【羽毛布団】クリーニングに出すべき?洗う頻度と長く使うコツ
皆さんは羽毛布団を洗いたい時、どうしていますか?
自宅やコインランドリーでも洗えないことはないですが、実は適切に洗濯していないと羽毛布団の寿命を縮めることに!
羽毛布団はとてもデリケートで洗濯が難しい衣類の一つなので、クリーニング店へ出すのがおすすめです。
今回の記事では、羽毛布団をクリーニング店へ出す頻度や費用相場、長く清潔に使用するためのコツをご紹介します。
大切な羽毛布団は、いつまでも肌触りが良く保温性抜群であって欲しい!そんな方へおすすめの記事です。
1.羽毛布団はコインランドリーや自宅で洗える?
羽毛布団は自宅やコインランドリーで洗っても良いものでしょうか?
羽毛布団に付いている「洗濯表示」を確認し、「水洗い可」と記載があれば自宅やコインランドリーでも洗濯が可能です。
ただし、できるだけ自宅やコインランドリーで羽毛布団を洗うのは避けた方が良いです。
というのも、自宅の「洗濯機」ではそもそも容量オーバーで入らないこともあり、洗濯機に入れたものの布団全体に水や洗剤が行きわたらないことも!
また、羽毛布団は非常にデリケートな素材でできているので、乾燥がきちんとできていないと羽毛に水分が残り、悪臭の原因にもなります。
正しい方法で洗濯しないと、布団の生地や中の素材が傷み、保温性が失われてダメになってしまう可能性もあるんです。
羽毛布団は正しく洗えば10年、15年と長く使用できるのに、洗濯に失敗して本来の寿命より早く買い替えるのは非常にもったいないですよね。
そこで、羽毛布団の洗濯を専門のプロにお任せしてみませんか?
2.羽毛布団を洗うならクリーニング店へ!
クリーニング店の中には、羽毛布団を専門に取り扱っていたり、専門のコースを用意しているお店があります。
専門店に任せる一番のメリットは、自宅で洗うよりもふかふかでキレイに仕上げてくれること。
また、適切な洗濯方法で素材へのダメージを最小限に抑えてくれるのもポイントです。
ただ、クリーニングに出す前に知っておかなければならないのが、「全ての羽毛布団が洗えるわけではない」ということ。
以下の条件に当てはまる羽毛布団は、クリーニングを断わられる場合があります。
- 破損しているもの
(穴が開いている、羽毛が飛び出している、生地が破けている、生地が変色している 等) - 「ノンキルト加工」のもの
※接着剤が使用されているため、クリーニングできない。
「うちの羽毛布団はクリーニングしてもらえるの?」と迷ったときには、まずはクリーニング店へ確認してみましょう。
羽毛布団を丸洗いしてもらう頻度は?
羽毛布団はどれくらいの頻度で洗濯すると良いでしょうか。
まず、購入してから3年目に1回丸洗いし、そのあとは1年に1回の丸洗いが目安です。
その他にも、飲み物を思いきりこぼしてしまった!など、大きな汚れがついた際も丸洗いしましょう。
人間は寝ている間にたくさん汗をかきます。
そのため、寝る間しか使っていない羽毛布団でも、実は汗やダニなどの目に見えない汚れがたくさん付着しているのです。
ただし、洗いすぎは羽毛布団の保温性が失われたり生地が傷んだりする原因になるので、適切な回数をしっかり守るようにしましょう。
羽毛布団を引き受けてくれるクリーニング店は?
羽毛布団は、衣類の中でも特殊な洗濯が必要で非常に難しいため「羽毛布団専用メニュー」があるクリーニング店へ依頼しましょう。
中でも、「圧縮袋」を使わずにふっくらとした状態で返してくれるクリーニング店がおすすめです。
実は圧縮袋を使用すると、中身のダウンやフェザーが潰れてしまい、羽毛布団本来のふっくら感や保温性が損なわれてしまう可能性があるからなんです。
「羽毛布団専用メニュー」があるかわからないけれど、近所のクリーニング店へお願いしたい場合は、一度電話かお店へ訪れて、羽毛布団のクリーニングを引き受けてくれるか事前に確認してから布団を持ち込むと安心ですよ。
3.羽毛布団を清潔に長く使うポイント
洗濯以外にも、羽毛布団を長く使用するためのポイントをご紹介します。
きちんとお手入れしないと、ダニが発生したり羽毛布団の保温性が失われるなど、寿命が短くなってしまいますよ。
出した羽毛布団は使用前に天日干しする
まず、前回の衣替え時に羽毛布団の「しまい洗い」をしていない場合は、皮脂汚れが付着しダニが潜んでいる可能性があるため「使用前洗い」をしましょう。
次に、押し入れから出した羽毛布団は、念のために使用前に一度天日干しして殺菌しておきます。
前回の衣替え時に適切なしまい洗いをしていないと、ダニや雑菌が繁殖している可能性があります。
アレルギーのある方は特に注意が必要に!
月に1~2回は羽毛布団を天日干しする
羽毛布団を使用しているシーズン中も、月に1~2回は天日干しをして殺菌するのがおすすめです。
寝ている間、1日にコップ1杯の汗をかくとも言われているので、定期的に天日干しをしましょう。
では、羽毛布団はどのようにして天日干しをすれば良いでしょうか?
まず「洗濯表示」を確認し、干し方に関する記載があればその表示に従います。
特に記載がなければ、基本は天日干しです。
全体を日光に当てる必要があるため、日当たりのいい場所に干して1時間ごとにひっくり返しましょう。
衣替え時に羽毛布団を必ずしまい洗いする
羽毛布団を長持ちさせるために最も重要な点がしまい洗いです!
