家庭での洗濯に洗剤使いますよね。
どんな洗剤をお使いですか？
市販されている洗剤には弱アルカリ性洗剤と中性洗剤があります。
その違いをご存知でしょうか？
弱アルカリ性洗剤
一般的な汚れは酸性が多いと言われています。
酸性の汚れを落とすには、酸性と反対のアルカリを使うと汚れ落ちがよくなります。
アルカリが強くなればなるほど、一般的な汚れは落ちやすくなります。
しかしアルカリが強くなると、デメリットもあります。
肌に良くない
色落ちしやすい
こんなデメリットがあるんですね。
こういうことも考慮して、市販されている洗剤で多いのが「弱アルカリ性」洗剤です。
花王のアタックなどもそうです。
綿、麻、合成繊維などの下着や普段着を洗うのにいいですね。
洗浄力が高く、一般衣料の洗濯洗剤の代表です。
中性洗剤
中性洗剤は弱アルカリ洗剤より洗浄力は落ちます。
しかしウールやシルクなどのよりデリケートな衣類の洗濯には向いています。
中性洗剤には、一般衣類を洗う「中性洗剤」とウールなどを洗う「おしゃれ着洗剤」の２種類の洗剤が市販されています。
エマールやアクロンですね。
おしゃれ着洗い用の中性洗剤は、衣類を守るように工夫された洗剤です。
洗濯機のドライコースで使う方が多いでしょうね。
汚れ落ちはよくありませんが、色落ちが気になる衣類には中性洗剤が向いています。
ドライマークのついた衣類でも、アクロンやエマールを使って家庭用の洗濯機の「ドライコース」で洗うことはもちろんできます。
でも、やっぱり風合いの変化とか縮みは発生してしまいます。
お気に入りの衣類はやっぱりプロのクリーニング店に任せてほしいです。
プロのクリーニング店が使用している専用洗剤は、衣類の縮みを防止する伸縮防止剤などを加え、縮み、風合いの変化を最小限に抑えることができるのです。
関連記事
洗濯で衣類の汚れを落とすのに
洗剤を使いますよね。
家庭での洗濯は「水」を使って洗うわけですが、
汚れの中には水に溶けない汚れもあり、
洗剤の力を借りないと落ちないのです。
普段何気なく使っている洗剤ですが、
どうして洗剤を使うと汚れが落ちやすくなるのでしょうか？
それは、界面活性剤の働きによるものなのです。
界面活性剤とは？
まず、界面というのは、２つの性質の異なる物質の境界面のことです。2つの混じり合わない物質の間には、必ず界面が存在します。
汚れと衣類の境目、水と空気の境目、水と汚れの境目、これらが界面です。
水と油はまじりあわない代表です。
水と油の境目も界面です。
界面活性剤とは、このような界面に働いて、界面の性質を変える物質のことを言います。
簡単にいうと、水と油を混ぜてしまうんです！
界面活性剤の働きをご覧ください。
界面活性剤は、水と混じらないもの、
溶けないものを混じりやすい形、水に溶けたような形にします。
衣類についた油汚れは水だけでは落ちませんが、界面活性剤の働きによって水と油を混じり合わせる＝引き離すことで、汚れが落ちるんですね。
関連記事
ご家庭で洗濯するときに、1回洗濯に使った水を次の洗濯に使うことってないですよね？
普通は1回ごとに排水します。
しかしドライクリーニングは水ではなく、石油から作られる有機溶剤を使います。
ドライクリーニングで使用した溶剤は、水のように排水することができません。
排水すると環境汚染になってしまうのです。
というと、ドライクリーニングの溶剤は使いまわし！？
と思われてしまうかもしれませんが、そのような心配はありません。
きちんと汚れを取り除き、ろ過して再利用しています。
ドライクリーニングの溶剤は、溶剤に溶けた汚れをフィルターでろ過して、
汚れを取り除き、きれいにしてから循環させています。
ここで注意しなければならないのは、汚れを除去するフィルターです。
フィルターは永久的ではなく時間が経つにつれて、汚れを取る能力は落ちてきます。
そのため定期的にフィルターを交換する必要があります。
しかし、残念ながらフィルターの交換を怠ってる
クリーニング店が世の中に存在しているのが現状です。
ドライクリーニングの溶剤管理ができていないクリーニング店に衣類を出すと、
衣類に異臭がしたり、黒ずんだりすることがあります。
このような場合、もしかするとドライ溶剤の管理できていないクリーニング店かもしれません。
クリーニング店を外から見ても、ドライ溶剤が管理できているかどうかはわかりません。
仕上がりを見るしかないのですが、石油のツンとする臭いが
するようだと注意が必要かもしれませんね。
関連記事
今年の冬は暖冬の予想みたいですね。
実際11月も下旬になりますが、
例年に比較して全然寒くありません。
寒いのが苦手な人は暖冬歓迎！かもしれませんが、
経済的には冬が暖かいというのはよろしくないですね。
暖房器具は売れない、冬物衣料は売れない、、、
私がいるクリーニング業界も
冬が寒くて、冬物衣料が売れたほうが
春の衣替えのシーズンが忙しくなります。
1月くらいからは寒くなって欲しいです。
こんな気温なので、まだ本格的な冬物衣料を
出していない人も多いかもしれませんね。
ダウンジャンバーなんてまだ着ないよ
という人が多いでしょうが、
本格的な冬を迎える前に、
着る前のお手入れはいかがでしょうか？
11月末まではダウン製品半額キャンペーンやってます。
関連記事
2015年11月19日。
兵庫県高砂市に新店オープン！
153店舗目です。
兵庫県内では8店舗目。
ハローズさんとともに兵庫県にも出店を続けて
兵庫の方にも別次元の仕上がりを
体感していただきたいです。
受け入れてもらえるように
受付での接客、工場の技術向上に
取り組んでいかないと。
ハローズさんも大盛況でした！
関連記事
