Tシャツを長持ちさせる洗濯方法から干し方のコツまで大公開!

UPDATE:2022.05.09
Tシャツを長持ちさせる洗濯方法から干し方のコツまで大公開!

お気に入りのTシャツはできるだけ長く着たいですよね。
しかし大抵の場合、しばらく着続けると襟や裾がヨレてしまい、見た目も悪くなります。

しかし、Tシャツの洗濯方法や干し方を工夫するだけで、ヨレを防ぎ長持ちさせることができます。

今回は、Tシャツを長持ちさせる洗濯方法のコツを詳しくご紹介します。

1. Tシャツを洗濯する前に、まずは洗濯表示を確認

お気に入りのTシャツを長持ちさせるためのポイントは、洗い方。
ただ洗濯機に入れて回すだけになっていませんか?

Tシャツは自宅の洗濯機で気軽に洗えそうですが、素材によっては洗えないことも。

まずは、Tシャツの「洗濯表示」を確認し、水洗いができるかを確認しましょう。
水洗い不可の場合は、クリーニング店に依頼します。

洗濯表示の見方については以下の記事で詳しくご紹介していますので、併せてご覧ください。
関連記事:新しくなった「洗濯表示」全41種の見方を徹底解説!

2. Tシャツを長持ちさせる洗濯方法

ドラム洗濯機からTシャツを出す

ここからは、Tシャツを長持ちさせるための洗濯方法をご紹介します。
普段の洗濯にひと手間加えるだけなので、ぜひ取り入れてみてください。

Tシャツを裏返す

Tシャツを裏返すようにしましょう。
Tシャツは肌に直接触れるため、表側よりも裏側に汗や皮脂汚れが多くつきます。
こうすることで、洗剤や水が汚れている面に染み込みやすくなります。
また、裏返しすることで色あせ防止にもなり、こすれによるプリントの剥がれも防げます。

洗濯ネットに入れる

裏返したTシャツは洗濯ネットに入れてください。
洗濯ネットを使うことで、他の衣類と絡まることがなく、生地や襟が伸びるのを防げます。

ただし、ネットに入れると洗浄力が弱くなるので、汚れが目立つ部分がある際は、先に部分洗いをしておきましょう。

おしゃれ着用洗剤を使う

Tシャツは通常の衣類用洗剤でも洗濯可能ですが、おしゃれ着用洗剤を使う方が長持ちします。

というのも、通常の衣類用洗剤は「弱アルカリ性」で洗浄力が強いものの、その分生地へのダメージが大きいのが特徴です。
一方おしゃれ着用洗剤は、「中性」で洗浄力は通常の衣類用洗剤より劣りますが、生地への負担が軽減できるので、やさしく洗い上げることができます。

漂白剤は使わない

Tシャツの洗濯表示を確認し、漂白剤の使用が可能であれば、酸素系漂白剤を用いて大丈夫ですが、プリントや柄がついたTシャツは、色移りや色落ちする可能性が高いため、漂白剤の使用はおすすめしません。

色柄物に対応している漂白剤もありますが、Tシャツのプリントや生地の色にダメージを与えるリスクがゼロではないため、

Tシャツを長く着たい場合は使用を避けましょう。

脱水時間を短くする

洗濯機で脱水するときは、できるだけ脱水時間を短く設定しましょう。

脱水にかけると衣類の水分が遠心力で飛び、その際に生地が伸びたり傷んだりする恐れがあります。
脱水時間を長くした方が早く乾きますが、生地が受けるダメージは大きくなります。
そのため、脱水は一番弱い力で約30秒ほどかけるのがおすすめです。

3. Tシャツを長持ちさせる干し方のコツ

Tシャツを長持ちさせるためには、干し方も重要なポイントです。
適切な干し方をしないと、水分の重みで生地や襟がヨレたり、日に焼けて色あせする場合も。
続いては、洗濯が終わったあとのTシャツの干し方についてご紹介します。

洗濯が終わったらすぐに取り出す

洗濯後のTシャツは、すぐに洗濯機から取り出して干しましょう。
ついつい他のことをしていると、洗ったまま、しばらく洗濯機の中で放置してしまった、なんて経験ありませんか?