暖かくなってきて羽毛布団を片付ける際には、必ず丸洗いしてからしまってくださいね。
目に見えない汗汚れがついているので、その状態のまましまえば臭いやシミの原因に。
ちなみに羽毛布団は保温性が下がると重くなっていきます。
重いな~と感じたら、それは汚れが付着し保温性が失われつつある証拠!
天日干しだけでは不十分なので丸洗いをしましょう。
不織布袋で保管する
しまい洗いが終わったら収納します。
このとき圧縮袋に入れての保管はおすすめしません。
というのも、通気性のないビニールの圧縮袋に入れるとカビの原因になり、カビをエサにダニや虫が発生しやすくなるからです。
また、平たく潰してしまうと布団の中の羽が傷つき保温性が失われます。
そこで、羽毛布団を保管するときは「不織布」や通気性のある素材でできている「羽毛布団専用の袋」を使用するようにしましょう。
4.かさばる羽毛布団のクリーニングなら宅配クリーニングサービスがおすすめ
羽毛布団のしまい洗いをうっかり忘れていた!使用前洗いをして今シーズンも使いたい!
そんなときには、羽毛布団の取り扱いがある「宅配クリーニングサービス」を利用しましょう。
羽毛布団はクリーニング店へ出した方が良いとはいえ、持ち込みや受け取りが大変ですよね。
他にもクリーニングに出したい衣類がある場合はなおさら大変!
そんなとき、自宅にいるだけでクリーニングに出せて受け取れる「宅配クリーニング」なら便利で安心です。
宅配クリーニングの料金相場
羽毛布団を取扱っている宅配クリーニング5社の料金例を見てみましょう。
羽毛布団1点のクリーニング料金 | |
---|---|
A社 | 9,163円~ |
B社 | 9,350円~ |
C社 | 9,680円~ |
D社 | 7,480円~ (※簡易シミ抜き加工含む) |
E社 | 7,150円~ |
- ※表示価格は全て税込価格です。
- ※上記はクリーニングの基本料金のみで、防ダニ加工などの有料オプションメニューは含まれておりません。
上記の金額から平均すると、羽毛布団メニューの相場は1点につき約8,500円ほどですね。
羽毛布団のクリーニングなら「RE:KURI(リクリ)」の「羽毛布団」専用コースへ!
宅配クリーニングリクリには、大切な羽毛布団を長く使用していただけるよう「羽毛布団クリーニング」という羽毛布団専用メニューがあります。
リクリは洗濯の工程を100%自社工場にて行い、1点1点素材の状態に合わせてクリーニングしてくれます。
「防ダニ加工」もサービスに含まれてるので、自宅で洗濯するよりも清潔な状態で返ってきますね。
もちろん、返却時には「圧縮袋」は使用せず、保温性を維持するための専用袋を使用しています。
さらに、「保管あり」コースなら、羽毛布団に適切な環境下でオフシーズンの間保管しておくことも可能です。
自宅の収納スペースもスッキリですね!
【「羽毛布団クリーニング」コースの各料金】※料金は全て税込価格です。
■保管ありコース | シングル | セミダブル / ダブル |
---|---|---|
シングル 8,030円 |
セミダブル/ダブル 8,800円 |
|
■保管なしコース | シングル | セミダブル / ダブル |
シングル 6,930円 |
セミダブル/ダブル 7,700円 |
- ※布団カバークリーニングは、オプションとして1点880円(税込)。
- ※「保管あり」コースは9/1~2/28の間は受け付けておりません。
ただし、下記のような状態の羽毛布団はクリーニングできない場合があります。
- 以前より温かくない
- 羽毛が飛び出している
- かさが減ってぺたんこ
- 生地が破れている
- 大きく変色してしまった
- 5年以上使っている
- 破損している
- ノンキルト加工の羽毛布団
クリーニングできない羽毛布団は「リフォームコース」へ!
「他店で羽毛布団のクリーニングを断られてしまった…」
「買い替えるしかないのかな?」
そんなときはリクリの「羽毛布団リフォーム」コースがおすすめ。
「羽毛布団リフォーム」は、古くなった生地を新しいものに取り替えて中の羽毛を直接洗浄し、新品同様にふっくらとした羽毛布団に仕上げてくれます。
【「羽毛布団リフォーム」コースの各料金】※料金は全て税込価格です。
コース | エコノミーコース | レギュラーコース | プレミアムコース |
---|---|---|---|
シングルからシングルへ | エコノミーコース 24,200円 |
レギュラーコース 35,970円 |
プレミアムコース 46,420円 |
ダブルからダブルへ | エコノミーコース 35,200円 |
レギュラーコース 53,020円 |
プレミアムコース 68,970円 |
- ※オプション「ツインキルト仕上げ」は、
シングルからシングルへ の場合は+6,600円(税込)
ダブルからダブルへ の場合は+8,800円(税込)
となります。
リクリの特徴は、クリーニングからリフォームまで相談できるところ。
クリーニングできないからと処分してしまう前に、一度相談してみてはいかがでしょうか。
5.まとめ
羽毛布団は、毎日使う羽毛布団だからこそ、いつまでも清潔にふかふかの状態で使いたいものです。
羽毛布団を洗濯するには、専門のクリーニング店による丸洗いがおすすめです。
羽毛布団はとにかく乾燥が命!
自宅で洗濯する場合は、完全に乾燥させないとダニやカビが発生する原因になるため非常にリスクがあります。
安心して任せられるクリーニング店を探してみてくださいね。