洗剤に使われている界面活性剤とは?
界面活性剤と聞くとどんなイメージですか?
カラダに悪いもの?
というマイナスイメージをお持ちの方が多いかもしれませんね。
今日は界面活性剤について。
界面とは、2つの性質の異なる物質の境界面のことです。
例えば、水と空気の界面、水と汚れの界面、水と衣類の界面、汚れと衣類の界面、洗濯槽と水の界面、のように、たくさんの界面があります。
界面活性剤とは、このような界面に働いて、界面の性質を変える物質のことを言います。
水と油は、混じり合わないものの代表のように言われていますが、界面活性剤は、界面の性質を変え、水と油を混じり合わせることができるのです。
界面活性剤は大きくわけると
天然界面活性剤
合成界面活性剤
にわけられます。
危険なのは、石油などの原料で人工的に作られた合成界面活性剤のなかでも、「硫酸エステル塩」「スルホン酸塩」は洗浄力が高く、肌荒れなど起こしやすいものです。
合成界面活性剤のデメリットとして
・体内に吸収すると分解されない。
・発ガン性があるといわれている。
・顔や手を洗った時に、いつまでもヌルヌルする。肌に残りやすい。
汚れ落ちを考えれば、合成界面活性剤の威力はすごいですが、デメリットは大きいですね。
⇒ 石鹸は天然界面活性剤?