テンガロンハットの名前の由来は?
帽子はもともと太陽の日差しや雨風から頭を防ぐために生まれました。
帽子の起源は古代ギリシアにまでさかのぼるということです。
それ以前にも人は太陽が強く照ったり、雨が降ったりしたら、手に持っている布や大きな葉っぱなどを頭にかぶったりしたのではないでしょうか。
帽子が誕生してからというもの、帽子は国柄をよく表すようになりました。
アメリカのカウボーイたちがかぶっていた「テンガロンハット」。
ホリの深い西洋人には似合う人が多いですね。
ツバの広い大型の帽子は、水が10ガロンも入るという意味で名づけられたようです。
アメリカの荒野で強烈な太陽の日差しを防ぐには、あれくらい大きなツバの帽子が必要だったということですね。
日差しの弱い地域では生まれなかった帽子です。
第二次世界大戦以降は、物資が不足していたため、男性の服装も簡略化され、帽子も使われなくなりました。
その後、また帽子が流行しだすのですが、そのキッカケとなったのがベースボールキャップなんです。
この帽子は、安くて誰でも合わせやすいという特徴から、年代、性別に関係なくかぶられるようになりました。