冬に外干しをする際に気をつけたいポイント

UPDATE:2022.05.09
冬に外干しをする際に気をつけたいポイント

冬は、気温が低く、日照時間が短いため、外干しでも衣類がなかなか乾きません。
2日間かけて乾かしたという経験をお持ちの方もいるかもしれません。
冬の外干しでもしっかりと乾かすコツがあれば、実践したいですよね。

実は冬でも外干しと部屋干しを上手に組み合わせれば、洗濯物を早く乾かすことができます。

この記事では、冬場の上手な洗濯物の乾かし方と、早く乾かすコツをご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。

1. 冬に洗濯物を外干ししても乾きづらい理由

洗濯物干し

冬は夏と比べて、干した洗濯物がなかなか乾きにくいです。
天気が良い日に外で丸一日干しても、洗濯物の乾きが悪いなんてことも。
どうして冬場は洗濯物が乾きにくいのでしょうか?

冬は気温が低く洗濯物の水分が蒸発しにくいから

冬に洗濯物が乾きにくい最も大きな理由は、気温の低さです。

水分は、気温が高いほど早く蒸発します。洗濯物に含まれる水分も同じです。
気温が高いと水分が蒸発しやすく、空気中に取り込める水分の量が多くなるため、洗濯物が乾きやすいです。

冬場は空気が乾燥しているイメージですが、気温が低く空気中に取り込める水分量が少ないので、乾きにくいのです。

乾くためには「気温の高さ」「湿度の低さ」「風」が大切

洗濯物が乾くためには、気温の高さ・湿度の低さ・風の3つの要素が必要です。
3つの要素が以下の状態になっていると、洗濯物が乾きやすいと言われています。

  • 気温が25℃以上
  • 湿度が50%以下
  • 風通しが良い

冬は外気の温度が上がらないため、3つの要素が揃わず、洗濯物が乾きにくくなるのです。

外干しには洗濯物を殺菌する効果がある

洗濯物が乾きづらい冬場でも、できるだけ洗濯物は外干ししたほうがよいです。
というのも、日光には殺菌作用があるため、外干しすると衣類に付着したニオイのもととなる雑菌を減らしてくれるからです。
また、風が吹いていれば乾かす時間も多少短くなるため、天気が良い日はできるだけ外に干しましょう。
特に日が良くあたり、紫外線量が多い10時〜14時の間がおすすめです。

2. 冬の外干しの洗濯物を乾きやすくするコツ

洗濯物が乾きにくい冬場でも、1日で乾きやすくなる方法はないのでしょうか?
実はちょっとした一手間で、気温が低い冬場でも洗濯物をしっかり乾かすことができます。
具体的な方法をご紹介します。

洗濯機の脱水時間を長めに設定する

冬場は気温が低いため、水分がなかなか蒸発せず乾きにくいので、外干しする前に洗濯物についた水分をあらかじめ取り除いておくことで乾きやすくなります。

そこで、洗濯機の脱水時間を長めに設定し、洗濯物の水分をできるだけ減らしましょう。
ただ、洗濯機の脱水は非常に強い力が加わるため、毎回時間を長くすると衣類の生地を傷めたり、型崩れを起こす可能性があるのでご注意を。

あまり長時間脱水したくない場合は、洗濯機を止めて乾いたバスタオルを入れ、一緒に脱水するのがおすすめ。
バスタオルが洗濯物の水分を吸収してくれて、乾きやすくなりますよ。

洗濯物を干す前にしっかり振る

外で干すときに、そのままハンガーにかけるのではなく洗濯物を数回大きく振ってから干すようにしましょう。

洗濯物についている水蒸気を飛ばすだけでなく、シワも伸びるので、おすすめです。

洗濯物が重ならないように少量ずつ乾かす

風通しをよくすることで、効率よく洗濯物を乾かすことができます。

例えば、ズボンは洗濯バサミで筒状に挟み、輪のようにして干すのがおすすめです。
洗濯バサミに挟んで干すだけだと、布同士が重なって内側が乾きにくくなります。

また、シャツや上着も布同士が重なる内側が乾きにくいです。肩が太めのハンガーにかけると隙間ができやすく乾きやすいでしょう。

ポケットがついている衣類は、中をすべてひっくり返して干すと、乾き残しがなくなりますよ。

風の通りが良くなるようにアーチ状に干す

洗濯物を干す順番を少し工夫することで、風がよく通り早く乾きます。
おすすめなのがアーチ状に干す方法。長いものは外側に、短いものは内側に干すことで空気の循環がよくなり乾きやすくなります。

