羽毛布団のクリーニングと打ち直しの違いとは?
- 今お使いの羽毛布団がへたってきた・・・
- 以前より暖かさがなくなったような・・・
- 羽毛布団の生地が変色している・・・
こんな症状があったら、メンテナンスの時期です。
羽毛布団は上手にメンテナンスすれば長期間使える商品です。
定期的なメンテナンスをご検討ください。
羽毛布団のメンテナンスには、「クリーニング」と「打ち直し」があります。
クリーニングと打ち直しの違い
クリーニングは羽毛布団の丸洗いです。
一方、打ち直しというのは、布団の生地を破って中の羽毛を取り出して羽毛を直接丸洗いします。
洗浄した羽毛を新しく作製した布団生地に充填します。その際、必要な量の羽毛を新しく補充します。
これが打ち直しです。新品同様に生まれ変わります。
それぞれのメリット、デメリットについてお伝えします。
羽毛布団をクリーニングに出すときに気をつけること
クリーニングにはドライクリーニングと水洗いがあります。
ドライクリーニングとは水の代わりに有機溶剤という液体を使って洗います。
型崩れしにくい、脂汚れが落ちやすいなどのメリットがある反面、水溶性の汚れ(汗汚れ)は落ちにくくなっています。
クリーニング屋さんに羽毛布団のクリーニングを依頼するときは、ドライクリーニングをするのか、水洗いをするのか確認することをおすすめします。
もし、羽毛布団をドライクリーニングするということでしたら・・・
それはおすすめできません。
なぜなら、ドライクリーニングでは水溶性の汚れが落ちないからです。
つまり寝汗をかいていても、それはドライクリーニングでは落とせません。
さらに、ドライクリーニングでは中の羽毛まで洗浄することはできませんし、仮に中の羽毛までドライクリーニング溶剤につかってしまうと、羽毛が溶ける可能性があります。
羽毛布団のドライクリーニングにメリットはありませんので、ご注意ください。