羽毛布団を保管できる?クリーニングで活用したい保管サービス

UPDATE:2022.04.26
羽毛布団を保管できる?クリーニングで活用したい保管サービス

暖かくなってくると大変なのが、冬用掛布団の保管です。
梅雨や夏場はカビや虫の影響もあるため、どう保管したらよいかお困りの方も多いのではないでしょうか?
特に、管理が難しい羽毛布団をお持ちの方にとって、これは頭の痛い問題です。

そこで、羽毛布団保管のお悩みを解決するサービスの内容や、メリット・デメリットをご紹介します。
サービスを利用するときの注意点なども解説しますので、羽根布団を傷めずに最適な方法で保管したいとお考えの方は、ぜひ参考にしてください。

1. 羽毛布団の保管サービスとは?

羽毛布団保管サービスは、クリーニングした羽毛布団をそのまま保管・管理してもらえるサービスです。
自宅で保管しなくてよいため、収納スペースの圧迫やカビ・虫などの影響を気にする必要がありません。

サービスの利用の流れや保管時期は店ごとに異なりますが、大きな流れは同じです。
ここでは、サービス利用の一般的な流れと預かり期間をご紹介します。

サービスを利用する流れ

羽毛布団の保管サービスは、主に以下の流れで預かり、作業を行います。

〈保管サービスに羽毛布団を預ける流れ〉
  • スマホやパソコンから保管つきのクリーニングサービスを申し込む
  • 自宅に羽毛布団の梱包セットが届く
  • 梱包セットの説明にそって羽毛布団を梱包する
  • 宅配業者へ配送依頼する

自宅にいながらクリーニングの依頼ができる上に、羽毛布団が戻ってくる際も指定した時期に宅配業者が持ってきてくれます。
クリーニング店まで羽毛布団を持ち込むことを考えると、とても便利なサービスですね。

羽毛布団を保管してもらえる期間

保管サービスで羽毛布団が保管できる期間は決まっています。
お店ごとに多少異なりますが、5月から10月までの約6か月間が一般的です。

保管期間は、冬物寝具をしまう時期にあわせて設定されています。
布団を預ける期間はある程度調整できるため、サービス利用の際はあらかじめ店ごとの利用可能期間を調べておくと安心です。

サービスを依頼する際に注意したいポイント

羽毛布団のクリーニングや保管サービスを利用する前に、ご自身の羽毛布団の素材を調べておきましょう。
布団の素材によっては、クリーニングできない場合があります。
また、サービスを行っているクリーニング店ごとに対応できる素材が違う点にも注意してください。

クリーニング店が取り扱える羽毛布団でも、大きく破れている布団ほつれ・汚れが激しい布団は破損の可能性があるため、クリーニングや保管を断られる場合があります。
不安な点がある場合は、依頼前にクリーニング店へ相談してくださいね。

2. 羽毛布団の保管サービスがおすすめな理由やメリット

ここまでで、羽根布団の保管サービスがかなり便利であることがわかりました。
次に、サービスのおすすめポイントやメリットを解説します。

自分で洗うより仕上がりが綺麗

寝具と女性

最初のメリットは、自分で洗うよりキレイな状態で保管できること。
羽毛布団の保管サービスは、クリーニングもセットで提供されているケースが多く、自宅での洗濯だと、中の羽毛がきちんと洗えず、乾燥もしっかりできず、逆に羽毛布団を傷めてしまうことも。
洗濯のプロが洗い~乾燥までしっかり対応してくれるので、自宅で洗うよりきれいな仕上がりになります。

クリーニング店では専用の薬剤や洗濯機・乾燥機を使うため、ダニやアレルゲンなどの除去も可能です。
アレルギーが気になる方でも安心して利用できるのは、うれしいですね。

自宅のスペースが広くなる

羽毛布団は空気を含んでいるうえに厚みがあります。
だからこそ温かいのですが、収納スペースが必要なのは困りものです。
しかし、羽毛布団の保管サービスを利用すれば、シーズンオフはクリーニング店で保管してもらえます。

保管サービスを利用すれば、今まで羽毛布団が占拠していた場所をほかの用途で使えるようになります。
羽毛布団の収納場所がない方や、羽毛布団で収納スペースが圧迫されて困っている方にとって、このメリットはかなり大きいのではないでしょうか?

清潔に保管されるから劣化を防げる

自宅で羽毛布団を保管する場合、風通しの悪いところで保管したために、カビやほこりなどのトラブルが発生することもあります。

しかし、羽毛布団の保管サービスでは、専用の袋に入れ適切な湿度・温度で管理するため、ほこりやカビの影響がほとんどありません。

プロの手で洗濯・メンテナンス・保管してもらえるため、自宅で管理するよりも劣化を防ぎやすく、羽毛布団を長く大切に使いたい方におすすめのサービスといえます。

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3. 羽毛布団の保管サービスのデメリット

メリットの多い羽毛布団の保管サービスですが、デメリットもあります。
サービスのメリットを最大限活かすには、デメリットも知っておかなくてはなりません。
羽毛布団保管サービスが持つデメリットも覚えておきましょう。

基本的にクリーニングとセットで提供される

先にお伝えしたように、羽毛布団の保管サービスは、基本クリーニングとセットで提供されるので、羽毛布団の保管のみを依頼できるところはほとんどありません。

これは、保管サービスがもともと羽毛布団クリーニングに付属のサービスであることが関係しています。

「自分で洗った羽毛布団の保管だけをお願いしたい」という方には、ちょっと使いづらい面がありますね。
サービスを利用する際は、羽毛布団のクリーニングも一緒にお願いしたいか考えたうえで利用しましょう。