また、洗濯物は間隔をあけて干したり、薄手のものと厚手のものを交互に並べて干すのもポイントです。

隙間がないくらいに洗濯物の間隔を詰めて干すと、風が当たらず乾きにくくなります。

3. 外干しした洗濯物が乾いているかどうか確認する方法

ここまでで「冬の外干しの洗濯物を乾きやすくするコツ」をご紹介しましたが、冬に外干しすると、干したものが冷たく乾いているかどうかイマイチわかりにくい時もあります。

そこで、下記のように乾き具合をカンタンに確認できる方法があります。

まず、取り込んだ洗濯物の生地を、温めた手で3秒ほど強くにぎってください。
手を離したときに少しでも手が湿っていたら、まだ完全には乾いていません。
反対にまったく湿り気がない場合は、完全に乾いていると判断してよいでしょう。

4. 時間帯や天気に合わせて部屋干しも併用するのがおすすめ

冬場は気温が低いだけでなく、太陽の日照時間も短いです。
そのため、外干しだけではなく、部屋干しと上手に組み合わせることでより早く乾かせます。

晴れの日の太陽が出ている時間は外干しする

晴れている日は、できるだけ太陽が出ている時間に外干ししましょう。
乾かすためには、風と太陽の光が不可欠です。
そして、日の光が当たりにくくなる15時くらいに屋内へ取り込み、部屋干しします。

ここで気をつけたいのが、「温度が低い」のは部屋の中も同じということ。
部屋干しをする際は、部屋の暖房をつけて温度を上げたり、除湿機で湿度を低く調整することで、洗濯物が乾きやすくなる環境を作ることができ、より効果的です。

夜に部屋干しするのも効果的

多くの方は、洗濯物は夕方ごろに取り入れるのが習慣になっているのではないでしょうか。
しかし、乾きにくい冬場で外干しができない日は、夜の部屋干しもおすすめ。

夜に部屋干しする場合は、洗濯物に付着した水分をできるだけたくさん蒸発させることが大切なため、衣類同士の隙間をこぶしひとつ分開けて干すことがポイントです。
また、洗濯物の下から扇風機やサーキュレーターで風を送ることで空気を循環させると、洗濯物が乾きやすくなりますよ。

部屋干しする際は生乾き臭に注意

洗濯ものが匂う

洗濯物を部屋干しするときは、生乾き臭に注意が必要です。

生乾き臭の原因は、洗濯物に付着したモラクセラ菌の排泄物が原因です。
モラクセラ菌は、通常私たちの口や鼻などの粘膜にも存在している菌ですが、主に水分や皮脂を栄養分として蓄え、排泄します。
その排泄物が、あの雑巾のような生乾き臭を放つのです。

モラクセラ菌が増殖すればするほど、排泄物の量も増え、より強い臭いを発します。
そのため、できるだけ早く洗濯物を乾かし、雑菌を繁殖させないことが重要です。

もし、部屋干ししている間に生乾き臭が発生したら、衣類用の消臭スプレーを使ったり、スチームアイロンをかけて熱に弱いモラクセラ菌を駆除するのもポイントです。

5. 冬の外干しは風通しがポイント!干し方に一工夫を

洗濯物を早く乾かすには、気温の高さ・湿度の低さ・風の3つの条件を揃えることが大切です。

冬の外干しは、この3つの条件がなかなか揃わないため乾きにくいです。
ただし、洗濯機の脱水時間を長めにしたり干すときに複数回振ってから干すなど、一手間加えるだけで、早く乾かせることができます。

また、天候の関係で外干しができない場合は、部屋干しと組み合わせることで乾かす時間を短縮できます。
よく日があたる間は外干しし、15時以降や太陽が出ていない時などは部屋干しをしましょう。
部屋干しするときは、洗濯物の水蒸気をできるだけ多く飛ばせるように暖房機や除湿機を併用して使うのがおすすめです。

このように、通常なら乾きにくい冬場の外干しでも、工夫や手間を少し加えるだけできちんと乾かすことができます。
生乾き臭に気をつけながら、部屋干しと併用し、冬の時期ならではの悩みを解決しましょう。

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