ダウンジャケットの選び方|こだわりブランドのカナダグース
今日は最高峰ダウンジャケットシリーズ第3弾です。
今日ご紹介するのは「カナダグース」。
創業から50年以上の老舗です。
カナダグースは「メイド・イン・カナダ」にこだわり続けるブランドです。
カナダグースの特徴は「実用的」であること。
1999年には犬ぞりで北極点を走破した、探検隊のフランソワ・ベジュールにダウンを提供しました。
2000年には8000マイルのスノーモービル遠征を実現したアークティックトレック2000チームのスポンサーとなっています。
それらフィールドでの実体験に基づくデータを製品に生かしているんですね。
手首回りの柔軟性を保ち、保温性も実現するためにニットカフを使ったり、フードにはコヨーテの毛皮を使うことで凍結を防いだり、ポケットを多く作って、様々なものを収納できるようにしたり。
極寒地でも使いやすいような工夫がされています。
実用性だけでなく、美しいスタイルも実現していることで、街でも着こなせると多くのファンがついています。
北極点を走破するときに着るくらいですから、たいていの地域の冬くらい難なく乗り切れそうですね。
そして、カナダグースにはもうひとつこだわりがあります。
それは、「生きたグースのダウンを使わない」ということ。
どういうことかというと、現在欧米の羽毛の採取方法は、生きたままのダックやグースから直接むしり取る方法が主流です。
この方法だと1匹から3~4回羽毛を採取できるのですが、動物愛護の観点からは問題視する人も多いです。
カナダグースは、食用に養殖されたグースの余ったダウンを使用しています。
この方法だと、強制的にむしり取る方法と比べて、より上質なダウンが採取できると言われています。
なかなかこだわりのあるブランドですね。
カナダグースのダウンは高いものだと20万円以上するものもあります。
シーズン後のお手入れはダイヤクリーニングにお任せ下さい。