からとっても同じというわけではありません。
水鳥の生息地の環境や条件によってダウンの品質は変わります。
グースとダックではグースのほうが優れている
グースとはガチョウ、ダックとはアヒルのことです。
グースもダックも多くの場合はフォアグラ目的として飼育されます。
しかし食肉が目的となりやすいダックは、十分に成長する前に食用とされるので、成長前に採取するダウンとなり、あまり品質がよくないとされています。
さらに、ダックはグースほど大きなダウンボールが取れません。
ダウンボールは大きなほうが品質が良いとされています。
このような理由で、グースとダックを比較すると、グースから採取したダウンのほうが品質が良いと言われています。
⇒ マザーグース、マザーダックとは?
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前回、グースとダックではグースから採取できるダウンのほうが品質が良いということをお伝えしました。
⇒ ダウンの種類|グースダウンとダックダウンの違い
今日はマザーグース、マザーダックについてお伝えします。
グースやダックは食用目的で飼育される以外にも、タマゴを産ませることを目的に飼育されることもあります。
タマゴ目的で飼育されるグースやダックのことをマザーグース、マザーダックといいます。
普通は食用グースやダックの飼育期間は2か月から3か月と非常に短くなっています。
一方、マザーグースやマザーダックの飼育期間は半年から5年程度と長くなります。
つまり、マザーグースやマザーダックは成長した状態のダウンを採取できるようになります。
結果として通常のグースやダックより大きなダウンボールを採取できるので、良質なダウンを採取することができます。
最高品質のダウンは?
ダウンの中でも最高品質とされるのはアイダーダウンです。
アイダーダウンとはアイスランド産アイダーダック・ホンケワダガモから採取したダウンです。
アイスランドを中心とした北極圏に生息する野生のカモです。
極寒の地に生息しているホンケワダガモのダウンは保温性に非常に優れています。
しかし、この鳥は保護鳥であるため直接ダウンを採取することができません。
どうやってダウンを採取するかというと、ホンケワダガモ巣を作るときに、自らの羽毛を取って巣をつくるという習性を利用します。
ただ、巣から採取するので、取れる量は限られます。
そのため希少価値の高いダウンとなり、価格とともに最高級の評価を得ています。
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自宅でダウンジャケットは洗えないと思っていらっしゃる方が多いようです。
しかし、実は家庭で洗えるダウンジャケットもあります。
今日は、ダウンジャケットを自宅で洗濯するときの注意点についてお伝えします。
まず、自宅で洗わないほうがいいダウンジャケットについて
ダウンジャケットの襟、袖、ベルト部分などにレザーやフェイクレザーが使われているダウンジャケットは洗濯できません。
皮革素材で作られたダウンジャケットは、色落ちや型くずれだけでなく、革自体が硬化しヒビ割れすることが多いです。
一部ウールを使っているダウンジャケットがありますが、ウールは水に濡らすと縮みますので、家庭での洗濯はおすすめしません。
ダウンジャケットを家庭で洗うときの注意点
■中性洗剤を使う
羽毛はアルカリに弱く、一般的な洗濯用洗剤では羽毛の脂を溶かしてしまいます。劣化につながりますので、洗剤は中性洗剤を使いましょう。
■洗う前にファスナー、ボタンをとめておく
ダウンジャケットについているファスナー、ボタンは外したまま洗ってしまうとダウンジャケットの生地を傷つけてしまうことがあります。
洗う前にしっかりとめておきましょう。
■やさしく洗う
ダウンジャケットは強い力でもみ洗いをしたり、こすったりすると、羽毛や表目の生地を傷めてしまいます。基本洗濯機を使わず手洗いし、やさしく押し洗いするようにしましょう。
ダウンジャケットの洗濯はなかなか大変です。
大切にされているダウンジャケットはクリーニング店に出したほうが無難です。
⇒ ダウンジャケットを家庭で洗濯するコツ
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