デニムジーンズの洗い方やポイントを分かりやすく解説!

UPDATE:2022.05.18
デニムジーンズの洗い方やポイントを分かりやすく解説!

デニムジーンズはファッションとしても人気が高く、愛用されている方も多いアイテムの一つです。よく着るデニムジーンズだからこそ、どのタイミングでどのように洗濯すると良いのか、迷うことはありませんか?

「洗濯すると、色落ちしそうで心配…」「デニムジーンズは洗わない方がいいって聞いたけど、本当のところはどうなの?」「デニムジーンズの正しい洗い方があるなら知りたい!」

そんな方のために、この記事ではデニムジーンズの洗い方のポイントについて、分かりやすく解説していきます。ぜひ、参考にしてくださいね。

1. デニムジーンズは自宅で洗濯してもいいの?

デニム持つ男性

デニムジーンズは色落ちや型崩れが心配なので、自宅で洗濯してもいいのか分からないという方も多いのではないでしょうか。
まずは、デニムジーンズを洗濯した方がいい理由と洗濯頻度について解説していきます。

衛生面のためにデニムジーンズは洗濯した方が良い

よく、「デニムジーンズは洗うと色落ちする」、「洗うとデニムジーンズならではの色味や風合いが消えてしまう」といわれます。
確かに、洗濯するとどうしても生地に刺激を与えてしまうので、色が落ちたり生地を傷めたりしてしまう可能性はあります。

ですが、デニムジーンズを洗わずに放置しておくと、汗の臭いや皮脂汚れなどがどんどんたまり不衛生になってしまいます。

取れるはずの汚れが取れなくなったり、生地の老化にもつながるので、デニムジーンズもきちんと洗濯をした方がよいです。

デニムジーンズの洗濯の頻度は半月~1カ月に1回がおすすめ

デニムジーンズを自宅で洗濯する場合、頻度としては半月~1カ月に1回ほどがおすすめ。いくら正しい洗い方をしていても、あまり頻度が多いと風合いを損ねやすくなってしまうからです。

また、普段から着用後に衣類用消臭スプレーをかけたり、ホコリなどを払ったりしておくといったお手入れも日頃より行っておくとデニムジーンズが長持ちします。

2. デニムジーンズを洗濯する前にやっておくこと

デニム平置き

続いては、自宅でデニムジーンズを洗濯する前にしておくべきポイントを見ていきましょう。
そもそも洗うことが可能かどうかの確認方法や、キレイに洗うためのコツをご紹介します。

デニムジーンズの洗濯表示を確認する

まず、洗濯をする前にデニムジーンズに付いている「洗濯表示」タグを必ず確認しましょう。これはデニムジーンズに限らず、どの衣類でも重要なポイントです。
洗濯表示には、洗濯機の使用の可否やドライクリーニングの可否など、生地の特性に合わせた適切な洗い方についての情報が記載されています。

■洗濯表示例
洗濯表示

デニムジーンズの中には、洗濯機の使用が不可な物や特定の洗い方が指定されている物があります。デニムジーンズの質を落とさないためにも、きちんと記載の方法を守って洗濯しましょう。

ロールアップしている場合は伸ばしておく

デニムジーンズの人気な着用方法の一つとして「ロールアップ」があります。このロールアップですが、洗濯をする際は必ず元の状態に戻しておきましょう。

ロールアップ部分は、汚れをはじめ汗や湿気がたまりやすい部分で、雑菌が繁殖して臭いのもとになる可能性が高いです。

また、ロールアップしたまま洗濯すると、巻かれている部分の生地にしっかりと洗剤が浸透せず、十分に汚れが落とせないことがあります。

干す際にも、ロールアップしたまま乾かしてしまうと、変な折り目や跡が残る原因にもなるため、必ず洗濯前には元に戻しましょう。

デニムジーンズを裏返しておく

デニムジーンズを洗うときは裏返してから洗いましょう。裏返すことで生地同士の摩擦を軽減し色落ちを防ぎ、素材本来の風合いを極力残すことができます。
また、色落ちを避けるためにも、他の衣類とは一緒に洗わず、デニムジーンズだけで洗うことも大切です。