関連記事:羽毛布団の宅配クリーニングの出し方【注意点・料金相場・頻度】

自分で洗濯するよりも費用がかかる

計算する

羽毛布団は自宅の洗濯機やコインランドリーで洗った方が、費用が抑えられます。
保管サービスに依頼する場合、羽毛布団のクリーニング料と管理費がかかるためコストが割高になりがちです。

クリーニング店によっては割引が適用される場合もありますが、それでも自宅やコインランドリーよりは高いでしょう。
羽毛布団の保管サービスを依頼する際は、費用と便利さを比較検討しましょう。

羽毛布団が急に必要になっても使えない

羽毛布団の保管サービスは、預かり前に保管期間を指定します。
クリーニング店の中には、返送時期を早めるサービスを扱うところもありますが、先に保管期間を決めるため、急に必要となったときにすぐ持ってきてもらえないことが多いのはデメリットでしょう。

急に気温が下がって羽毛布団を使いたいと思っても、すぐに返却してもらえないのはちょっと不便ですね。
羽毛布団の保管サービスを依頼するクリーニング店を探す際は、返送時期を途中で変更できるサービスを行っているかを確認しておきましょう。

4. 羽毛布団の保管サービスを選ぶ時に重視したいポイント

羽毛布団の保管サービスを行っているクリーニング店は、たくさんあります。
たくさんあるサービスの中から、デメリットを抑え自分の要望に沿ったものを探すのはちょっと大変です。
そこで、サービスを選ぶ際に重視したいポイントを4つご紹介します。
羽毛布団の保管サービスを依頼する際の参考にしてくださいね。

布団クリーニングの技術力や対応力があるか

羽毛布団は、素材によって洗濯表示が異なります。
また、洗濯マークが「ドライ」「クリーニング不可」など、洗うのが難しい布団も。
寝具である以上、汚れの状態も人により違うことから、羽毛布団のクリーニングには高い技術力や対応力が必要です。

■布団クリーニングの技術力や対応力を見極めるポイント
  • 洗い方や汚れを落とすサービスが複数用意されているか
  • 扱える羽毛布団に細かい制限が設けられていないか

羽毛布団や汚れの種類にあわせて臨機応変な対応ができるお店は、クリーニングの技術力や対応力があるお店といえます。
クリーニング店を選ぶ際は、サービスの種類や対応できる羽毛布団を確認しましょう。

保管する前にクリーニングをしてくれるか

羽毛布団をクリーニングするタイミングは、クリーニング店により違います。
クリーニングするタイミングは、クリーニング工場に届いてすぐ保管前に行うか、または返却前ですが、保管前にクリーニングをするタイプのサービスがおすすめです。

布団に限らず、汚れを放置したまま保管すると落ちにくくなったり、シミや黄ばみの原因になります。
また、見えない汚れが保管中に浮き出てくる場合も。

羽根布団をキレイな状態で保つためにも、保管前にクリーニングをしてくれるサービスを選ぶことをおすすめします。
サービスを選ぶ際は、クリーニングのタイミングにも注目してくださいね。

返送時期の調整が後からでも可能か

羽毛布団の保管サービスは返却時期を先に指定するタイプがほとんどです。
しかし、中には返却期間を途中で変更できるサービスがあります。
変更サービスがあるクリーニング店を利用すると、いざという時も安心して利用できるでしょう。

羽毛布団保管サービスのスケジュールは、冬物寝具が必要な時期にあわせて設定されますが、ここ数年、季節ごとの気温変化が読みにくい状態が続いています。
気温の低い時期が短い年もあり、返却期間を途中で変更できるサービスがあれば、早く羽毛布団が利用できますね。
羽毛布団の保管サービスを利用する際は、保管期間の変更サービスがあるところを選びましょう。

布団を圧縮するかどうか

布団圧縮

羽毛布団の保管サービスでは、クリーニング後の布団をそのまま返却するところと、圧縮して返却するところがあります。
圧縮された状態で返却されると実際に使うまでの間、最小限のスペースで保管できますが、圧縮によるダメージで羽毛の痛みやへたりが起こる可能性も。
圧縮なしの場合、羽毛の痛みやへたりを気にせずにふかふかの状態をキープできますが、圧縮時と比べてかさばります。

どちらも良い点と悪い点があるため、一概にどちらがよいとはいえません。
圧縮する・しないの両方のメリットとデメリットを理解したうえで選ぶことをおすすめします。

5. 羽毛布団のクリーニングと保管サービスは賢く活用しよう!

羽毛布団のクリーニングと保管サービスは、メリットとデメリットのあるサービスです。
サービスの特徴を理解して、賢くクリーニングや保管サービスを利用しましょう。

宅配クリーニング「RE:KURI(リクリ)」の羽毛布団クリーニングは、1点から利用でき、クリーニング料金の中に防ダニ加工が含まれています。
保管時期は9月末まで。保管場所も自社工場で空調設備の整った環境できちんと保管してくれるので、安心ですね。
また、圧縮せずに返却してくれるので、ふわふわの仕上がりがそのまま!
羽毛布団のクリーニングや保管サービスに興味を持たれた方は、一度「リクリ」を利用してみてはいかがでしょうか。

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