ご家庭で洗濯するとき、洗剤の種類に気を付けていますか?
洗濯用の洗剤には、洗濯用せっけんと合成洗剤があります。
ほとんどの家庭で使われているのは、市販の合成洗剤だと思います。
合成洗剤には弱アルカリ性の洗剤と中性の洗剤があります。
弱アルカリ性の代表としては
中性洗剤の代表は
弱アルカリ性の洗剤は中性洗剤よりも衣類の汚れを落とす力は強いです。
ただ、洗浄力が強いということは、衣類に与えるダメージは大きくなります。
弱アルカリ性洗剤には、白さを目立たせるために「蛍光増白剤」が使われているものが多いです。
そこで、弱アルカリ性洗剤は、綿や麻、ポリエステル、ナイロンなどの素材でできた普段着を洗うのに適しています。
この表示がついている衣類は中性洗剤を使うほうがいいです。
中性洗剤は弱アルカリ性洗剤に比べると洗浄力は落ちますが、衣類に与えるダメージは少ないです。
蛍光増白剤も入っていないものがほとんどです。
デリケートな衣類は中性洗剤で洗うのがベターです。
家庭洗濯で洗剤を使うときには、パッケージに書いてある「弱アルカリ性」「中性」「蛍光増白剤」「無蛍光洗剤」という表示を確認しましょう。
素材に合った洗剤を使い分けるのが家庭洗濯のコツです。