生乾きのまま放置するとニオイやシワの原因となります。
雑菌が繁殖してニオイが発生してしまうと、もう一度洗濯しないといけなくなるので、要注意です。

厚めのハンガーにTシャツの裾からくぐらせる

Tシャツをハンガーにかけて干すときは、型崩れしないように厚めのハンガーにかけるのがおすすめ。

厚めのハンガーがない場合は、細いハンガーにタオルを巻いて代用しましょう。

Tシャツをハンガーにかけるときに絶対にやってはいけないのが、襟の部分を伸ばしてハンガーにかけること。
これは、襟がヨレる原因となるのでやめましょう。
手間ですが、Tシャツの裾からハンガーをくぐらせてかけるようにしてくださいね。

色の濃いTシャツは裏返しにして陰干しする

色の濃いTシャツやプリントがついているTシャツは、裏返して陰干しするのがおすすめです。

Tシャツの模様やプリントは、紫外線の影響で色あせする場合があります。
裏返しにして干すことで色褪せが防げ、Tシャツが長持ちします。

たとえ、日差しが弱い日や曇りの日であっても紫外線は降り注いでいるので、裏返しにして干すようにしましょう。

ヨレてしまった場合はスチームアイロンで整える

Tシャツがヨレてしまった場合は、スチームアイロンで整えましょう。
熱によりTシャツの繊維が縮むため、首回りや裾のヨレを元に戻すことができます。
スチームアイロンをかける際は、縦方向に撫でるようにアイロンをかけましょう。横向きにアイロンをかけると、伸びの原因になります。

ただし、洗濯表示でアイロンが使用できない衣類や、プリントTシャツは、熱に弱い素材のため、スチームアイロンは避けたほうがよいので、気をつけてください。

4. Tシャツを長持ちさせるたたみ方と保管方法

Tシャツをたたむ

Tシャツを長持ちさせるには、洗濯後の保管方法にもポイントがあります。
それほど手間はかからないため、適切なたたみ方や保管方法を学んで実践しましょう。

型崩れや伸びを防ぐため、たたんで収納

Tシャツを長持ちさせるためには、ハンガーにかけず、たたんで収納するのがおすすめ。
ハンガーにかけると、Tシャツの肩の部分にハンガーの跡がついてしまうことも。
また、Tシャツ自体の重みで全体的に伸びるため、Tシャツはハンガーにかけずに保管するのがおすすめです。

引き出しの高さに合わせてコンパクトにたたむ

背中側を上にして、左右から内側に折り込み、裾から首元に向かって半分になるようにたたみましょう。
手順は以下を参考にしてください。

〈Tシャツのたたみ方〉
  • 平らな場所にTシャツを置く
  • 右側の袖と身ごろをセンターラインに向けて折り込む
  • 左側の袖と身ごろをセンターラインに向けて折り込む
  • 裾を襟のところまで持っていく
  • 下側を襟のところまで持っていき、さらに半分にたたむ

また、プリントTシャツはプリントや模様が他の衣類との摩擦でこすれるのを防ぐため、プリントを内側にして折りたたむようにしましょう。

クローゼットやタンスに立ててしまう

たたんだTシャツはクローゼットやタンスの中に立ててしまいましょう。
立てて収納すると、上に他の衣服を積み重ねたときのように重みがかかることがなく、いざ着るときにも目当てのTシャツを見つけやすく取り出しやすいです。

たたみシワができないように、あまり詰め込みすぎないようしましょう。

5. 洗濯から保管まで、Tシャツを長持ちさせるポイントを実践しよう

Tシャツを長持ちさせる洗濯方法をご紹介しました。
洗い~保管まで、どれも普段の洗濯にひと手間加えるだけで実践できるので、ぜひ参考にしてください。

わざわざクリーニングに出さなくてもおうちで洗濯することができるTシャツですが、ワンランク上の仕上がりで長く愛用したいTシャツは、クリーニングにお願いするのも手です。

特に忙しい方におすすめしたいのが、宅配クリーニング「RE:KURI(リクリ)」です。
リクリでは、洗濯における工程をすべて自社工場で行っており、1点ずつ手作業でしっかり検品し、素材や状態に合わせて最適な方法で洗濯してくれます。
そのため、Tシャツがふんわりと気持ちよい肌ざわりに仕上がりますよ。

Tシャツは、自宅できちんとお手入れすれば想像以上に長く着られるものです。
ていねいに洗濯し、時間がなければ宅配クリーニングに依頼することで、お気に入りのTシャツを長持ちさせましょう。

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