裏返して洗うのはデニムジーンズ以外の衣類でも応用できるため、色落ちが気になる方はぜひ試してみてください。

ボタンやジップは閉めて形を整えておく

ボタンやジップを開けたまま洗濯すると、ボタン周りの生地が弱ってしまったり、金具がこすれて部分的に色落ちしてしまいます。そのため、洗濯前に必ずボタンやジップを閉じて形を整えておきましょう。

また、デニムジーンズは一度水に濡れて乾くとその形に固まりやすくなるため、型崩れの対策にもなります。
「いちいち閉めるのは面倒…」と思われる方もいるかもしれませんが、ほんの一手間がデニムの風合いやシルエットに影響しますので注意してください。

3. 自宅でデニムジーンズを洗う方法~洗濯機編~

洗濯コースを選択

自宅でデニムジーンズを洗う方法には、洗濯機と手洗いがあります。
まずは、洗濯機で洗う場合のポイントについて見ていきましょう。

デニムジーンズを裏返して洗濯ネットに入れる

デニムジーンズを洗濯機で洗うときには、裏返して「洗濯ネット」に入れます。
デニムジーンズは裏返すことで色落ちを防ぐことができ、風合いを保てます。

「洗濯ネット」は、中の生地を摩擦から守るクッションの役割を果たしてくれるため、裏返すのと同じく色落ちを防ぎ、素材を保護してくれるお役立ちアイテムです。

「お急ぎコース」などで短時間で洗う

極力色落ちを抑えるために、短い時間で洗濯を終えた方が生地への負担が少ないので、洗濯機の短時間コースを選択しましょう。「お急ぎコース」など、時短のコースを選ぶようにしましょう。

「せっかく洗うなら汚れ落ちが心配だから、もう少し長めに洗いたい」という場合は、「手洗いモード」や「ドライコース」で洗うのもおすすめです。通常のコースよりもやさしく洗ってくれます。
普段はお急ぎコースで洗い、2、3回に1回は手洗いモードにするといった具合に、状況に応じてコースを変えてみるのもよいでしょう。

また、洗剤は「衣類用(おしゃれ着用)中性洗剤」を使用することで、色落ちを防ぐ効果が期待できます。「ジーンズ専用洗剤」も市販されていますので、お気に入りのジーンズを洗うときには試してみるのもおすすめです。

脱水は1分ほど行う

洗濯が終わったら、1分ほど脱水します。
脱水時間が長いと水分が抜け過ぎて、脱水したときの形の状態に固まってしまい型崩れの原因になる可能性があります。脱水は、軽く湿り気が残った状態まで行うのがベストです。

また、脱水前にデニムジーンズを洗濯槽の内側にくるりと沿わせるような状態にしてから脱水するのも、ちょっとしたコツです。こうしておけば、デニムジーンズがシワだらけになるのを回避できます。

乾燥機は使わずに陰干しをする

デニムジーンズは乾燥機の使用を控えましょう。乾燥機の熱によって、生地が縮んだり傷んだりするのを避けるためです。

脱水が終わったらできるだけ素早くデニムジーンズを取り出し、形を整えて、風通しの良い日陰に干します。また、デニムジーンズを干すときは、上下逆さまにするのもポイントです。重いウエストを下にすることで、重みでシワが伸びる効果があります。

デニムジーンズを裏返して、裾の部分を筒状に広げるように干すと、風通しが良くなりしっかり乾くでしょう。

4. 自宅でデニムジーンズを洗う方法~手洗い編~

液体洗剤

続いては、デニムジーンズを手洗いで洗う場合のポイントをご紹介します。
お気に入りのデニムジーンズを慎重に洗いたい方は、手洗いがおすすめです。

「衣類用(おしゃれ着用)中性洗剤」を薄めて準備する

まず、洗面器などの容器に水を注ぎ、「衣類用(おしゃれ着用)中性洗剤」を入れて洗浄液を作ります。「衣類用(おしゃれ着用)中性洗剤」は、デリケートな衣類用のやさしい洗剤なので、色落ちや縮みを抑えられて安心です。

