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お子様の靴下の泥汚れを落とすのに苦労されている方も多いのでは?

 

今日はなかなか落としにくい靴下の泥汚れを落とすコツをお伝えします。

 

靴下の泥汚れを落とすには、まずスピード。

 

家に帰ってきたらすぐにつけ置きをするくらいで。

 

洗面器にぬるま湯をためて酸素系漂白剤を溶かします。

 

このとき、弱アルカリ性の洗剤を1:1の割合で混ぜると効果的。

 

量はぬるま湯1リットルに対して、漂白剤と洗剤を5gずつくらいが目安です。

 

汚れがひどいときは量を増やしてもいいでしょう。

 

このぬるま湯に1日つけ置きしておきます。

 

そして軽く水気を切ったらブラシで汚れている部分をこすります。

 

それでも落ちない汚れには固形石鹸をすりこんで再度ブラシ。

 

ぬるま湯ですすぎ、洗濯機で洗います。

 

靴下のガンコな泥汚れを落とすときに試してみてください。

 

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ワイシャツやブラウスなど、頻繁に着るものは、毎日洗濯していても、いつの間にかエリや袖口が黒ずんできませんか?

 

この黒ずみはほとんどの場合、皮脂汚れなのですが、皮脂汚れは時間が経つほど繊維の奥に入り込み、ますます落としにくくなります。

 

今日は皮脂汚れを家庭で落とすコツについてお伝えします。

 

私たちの体から出る皮脂が空気中のチリやホコリなどを吸着して、衣類との摩擦により繊維の中に入り込みます。

 

そして意外なことに皮脂の分泌は夏よりも冬のほうが多いのです。

 

汗をかいていないからといって油断していると、ガンコな黒ずみに変化してしまいます。

 

落ちにくい皮脂汚れを落とすには?

落ちにくい皮脂汚れを落とすポイントはお湯(ぬるま湯)を使うこと。

 

そして洗濯機に入れる前に下洗いをしておきます。

 

下洗いには固形石鹸を使います。

 

1.黒ずみが気になるエリや袖をぬるま湯で濡らして、固形石鹸を直接こすりつけます。

2.石鹸をつけた部分をブラシでこすって汚れをかきだします。

3.ぬるま湯ですすぎます。

4.洗濯機で洗います。

 

洗濯用の固形石鹸を常備しておくことをおすすめします。

 

アイロンがけのときに、エリや袖など汚れやすい部分はのりづけスプレーをしておくと、次回洗うときに汚れが落ちやすくなりますよ。

 

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昨日はシワになりにくい脱水のコツをお伝えしましたが、さらに干すときにもちょっと気をつけるだけで、衣類のお手入れがラクになるコツを紹介します。

 

脱水が終わった洗濯物は、エリや袖などの縫い合わされた部分がシワになっていますよね。

 

洗濯物を干すときは、このシワをできるだけ伸ばすと後がラクです。

 

エリ、袖など生地が重なっている部分を縫い目の方向に引っ張ります。

 

引っ張った後に軽くたたんで両手で挟み、手のひらでパンパンとたたきます。

 

大きな衣類であれば、上から下に振りさばいて全体の大きなシワを取りましょう。

 

これらのことをちょっと意識するだけで、アイロンがけの手間がグンと減りますよ。

 

もうひとつのポイントは脱水が終わったらスグに干すということです。

 

洗濯機に入れたら、他の家事をしているうちに、洗濯が終わってそのまましばらく放置しておいたなんてことありませんか?

 

脱水後の洗濯物は時間がたてばたつほど、シワが取れにくくなります。

 

梅雨時期などは放置しておくと嫌な臭いを発生することも。

 

脱水が終わったら、すぐに干すようにするのも洗濯上手さんです。

 

洗濯が終わった洗濯機は、湿気がこもらないようにしばらく蓋を開けておくようにしましょう。

 

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全自動洗濯機ってほんとにラクチンですよね。

 

ボタンひとつで脱水まで完了。

 

でも脱水のときにひと手間かけるだけで、乾いたあとの手間が全然違うんですよ。

 

今日は、洗濯物のシワを防ぐ脱水のコツについてお伝えします。

 

ほとんどの人は脱水の時間って洗濯機にお任せじゃないでしょうか?

 

実は、ほとんどの洗濯機のコースに設定されている脱水時間は長すぎます。

 

洗濯機の言うとおり脱水していると乾いたときにシワが残りやすいんです。

 

脱水時間は洗濯機の設定より短めにするのがシワを防ぐコツです。

 

特にポリエステル製品は洗濯機で脱水せずに、バスタオルではさんで水分を取る手動脱水がおすすめ。

 

ある程度の水を残したまま干すほうが、水の重さで適度に生地が引っ張られるのでシワになりにくくなります。

 

アイロンがけもラクになりますよ。

 

全自動洗濯機の脱水時間は5~6分に設定されているものが多いようです。

 

でも、実際のところ、ほとんどの洗濯物の脱水時間は3分程度でOK。

 

3分以上の脱水は生地を傷めることにも繋がります。

 

洗濯物が乾きやすい夏場はもっと短くてもOKです。

 

1分くらいでも十分じゃないでしょうか。

 

あとは、できれば繊維の種類によって脱水時間を変えるマメさがあるとカンペキです。

 

シワや型崩れが気になる衣類は、脱水の途中で一時停止して取り出し、その他の衣類の脱水を続けます。

 

このとき脱水を続ける衣類も、一度ほぐしておくとシワになりにくくなります。

 

デリケートな衣類は脱水時間を短めにして調節したほうがいいですよ。

 

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昨日は、洗濯物の量と水の関係についてお伝えしました。

 

今日は洗濯機を上手に使う2つ目のポイントについてお伝えします。

 

誰でもご存知のことですが、洗濯のときの水の温度は、高めのほうが洗浄力は高まります。

 

洗剤も溶けやすいですしね。

 

冬は特に水道水で洗濯すると、粉末の洗剤だと溶けきらずに、洗濯物についたままになってしまったという経験をしたことがあるのでは?

 

洗剤の残った部分がシミになったり、洗濯槽に残った洗剤がカビや悪臭の原因になることもあります。

 

コレを防ぐには、粉末洗剤は、あらかじめ洗剤をお湯に溶かしてから使うといいですね。

 

もっといいのは、洗濯自体をぬるま湯で行なうことです。

 

洗濯槽に約60℃のお湯をバケツ1杯加えるだけでも汚れ落ちは全然違います。

 

まず洗濯槽に水道水をため、そこにお湯を加えます。定位になるまで水を加えて洗剤を入れます。

 

それから洗濯物を入れるようにしましょう。

 

お風呂の残り湯でもOKですが、残り湯には皮脂などの汚れが溶け込んでいますので、すすぎにはきれいな水を使いましょう。

 

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