おしゃれ着の洗濯では一般的に、水4Lに対して洗剤10mlほどが目安ですが、デニムジーンズの場合は色落ちを防ぐために、それよりさらに薄めて使いましょう。

洗浄液にひたして10分ほどつけ置きする

デニムジーンズを洗浄液にひたして、10分ほどつけ置きします。つけ置きしただけでも、ある程度まで汚れを落とすことができます。
逆に、ギュッギュッとこすり洗いをすると、摩擦が大きくなって色落ちや生地を傷める原因になってしまうことがあるため注意が必要です。

つけ置きだけでは心配という方は、全体をこすり洗いするのではなく、裾、膝裏、ベルト部分、股下など、汚れが付きやすい部分をピンポイントで洗いましょう。洗う際はできるだけやさしく、押し洗いかもみ洗いをしてください。

水を3回ほど替えてすすぐ

10分経過したら、新しいキレイな水を容器に入れて、すすぎを行います。こすったり強い力で絞ったりせず、ゆっくりと押し洗いするのがポイント。洗剤の泡が出なくなるまで水を入れ替えながらすすぎを繰り返します。

デニム生地は繊維同士の密が濃いため洗剤が残りやすいので、念入りに3回ほどキレイな水でしっかりとすすぎましょう。

脱水は洗濯機で1分ほどする

すすぎが終わったら、手で絞らずに洗濯機で1分ほど脱水します。デニムジーンズを手で絞ると、絞った形に跡が残りやすくなるからです。
デニムジーンズを洗濯槽の内側にくるりと沿わせて貼り付けるようにしてから脱水すると、シワになるのを防げます。

乾燥機は使わずに陰干しをする

ポイントは洗濯機で洗う場合と同様です。
乾燥機の使用を控えること、上下を逆さまに干すこと、裏返して裾の部分を筒状に広げて干すようにしましょう。

5. 色落ちが気になるときはプロに依頼しよう!

デニム

ここまで、色落ちや縮みを極力抑えながら、自宅でできるデニムジーンズの洗濯方法を解説してきました。
しかし、中には、大切な1本やビンテージ物、ホワイトデニムなど自宅で洗うのは抵抗がある衣類もありますよね。

そんな場合、デニムの洗濯はクリーニングに出すのがおすすめ。なかなかクリーニング店に行けない方におすすめなのが「宅配クリーニング」です。

「宅配クリーニング」は街のクリーニング店とは違い、わざわざ店舗まで洗濯物を持って行く必要がなく、電話やメール1本で集荷・配達まで行ってくれるので、とても便利です。
クリーニングのプロが最適な洗い方をしてくれるので、色落ちや型崩れ、他の衣類への色移りといった家庭で起きやすいトラブルも防ぐことができます。

デニムを自宅で洗うのが不安な方は、「宅配クリーニング」に出してみませんか?

数ある「宅配クリーニング」のなかでも特におすすめなのが、「RE:KURI(リクリ)」です。
創業50年以上・約200店舗を運営してきたノウハウを活かし、衣類一つひとつにあわせた洗い方で熟練の職人たちが仕上げてくれます。
お気に入りのデニムジーンズも、色落ちや型崩れといったトラブルの心配なくキレイに洗い上げてくれるでしょう。料金体系も5点で8,525円(税込)(1点あたり1,705円(税込))、10点で11,550円(税込)(1点あたり1,155円(税込))といったパック料金なので分かりやすいです。まとめて出した方が1点あたりの料金がやすくなるので、デニムジーンズを数本まとめるのがおすすめです。

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6. 洗い方のポイントを知ってデニムジーンズの風合いを保とう!

今回は自宅でも実践できるデニムジーンズを洗うときのポイントについてご紹介しました。
デニム生地は、洗濯で色落ちしやすく風合いを損ねやすいため、洗う際にはご紹介したポイントに注意して洗うようにしましょう。

お気に入りのデニムジーンズやブランド物であれば、最初から洗濯のプロに任せるという方法もあります。仕事や家事で忙しくてクリーニング店に持って行く時間がない方でも、手軽に依頼ができる宅配クリーニングはおすすめです。

大切なのは、上手な洗濯を繰り返して長く着続けられること。お気に入りのデニムジーンズを自分好みの一着に育てて楽しみましょう!

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